ネットでのコミュニケーションの発達はここ十年で日本とアイスランドの
距離を信じられないくらいに縮めました。それに比して目立たなくはありますが、物品の流通も各段に盛んになった気がします。
こちらへ移った当時は(二十年前)、スーパーで日本米(カリフォルニア米を含めて)は手に入らず、アンクル・ベンを箸で食べようと苦労したことを覚えています(今でもあれが「お米」であるのか疑いますが。失礼。m(_ _)m)。
また、当時アイスランド人は鶏肉を食することも少なく、お店では丸々一羽の冷凍しか売っておらず、鶏肉を使った中華などを食べたい時には解凍して肉を切り取る、という壮大な解体準備作業に作る前から疲れてしまったものでした。
今は値段は高いですが、生チキンが各パーツごとに売られています。まさしく「日本の常識は必ずしも世界の常識にあらず」の逆バージョン(この場合は日本の方が優れもの)ですね。
ネット通販でも色々なものが買えますね。感激したのはラーメンです(もちろんワタシ、大のラーメン好きです)。ただしこれはインスタントではなく、生でもありません。生は賞味期限が短いのと、「要冷蔵」という壁があります。ただ、皆さんもご存知と思いますが、成田の空港などでは味も食感も生と同じで、かつ三ヶ月常温で日持ちするという「準生」のラーメンを売っています。
以前は帰国する度に帰りがけにこのラーメン(「ラーメン大会」のように全国の名ラーメンが呉越同舟になっているものがあります)をいくつも買い込んで、重いにもかかわらずアイスランドまで「運び」ました。運び込んでからは冷凍庫に入れておけばしばらく安泰です。
ところが先日来日本からの通販購買を再学習していた際、この「ラーメン大会15食入り」をある店で購入できることがわかりました! 私的にはこれはかなりな「!」です。これでもう「ラーメンがない!」という近未来的な強迫観念に駆られて、片手にスーツケース、背中にバックパック、そしてもう片方の手にラーメンのヘビーなお土産袋を提げて空港をうろつかなくても道はあるのです。
もちろんお金はそれなりにかかりますが、人間って(私だけかな?みんなを引き込んでゴメン)それを手に入れる方法がある、というだけで落ち着くものですね。そうなると別にストックしてなくても安心できます。
とは言いながらも、それでも私はかなりストックが欲しい性質ですが。
そういう性格の人がオイル ・ショック時のような買い占めを起こすのでしょうね。いや、待って。オイル ・ショックのような記憶がインプットされるとこういう性格の人間が造り出されるのか?これは鶏と卵の水掛け論になりそうです。
日本でのように、いつでも自分の食べたい物が必要な量だけ買える、しかもかなり美味しい、という食の高文明にはアイスランドはまだまだ追いつきません。追いつくこともないでしょう。それでも過去を振り返るならば、確かに前進しているようです。
感謝、感謝。
距離を信じられないくらいに縮めました。それに比して目立たなくはありますが、物品の流通も各段に盛んになった気がします。
こちらへ移った当時は(二十年前)、スーパーで日本米(カリフォルニア米を含めて)は手に入らず、アンクル・ベンを箸で食べようと苦労したことを覚えています(今でもあれが「お米」であるのか疑いますが。失礼。m(_ _)m)。
また、当時アイスランド人は鶏肉を食することも少なく、お店では丸々一羽の冷凍しか売っておらず、鶏肉を使った中華などを食べたい時には解凍して肉を切り取る、という壮大な解体準備作業に作る前から疲れてしまったものでした。
今は値段は高いですが、生チキンが各パーツごとに売られています。まさしく「日本の常識は必ずしも世界の常識にあらず」の逆バージョン(この場合は日本の方が優れもの)ですね。
ネット通販でも色々なものが買えますね。感激したのはラーメンです(もちろんワタシ、大のラーメン好きです)。ただしこれはインスタントではなく、生でもありません。生は賞味期限が短いのと、「要冷蔵」という壁があります。ただ、皆さんもご存知と思いますが、成田の空港などでは味も食感も生と同じで、かつ三ヶ月常温で日持ちするという「準生」のラーメンを売っています。
以前は帰国する度に帰りがけにこのラーメン(「ラーメン大会」のように全国の名ラーメンが呉越同舟になっているものがあります)をいくつも買い込んで、重いにもかかわらずアイスランドまで「運び」ました。運び込んでからは冷凍庫に入れておけばしばらく安泰です。
ところが先日来日本からの通販購買を再学習していた際、この「ラーメン大会15食入り」をある店で購入できることがわかりました! 私的にはこれはかなりな「!」です。これでもう「ラーメンがない!」という近未来的な強迫観念に駆られて、片手にスーツケース、背中にバックパック、そしてもう片方の手にラーメンのヘビーなお土産袋を提げて空港をうろつかなくても道はあるのです。
もちろんお金はそれなりにかかりますが、人間って(私だけかな?みんなを引き込んでゴメン)それを手に入れる方法がある、というだけで落ち着くものですね。そうなると別にストックしてなくても安心できます。
とは言いながらも、それでも私はかなりストックが欲しい性質ですが。
そういう性格の人がオイル ・ショック時のような買い占めを起こすのでしょうね。いや、待って。オイル ・ショックのような記憶がインプットされるとこういう性格の人間が造り出されるのか?これは鶏と卵の水掛け論になりそうです。
日本でのように、いつでも自分の食べたい物が必要な量だけ買える、しかもかなり美味しい、という食の高文明にはアイスランドはまだまだ追いつきません。追いつくこともないでしょう。それでも過去を振り返るならば、確かに前進しているようです。
感謝、感謝。