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良かれと思ったの?「飲食メニューの錯覚」

2008-06-21 | アイデアブレスト視点

新しい書体(くずし字)を使った料理メニュー。まるで古文書(以下写真)のようだ。

しかし、あまり歓迎できない。

 

 

今週水曜の夕方、お世話になっているKさんが、わざわざ京都からお越し頂いたので、「まずはビール!」と、オフィスのすぐ近くに2週間ほど前にオープンした店焼き鳥屋に直行。

早速ビールを頼み、お腹も空いていたので「とりあえず○○」と頼もうとしたのだが、完全に止まってしまった。

メニューに書かれている文字が、墨で丸文字を美しく崩した感じで書いてあるのだが、よ~く見てもなんて書いてあるのかよくわからない。

困って、店の人にオススメはと聞いてみたのだが、「メニューを指さしながらこの辺りが刺身で、こちらは串揚げ類、そしてとなりが焼き物です。」と言われて注文を待つ様子。

海外旅行でベトナム語で書かれたメニューを見せられ、僕は忙しいんだ「さあ、何にするか早く決めてよ」っという急かされた気分。

「あのね、これじゃ駆けつけ一杯こちらもスグ頼んで済ませたいのに、頼めないよ!」

確かに、文字そのものは、墨で書かれた丸文字の流線型が美しい。
芸術作品といっても良いくらい評価できる。
お土産の商品名にも使えそう。
多分、お店のご主人もご自慢の書体だろう。いや、店舗プロデューサーが今はこういうメニューがカッコイと言ったのかも知れません。

ただ、僕の言いたいのは「早く何か食わせろ!!」ということなのです。

 

 

おいしそうな焼き鳥が目の前で焼かれ、その煙と匂いで食べる気満々の初めての客には逆効果です。
せめて小さく明朝体で書くとか、写真を添えるとか。。。

これでは、回転率も悪くなりますゼ!

以前にもファミレス風のお店でこれに近いヘンテコ文字メニューしかなくて、こちらは急いでいるのに異常にページ数が多く、イライラしたことを思い出しました。

一言、笑顔でアドバイスしてあげれば良かったのかな。。?

でも、ウマかったです。ありがとう。また行くね。