トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

オオルリ初鳴き

2018-04-13 | 小父のお隣さん
 フイールドでオオルリが囀り始めた。小生には初聞きである。ウグイスやシジュウカラなども声が聞こえるが、それらを圧倒する大きさである。
 声のする方を見上げれば尾根筋に立つまだ裸木のように見える樹木の右端の枝に黒い影となって見えた。双眼鏡を通しても黒い姿でしか判明せず、鳴き声が無ければ気付きもしないシルエットなのであった。

 ジョウビタキの姿は既に見る事が無く、キビタキはもう少し遅れてやって来る。サンコウチョウは5月に入ってからだろうか。いよいよ夏鳥のシーズンが始まったけれど、小生的にはトンボに目が行く…。鳥の認証は耳からだけで十分なのである。 

シュレーゲルアオガエル初見

2018-04-13 | 小父のお隣さん
 シュレーゲルアオガエルの初見には、ほとんど意味も価値も無い。初鳴きの方こそ「耳より」なのである。温水田のカサスゲを抜去し、翌日に畦に積み上げていた物を一輪車に積んでいたらカエルが飛び出してきた。鑑別する力量は無いけれど状況から判断して「シュレーゲルアオガエル」だろうと推測した。

 アマガエルの鳴き声は聞いているが姿は見ていず、大きさは同じ程度でも目の周りに隈取りがある。鳴き声競争ならシュレーゲルアオガエルが何時も一方的に勝つのだけれど姿を見るのは難しい。
 利口なカラスは「だるまさんが転んだ」風に歩を進めお持ち帰りをするけれど、飛べないカラスのお持ち帰りは「山菜」や「希種や美種」なので、フイールドにとっては「惨災」である事がすべてで「食物連鎖」成立しない。
 
 その「だるまさんが転んだ」を小生も真似してみるけれど脚下に鳴き声がするまで接近してもピンポイントで位置を特定するのはまあ、不可能に近い。お目にかかるのは、ほとんどがこの時の様に偶然の産物なのである。偶然、その行動を見た人は「ボケている、姥捨て山か!」と納得するだろう。
 この事は「視認連鎖」と言う…。