心とほんとの会話屋さん

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ルールを作る労力を1とすると、定着するための労力は?

2014-02-15 21:16:43 | 本のネタ
 会社で新たなルールを作るのに必要な労力を"1"とすると、それを理解させるために必要になる労力は"10"になるという法則があります。
 つまり、10人で作ったルールを浸透させるには、100人規模の仕事になるのです。
 理解した後、それを徹底するためには、さらに"10"倍の労力が必要になるという法則もあります。
 ということは、10人規模で作ったルールを定着・徹底するには、1000人規模の労力が必要になるのです。

 想像してみてください。
 時間厳守!という社長1人で作れるルールだけでも、会社内に浸透させるためにどれだけの労力が必要か!
 遅刻は良くないこと!というのは、社会人なら誰でも知っていることです。
 つまり、誰でも理解していることなのに、こんな基本動作すら徹底できていない会社が多いのが実態です。


 誰でも知っているルールすら徹底できていない会社が、新たなルールを設定するとなると、それ相応の労力が必要になることが理解できないことが多いです。
 この原因は、理解できたことは誰でも実施してくれるはず!という経営幹部の(甘い)考えと、実態とのかい離です。
 残念ながら、現場の実力が理解できていない会社が多くて、高邁な思想で作られた理想的なルールが現場に展開できなくて悩んでいるのが多くの会社の実態です。

 この悲惨な状態を回避するには、高邁な思想でルールを作る方々が、現場の実態を理解するしかないでしょう。
 ただ、自分の弱点を指摘されても受け入れらない人が多いのと同様、経営幹部が自社の弱点を認めるには人間的な成長が必要になります。
 弱点を受け入れることができる人こそ、本当の意味での強さを持っている人なのですから。

 多くの会社の経営幹部が、理想論だけを論じるのでなく、現状を理解した一歩を踏み出す勇気を持ってくれることを、切に願っています。
 会社で働く方々が、働き甲斐・生き甲斐を持てるように!


 いつも以上に支離滅裂な文章で失礼しました。
 かなり偏った観点から記述してしまいました。。。



 本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。