続「とのむら通信」ブログ版

前島本町議会議員・外村敏一(平成29年4月29日付けで引退)
日々の思いや議会傍聴の感想など引き続きお伝えします。

新年明けましておめでとうございます

2015年01月01日 | 日々の思い


皆様新しい年を迎え気持ちも新たにされていることでしょう。12月31日から一夜明けるだけでカレンダーも新しくなり
手帳も真っ新で気持ちまで新しくなれるようにと暦を考えついた先人たちの知恵に感謝しなければならない。
今日の大阪は朝から雲一つない快晴でしたが昼からは曇って現在(16時)は雪が降ってきました。予報では3が日は
低気圧の影響で雪や大荒れの天候になるとのことでした。北国での大雪が心配ですが充分お気を付け下さい。

さて昨年は広島での大きな土砂災害や御嶽山の噴火など自然災害の恐ろしさを見せつけられました。地球温暖化の
影響でしょうか年々災害の規模も大きくなってくるようで恐いですね。地球が悲鳴をあげているのでしょう。

又年末の慌ただしい時期に大義なき選挙が強行され、史上最低の投票率という汚名のもと巨大与党が誕生しました。
しかし52%という史上最低の投票率でしかも40%強の得票で75%の議席を得るという現状の選挙制度の欠陥をみれば
安倍政権が信認されたと判断するのは大きな考え違いである。大勝利に胡坐をかいた「おごりの政治」にならないように。

今後4年間はこの危うい政権が続くのかと思うと憂鬱になるのは私だけでしょうか。昨年もアベノミクスの名のもと
常軌を逸した超金融緩和による円安誘導と株高政策であたかも景気が順調に推移しているかのような政策が続行された。
果たして本当に景気は良くなっているのでしょうか。昨年は4月に消費税がアップされた上に年間で15円近い急激な円安
で対応が出来ない中小企業などにとってはダブルパンチで倒産企業も出ている。
庶民の暮らしも日常生活に必須の電気代やガソリン、食料品などの値上げが直撃してますます苦しくなっている。
アベノミクスはほんの一握りの大企業、富裕層にとっては嬉しい政策であるがいつまでも続けられるものではない。
もう既に限界にきている。それでもまだ日銀総裁は金融緩和を更に続けて何が何でも物価を上げるという。理解出来ない。

他にも集団的自衛権の行使容認、平和憲法改悪など戦後70年間守ってきた「平和主義」とは全く逆の方向に向かっている
のではないかと危機感を持っています。
政治の役割は国民の生命と財産を守ることであり、戦争出来る国にすることではありません。政治が目指す方向と国民の
望む方向におおきなズレが生じている。これは即ち民主主義が壊れかけていることに他ならない。選挙制度にも大いに問題あり。

安倍政権が直ちに実行せねばならない政策課題は
 ①国家財政安定の為の身を切る改革、選挙制度の改革断行(今の議席ならやる気さえあれば何でも出来る)
 ②世界の宝と言われる平和憲法の死守と世界に向かって平和憲法のススメを説いて廻ること。
 ③世界に類を見ないといわれる借金をいかにして減らすのかその手法とロードマップを示すこと。
 ④税の集め方と使い方、そしてその実態を国民の前にオープンにし、何故消費税をアップしなければならないかの
  説明責任を果たすこと。(現状の無駄使いを阻止しなければ消費税を50%にしても財政再建は出来ない)

めでたい元旦早々から愚痴っぽいブログになって申し訳ございません。今年こそ!という思いがある方は1つでも実現しましょう。

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