郷土料理に「菊花と車麩の煮付け」があるかどうか知らないものの「菊花と車麩」は郷土で馴染んだ食材である。またまた菊花の調理となると隠し通す事も出来ない「バッカリ食」の泥濘路で脱出できずにいる小生なのだが満喫で「極楽極楽」もまた現実なのであった。
出汁が切れていたので今回はコンソメスープで煮浸けてみた。翌日は降雨予報なので、これを副食に1日を生き延びねばならない。フイールドで採集したキクラゲ少々あったから入れるつもりだったけれど、急遽シイタケに変更した。キクラゲはキクラゲだけで堪能したいのだ。
シイタケをコンソメスープの中でひと煮立ちさせ車麩を加えまたひと煮立ち、最後に食用菊花100gを投入し火を通して完成。食事時を待ちきれずつまみ食いしてみたらシイタケにも車麩にも菊花の香りが燦燦と立ってくる。口の中でも充満するのであった。この満足感は食用菊が晩秋の切っても切れない食材だった郷里の記憶に繋がるのであって、懐古趣味と言われようと回想療法かと言われようと、そういう邪険は通り越し、ただただ「旨い、美味しい、しあわせ!」の食材なのである。
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出汁が切れていたので今回はコンソメスープで煮浸けてみた。翌日は降雨予報なので、これを副食に1日を生き延びねばならない。フイールドで採集したキクラゲ少々あったから入れるつもりだったけれど、急遽シイタケに変更した。キクラゲはキクラゲだけで堪能したいのだ。
シイタケをコンソメスープの中でひと煮立ちさせ車麩を加えまたひと煮立ち、最後に食用菊花100gを投入し火を通して完成。食事時を待ちきれずつまみ食いしてみたらシイタケにも車麩にも菊花の香りが燦燦と立ってくる。口の中でも充満するのであった。この満足感は食用菊が晩秋の切っても切れない食材だった郷里の記憶に繋がるのであって、懐古趣味と言われようと回想療法かと言われようと、そういう邪険は通り越し、ただただ「旨い、美味しい、しあわせ!」の食材なのである。
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