続「とのむら通信」ブログ版

前島本町議会議員・外村敏一(平成29年4月29日付けで引退)
日々の思いや議会傍聴の感想など引き続きお伝えします。

フリーマガジン 5L(ファイブLエル)の紹介

2014年01月26日 | 雑感

20014年1月号の表紙を飾るゲスト

皆さんおはようございます。暖かかった昨日に比べて今日は又寒そうですね。
今日はフリーマガジンの5Lという雑誌を紹介します。ご存じでしょうか?

5L誌は2005年11月創刊のフリー月刊誌です。元吉本興業常務の木村政雄氏が
創められたもので、団塊世代を主なターゲット読者として編集されています。
5Lの語源は5つのL(Liveral,Laugh,Love,Link,Live)ですが、人生を10リッター
とするなら50~60歳代はまだ半分の5リッターでこれからもう一花もふた花も咲かせ
ようではないかという木村氏からの我々団塊世代へのエール雑誌なのです。
今号のスペシャルゲスト市原悦子さんへのインタヴュー記事もなかなか素敵でした。

コンテンツは最初に各界の有名人に木村編集長がインタヴューするコーナーがあり、
続いて室井佑月氏の連載コラム、「にっぽん日和」という全国各地の名所や銘品を
木村氏が訪ねて紹介したり、その地で頑張っている企業や人と交流するページなど
最後にFP洞口勝人氏の経済やライフプランについての記事が載っています。
内容的には非常に読みやすく肩の凝らないものでリラクゼーションに丁度良いです。

私は創刊当初から編集に携わっておられた方と縁あって毎号送って頂いていますが
創刊初期は全国(特に東京、大阪)の有名飲食店など(木村氏お気に入りの)に置
いてフリーに持ち帰ることが出来たのですが最近はあまり見かけません。
先日偶然りそな銀行島本支店の店内に「りそな版5L」が置かれているのを発見し、
企業版(表紙に企業名入り)向けとしてりそな銀行が購入されているのを知りました。
多くの企業で顧客配布用に企業版として購入されているようです。
一度お近くのりそな銀行に行かれた時にでもお手に取ってみてください。

現在の発行部数は約13万部(内企業買い取りが10万部)ということですので、あとの
3万部がどこかの店頭などに置かれているのでしょう。
一度ご覧になるか、定期購読(送料のみ負担で年間1800円、半年900円)されてはいかがでしょう。
ネットで「ファイブエル」で検索できます。






近畿市民派議員学習・交流会に参加

2014年01月24日 | 議会改革・議員研修

寝屋川市民会館にて

今回が第90回目という伝統ある学習交流会です。今回は寝屋川市(小西議員)が開催幹事をして頂き、
サポートを大東市の光城議員、寝屋川市民の松本潤子さんがして下さいました。有難うございました。

本日は一般市民の方も多数参加されたうえ、講師の顔ぶれも多彩で質疑も活発、盛況でした。
午前の部では日銀大阪支店・長野 聡副支店長の「日本経済の行く末」と題しての話。
長野氏は堅苦しさのないフレンドリーな語りで日本経済の現状から中期の課題などに関し、
物価見通し、設備投資先行指標、個人消費など細かなデータに基づいての分析やマネーの話
をされ、短期で一喜一憂しないようにと。
お金は儲けたい人の所には集まらない。人のために役に立つことを考える人のところに集まる。

又アベノミクスの見方として今年はポイントである。異次元金融緩和でマネーストックは増えても
名目GDPが増えなければ意味がない。中期財政均衡、成長戦略が問われている。
要は普通の人々の生活が良くなっているのか。賃金、雇用、消費の状況など金融緩和の効果が問われていると。
為替や株高だけのエンジンでは駄目。やはり生産性の向上が重要であると。
短期的に重要なのは為替、財政、中期では雇用、賃金、所得分配⇒正規・非正規雇用、男女、格差
長期では「どういう社会を目指すのか」という哲学が必要であると。色々興味深い話だった。
最後に「いつでも日銀大阪支店の見学に来てください」とのお誘いを頂きました。日銀H/P参照。

午後は守口市の「守口・情報公開を学ぶ会」代表の橋本杉子さんの講演。
彼女は1998年以来長年「情報公開制度の学習・周知・活用・改善要望活動」を実践されてきた人。
役所が発信する「情報提供」は発信する側が住民に知らせたい情報だけを選んで出すだけであるから
本当に重要で必要な情報は情報公開請求しなければ出てこないこともある。
従って情報公開制度は誰もが有する権利として大いに活用しなければ透明性の高い行政運営や真に住民の
為の行政は担保されない。
特に予算審議や決算認定、各種議案の審議、議決に携わる議員にはさまざまな情報収集が必要であり、この
権利を十分生かして質疑してほしい。この特権を活用してこそより一層生きた権利になる。と主張されました。
正にその通りである。私も未だあまり権利行使していないので今後はもっと活用する決意をしました。
尚守口市ではメールで情報公開請求が出来、又大東市では回答をPDFで受領出来るといういい情報もゲットした。

最後は京大経済学部・植田和弘学部長の「日本の原発・エネルギー政策について」の講演
福島原発の事故以来社会のエネルギーに対する関心や見方が大きく変わった。安全神話が崩壊した原発の危険性
経済性、倫理観などについての議論が活発になった。又3.11後エネルギー政策も大きく変わろうとしている。
今や電力・エネルギーシステムの大転換期である。今まで我々は電気について考えたこともなかった。実際のところ
各自治体に「エネルギー課」なる部署があるだろうか?今後は自治体でも環境やエネルギーについて考えなければならない。
ドイツでは各地域でエネルギー共同組合を作っていたり、デンマークでは25%が風力発電であるとのこと。CO2規制もあり
自然再生エネルギーについてや地産地消などについて真剣に考える必要がある。
今回は原発の是非やエネルギー政策について色々な可能性や課題について講演していただき改めて考えさせられた。

次回4月の学習会開催地幹事は宝塚市(寺本市議)が引き受けて頂きました。









公共施設の維持管理や再配置についての調査研修に参加して

2014年01月23日 | 議会改革・議員研修


去る21日~22日の総務建設水道常任委員会メンバーによる視察研修に参加した。
今回は公共施設の維持管理や更新問題に直面するマネージメント・施設再配置
に関して先進的に取り組んでいる埼玉県宮代町と神奈川県秦野市を訪問した。

今やどこの自治体も昭和の高度成長期に建設した公共施設(ハコもの)や道路
下水道などの維持管理や更新に莫大な費用が掛かる問題に直面している。
島本町においても学校や幼稚園、保育所、庁舎など軒並み耐震化や老朽化に伴う
長寿命化工事か建て替え新築か或いは統廃合かという判断を迫られている。

しかし生産年齢人口減少、超高齢化による税収不足などの現実を踏まえた長期展望
からして現状の全ての公共施設を建て替えたり維持管理して行くだけの財政余力はない。
そこで今全国的に取り組まれているのが公共施設の総量(延べ床面積)の削減や
施設の統廃合・移転・集約という住民にとっても切実で大きな課題なのである。

宮代町でも秦野市でも取組の要諦や共通点は
①公共施設の建設や維持管理にはいかに多くの税金が掛かっているかを住民に理解
 してもらう為に詳細なコスト計算書を示し粘り強く何回も説明会を実施していること。
②公共施設と言えども「受益と負担」を明確にして住民に理解して貰う努力をしている。
③大学の研究チームとのタイアップや市民参加によるワークショップを立ち上げての
 「公共施設マンージメント計画」や「公共施設白書」を作り上げていること。
④両市町とも市長や町長が率先して住民説明会に参加するなどリーダーシップを発揮して
主導していること。等々。

幸い島本町は行政エリアが狭くコンパクトである上に施設の数、総施設面積も少ない
ので施設の統廃合や機能の複合化などで住民サービスの機能を低下させることなく
総面積の縮小が可能ではないかと思っている。
欠かせないのはいかに住民に理解して貰うかであり、そのための説明は丁寧でなければならない。
最後は町長や幹部がどこまで本気で取り組むか、ヤルかやらないかだけである。

秦野市では市役所の敷地内にコンビニを誘致して住民票の受け渡しや図書の返却事務
などの公共サービスを実施しながらコンビニからは地代も貰ったり、健康福祉センター
の空きスペースに郵便局を入居して貰ったりしてテナント料を稼いでいるなどユニーク
な取組みを実践している。
今回の研修テーマは時宜を得た良いテーマであった。あとは町長、職員、議会が一体と
なって頑張るだけである。皆様のご理解も是非よろしくお願いします。




「とのむら通信Vol.19」本日配布がほぼ完了

2014年01月20日 | 議員活動


1月10日から配り始めた「とのむら通信Vol.19」が本日夕方ほぼ配布完了しました。
尺代、大沢地区のみ23日になります。お待ちください。
今日は暦の上で大寒とのことでしたが比較的穏やかないい天気で助かりました。
防災とボランティア訓練の昨日がこの冬最も厳しく感じた日でした。
これからが寒さの本番かも知れませんのでどうぞ皆さん体調管理にご留意の上この冬を
乗り切って下さい。
尚配達漏れがあって通信が届いていないという方は是非ご一報ください。お届けに参ります。

明日から1泊2日で埼玉県宮代町と神奈川県秦野市に公共施設の再配置やマネージメント
について総務建設水道常任委員会のメンバーで研修視察に参ります。
島本町も今まさに公共施設全般に亘って耐震化や老朽化の問題に直面していますので良い
テーマだと思っています。

第二保育所の50周年イベント・交流会に参加して

2014年01月20日 | 議員活動


昨日は町行事の「防災とボランティア訓練」に参加ののち第二保育所での50周年イベントに参加
させていただき、短い時間でしたが保護者のみなさんと日頃の問題点などについて意見交換をした。

第二保育所の保護者会では長年かかわって来た民営化問題から発展させた「危機管理全般」に対して
意欲的に取り組まれています。本日は昨年町長宛てに出された「公開質問状」に対する町の回答書に
ついての要望や意見交換を参加した数名の議員有志とで行った。
特に未だに実施されていない耐震診断の実施時期が明確に回答されていない事への不満や疑問点、
避難訓練の実施時間(保護者が参加し易い早朝や夜間実施)への要望や当該保育所が避難所になって
いるものの肝心の緊急物資は無く、備蓄倉庫から遠いなど現実的な問題に対する疑問や不安の声が
寄せられました。一つ一つ真摯に回答して少しでも良い方向に変えて行くよう共に粘り強く頑張って
解決していくしかない。ということで今後とも定期的に交流していきたい。次回はもう少し多くの
時間を取ってじっくりやりたい。
最後にみんなで作られたブルーベリーのジャム試食はとっても美味しかったです。交流会にお呼び
いただきありがとうございました。

写真はイベント、ブルーべりーの植樹などの様子