中坊氏は世の中の理不尽と闘い続けた稀有の弁護士であったと私は認識している。
特に私が感銘を受けたのはあの「豊田商事事件」での中坊氏の被害者救済に懸けた
正義感と発想、行動力であった。そのことがきっかけで中坊氏の書物を読んだりした。
豊田商事が悪徳で得た利益に課税された税金を国税当局から取り返し、被害者の返済
資金に充当しようとしたその発想と行動力には驚いた。
他にも森永ヒ素ミルク事件や香川県豊島の産廃処理、住専の不良債権回収問題など
記憶に残る大事件に正面からぶつかり、事件に潜む「理不尽さ」や場合によっては
「司法制度の欠陥」まで追究しようとする姿勢を貫かれた孤高の行動派弁護士だった
と高く評価するものです。
昨今は弁護士が詐欺事件を引き起こすなど酷いニュースも聞かれる中、中坊氏の精神
を引き継ぐ正統派の弁護士が多く世に出てくることを願わずにはいられません。
中坊公平先生のご冥福をお祈りいたします。
「正義と弱者の味方」いい言葉ですね。共感します。昨今の憲法議論にしても目的は同じ、決して軍隊を作る事ではなく、平和な社会づくり、端的に言えば「安心で安全な社会づくり」が一番だと思います。
貴殿の思いを一つ一つ実現するために、これからも議員活動頑張って下さい。応援します。