本日午後7時~ふれあいセンター第四学習室で開かれた首記総会を傍聴した感想。
今回の議題は
報告案件 これまでの会議(理事会、総会など)などの開催状況説明
第1号議案 準備組合の規約変更について~副理事長の人数を2名から3名に変更
第2号議案 準備組合の役員の選任について~前理事長の退任による新理事長の選任他
上記2件は賛成多数で可決された。
しかし本来は3号議案として「事業協力者選定における承認の撤回」という議案の審議と
議決が予定されていたにも拘わらず何故か本日の総会では議題から取り下げられた。
そこで参加されていた一人の地権者から何故取り下げたのか説明を求める声が上がった。
すると司会進行者から説明するので「傍聴者の方はここで退席ください」との発言あり、ビックリ。
説明を求めた地権者の方が「傍聴者がいても構わないではないか」とあえて主張して下さったが
その声まで押し切って退席させられました。町の総合政策部が関与している事業の総会である。
一体どんな「聞かれては不味い」ことがあるのでしょうか。
この3号議案に関しては6月2日に行われた「経過説明会」でのやりとりで知っていましたが
酷いものでした。詳しくは島本町のホームページを是非ご覧ください。
行政情報→各課の業務内容→政策推進課→JR島本駅西区画整理準備組合で検索下さい
端的に説明しますと、昨年11月25日の第3回総会にてこの事業の協力者として大成建設を
承認しておきながら今になって文教ゾーンに誘致する中高一貫校の学校法人の違いで組合
と大成建設の間でモメているのです。
大成建設側の言い分は「正当な手続きを経て総会でも承認を頂いた。学校の件についても
理解していただいた上で当社を選んで頂いたものと認識している。又既に多くの準備活動
を行っている」と主張。
一方組合側は「未だ協定書は締結していないし、誘致する学校に関しては今後協議の余地
を残しているものと考えていた」とお互いの主張をし合うだけで平行線のままだった。
そして今回の第3号議案になったのでしょうが、少なくとも私が前回の経過報告会での双方
の言い分を聞いた限りでは大成建設側の主張に理があると感じられた。
何れにせよ多くの地権者を代表して事業を主導し、事業協力者と折衝して来た組合役員の
責任は重い。今の状態では暗礁に乗り上げたまま当分進まないどころか進出予定だった病院
や学校の計画やこの土地区画整理事業すら頓挫しかねない。既に我々の税金も使われている。