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教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

T☆ROCKS:TOSHI

小田急相模原ライブハウス <T☆ROCKS>のオーナー「TOSHI」です。 音楽の話、音楽以外の話・・などなど色々!HPの 「教えて!TOSHIさん」も更新中! t-rocks@jcom.home.ne.jp

ザ・ダート:モトリー・クルー自伝

2019-03-22 | 日記

「ザ・ダート:モトリー・クルー自伝」予告編

 

 

モトリー好きとしては観ておかなければなるまい。

と言うことで映画館で観る気満々だったのにまさかの

ネット配信(笑)。

それもおそらく10年以上前から構想はあったはずなのに、

ここに来てまさかのボヘミアン・ラプソディの大ヒットに

便乗して(?)の慌てての公開。

いやまあそんなことはないんだろうけど、あの映画のヒットに

よって公開が俄然スピードアップしたのではなかろーかと推測する。

だってずーっと棚上げだったんだもん。

 

元になった各メンバーの自伝書「The Dirt」ももちろんとっくの昔に

読んでたってのに。凄く面白いのよ、これが。もう半分あきらめてたわ。

 

映画はご想像通り、メンバーの出会いからバンドの誕生、栄光と挫折、

メンバー間の確執、そして和解・・・などなどのお約束ストーリー。

こちらでのフレディ・マーキュリー的役割はニッキー・シックスね。

 

なかなか良かったと思いますよ。ボヘミアンは全編シリアスだけど、

こちらはたまに俳優がカメラ目線で説明を入れちゃったり、少し軽い仕上がり。

でもきちんとツボは押さえてあるし、脚本を作ったわけでもないのに

事実がかなり波乱万丈なんでね、この人たちの場合。

ただ、メンバーが致命的に似ていない(笑)。

 

 

途中のオジーとの有名なエピソードの再現は面白かった。

それとルック・ザット・キルのプロモも同じように作っていてこちらも

楽しめる。ライブ・ワイヤーでレザーに火をつけるエピソードも再現

して欲しかったけどそれはさすがになかった(笑)。

ちなみに演奏シーンはさほど出てこない。

 

エピソードに事欠かないからねー、このバンド。

ヴィンスの自動車事故によるハノイロックスのドラマー、ラズルの死、

ミックの骨の病気、ニッキーのヘロインのオーバードーズによる死亡説、

ヴィンスの娘、スカイラーの癌での幼くしての病死、トミーは女優ヘザー・

ロックテリアとの結婚とかパメラ・アンダーソンとの結婚とか(笑)、

途中一回脱退するんだけどそこはスルーだった(笑)。

ヴィンスの脱退、復帰・・・などなど、クイーンよりエピソード的には

たくさんあるでしょう(笑)。

 

↓やっぱりこのショットは必至だよねー。バンド物は必ずこのシーンはありますな。

 

こちらは本物↓ 解散直前あたりですね。

 

モトリーは常にメロディが最優先の楽曲をニッキーが作るんで、好きでしたね。

ギター大好きメタラーなんかだとリフが命とかソロが凄いから凄い的な

感覚に陥りやすいんでそれはそれで好みは人それぞれなんで否定はしないけど、

メロディありきの楽曲がやはり一番好きなんでね。

 

ケバさがいいでしょbyアン・ルイス。

 

 


麻雀放浪記

2019-03-21 | 日記

2020なるものが公開されるようですが・・・。

宣伝では近未来チックな描かれ方をされているみたいなんですが

2020年なんですかね?

 

1984年の映画は観ていて、凄く面白かったのを憶えている。

自分は麻雀自体はなんとか出来る程度で、もちろんのめり込んだ

わけでもなく仲間内とトランプ感覚でやっていたくらいなんだけど

麻雀をそれほど知らなくても楽しめる娯楽作品には仕上がっている。

 

で、映画は鹿賀丈史が凄く良くて印象に残っているなあ。

もちろん真田広之も若くて役にぴったりだったし(この人は青臭い役の

方が合うと思うんだよね、最近の貫禄ある役柄は少し違和感が。でも年齢

考えれば仕方ないか)大竹しのぶもさすがの貫録で、高品格に至っては

もう「おや?またテンホーだ」って言うシーンが頭から離れない(笑)。

そのあとドサ健こと鹿賀丈史が激怒するんだよね。

種明かしは坊や哲こと真田広之が積み込み(イカサマ)をやって、

出目徳こと高品格と組んで勝たせるんだけど、同じ日に2回やっちゃうんで

鹿賀丈史がキレちゃうって言う(笑)。

 

もちろん大人の映画だし、戦後の賭博が舞台でしかもご丁寧に

モノクロで作られているから、もう全体に憂鬱で陰気で不健康極まりない

作品なんだけど内容は面白いんだよね。

ただ、(大分記憶が薄れているけど)確か凄く後味が悪い映画だったと

記憶している。

内容は面白いんだけど結末がバッドエンドな感じで気持ち良くは終われない

みたいな感じだったような気が・・・。

まあ扱ってるテーマがギャンブル、賭博、戦後、貧困、借金・・・などなど

なんでめでたしめでたしにはならないだろうけどね。

 

さてさて瀧さんばかり話題になっちゃって、変な意味で有名になっちゃった感も

ある2020なんですが、もちろんわざわざ観にはいきません。

なんか予告だけ見るとトータルリコールみたいな世界?にも見えるんだけど

元とだいぶテイストが違うね。もう180度違うね。凄いゴージャス(笑)。

元は負けたら身ぐるみはがされるんだぞ(笑)。

 

それにしても今回何が一番驚いたかってピーさんが自分より年下だったって

ことだよ。それ以外は驚かないや。

 

PS.

シャングリラと言えば今やチャットモンチーだよね(笑)。

(それでも新しくはないけど)

 


ヴェノム

2019-03-11 | 日記

「ヴェノム」2018年のアメリカ映画



マーベル・コミックの人気キャラクターと言うことで

そっちはまた映画とは違ったテイストもあるんでしょう。

コミックではスパイダーマンの宿敵らしいですがその辺

明るくないんでよくわからず。

もっともこの映画ではスの字も出てこないので問題ないですが。


知り合いにお勧めされて鑑賞。

う~ん、どうですかねえ・・・。

コミックが原作と言うこともあってかどうしてもマンガちっくに

なるし、寄生されてどうのこうのも使い古され過ぎてて目新しさは

特にない。少年ジャンプとか青年男性向けコミック雑誌に連載されて

いそうな内容。

またヴェノム自体の姿はもちろん100%CGなのでほぼ半分くらいは

CG画面になるのでよりアニメちっくに映る。

全体を通してもかなり若者向けと言うかもはや子供向けか(笑)。

バイオハザードに感触が近いような。たとえ色々破綻しててもあの

演出やアクション、画面さえ観れればそれでいいや的な。

ま、そういうのも嫌いじゃないんでいいですけどね。

人には勧めないな(笑)。派手なCG満載でグロい戦闘シーン盛りだくさん

なんでそれが目当てなら観るべし。

 

主役のトム・ハーディは”マッドマックス:怒りのデスロード”のマックス

なのね。役的には今回の映画の方がカリスマ性があって断然良かった。

 

マーベル・コミックからは”X-MEN”を映画化したものが好きで、

そっちは割と重厚に作られていたんでいくつかDVD持ってますね。

ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンが圧倒的にかっこよくて。

3作目あたりにちょっとミュータント能力を派手にし過ぎて残念な部分も

ないこともないけど基本的には”硬派”に作っていると思う。

”2”も良かったけど意外と後付けで作った”ウルヴァリンX-MEN ZERO”も良かった。

あの鉄の爪が元は骨であとからアダマンチウムと言う金属に改造した

ものとは知らなかった。凄い設定。


ソフィーの世界

2019-03-07 | 日記

 14歳の少女ソフィーのもとに見知らぬ人物から届いた手紙。

そこにはたった1行「あなたはだれ?」とだけ書かれていた……。

 

『ソフィーの世界 - 哲学者からの不思議な手紙』

ヨースタイン・ゴルデル著 池田香代子訳

日本では1995年発行の有名な著ですが、そのボリュームに

なかなか読むことが出来ず(笑)。今さらながら拝読。

 

物語的には軸が二つあって、一つは普通にミステリーな部分、

それともう一つこちらが最重要であろう部分として、

ソクラテス、プラトン、アリストテレスからキリスト、

デカルト、ヒューム、ロックなど、そしてキルケゴール、

フロイト、マルクスに至るまで哲学、思想などが

これでもかと言うくらいてんこ盛りに説明されている。

もちろんそれでも全く全然足りないのは言うまでもないんだろうけど

かなりわかりやすく説明してくれているのではないかと思う。

 

自分も特定の哲学者の哲学書と言うのはキルケゴールくらいしか

読んだことはなく、”哲学を説明してくれている哲学入門書”を

何冊か読んだくらいなので上っ面しかわからないのですが、

人間長く生きてくるとこういった事にも興味が出てきますね(笑)。

いや、昔から心理学的な方向は嫌いではなかったんだけど、哲学は

また違うベクトルだもんね。

俗世間に夢中なうちはおそらくまったく必要のない分野。

むしろそっちの方が健全な状態だと思う。

特別に哲学書は勧めもしないけど、ただ道徳的はおそらく

良いことが書いてあるんで本当は全人類が一度は読んで

おくのが良いのではないかと個人的には思う。

単純に書くと”人間とは何か””この世界とは何か””道徳とは”

みたいなことが主にスコレーされている。


少女漫画特集

2019-02-19 | 日記

ユーチューブ動画を観てくださって皆さんありがとうございます!

 

新たなコンテンツです。

イラストだけインスタにあげたらちょっと反響があったので

こちらにも載せます(笑)

お察しの通り、音楽とは全く関係なくしかも70年代の少女漫画が

題材なのでまあ興味がある人だけご覧になってくださればいいのですが、

簡単に言うと作品のあらすじをヘタなイラスト付きでざっくり説明しているので

あの名作が10分~20分程度で読んだ気になると言う便利な動画です(笑)。

 

砂の城、20分であらすじ

 

 

 ナオミあ・ら・か・る・と、10分であらすじ

 

 

デザイナー、15分であらすじ

 

 

いや、しかし何十年ぶりに絵なぞを描きましたが・・・

大分クオリティは低いんですが皆さんお世辞にも”お上手”と言って

くださり大変嬉しく、恐縮です(笑)。

”以外”って声も多いけど。そりゃまあそうでしょうね。

子供の頃は外で遊ぶのも好きだったけど野球やサッカーなどは

興味がなく、絵を描くのとTVの中の歌手や歌謡曲なんかが一番の

興味の対象でした。

 

少女漫画は結構模写したんですよね、顔ばっかし(笑)。
 
背景描いてもつまらなくて。
 
あの瞳の中のキラキラを再現するのが難しくてねえ、当時
 
”ホワイト”なんて知らないし(笑)。
 
おかげでホワイト無しであの目のキラキラを再現できるように
 
なりましたよ(笑)。
 
 
それにしても今の若い漫画家(?)さんの絵のクオリティは凄いですよね。

リアリティがある絵だとか劇画タッチが多い傾向にある気もします。

さすがに昨今は”おそ松さん”みたいな絵でデビューはしないよね(笑)。

ニャロメだのうなぎいぬだの目の繋がったおまわりさんとか、いかにもな

マンガチックな登場人物が出てくる作品は少なくなったよね。

べしとかケムンパスとかなんだったんだろ(笑)

まあ、ああいうばかばかしい良さもあったけどどちらかと言うと

お上品な(?)少女漫画が好みだったわけで・・・。

 

最近の漫画は全然読んでないけどね。

最後に読んだのはなんだろう。一条ゆかりの”有閑倶楽部”までは

読んであれは良かったけど、そのあとはやや興味が無くなって

読まなくなってしまった。

 

4コマ漫画誌はたまに買う。

ちょっと前に話題になった”義母と娘のブルース”は良かった。

4コマとは思えない。他は、たかの宗美とむんこの漫画が好きですね。

あとオリジナルの”クレヨンしんちゃん”がいいですね。

作者が亡くなった後のはイマイチ違うテイストに感じる。

オリジナルのクレヨンしんちゃんは根底に”愛”とか”おもいやり”が

さりげなーく描かれていて、狙っているわけではないんだろうけど、

作者の気持ちがにじみ出るのか、すごくやさしいテイストが流れていて

いいんですよ。

 

 

 


宇宙大作戦

2019-01-24 | 日記

「スタートレック(STAR TREK)」なんですけどね。

幼少の頃はこの邦題で放送されていたような気がする。

 

「宇宙、それは人類に残された最後の開拓地である。

そこには人類の想像を絶する新しい文明、新しい生命が

待ち受けているに違いない」

「これは人類最初の試みとして5年間の調査飛行に飛び立った、

宇宙船U.S.S.エンタープライズ号の驚異に満ちた物語である」


 

当然SF物なんだけど、割と人間ドラマ的な側面が強く、カーク船長をはじめ、

バルカン人と地球人のハーフ、ミスタースポックやドクターマッコイなどの

個性豊かな登場人物の活躍が面白かった。

特にカーク船長の勇敢で行動力があり、鼻っ柱が強いんだけど

しっかりと責任感のある人物像がかっこよかったなあ。

 

 

ずっと当時観たものを探していましてね。

”当時観た”

ここ大事なんですよ。

つまりTVで放映されていたままで観たいんです。

邪道かも知れないけどウイリアム・シャトナー(カーク)の生声ではなく

吹き替られた声で観たいんですね。

ダーティハリーなんかもそう。クリント・イーストウッドの声ではなく

山田康雄さんの声で「俺は何発撃ったか忘れちまったあ、どうした、撃って見ろよ」

ってハリー・キャラハンに言って欲しいんです(笑)。

 

ま、そんなわけなんですけど割と安い価格帯でこのTVシリーズが

販売されていたんでポチりました。夜中のアマゾンは怖い(笑)。

 

 

以前、バンド名に”エンタープライズ”ってつけようと思って却下されました(笑)。

 


TAXi

2019-01-20 | 日記

「TAXi」1998年、リュック・ベッソン製作、脚本。(1作目)

 

フランス映画なんでね、特にアクション物はハリウッド作品とは

一線を画すと言うかテイストがやっぱり違うよね。

ウィットに富んでいると言うか、いい加減と言うか(笑)。

アメリカはアメリカで大味だったり派手にすりゃいいってもんでも

ないだろって部分もあったり・・・(笑)。

 

「TAXi」は大ファンってわけでもないけどなんとなくレンタルで

ほぼ観てる。新しいやつやるみたいだね。

 

スピード狂と言えば「WILD SPEED」のドムだけど

同じく速さでは負けないTAXiの主人公、ダニエルと

競ったらどっちが速いんだろ(笑)。

 


プラスティックの中の青春

2019-01-13 | 日記

「プラスティックの中の青春」

アメリカ映画。1976年公開。主演:ジョン・トラボルタ。

 

サタデーナイトフィーバーでブレイクする前のトラボルタの

主演映画。

 

先天性の病気で無菌室の中でしか生きることのできない

少年を描いた青春ストーリー物。実話が元になっている。

 

最近、子供の頃に観た映画などを観たくなることが多く、

これもそのうちの一つ。アマゾンの奥地で発見(笑)。

 

子供の頃、TVで観て記憶の片隅に残っていた映画。

学校の校庭で酸素が無くなって苦しそうにするシーンは

憶えていたけど、他はだいぶうろ覚え。

ラストシーンは美しく感動的。ややあっけないけど。

 

 


タブラ・ラサ

2018-12-16 | 日記

アブラ・カダブラじゃないよ。

ラテン語で”何も書かれていない”の意味。

 

哲学者、ジョン・ロックが”元々人間は白紙(タブラ・ラサ)で

生まれて来て、経験によっていろいろな知識や感情が上書きされていく”と説いた。

 

これに反してデカルトやスピノザなどは”人間は生まれつき、

生得観念を持っていて善悪の区別や道徳などは経験に頼らずとも

初めから自然と身についてる”と考えた。

 

いきなりの難題ですが(笑)、昨今の日本人のやりたい放題や

あおり運転などを見ているとどちらなのかますますわからないけど、

特に高速道で死傷者を出した悪質な犯人はとても道徳が

備わっているとは思えない。

考え方がもはや人間ではないように思える。

 

とは言え殺人を犯したいサイコパスともちょっと違う。

 

なんなんですかね、あの気味の悪い生物は。

 

おそらくほとんどの日本国民が同じように不気味に

思ったと思う。

 

まわりでも自己中心的な想像力の欠如した大人がたまにいて

閉口するときもある。

もちろんアレに比べればかわいいもんだけどね(笑)。

 

 

 


甲斐享

2018-12-03 | 日記

「甲斐享」

この名前にピンと来た人のみお読みください。

でないと全然面白くないと思います(笑)。

 

テレビ朝日のドラマ「相棒」の主人公、水谷豊演じる杉下右京の

3代目の相方で、成宮寛貴が演じた役名が”甲斐享”。


自分は主に夜の仕事なんでこの時間はTVを観られない場合が多いので

この番組も昼間の再放送でほとんど見てる状態(笑)。

なので90%くらいは観ていると思うけどパーフェクトに

見ているわけでもない。

ただとても好きなドラマなのできちんと観たいんだけど、その3代目の相方、

甲斐享こと通称”かいと君”の最終話がね、だいぶ前に放映されたんだけど、

これがすこぶる評判が悪くて(笑)。

あまりの評判の悪さに、レンタルされてもあまり見る気がしなかったんだけど、

意を決して(笑)観覧したわけなんだけど・・・。

なるほどー・・・。

これは納得の評判の悪さ(笑)。

 

まさかのちゃぶ台返し的なアプローチの話でした。

でもよくある実は敵だったとかスパイだったとかではなく、

もっと予想外の展開にいささか裏切られたような気分ですよ、ええ。

僕の言う正義とはいったい何だったのでしょうかねえ・・・

残念です!

と思わず杉下右京になってしまうほどの後味の悪さ。

 

ラストはさすがに気が咎めたか円満な演出で終わったけど、

内容が衝撃的なだけにねえ。

 

みんなが思っていた”甲斐享”が崩れたしまったかなと思わせられる

ような最終話でした。

まあ、行き過ぎた正義感が原因なんでまだ救われるけどね。