販促広告の新しいツールとしてTopdasでも注目している「電子ペーパーディスプレイ」の実証実験が山手線の電車内で行なわれます。
電子ペーパーが実用化されると、従来の紙媒体のように入替え作業に掛かるコストが削減される上に、瞬時に広告内容を変更できる点が大きなメリットです。
例えば、朝の時間帯には朝マックの宣伝、昼にはファッション情報やバーゲン情報、夜にはオシャレな居酒屋と同じスペースでも色んな広告シーンを提供できます。
従来の紙媒体広告では出来なかった、タイムリーな販売促進が可能になるというのは画期的。広告だけでなく幅広い用途が考えられます。
以下引用
株式会社ジェイアール東日本企画と株式会社日立製作所、東日本旅客鉄道株式会社は共同で、新規広告素材、カラー版「電子ペーパーディスプレイ」の試験運用をJR山手線内で実施する。
これは昨年12月の東京駅動輪広場でのモノクロ版「電子ペーパー」の試験に続くもの。この「電子ペーパーディスプレイ」は、紙印刷媒体のデジタル化に適した新しい表示装置で、電車への搭載は日本で初の試みとなる。
この実験により、電子ペーパーディスプレイの広告素材としての実用化の可能性と、表示に適したコンテンツを探る。
【試験概要】
1.期間:2006年12月14日(木)から約1ヵ月
2.掲示場所:山手線3編成 当該編成内運転台裏各1箇所
3.実験主体:(株)ジェイアール東日本企画・(株)日立製作所
4.協力:東日本旅客鉄道(株)
5.概要:(株)日立製作所が開発した電子ペーパーディスプレイを計6面設置し、様々な広告意匠を表示。
6.コンテンツ:各広告意匠(静止画)は、約2分間隔で表示。約30社の広告が掲載。
7.検証テーマ:1)電子ペーパーディスプレイの広告素材としての実用化可能性
2)表示に適したコンテンツ特性
【電子ペーパーディスプレイとは】
通電なしで静止画を長期間表示することが可能な電子ペーパー技術を用い、駆動・通信回路、メモリー、バッテリー等を超薄型・軽量に一体実装した新情報表示媒体。バッテリーで長期間駆動が可能なため、電源設備がない場所にでも設置でき、また、無線によるコンテンツのリモート書換えが可能。
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