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心とほんとの会話屋さん

自身のうつ病経験を振り返り、悩み解決をサポートしてくれる本を紹介します。また、成長の気づきになる情報・言葉を発信します!

うつ病を通して気付いたこと(自分が変わる!)

2014-02-06 23:34:02 | 本のネタ
 2005年にうつ病を発症し、4年間の投薬治療やカウンセリング治療で完治させた経験があることはお伝えした通りです。
 その病気を通して、自分自身が学んだ最大のことは、”過去と他人は変えられない、変えられるのは、未来と自分だけ”ということです。

 うつ病が完治するかしないかの瀬戸際にいるとき、ふと疑問を感じました。
 完治するということは、病気にかかる前の自分に戻ることなんだ!と。
 つまり、うつ病を発症した環境に、再び遭遇したら、再度うつ病になるということ。

 そのことに気付いた私は、知人の紹介で知った、日本メンタルヘルス協会で心理学を学び始めました。
 学びを深めるうちに、私がうつ病を発症した環境でも、うつ病にならない人がいることを、理論的に学んだのです。
 そして、自分の意志で、自分を取り巻く環境を変えることができないという、当たり前の事実にも向き合いました。

 自分を取り巻く環境は自分で変えることができないのであれば、うつ病を発症した環境に遭遇しても、再度うつ病を発症しない自分に進化するしかないことに気付いたのです。
 自分を進化させることのポイントは、いくつかありますが、私が重視したのは、自分自身を客観的に捉えること(=自己洞察を深める)でした。
 まず、自分を取り巻く環境の変化で、自分がどのような感情を抱いているのかに対して、目をそむけることなく向き合ったのです。

 自分のネガティブな側面に向き合うことができれば、その感情を抱く考え方を知り、その考え方のクセを変えることで発生する感情をコントロールするようにしていきました。
 最近では、自分でコントロールできることと、コントロールできないことを明確に区別するようになったため、諦めが早い人になったように勘違いされることが多くなったくらいです。
 コントロールできる可能性があることに対しては、チャレンジャブルに行動しているつもりなので、上記の勘違いは否定したい気持ちで一杯です。
 が、私のことを諦めが早い人!と捉えるのは、他人。
 この他人の捉え方を、私が直接的に変えることはできません。
 となれば、他人に誤解されないように、私の行動を変えるしかないのです。。。


 客観的に文字情報でお伝えすると、当たり前のことに聞こえるでしょうが、実社会では実行できていないことに気付かされます。
 実は、ここにコミュニケーションの原点があると考えるとラクになれるのです。
 伝言ゲームを思い出して下さい。
 最初の人の伝言を口頭で伝えると、伝言が10回くらい繰り返されると内容が変わっているという事実を!
 つまり、発言した人と受け取った人の内容は異なるのです。

 これを、受け取った人が発言した通りに受け取らないから、相手が変わるべき!と捉えてしまうと、私がうつ病になったことと同様、同じことの繰り返しになるのは自明。
 では、どうすればいいのか。
 相手に伝えたいことが、正確に伝わっていない!という事実のみに着目します。
 伝えたいことが相手に伝わるためには、どんな伝え方をしたらいいのか、自分を変えていくのです。
 相手ではなく、自分に目を向けることができれば、自分を取り巻く環境は激変します!
 騙されたと思って、自分に目を向けてみてください。きっといいことが起こりますから。


 ちょっと、まとまりのない文章でしたが、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。