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松下、産廃処理を一元管理する自前システムを外販

2006-08-09 | 新商品や事業ネタ探し

ピンと来ない方が多いかも知れませんが、この分野に松下が参入するのは脅威です。

下電器産業は、同社が開発した「産業廃棄物の処理工程をインターネットで管理するシステム」を外販する方針を明らかにした環境に対する意識が高まる中、工場の周辺住民などが産廃に向ける目は年々厳しさを増している。松下ではメーカーを中心にニーズが高いと判断、自社工場への導入が終わる今冬をめどに本格販売する。

このシステムは、産廃処理の際に作成・保管が義務付けられている「産業廃棄物管理票」を電子化し、(1)GPS(衛星利用測位システム)を活用した産廃の運搬経路の把握、(2)デジタルカメラによる産廃の処理状況の確認-を組み合わせたもの。これらのデータをネット上で一元管理する。

松下では数億円かけて同システムを構築し、2003年(平成15年)から試験導入。年内には国内の全92工場への導入が完了する見通しだが、その後、システムの外販に乗り出す。

データを蓄積する装置や、情報の問い合わせ先となるサポートセンターは松下の関連会社のものを活用。そのため、導入企業は操作講習会などにかかる初期の数十万円と、工場ごとに毎月7万円程度の運用費のみでシステムが利用できる。

 産廃処理の状況を、処理業者に引き渡した後の流れまで把握すのは容易ではない。ただ事故などがあれば、企業にとってイメージダウンとなるのは必至。システムの運用を手がける松下の子会社、イーティーソリューションズの平岡良教社長は「リスク管理の一環として、産廃処理の状況を把握しておきたいという企業は増えている。製造業を中心に導入を勧めたい」と話している。



Topdasが過去にお世話になった企業様が、業界の先駆けとしてこれに非常に近いビジネスを大手携帯会社と連携して既に立ち上げていますが、ここに松下が参入してくると脅威です。
何が、脅威かといいますと、自社で研究しながら実際にやってきたことです。
あとは、松下の知名度(ブランド力)ですね。


う~ん、競争に勝つ次の一手を打たなければ。。

競争に勝つ Topdasの次世代ビジネス構想力


トイレジャック?札幌パルコで女性の心をわしづかみ

2006-08-09 | アイデアブレスト視点

ファイザーが渋谷/札幌パルコの女性用トイレで広告展開しています。”便秘薬「コンフォートリセット」を流行に敏感な女性に訴求”

こういう意外性のある広告には、その裏側に精緻なマーケティングが見え隠れしていますね。

製薬会社大手のファイザー株式会社は、女性用トイレの扉を広告媒体とした、ユニークな広告展開を現在、実施中。
9月4日までの約1ヶ月間、女性向け商品である便秘薬「コンフォートリセット」の広告が、渋谷パルコ パート13階の女性用トイレと、札幌パルコ 本館3階レディースフロアのトイレの扉に広告を掲出している。

「コンフォートリセット」の訴求対象は20代女性。商品自体も「おしゃれ」で「チャーミング」なイメージを売りにしていることから、ファッションリーダーが集まる「渋谷パルコ」と、「札幌パルコ」が選ばれたという。
「便秘薬という商品特性上、じっくりと商品に対峙してもらえる環境空間として注目したのが女性化粧室(トイレ)です。さらに女性の化粧室は、化粧直しを行うなどビューティという女性の関心ごとを刺激する場所でもあると同時に、その意外性によって記憶に残りやすい場所と考えました。」と同社ではコメント。

北海道へ旅行されるなら、是非お立ち寄りを!