人材教育で参考になりそうな話題。
仙台市「泉パークタウン タピオ」で4月1日から、日替わり市民講座「タピオ館立オープン大学」が開講されました。
ここでは、 「誰もが先生に、誰もが生徒になって互いの趣味や知識を共有し高め合う場」「自分の持つ『知』をみんなで分かつコミュニティー」の場として運営される。
主な講座内容は、手話通訳士による「手話入門講座」、劇団俳優による「演劇講座」、雑誌編集長による「広報術講座」、メディアプランナーによる「ツイッター入門講座」などで、分野は子育てや暮らし、エコ、趣味、文化、ファッションなどさまざま。
誰もが先生になれるとあって、その深み、専門性はクエスチョンですが、もともとそこには重点が置かれていないので、特に問題ではないでしょう。
4月に入って新入社員の研修も盛んに行われていますが、延々と一方的に教え込むスタイルで、予想通りの人材が育ったという話は聞いたことがありません。
この例のように、自分が教える側になるとしたらどうでしょう?多分、一番学べるのはその先生役じゃないでしょうか?その立場になると、必死で準備しますよね。
私も、時々セミナー講師を頼まれたりしますが、話す内容はともかく、しゃべりが不得意なので、人前で話す練習になっています。
一般では、順番制の朝礼もそうですね。自分の番が近づくと、結構悩むものです。
仕事の中でも、未熟者が発表側にまわる場面を多く作ると、いいトレーニングになると思います。
仕組みで鍛える習慣づくり Topdas