トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

四季一天春はまだ先

2009-02-08 | 今日は真面目に

Sn3d0498『悠々と風を受けつつ大クスは寒晴れの空黒く動きぬ』

『見上げれば梢の中の寒空はジグソーピースの落ちたるがごと』

『手袋の皮の冷たき指の先白き軍手に替えて温とし』

『ヒサカキに光奪われ土流る林床既に萌える床なし』

立春ともなれば光の暖かさを感じる それでも朝は冷たいし日陰の部分は指先が痛くなる

朝のかかりは皮手袋が冷たく感じられて軍手に交換することが多かったが今日は大丈夫だった

尾根の大楠が昼ごろから吹いてきた風に揺られはじめた

ゆったりとした動きは見ていて満ち足りたものを感じる

「おいでおいで」のようでもあり「ヨォ!」といっているようでもある

遠くからでも近くからでも巨樹から受ける感覚は特別なものがあるのだ

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