沈泥地の再構成がなかなか進まない。底の土を掘り上げては一輪車に運ぶ。満杯になったところで新規の堤の部分に積み上げる。
毎日、真夏日の中では、一車運んでは給水一息で動かない時が多いような有様だ。もう「何様?」と言われかねない動きっ振りだが、そこは自由意志の特権と言うものである。
ようやく底の掘り上げは半分を超えた。この手太楽だと9月に入ってしまう。「お寺の引っ越し」なんてことわざが浮かぶが、同世代でも通用しなくなった。