最近、過去の製品の不具合などが発覚して大問題になるケースが目立っています。
暖房機、エレベーター、給湯器、PC充電池など新聞TVでも報道されている通りです。
ただ、これは氷山の一角。
製品や食品など恐ろしいほど大量の問題が出ています。
国民生活センターのサイトをご覧下さい。
http://www.kokusen.go.jp/recall/index.html
ここサイトに寄せられた「回収・無償修理等のお知らせ」情報の日付と件数を見てください。
こんなに毎日のように不具合が発生しているのです。
ここに寄せられている情報は、主に著名な大企業が多いのですが、潜在している中小企業の製品不具合の情報が加わると恐ろしい結果になるでしょう。
社会的責任を明確にして、自主的に申告している企業もありますが、多くは隠れていると思います。
また、大手企業ならまだ賠償能力もありますが、中小企業では限界があります。
やはり売れる商品のサイクルが劇的に短くなっている現在、十分な検証をせずに世の中に商品を送り出さねばならない状況がこれら問題の後押しをしてしまっているような気がします。
一方では、前向きなこんなサイトもあります。
福井商工会議所の「苦情クレーム博覧会」です。
http://www.kujou906.com/
ここでは、苦情やクレームの情報を積極的に生かす方向を目指しています。
さらに発展させて、様々な苦情やクレーム情報から新しいビジネスを生み出そうとする動きまで出ています。出来ればこのように視点を変えて前向きな動きになるような国の施策も欲しいところですね。
ビジネスヒントは苦情にもある
新しいこと いつも Topdasから