goo blog サービス終了のお知らせ 

レイキャビク西街ひとり日誌 (Blog from Iceland)

北の小さな島国アイスランドはレイキャビクの西街からの、男独りブログです。

まだハマってないメンズメイク

2025-07-28 18:00:00 | 日記
こんにちは/こんばんは。

「最近ハマったもの」シリーズの第三回です。その前に、今、夏休み中です。約二週間。

五月に三週間ほど日本へ予定外帰省しましたので、夏休みの大方は消費してしまったのですが、管理職から「忌引きで一週間は夏休み外の休みが取れるから」とのこと。そうすると今の二週間と合わせて夏休みは一ヶ月となります。前にも何度も書きましたが、こちらではみんな夏休みは少なくとも一ヶ月は取ります。




清涼感アップ用ピック
Steve_Smith@unsplash_com


さて、本題。最近メンズメイク(前回は「メンズ・メイク」と記しましたが、「メンズメイク」の方が一般的なようなのでそちらに変更します)にハマっているのですが、なぜそうなったか?の個人的顛末をお話しします。

「メンズメイク」は「美しく飾る」ことよりはむしろ「マイナスをゼロに底上げすること」と前回書きました。私もそれが動機でした。歳がいくにつれて、顔面のシミが濃くなってきたような気がして嫌だったのです。

別にそれ自体自然なことだし、害悪があるわけでもないのですが、不必要に年寄りっぽく見えてしまうのですよ。ワタシ、断続的ではあっても筋トレは続けていますし、身体全体のフォルムは全然年寄りっぽくはありません。

それが顔のシミで年寄りになってしまうのは残念なのでした。スキンケアとして、入浴後にフツーのニベアとビタミンクリームみたいなのをつけていましたが、それですでにできてしまったシミが消えるわけでもなし。

そういう状況で、今回札幌のJR INN ホテルに滞在していたある日のことです。つけっぱなしのテレビで通信販売のコーナーが流れていました。「簡単にしわ、シミが隠れます」それは女性用の化粧クリームだったのですが、フと思ったのです:「そういうの、いいかも。男が使ったって効果は同じだろ?」

翌日札幌駅の横にあるヨドバシカメラに行く用があったのですが、その際にヨドバシにも大きな美容コーナーがあることに気がつきました。「昨日の通販で見たようなものがあるのかなあ?」と思い足を踏み入れました。




五月に滞在したJR INN ホテル(奥)
Pic by Me


そして気がつきました。私は「お化粧」というもののプロセスをまったく知らないのです。女性が傍目には同じように見える化粧品を山のように積んだ化粧台に向かうのは見たことがあります。

しかしながら、化粧品にどのようなグループがあり、どのような働きの違いがあり、どういう順番で使うのか?どうして山のようにあるのか?とかはまったく理解していませんでした。まあ、昭和の男はみんなそんなものでしょう。

ですから、ヨドバシの美容コーナーに足を踏み入れても何を探せばいいのかもわからず。今、自分が何を見ているのかさえ理解していない。あのバチクソ阿保なダチョウ並みです。

不安そうに周囲をキョロキョロと見回すと、いるのは女性ばかり。さすがに恥ずかしくなり、3分で退出。こりゃダメだ、ということになり、日本ではそれ以上の進展はなく終わりました。

札幌からレイキャビクへ戻ってすぐの時期に、こちらのユニセフから連絡を受けました。「六月に『世界里親』募集のキャンペーンがあるので参加してもらえませんか?トシキはもう二十年も『世界里親』でいてくれているし」「世界里親」とは世界中で困窮の中にある子どもたちを経済的に支援する運動です。

ここのところトランプ大統領が音頭を取って、各種の国際的な人道的事業への支援金の削減がなされています。その煽りでユニセフとかでも予算が足りなくなり、一般の人たちからの支援を増やそうと懸命なのです。

で、反対する理由は何もないので参加することにしました。ただ。このキャンペーンいついては少々考えさせられたことがあるので、機会を見てそのことも書いてみたいと思っています。

とにかく、その関係でプロの写真家による撮影に行ったのです。当然のことですが、そのような撮影がなされる場合、簡単にでもメイクをします。これももちろんプロのメイクさんがしてくれるものです。

それでブラシが何十本も入ったバッグを腰に巻いたお姉さんが、パタパタと粉を叩いたりしてくれたわけですが、それで思い出してしまったのです。メイクのことを。




本文とは無関係 札幌スナップ1
Pic by Me


自宅に帰ってからマックに向かいました。「男性 化粧 プロセス」と打ち込んで検索。星の数ほど出てきました。動画はさておき、まずは大手化粧品会社が提供している解説サイトをいくつか閲覧。

大まかな流れを理解してから、今度はYouTubeで検索。こちらにもたくさんありました。そこで「メンズメイク」初心者用の動画をいくつか拝見し勉強しました。便利な世の中だ。ただでいろいろ学べる。

というような感じで、非常に大まかな手順というかプロセス、それに「お化粧」というものがどのようなパーツに分類されるかを理解し始めました。

まずスキンケアは基本というか前提というか、まずもってすべきこと。次いで化粧下地。メンズの場合はAll in one式のジェルとかがあり、保湿やUVカットをしてくれる。

それからファンデーションなのでしょうが、これもメンズはBBクリームというもので済ませることもできるようです。BBクリームは塗った後に色が自身の肌色に同化してくれるとかで、塗りすぎとかの心配がないらしく初心者には重宝とか。

シミがあるとか、肌の色むらが顕著とかの場合は、そこにコンシーラーを塗ったりしてカバーするのだそうです。ファンデーションとコンシーラーの境は曖昧みたいですねえ。濃さの違いなのかなあ?

あとはアイシャドウとかマスカラとか、目の周りのお化粧が続くようですが、ワタシ限定で言わせてもらうと、これはあまり関係ないです。さすがにアイシャドウはつけるつもりはなし。(^-^;

最後はクレンジングと洗顔。クレンジングにもオイルだの乳液だの種類があって、それぞれ効用が違うようですが、これは学べばわかるものです。




本文とは無関係 札幌スナップ2
Pic by Me


前回ご紹介したネオマーケティングという会社が行ったリサーチによると、メンズメイクに否定的な男子の上げた理由の中で「やり方がわからない」というものが約25%を占めていましたが、これは要するに「関心がない」ということだろうと考えます。知ろうと思えば、これだけ簡単に教材が手に入るのですから。

ただ「やり方」というのが、単に手順のことだけではなく、具体的にファンデーションの塗り方とか、コンシーラーの使い方とかになりますと、それなりに奥が深いものように見受けます。それでもそれ用の教材は星の数ほどあると思いますが。

こうしてメンズメイクの世界に踏み込んだワタシですが、まだまだ先があります。私の場合、目的は顔のシミを目立たなくすることなのですが、これは結構難しいことでもあるのです。

この段階では、まだ「メンズメイクの必要を感じた」というのが正しいでしょう。「ハマる」というのはこの先にあるのでした。

というところで今回はここまで。まだ続きますよー、このトピック。(*^^*)


*これは個人のプライベート・ブログであり、公的なアイスランド社会の広報、観光案内、あるいはアイスランド国民教会のサイトではありません。記載内容に誤りや不十分な情報が含まれることもありますし、述べられている意見はあくまで個人のものですので、ご承知おきください。


藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com

Church home page: Breidholtskirkja/ International Congregation
Facebook: Toma Toshiki

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« メンズ・メイク ありやなしや? | トップ | 「ハマり体験」としてのメン... »
最新の画像もっと見る

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (つきみ)
2025-07-28 21:30:14
少し目をはなしたすきに予想外のテーマが展開されていてビックリしました。身だしなみとしてのお化粧、男性も大切だと思います。
私自身はそれほど熱心に化粧していませんが、気をつけているのは ”きめが整っていること&明るさ” です。
歳を重ねると肌がなめらかでなくなってきて、そうすると光を反射しての明るさがなくなってくるように思います。なので、ひたすら保湿と適度な油分を補給し滑らかさを維持し、ファンデーション後のお粉で光を反射するようにしてます。シミを隠すことには注力してません、限度があるからです。あとは顔の筋肉を鍛えることですかね。表情筋がしっかり機能するだけで明るく見えます。ちょっと語り過ぎちゃいました、失礼しました…
返信する
ブログ当事者 (Toshiki Toma)
2025-07-28 21:52:04
>つきみ さんへ
>少し目をはなしたすきに予想外のテーマが展開されていてビックリしました。身だしなみ... への返信

つきみさん、コメントと体験のシェア、ありがとうございます。「語りすぎ」だなんてとんでもないです。女性の方々は特に、長い間日常の一部になっていることでしょうし、それぞれに「やり方」というものがあるものと想像します。それを聞かせていただけるのは、ありがたいことですよ。感謝。m(_ _)m
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

日記」カテゴリの最新記事