続「とのむら通信」ブログ版

前島本町議会議員・外村敏一(平成29年4月29日付けで引退)
日々の思いや議会傍聴の感想など引き続きお伝えします。

第13回活動報告会開催のお知らせと9月定例会のご案内

2015年08月23日 | 議員活動


皆様こんにちは。朝夕はめっきり涼しくなり夏の終わりを感じます。少年時代に楽しいことは全部終わり、宿題だけが残っているという
晩夏に感じる独特の少しさびしい気分を想い出します。しかし日中はまだまだ日差しがきついですね。どうぞ熱中症など油断なさらないよう。
さて「とのむらブログ」ご愛読の皆様長い夏休みしてしまいごめんなさい。またぼちぼち投稿しますので時々覗いてみてください。

第13回目の議員活動報告会開催のお知らせ             記
1.日時:8月30日(日)午前10時~12時
2.場所:第二コミュニティセンター(ユニライフB3号棟西側)1階 集会室にて
3. 内容:★2月及び6月定例会での主な案件と国保、介護保険料の改定などについての報告 
     ★安全保障関連法案、マイナンバー制度スタートについて等
     ★質疑&意見交換会

毎定例会後皆様にお届け(年4回全戸配布)しています「とのむら通信」も今号で25回目となりました。先月21日から配布開始し、8月3日に
配布完了しましたが、なにせ紙面が少なくお伝えし切れない内容も多々あります。議会や町政の最近の状況についてご報告いたします。
又国会においては日本の今後の安全保障にかかわる重大な法案が審議されていますが我々日本人にとって敗戦後70年間守ってきた平和主義を
堅持するのか否か、国の行く末を大きく左右しそうな状況にあります。
こういった状況下において皆様との対話を通じて多くの方のご意見やご要望をお聞きしたいと考えていますのでどうぞお気軽にお越しください
ますようお願い申し上げます。

平成27年島本町議会9月定例会のご案内
毎年9月定例会はその時々の議案審議、採決の他前年度の各会計の決算審議を行いますので会期も長いです。是非時間あれば傍聴にお越しください。
日程(本会議前半)10時~17時
9月3日(木曜日、初日)一般質問(今回は10人の議員が質問します)
9月4日(金曜日、二日目)一般質問の続き、後半~理事者より各種報告と議案審議(53号議案から順次)
9月7日(月曜日、3日目)議案審議(二日目の続きで55号議案:清掃工場の改修工事請負契約~67号議案まで)
9月8日(火曜日、4日目)3日目の議案審議の継続、各会派代表及び会派に属さない議員による決算大綱質疑

二つの常任委員会にての前年度各会計決算審議(13会計)
1.総務建設水道常任委員会の日程(委員会室にて10時~17時)
  9月10日(木曜日)~11日及び14日の3日間

2.民生教育消防常任委員会  9月15日(火曜日)及び17日~18日の3日間

9月定例会(後半本会議)1日間
10月1日(木曜日)10時~17時
ここでは二つの常任委員会にて詳細審議した前年度各会計決算(13会計)それぞれに対する討論と最終的に「認定か不認定か」の採決を行います。

尚議会日程や定例会での一般質問(各議員が行う質問のタイトルなど)内容などについては島本町議会を開き、目的の項目をご覧ください。

注)9月定例会での一般質問内容(各議員の質問項目のみ)の町議会H/P掲載は明日の通告日以降ですので念のため。

安全保障関連法案の「法的安定性」について

2015年08月03日 | 日々の思い

 昭和21年(1946年)に時の総理吉田茂によって帝国議会に提出された「帝国憲法改正案」

磯崎首相補佐官による「法的安定性は関係ない」発言は看過できないとして特別委員会での参考人招致が行われた。
磯崎氏は自民党が平成24年に作った「日本国憲法改正草案」起草委員会の事務局長を務め、単に首相補佐官という
だけでなく今回の法案の根底となる「現憲法での都合の悪い部分を改正する」動きの中でも中心的な役割を果たして
来た人物である。だから今回の発言も彼の本音であり、安倍政権の思いを代弁したのと同じである。
正に今や誰もが違憲であると認める法案を提案するという暴挙こそが「法の安定性」を無視した行為である。だから
磯崎氏もつい本音としてああいう発言をしてしまったのであろう。

それなのに世間から批判を浴びると簡単に「発言を撤回します」と言って誤魔化そうとする。全く持って許せない態度である。
いやしくも国会議員が公の場で発言したもの(自分の責任と信念に基づいて)を軽々しく「撤回します」の一言で済ませようと
する姿勢が情けない。その上恥の上塗りの如く「今後反省して頑張ることで職責を果たしたい」と言われても国民は困ってしまう。
こんな見識も無く空気の読めない人物に今後とも職責が果たせる訳がない。ここは潔く明日にも辞任するべきである。身のためである。

又これだけの大問題発言を側近がしたにも拘わらず任命権者である安倍総理からは「発言には気を付けて貰いたい」などという悠長な
反応しか返ってこない。更迭すれば更に政権にダメージになると考えてのことなら全く本末転倒の思考回路である。この発言を擁護し、
看過しようとするならそれは安倍政権自らが「この法案は法的安定性を欠いた欠陥法案である」と認めているのに等しいからである。
正にレームダック状態である。ここまで堕落したらもういくら会期を延長して審議を続けても時間と税金の無駄使いの何物でもない。
安倍政権の延命のためにも今回の法案は廃案になる前に取り下げるのが賢明な判断だと思うが。皆さんはどうお思いでしょうか。