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吉野秀先生 【読売新聞コラム】 

2007年07月29日 | コラム・備忘録




当教室の吉野秀先生のコラムが読売新聞に掲載されましたので、ご紹介しましょう。


■■■■■ 管理能力よりも指導能力 ■■■■■


44歳にして初めて管理職(課長)になった知人は、約1年前にこう言った。

「今の若い連中は基本がなっていないから、そこから徹底的に管理しようと思っている。この日に備えて、マネジャーのノウハウ本はたくさん読んできたんだ」。

その意気込みには感心したものの、管理という言葉に私が妙な違和感をいだいたのも事実。その後は連絡がなかったので、「便りがないのは良い便り」とその活躍ぶりを信じ込んでいたのだが……。

「若いのが言うことを聞かないんだよ。管理されることに慣れていないんだな。もっとギューギューやらなきゃ」と威勢のいいメール。その1か月後、「若いのが部長にオレのスパルタを言い付け、挟み撃ちで進退窮まった。どうしたらいいんだろう。

『これはこうやるといいよ』と部下へアドバイスしても無視されるし」の電話は涙声にさえなっていた。

「管理」を辞書(角川必携 国語辞典)で調べると、「組織や施設などを、運営したり安全をはかったりすること」とある。どちらかといえば形を整えるとか、維持する旨の言葉だと言えるだろう。生身の人間に何となくそぐわないのも無理はない。

一時期はやった管理野球は成果を収めたこともあるが、決して長続きはしなかった。それは「管理をすれば(上司の言うことを聞いていれば)、良い結果が出る(成功に近づく)」の方程式をこじつけたからだと思う。  

人の上に立ったら、まず模範を示すことが重要。部下より動き、考え、実績を上げる。これらに若い人は尊敬の念をいだき、共感・共鳴するのだ。マネジャー風を強く吹かせるだけで、口先だけのデスク族では同僚の支持を得られるわけもない。

良い結果を出させて、初めて管理する資格が得られる。先の知人も実績に基づいた指導を二の次にした点が失敗のもと。一度付いた「精神論を振りかざす鬼軍曹」のレッテルはなかなか取り除けず、この先しばらくは針のむしろにいる心境だろう。

「指導」は「具体的なことがらについて技術ややりかたなどを直接教えること」(前出・辞典)。世間には教え上手と呼ばれる人がいる。余計な言葉を使わずに、ポイントだけを端的に指摘。わかりやすく指南していく。相手の課題を正確に見つけ、その解決策をタイミング良く教えられる人たちだ。

意味のない上下関係意識を取っ払っているだけではなく、課題を共有化して協働するのが特長だ。  


こんな話をすると、先の知人はこうつぶやいた。「オレにも上司(部長)がいたんだよなあ。お山の大将になったような勘違いをしちゃって。しばらくは自分を管理するよ」

■■■■■■■■■■


個人的には、なにか、耳が痛いようなお話しでした(笑)。

いかがです、夏期講習期間中、吉野先生の授業受けてみませんか。まだ、間に合います。私、VIVAの授業もぜひ(笑)。


東京の代々木教室、または横浜市都筑区にある中川教室

興味のある方、くわしくは当教室HPからお問い合わせ下さい。講師も大募集中です!



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『がんばらない』 鎌田實

2007年07月26日 | エッセイ

 

がんばらない.jpg


おはようございます!

しばらくご無沙汰でした。お越しいただいた方、本当にすみません。久しぶりですが、すばらしい一冊をご紹介しますのでお許しを…。


著者の鎌田氏は若い頃にあえて長野の田舎にある赤字経営の病院に赴任したり、何年間もチェルノブイリに出かけたりする使命感あふれる医師です。看護学校の校長であり病院長になった今も、たゆまず理想の病院、医療を目指し邁進している人物。

時々、ラジオなどに出演されてお話を聞きますが、本当におだやかな話しっぷりで、きっと、病院で診てもらう患者さんも安心してすべてを委ねられる、そんな気にさせるような人柄だと感じます。

以前ご紹介しました 『医者 井戸を掘る』 の中村哲氏の “とにかく生きておれ、病気はあとで治す” という言葉も、アフガニスタンで奮闘する医師の現状を伝える印象深いものですが、本書の言葉も心にしみます。

書名 “がんばらない” はその病院内の壁に掲げられていることばです。


理想の病院とは?そう考え始めると簡単そうでなかなか答えが難しい。たいていの人は人生の終盤において、病院、そして、医師をはじめとするスタッフに、一時的にせよ自分の命を預けなければならないわけです。

ですから、この質問は自分の最期はどうありたいかという問いかけと等しいものになりますから易しくはないのです。

氏によれば、自分の病院に “がんばらない” と掲げていることについて、 “我々医者、看護婦ががんばりますから患者さんは自分のままでいて下さい”という意味だそうです。

本書の中で氏は理想の医療とは何かということを問いかけるため、身の回りの様々なストーリー(実話)を紹介しています。

患者と家族、医者、看護婦、そして病院、どの話も理想的な生き方、そして望ましい最期を描いていますし涙を禁じえないものばかりです。といっても、それらのストーリーに暗さはなく、鎌田氏の筆によって、おもしろおかしいエピソードが挿入され、幸福感、明るさに包まれています。


目次は以下のようなものです。


命を支えるということ

患者が来ない病院

ぼくが田舎医者になった理由

チェルノブイリへ

がんばらない

医療が変わる

あなたはあなたのままでいい


読者の年齢に関係なく読めます。さわやかな読後感を味わえる書物であると同時に、“自分や家族の通っている病院は?お医者さんは?”などと考えさせられてしまいます。

つまり、必然的に現代医療の問題点を浮き彫りにします。教育の対象が学力だけではないのと同様に、医療の対象は肉体や臓器だけではなく、患者の心だということを痛感させられます。医療分野へ進学を考えている生徒に限らず、ひとりでも多くの方に読んでいただきたいと思う一冊です。



P.S. タイミングが悪く、夏期講習会でみんなが頑張っている時に、この書名はどうかと気付いたのですが、感動的な一冊ですので…。

生徒諸君はもちろん精一杯 “がんばる” んですよ!






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がんばらない
鎌田 實
集英社

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夏期講習スタート! 

2007年07月22日 | Weblog

 


 明日から 当教室 でも夏期講習が始まります。


生徒諸君、頑張ろう!!!


という訳で…

昨年は各先生のおかげで夏期講習期間中も

記事をUPすることができましたが、今年は授業が数多くあり

残念ながら、毎日の更新はできません。

時間を見ての記事UPになりそうですが

よろしければ時々のぞいて下さい。


もちろんメールやブログへのコメントは毎日チェックしておりますので、

ご遠慮なくどうぞ。



以上、よろしくお願いします。




VIVA

 

気が向いた時に

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スットコくん7月号 【塾の教室で起こるドタバタ】 ジョーク・ネタです!

2007年07月21日 | スットコ ・ 川柳

 


◎今月は超大作という感じはしませんが(何のこと?)

なかなか味がある、と思いますよ…。

笑いネコ.jpg

ネコまで笑う! (=^・^=) 

ヽ(^。^)ノ それ!



★★ お・お母様ぁ!★★

試験直前の高校2年生のS君は宿題が出来ていませんでした…。

講師 『試験前なのにいったいどういうことだ?いい加減にしなさい!』

生徒 『母親が邪魔するんです』

講師 『バカもん!!!人のせいにするな!』

生徒 『だって、ZELDAの伝説でどうしてもクリアできないところがあるから、

     助けて 
って泣きついてくるんですよ~』

講師 『う~、よし、今度 お母さんに説教する!

(日直:ホントにお説教できるでしょうか(笑))




★★ お・お父さん!★★

中学2年生の英語の授業で・・・

  【My father is back home now.】

講師 『この文の動詞は?』

生徒 『 father!』

講師 『えっ、father が どうし? こりゃまた、どうしてどうし?』

生徒 『お父さん、よく“動”くから  

(日直:ご家庭でのご様子が眼に浮かぶようです(笑)。お疲れさまです)




★★ ジャンプ!★★

漫画が大好きなK先生。生徒Nと「少年ジャンプ」について熱く語っていたところ、

生徒 『ってか、先生、ジャンプって“少年”ジャンプですよね?』

先生 『そうだけど?』

生徒 『先生 “少年 ” じゃないじゃん!』

★★○○ジャンプ(続編)★★

(翌日)

生徒 『先生、そんな怒んないで下さいよ!』

先生 『いい!もう、“少年ジャンプ” は読まないから』

生徒 『・・・』

先生 『これからは “ヤング” ジャンプにする』

生徒 『“ヤ・ヤング” ですかぁ? 』

(日直:次はシニアジャンプ(笑)?)



★★ あれ?★★

高2女子です。

生徒 『最近、塾の近くでよく先生とすれ違いますよ。先生気がつかないけど』

講師 『本当に?ごめん。今度はちゃんと声かけてよ』

生徒 『いやです!

(日直: な・なんなんだ!)




★★ どんな世界?★★

世界史を選択したK(←実はNよりも手強い)。手始めに世界地理の質問。

講師 『じゃあまず、南米の国を3つ言ってごらん』

生徒 『はい、ブラジル、ウルグアイと…』

講師 『おっいいぞ。それから~』

生徒 『 パキスタン!

(日直:何を思ったんでしょう(笑))





★★ あの手・このテ ★★

高3生の模擬試験直前です。

生徒 『先生。どうしよう模試やばいよ』

講師 『そうか、でも今の力を確認するためだからね。精一杯頑張れ』

生徒 『物理なんて等加速度の公式だけですよ。

     それでも受けさせるんですかぁ・・・

     
他には全然覚えてませんよぉ。

     そんな生徒に受けさせるんですかぁ・・・



講師 『変な脅しをするな!あきらめろ!』

(日直:脅迫?嘆願?気持ちはわかる(笑))


◎いかがでしょうか?ではまた (@^^)/~~~ 




さぁ、スットコ読んだら、勉強、勉強。


いよいよ 
夏期講習!がんばれ受験生!!

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『おはなしおはなし』 河合隼雄

2007年07月20日 | エッセイ


おはなしおはなし.jpg


本書の著者、元文化庁長官で、臨床心理学者の河合隼雄さんが亡くなられたそうです。巨星堕つ、本当に残念です。謹んでご冥福をお祈りします。

実にたくさんの著作があり、どれほど多くの人の心を癒したことでしょう。河合氏の本を読んで、心理学を志そうと決意した若者も多いと聞きます。

今、アマゾンで “河合隼雄” の名前で検索したら、なんと410件!(41冊でも多いと思うのですが…)。小学生にもわかるような本から心理学の専門書までありますね。

私が読んでいるのはせいぜい10冊程度ですが、書籍という形以外でも、氏の書いた文をいろいろなところで目にしています。おそらくみなさんもそうではないでしょうか。


著作の多さも信じられないほどですが、活動も多岐に渡っており、「日本ウソツキクラブ会長」 なんていう肩書きまでご自分で作られています。また、心理療法の “箱庭療法” を完成・普及させたのも河合氏だそうですね。


本書は朝日新聞に毎週掲載されていた氏のコラムをまとめたものです。中学生でも読めるほど平易な言葉をあえて使っていますが、内容はどこまでも深く掘り下げることができるような気がします。

一つ一つの話は短いので気軽に読めますし、目次を見て興味のあるところだけ読むこともできます。でも、きっと最後は全部読みたくなる、そんな一冊だと思います。“人”には “おはなし” がどれほど重要かを教えてくれます。 そして河合氏こそ、まさに、おはなしの達人だと確信させられます。


目次は以下のようなものです。

明恵三題
うちの話
主人公
男と女
ただ座っていること
自己実現
サンタクロース
白鳥のお話
マージャン
ガムラン音楽
大和魂
おくればせ
安部公房さんの思い出
神話を語る
がんとクロッパー先生
魔法のまど〔ほか〕


河合氏は、代表作のひとつ、『昔話と日本人の心』で大佛次郎賞を取っています。私も大変感動した一冊ですが、しかし、以前ご紹介した小谷野敦氏の 『バカのための読書術』 の中で、小谷野氏がその本を “学問的意味のない思いつき” として、読んではいけない本リストに入れているのを見て、びっくりしたのを思い出します。


また、一年以上前にこのブログで取り上げた、個人的に忘れられない一冊が、私が10年ほど前に入院したおりに読んだ、『心理療法個人授業』 です。

南伸坊さんを生徒役に、河合氏が心理学(療法)について、専門的なことをわかりやすく解説したものです。医学部や心理学関係に進学を希望している生徒にぜひ読んでもらいたいと思う内容です。


本書でも『心理療法個人授業』でも読んで感じるのは、その底知れぬ知識や教養の高さと、わかりやすさ、プラス、優しいユーモアのセンスです。河合氏の跡を継ぐような方がたくさんいて欲しいと願うばかりです。




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おはなし おはなし
河合 隼雄
朝日新聞社

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『できる人の「書きかた」「話しかた」ー 伝えたいことを確実に伝える表現力』 吉野秀

2007年07月18日 | ビジネス書・マスコミ関連

 

できる人の「書き方」「話し方」.jpg


当教室、小論文(国語)講師の吉野秀先生の著作をご紹介しましょう。

拙ブログを継続的にご覧頂いている方は、吉野先生が “笑っていいとも!” の「口八丁手八丁・いいわけ番長」コーナーに解説者でレギュラー出演していたことをご存知でしょう。言葉の専門家です。読売新聞の『Y&Yしごと』 コラムも現在連載中です。

 
昔から、大人が若者の言葉遣いに苦言を呈するというのはあったと思いますし、また、日本語が乱れているとか、活字離れという指摘もされ続けていますね。“ら抜き言葉” の論争もありましたし、言葉は常に変化していますから、なかなか難しい問題です。

実際、数年前は、『携帯』 という言葉には、“身に付けていること” という意味があるだけで、“ケータイ電話” の意味などあるはずもありませんが、今では広辞苑にもちゃんと出ています。


ところが、そうした技術革新や世の中の変化、流行による言葉の正当性に対する疑念などが指摘されるだけでなく、最近は書いたり、話したりする時の表現力、論理性の欠如にまで焦点が当たっています。

英語に関しても同じことが時々指摘されますが、国語となるとさらに問題は深刻です。

私も一年ほど前にNHKのテレビ番組で、“やらせじゃないか” と思うほど、大卒の新入社員のひどい国語力に関する特集を見た記憶があります。ビジネスの世界では、社員の国語力の欠如が仕事の効率にも影響し始めたということでしょう。

もし仮に自分にそういった能力が欠けていると気付いたとしても、こればかりは一夜漬けとはいきません。相当な意識改革とトレーニングが必要となるわけで、本書はそうした現場を熟知した吉野先生が、その問題点や実際のトレーニングの仕方や考え方について述べています。


目次です。

第1章 なぜ書けないのか

第2章 自分に関わることから書いてみる

第3章 整理・推敲して形にする

第4章 新聞雑誌の記事を材料に「わかりやすさ」を研究する

第5章 書いたものを口頭で相手へ伝える

第6章 言い訳とクレームで表現力を考える

第7章 観察・聴察力の高い人から学ぶ



身内だからほめるのではなく、本書はなかなか、あっいや、とても良いです(笑)。ほんとですよ、韓国語に翻訳されることも決定したくらいです!から。(韓国人の非論理性も日本人同様有名ですから、きっといけるでしょう(笑)。)


特にプロ野球の星野監督の言葉の解説、実は私は単に星野監督の熱い性格や、時に見せる優しいキャラクターが魅力的なのだと思っておりましたが、やはり私は素人でした。実に言葉が、(したがって思考が) しっかりしていることが本書の解説でわかりました。

ただし、読んだだけで書き方、話し方がマスターできるのではありません。英語の勉強でも、野球ーの技術でもやはり練習が必要なように、書き方、話し方も自分の課題をきちんと認識して、習慣を付ける覚悟でトレーニングを積む必要性を説いています。


“読むだけで力が付く” というようなことを謳っていないところも好感が持てます。私も読んだだけでトレーニングを実行していないので、いまだこんな文章ですが…。吉野先生、HELP!




なかなか一人でトレーニングできないという方、

当教室の夏期講習で吉野先生に直接、個別指導を受けてみてはいかがでしょう。

一日2時間で、5日間連続という単位から始められます。

(ここだけの話、吉野先生に講演をお願いするとウン十万円もかかるんですって!!!)


  当教室のHPへ



そして…、いつも付け足しておりますが(笑)…

私、VIVAや他のプロ講師の授業も受け付けております。

まだじゃっかん空きがあります。よろしければどうぞ!




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できる人の「書きかた」「話しかた」 伝えたいことを確実に伝える表現力 [ソフトバンク新書]
吉野 秀
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『ロイヤル英文法ー徹底例解』 綿貫陽・宮川幸久・須貝猛敏・高松尚弘・マークピーターセン

2007年07月18日 | 大学受験【英語】参考書など


ロイヤル英文法.jpg


いわゆる文法書の中で中級以上の受験生に薦めるとすれば、本書です。

代表的な一冊、英文法解説- 江川泰一郎 も文法書の中の名著と言われ、私も時々参考にします。他にも十数冊は持っていますが、例えば江川先生のものなどはやや専門的で問題数も多く、英文科を目指す方ならともかく、一般の受験生には薦めかねます。

また、以前 『コンプリート高校総合英語』 や 『Forest』 をご紹介しました。これらは逆に高校生には大変使いやすいのですが、入試での最高レベルの踏み込んだ理解をしたい時にはやや物足りない。事典として引くのか、参考書として読んでいくのかきわどいところです。


本書にはそれらより詳しい解説が載っています。900ページ近い分量ですから、私のような文法大好き人間ならともかく、受験生は最初から読んでいくのではなく、わからない文法が出てきたら引く。すなわち文法事典ですね。

こういう本を使うときの問題は、ある程度学習者に文法知識がないと、該当する箇所にすらたどり着けないという点です。そういう意味では索引がこの種の本ではある意味生命線ですが、本書は非常によくできています。語句索引も充実しています。

そもそも引きやすいことをコンセプトに作られており、索引だけで50ページを越えています。

文法事典の良し悪しは、内容だけでは決まりません。あいうえお順の辞典とは違い、事典とはいえ参考書ですから、使う側の学力次第という面があります。どれを選ぶか迷ったら、引き比べをすることです。

例えば、自分は “関係副詞” というのがわからない。そうなったら実際に図書館や本屋さんへ行って、それぞれの文法書を引いて、もっとも引きやすいもの、解説がわかりやすいものを選べば良いわけです。ただし、少なくとも5つくらいは項目を比べて下さい。

“仮定法現在” とか “叙述用法” “決定詞” といった少し高度な文法用語で引いてみたり、 should とか the という語句索引で使いやすいものはどれか探してみたり、“副詞” や “so~that” という基本事項で比較することをぜひお勧めします。

さらに練習問題がたくさん付いていたほうが良いのか、いらないのか、そういったチェックポイントは人によって異なります。問題より例文の量や質とその解説も比べられます。難しすぎると思ったら敬遠してください。

受験生は志が高いので、たいてい難しそうなものを選ぶのですが、受験後も使うというくらいの覚悟なくして買ってしまうと宝の持ち腐れで、無理に使えば混乱するだけです。勉強はとにかく積み上げですから、難しそうなものは、次に買えば良いと割り切ることです。

また受験生の心理として “この一冊さえあれば” という気持ちを持ちたがるのですが、それを抑え、何冊か揃っていても良いくらいの気持ちで選ぶこと。それがこういう本を選ぶ時のポイントです。



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ロイヤル英文法―徹底例解

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『全解説頻出英文法・語法問題1000』 瓜生 豊 , 篠田 重晃

2007年07月17日 | 大学受験【英語】参考書など


頻出英文法・語法.jpg


なんと! 当教室 に通っている中学生が、自分のお兄さんのためにこのテキストの書評・解説を書いて下さい!と持ってきたものです。お兄さんが夏休みの家庭学習でこれを使いたいということです。

いや、それにしてもけなげ。心優しい弟くんですが…、『 弟なんか使わずに、塾に来て私の授業を受けなさい!』 と伝えたのですが、どうでしょう(笑)。


まぁ、それはともかく、本書です。良い本ですね、きちんと使いこなすことができれば。


Next Stage(ネクステージ)英文法・語法問題』 でおなじみの瓜生豊・篠田重晃の両先生のテキストです。拙ブログでもお二人の 『英文法ファイナル問題集』 を以前、取り上げました。

実は、本書と上で挙げた2冊はそれこそ “兄弟” と呼べるほど、問題も解説も似ています。どれか一冊を徹底してやれば、ほぼ文法や語法はマスターできそうですが、それぞれ構成が異なるということ、本の形式が違いますので使い方も工夫して下さい。


学校などから生徒に渡しているのは、『Next Stage(ネクステージ)』 です。持っている生徒が多いのですが、一人で勉強するとなると、実はこれが一番使いにくいというか、解説が少ないので、私はお薦めしません。

『Next Stage』 は、他の2冊と違い、問題と解説が別冊になっておらず、同じ見開きの左右のページにあります。もうひとつの特徴は一番広範な分野を扱っているということ。例えば、発音・アクセントは 『Next Stage』 にしか入っていません。

そういったことが、学校の授業では使いやすい理由なのかもしれませんが、その分解説の内容が薄くなっている印象は免れません。発音やアクセントなども、一応付いているという程度で、その情報量はわずかですから、別のテキストでも十分補えます。


英文法ファイナル』 に関しては記事にしましたので、それを参考にしていただきたいのですが、特徴はまず、標準編と難関大学編の2冊に分かれていること。さらに答案用紙まで用意され、設問に配点を付けたテスト形式であるということです。

それが使いやすいかどうかは個人の好みにもよるでしょう。そういった形式を考えれば、夏休みに集中的に文法をやるという時に使うより、一通り学習し終わった生徒が、自分の理解度や弱点を確認するのに良い本です。制限時間内で目標点を決め、緊張感を持って解いていけば、この形式が活かせます。

“英文法” という名が付いていますが、語法やイディオムや会話表現などの暗記部分もしっかり入っています。また解説も非常に充実していますから、復習もしやすいはずです。


そして、本書。たとえば本書には会話表現という項目こそ設定されておりませんが、入試に必要なものはある程度問題に含まれていますから、実質は『英文法ファイナル』と大差ありません。

少なくとも、ファイナルよりは先にやるべきテキストです。ファイナルが総仕上げ的に、分野の区別のないテスト形式になっているのに対し、こちらは時制からオーソドックスに始まりますし、基本からセンターレベル、さらにそれ以上へと段階的に導いてくれます。

ただし、まったく初歩の文法からやりたい人には向きません。すべて入試問題ですから、いくら解説が詳しいといっても、1000題プラス復習200題を初歩から理解するには、膨大な時間がかかりますから注意して下さい。中級から難関レベル向けです。


結局、この3冊(英文法ファイナルは標準編と難関大学編)は、どれを使っても、その内容すべてを理解すれば、結果的には似たような効果があると言えますが、上記の理由で夏休みに独習するなら、本書がベストです。


個人的には、このお二人の参考書はどれも解説が詳しく大変気に入っていますが、どうして、こう似たような本を何冊も出されるのか、事情がよくわかりません。これら以外にもまだ何冊かありますから、受験生はどれを使ったらよいのか迷うのも無理からぬところです。(確かに、弟まで使いたくなる気持ちもわかる(笑)。)

こういうタイプの本は、いろいろ中途半端に手を出すのではなく、しっかり一冊を仕上げる方が学習効果は高いはずです。特に本書は問題が小冊子となっており、できない問題にしるしを付けて一つ一つつぶしていけば、自分の学習進捗度も把握しやすいでしょう。

本書の中のどこから出されても大丈夫と言えるくらい使い込む。そういう覚悟で頑張って下さい。かなり量がありますので、短期間でやり切るのは大変ですが、良質の問題集であることは間違いありません。



P.S. お兄さん!読んでくれたかな?わからなかったり、くじけそうになったら夏期講習に来て一緒に頑張ろうね(笑)。英文法博士になろう。必ずマスターさせるから!



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全解説頻出英文法・語法問題1000

桐原書店

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『最後の将軍―徳川慶喜』 司馬遼太郎 / 『幸福な食卓』瀬尾まいこ (読書感想文にお薦めの本)

2007年07月16日 | メルマガ関連記事


『最後の将軍―徳川慶喜』 司馬遼太郎


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今回の『読書感想文にお薦めの本』 の最後の二冊。まずは司馬遼太郎氏からです。拙ブログでも司馬氏の作品は 『殉死』 『二十一世紀に生きる君たちへ・洪庵のたいまつ』 『竜馬がゆく』 『坂の上の雲』 などを取り上げました。

どれも素晴らしい作品ですが、本書もまた、司馬ファンならずともぜひお読みいただきたい一冊ですね。

村井先生の紹介です。


徳川15代将軍、「大政奉還」で江戸幕府を終わらせた最後の将軍である慶喜の話です。歴史の授業に出てくるので、この人物の名前は聞いたことがあると思います。

ただ、この時代は坂本竜馬や西郷・桂、新撰組といった華やかなヒーローたちがいる中、慶喜はいつも脇役的な存在でなかなかスポットがあたらないため、慶喜は幕府のお飾りなだけ?無能な将軍?といったイメージが付いてしまいがちですが、実は慶喜はとても優れた政治力を持つ人物。

激動する時代を見通していた慶喜が、どのような想いで幕府を終わらせたのか…。今まで知らなかった慶喜の人物像を堪能できて面白いです。感想文も書きやすいと思うので、興味ある方はぜひ読んでみてください。



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『幸福な食卓』 瀬尾まいこ


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瀬尾まいこ氏は、年齢も作風も全く違いますが、人気なら、司馬氏に劣らないほどですね。氏の作品も、これまで取り上げております。『卵の緒』 『図書館の神様』 『天国はまだ遠く』 です。

これらのうちでは、確かに本書が一番感想文が書きやすいでしょう。伊藤先生の紹介です。



冒頭からどんな展開になり、家族にどんな過去があるのか・・・ちょっと変わった?家族の物語です。お父さんお母さん、お兄さんそして主人公である妹の成長物語であり、読書感想文を書く際には自分を主人公に置き換え、あるいは自らの家庭を比較しながら書けばスムーズに筆が進むのではないでしょうか。

一話ずつが短編になっていますので、とても読み易く、女の子には多く共感できるところがあると思います。中学生以上におすすめです。




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『素人包丁記』嵐山光三郎 / 『夢を叶える社長の「出会い」戦略』 倉田俊相 (読書感想文:推薦図書)

2007年07月15日 | メルマガ関連記事




 『素人包丁記』 嵐山光三郎

素人包丁記.jpg

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当教室 ならでは!という本を今日は紹介しましょう。絶対、学校では推薦図書にはしないでしょうね(笑)。昨日の文学作品とはえらい違いです。今日ご紹介してくれる先生はお二人とも、超人気講師ですが、こういうことができるのが人気の秘密?

まずは、フルヤ先生が取り上げてくれた一冊。嵐山光三郎は以前、私VIVAが 『死ぬための教養』 をブログで取り上げました。よろしければそちらもご覧下さい。


では、フルヤ先生の紹介文です。



感想文を書きやすい本とのことです。「簡単に泣ける本」 「簡単に笑える本」 を挙げたい所ですが、読んだ人全員が同じような感想を持つような本では、人と違う感想文は書けません。そこでこの本です。

元雑誌の編集長でもあり、エッセイストでもある著者が繰り広げるトンデモナイ料理への挑戦。メロンをぬか漬けにしてみたり、おむすびの中にジャムを入れてみようとしたり・・・。

突拍子もないアイデア、リズムのいい文章。読みやすく、かつ読んだ人が色んな感想を持つ本だと思います。よくあるグルメ本とは全く違いますよ。


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『夢を叶える社長の「出会い」戦略』倉田俊相



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そして、こちらは吉野秀先生のお薦めです。お~!偶然にも、上の嵐山光三郎と言えば、『笑っていいとも!増刊号』 の編集長じゃないですか。吉野先生もついこの前まで、『笑っていいとも!』 にタモリさんたちとレギュラー出演しておりました。

以前、吉野先生が読売新聞に連載しているコラムを取り上げたおりにお知らせしましたね。

  ⇒ 『吉野先生のコラム

それにしても、いったいこういった本をどう料理すればよいのでしょう。分からなければ、当教室で吉野先生の作文(小論文)講座もあります。


では、紹介文です。


受験生にとって、経営者が描くビジネス書は一見無縁なものと考えられるかもしれない。ただ、大きな目標を達成するために「効果的で創造的」な設計図を作り、それを具体的・継続的に進めていくのはまぎれもない共通点だ。

著者はカネなし・コネなし・情報なしから一躍、六本木ヒルズ族の仲間入りをした。受験を通しての人生勉強へ役立つ言葉が数多くちりばめられている。もう一度、自分の将来を考える意味でも、今までとは違った視点・発想での感想文作成に挑戦してもらいたい。




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『走れメロス』太宰治 ・ 『刺青・秘密』 谷崎潤一郎 (読書感想文:推薦本)

2007年07月14日 | メルマガ関連記事


『走れメロス』 太宰治



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『走れメロス』 はいまだに多くの中学校の国語の教科書にも載っておりますし、定番中の定番。それが画一的だと批判されるほど逆に言うと人気の高い作品です。読んでいない人はぜひ、一度読んでみて下さいね。

本当は本があると何度も好きなときに読めて良いけれど、太宰治や夏目漱石や芥川龍之介など、死後50年以上経った作家の作品は、著作権が消滅し、ネット上で読むことができるものがかなりあります。本作品もすぐに読めます。

   ⇒ 青空文庫 『走れメロス』 


monta 先生がすすめてくれました。

小学校の時読んで以来なのですが、もう一度読んでみました。人を信じるということはなかなか難しいです。だけどそれに応えたとき、築くことができる信頼関係とは一生ものです。友情、さらには人間関係が円滑にいくということは何物にも代えられない、大切なものだと再認識しました。久しぶりに読んでみても、いい小説だったなと感じます。



■■■■■■■■■■■■


『刺青・秘密』谷崎潤一郎

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こちらも文豪、谷崎潤一郎です。思い切った推薦だと思いましたが、なるほど、genio先生 の紹介文を読んで納得。

“文学青年” 最近あまり聞かない言葉ですが、本書などがきっかけになって、ゲーム少年がどんどん文学青年に変身すると良いのですが…。


 genio先生の紹介文です。


谷崎潤一郎なので、オススメの対象は高校生のみなさんです(笑)。谷崎と言えば『刺青』が有名ですが、本書に収録されている『秘密』はもっとインパクトが強かったです。

目隠しをされて怪しげな場所に連れて行かれる主人公。視界を奪われながらも秘密を隠し持つ優越感、タブーを犯す快感など、共同体から分離しきれない近代人の抱える矛盾を描いています。その奇怪さといったら、さながら都市伝説のようです。



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『五体不満足』 乙武洋匡 :『白い牙』 ジャック・ロンドン (読書感想文にお薦めの本)

2007年07月13日 | メルマガ関連記事



当教室 の7月号メルマガは、『読書感想文にオススメの本』 の特集でした。

夏休みの宿題と言えば、読書感想文ですね。

書けない人、当教室に通ってください!


というわけで、先生方に読書感想文にしやすい作品を紹介してもらいました。


『五体不満足』 乙武洋匡



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乙武氏は生まれながらにして、両手両足がないという障害を持っています。テレビでもキャスターをされていましたし、本書も大変なベストセラーになりましたから、知っている生徒諸君も多いでしょう。

当塾の代々木教室にもたくさん生徒が通ってくれている戸山高校 (そして、早稲田大学)の出身ですので、個人的にも非常に親近感を持っている作家さんです。本書は代々木教室の aya先生が紹介してくれました。

aya先生の紹介文です。


中学校の国語の教科書にも採られている本です。作者の乙武さんは両手、両足がなくても障害者としてではなく、一人の人間として生き生きと生活していることがよくわかります。

乙武さんも偉大ですが、ご家族や周囲の人々も素晴らしいと思いました。

本書の読書感想文を書く時には、自分がもし、乙武さんの立場だったらどうなるか、また障害を持つ人と健常者との交流はどうあるべきなのか、障害を持つ人のために私達は今、何が出来るのかなどを考えてみると書きやすいと思います。


■■■■■■■■■■■■


『白い牙』 ジャック・ロンドン 


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こちらは世界的な動物文学の傑作です。これも書きやすいでしょう。原作は100ほど前に書かれたらしいのですが、普遍的な感動物語の一冊で、小学校高学年から読めます。(日本に同名の有名な映画がありますが、本書とは無関係です)

福原先生の紹介です。


動物物語で主人公は狼と犬の混血です。過酷な運命や厳しい自然と闘いながら、最後にようやく主人の元で安息の時を迎えるまでの力強い一生を描いてます。人間っぽい理屈は抜きです。

むき出しの愛、孤独、感動を味わうことができる一冊で、 非常に読書感想文向きの内容です。




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『小泉の勝利 メディアの敗北』 上杉隆

2007年07月12日 | 政治・経済・外交


小泉の勝利メディアの敗北.jpg



いよいよ参議院選挙の公示です。年金問題やら閣僚の失言やら事務所費問題で、あんなに高かった安倍首相に対する支持率がここのところ急低下。民主党などの野党にとっては絶好のタイミングで選挙をむかえて大チャンスでしょうが、さてどうなるでしょう。


選挙がある時には、定期テストの時事問題にも必ず出されますからね。生徒諸君も注目していろいろと覚えて下さいよ。ちょっと復習しましょうか。

参議院議員の被選挙権は30歳以上。任期は6年で、3年ごとに半数を改選する(衆議院は25歳。任期4年で途中解散もある)。全体の定数は242人で、選挙区146議席と比例代表96議席に分かれる。各都道府県を選挙区とする選挙区制(大選挙区制:選挙区ごとに1から5名) と非拘束名簿式で全国統一での比例代表制によって行われ、重複立候補はできない。(衆議院は定数480、小選挙区300人、比例代表11ブロックで180人。拘束式で重複立候補ができる)


大丈夫かな?


今回は242の半分、121議席を370人くらいの候補者で争うことになりそうです。各党のマニフェストはそれぞれHPでご覧下さい。

 自民党   民主党   公明党   共産党   社民党   国民新党   新党日本




さて、本書です。

安倍首相の支持率が低下しつつあるのとは対照的に、引退時でも 歴代内閣最高の 60%という支持率を維持した小泉政権というのはいったいなんだったのでしょうか。

総理総裁を辞めてからはほとんど表に出てきませんでしたが、選挙が近付いた今になって、マスコミにその人気振りが報じられたり、再登板の話題まで出たりするほどです。

ところが政治関係の書籍でもブログでも、小泉政治を評価する声はほとんど見聞きしません。どんな政権でも功と罪があると思うのですが、まるで罪ばかりの政権だったかの印象です。

このブログで取り上げた本の中では、『戦後政治家暴言録(保阪正康)』 や 『総理の値打ち(福田和也)』 『さらば外務省(天木直人)』 あたりが最も手厳しい批判を小泉氏に加えています。


印象としては、政治に詳しい人ほど小泉政権に対する評価が厳しい気がします。私は政治に詳しくないので、功の方もある程度、評価をしています。何といっても電撃的に訪朝し、北朝鮮に拉致を認めさせたことと、不良債権処理を強行し金融機関を再生させたことが最も大きな功績だと思うのですが、これ以上書くと詳しい人から攻撃を受けそうなのでここまで(笑)。

罪はどこでも言われているように、あらゆる分野で本当に格差が広がったと感じること。教育問題に関して言えば、“一内閣一閣僚” と言っていたはずが、文部科学大臣をコロコロと変えてしまい、政策にまったく一貫性がなかったことです。


戦後3番目の長期政権、5年以上に渡りましたから、いろいろなことがありました。拙ブログで、小泉首相だけを扱った書籍は 『官邸主導(清水真人)』 と 『小泉純一郎最後の賭け(大下英治)』 の二冊ですが、小泉政権周辺による道路公団問題、日中・日韓関係を扱ったものや、その政治姿勢をどう評価するかというものまで、知らないうちに数多く取り上げました。 ⇒ 『政治・経済関連』 


本書では、小泉政権がワイドショー型とか劇場型と言われながらも、メディアは最後までその政治姿勢の本質を読み違え、過小評価してきたのではないかという問題意識から書かれています。

ただし、小泉純一郎を不世出の政治家であるから、それをきちんと評価しようというよりも、なぜメディアは間違え続けたのか、そこのところを検証しようではないかという意図です。


小泉政権誕生直後の組閣人事から報道は間違えました。いやそもそも、総裁選で、最初から小泉氏が勝つという予想すらできなかったのですね。あの超不人気の森政権をつぶそうと起こった、“加藤の乱”。 それ自体は不発でしたが、収まった後、森氏のあとは橋本龍太郎氏に決まりという雰囲気でしたから。

その後もいろいろありました。小泉は必ずどこかで折れるはずだというメディアや政治評論家の予想をことごとく裏切って、妥協しない姿勢を貫きました。“丸投げ” とか “使い捨て” “パフォーマンス” “独裁者” という批判をずっと浴びてはいましたね。


終わってみると、多くの元自民党の実力者に刺客を向けてまで衆議院解散に打って出たあげくに、郵政の民営化をやり遂げ、中国・韓国の批判を承知の上で8月15日の靖国参拝まで実現してしまいました。


以下が目次です。

なぜジャーナリズムは敗北したのか
政権前夜―嵐の前の静けさ
政権発足―テレポリティックス
その人脈と側近たち
聖域なき構造改革―道路公団改革
小泉外交―北朝鮮
抵抗勢力の反撃
靖国参拝
重要法案
郵政選挙
後継者たち
兵どもが夢の跡
唯一の相談役
ジャーナリズムよ率直であれ


筆者自身が評論家ではなく、まさに記事を書いていた当事者。5年半にも渡って小泉政権をウォッチし、記事にしてきた側で、要するに小泉政権に対するすべての記事を検証することは物理的にも不可能なので、せめて自分が書いてしまった誤った憶測記事そのものやその背景を検証しているわけです。

筆者も言うように、確かにある意味、自殺行為ですね。人が忘れているであろう過去の自分の誤報のようなものを、あえて遡上に乗せるわけですから。


万国共通のメディアの使命であるとされる権力監視という機能において、ここまで間違えを繰り返していたのだから、やはりその問題点をあぶりだしたいという正義感というか使命感は読んでいて伝わってきます。

大胆な選挙予想をはじめ、経済見通しや政局分析、外交評論家など、本当にことごとく知識人といわれる人々が訳知り顔で断定的に予想をし、それが見事にはずれても、まったく悪びれる様子もなく、その後にマスコミに登場し続ける現象は辟易とします。

小泉氏の行動を “パフォーマンス” だと切って捨てるマスコミの方こそ、みずからの予想報道の結果を検証もせず、反省もしないまま、日々パフォーマンスを演じている気がしてなりません。

それに乗ってくれるいわゆる知識人や田中真紀子氏に代表されるような人気政治家をメディアに登場させていると感じますので、本書の意図には共感を覚えます。筆者の結論として、小泉氏は正直な政治家だったと。自民党はこの前の選挙では勝ちましたが、壊れてしまった部分も確かに大きいですね。


そういう意味においては、非常におもしろい一冊だと思います。これから選挙予想もどんどん出るでしょう。権力チェックも必要ですが、そもそもマスコミが権力になっているのですが、それをチェックするのは自分しかいないということを訴えているような一冊です。




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小泉の勝利 メディアの敗北

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『オール1の落ちこぼれ、教師になる』 宮本延春

2007年07月11日 | 教育関連書籍


オール1の落ちこぼれ教師になる.jpg

 

ヤンキー先生” こと義家弘介氏が、自民党から参院選比例区に立候補するそうです。驚きましたね。義家氏には教育再生会議での活躍を期待していただけに、残念です。伊吹文部科学大臣がちょっとしたいやみを言ったそうですが、正直、私も釈然としません。

そのために、“教育再生会議” の委員を辞任したわけですが、その後任が “オール1先生” と呼ばれる本書の著者、宮本延春氏です。

“ヤンキー” のあとがまが “オール1”!? まるでドラマのシリーズものの続きでも見ているようで、話題つくりが先行してしまっている印象です。少し心配なのですが、有名人を揃えることで教育に対する世論の関心を高める効果があるのでしょうか。


それはともかく…、

本書は良いです。宮本氏が政府の機関に属してどこまで活躍できるかは知る由もないのですが、宮本氏のような考え方がひとつでも多くの教育現場で実践されることを願います。

書名からわかるように、宮本氏はオール1の通知表をもらうくらい小学校・中学校の勉強がわかりませんでした。ひどいいじめなどによって、不登校になり、家庭内暴力や貧困にあえぎながらの生活だったようです。

高校進学など夢のまた夢、中学卒業後は大工の見習いになりますが、さらにひどい職場のいじめにあいます。16歳の時に母が亡くなり、職を転々としている時期にラーメン屋だった父も病死。兄弟もいないため18歳で天涯孤独の身になります。


その少し前、部屋にこもり、自分の人生の目標を考えに考えて出した結論が音楽活動で食っていくこと。フリーターをしながらバンド活動に没頭するもやはり現実は厳しい。やがてその仲間の紹介してくれた建設会社のアルバイトで働くうちに、これまでとは違う心優しい人々に出会い、仕事の楽しさをはじめて経験し、転機を迎えます。

そこの社員となり、仕事に必要な資格を取るために九九を覚えなおし、勉強が始まります。人生の目標が変わります。仕事と勉強に熱中し、バンドは楽しみながら。昔からやっていた少林寺拳法に励む。そんな充実した生活を送れるようになったころ、さらに目標を劇的に代えてしまったのがアインシュタインを扱ったテレビ番組。

彼女(今の妻)が貸してくれたそのビデオを見て、科学や自然の不思議さに打たれ、23歳で小学校3年生の算数ドリルから勉強を始め、仕事を続けながら定時制高校に入学します。

そこでも、ちょっと信じられないくらいの暖かい先生たちの励ましや、楽しい仲間に出会い、人生ではじめて、楽しい学校生活を送ります。どんどん学問にひかれていき大学受験を決意。

寸暇を惜しむ不断の努力と、周囲の暖かい協力を得て、見事、難関の名古屋大学に合格します。9年間研究に没頭し、大学院卒業後、36歳で母校の教師なるというストーリーなのです。


目次です。

第1章 オール1の落ちこぼれ先生―オール1先生の授業

第2章
 どん底の十代で考えたこと―“いじめ”と“学校嫌い”

第3章
 アインシュタインとの出会い―アインシュタインと彼女

第4章
 定時制高校での猛勉強―目標は超難関大学

第5章
 オール1から大学受験へ―大学受験

第6章
 なぜ勉強するのか―大学生活

第7章
 オール1教師の学習法―落ちこぼれの勉強法


大変読みやすく感動的な一冊で、小学生から大人まで手に取ることのできる内容だと思います。九九さえ覚えていない、中学を出た時に知っていた英単語は、本屋の看板で覚えた book のみというのです。

ここから、塗炭の苦しみを味わいながら、猛勉強で自分の道を切り開いたわけです。もちろん人並み以上の頭脳と努力をいとわないまじめな性格があればこそなんでしょう。

本書を読んだだけでは、どうして多感な若者がこんな苦しみにぐれることなく耐えられたのか、素直な気持ちを失わずにいられたのかわかりませんが、やはりキーワードは 『夢』 や 『目標』 ということのような気がします。

最後に紹介されている勉強方法にしても、いわゆる“王道”です。周囲のアドバイスもたくさんあったのでしょう。さまざまな工夫がされ参考になりますが、特別なテクニックがあるわけではありません。

全編を通じて、『目標』 を持つことの大切さ、それに向けて 『学ぶ』 ことの意義を生徒たちに伝えたい気持ちがあふれています。

現在は先生ですから、通知表を付ける側ですが、やってもできない子には徹底的に付き合うが、やらない生徒には1を厳しくつけるそうです。

いじめなどによって、夢や希望を失ったまま生きている生徒の力になりたい、そして本書を読んだ人の人生に少しでもヒントを与えたい、そんな気持ちを感じる一冊でした。
 


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オール1の落ちこぼれ、教師になる

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『学校:school』

2007年07月10日 | コラム・備忘録





以下は当教室の今月号のメルマガに、私が投稿した教育コラムです。

 よろしければお読み下さい。


 

■■■■■


『学校:School』


とにかく教育を変えたい、学校を再生したいということでしょう。安倍総理大臣が登場して、教育再生会議というものができて以来、教育問題に関して、実にいろいろな動きがあります。

確かに昨年の未履修の問題やいじめの問題など、教育界にはどこから手を付ければ良いのかというほど、まだまだ多くの課題が山積みです。

つい先日も教育再生関連の三法案が可決されました。これによって、学校の先生たちの免許が更新制になり、指導力不足の教員を排除するというのですが、これとてどう運用されるのか、まだ何も解決されていません。

いったい 『学校』 というものに何を求めるのでしょう。理想の学校というのは生徒ひとりひとり、また保護者によってもさまざまでしょうから、みなが納得するような学校像を描くのはひどく難しいと思わざるを得ません。


そもそも学校って何。たまにはそんなところまで考えてみましょう

学校は英語で school。この言葉の語源は、ギリシャ語の “ひま、余暇” です。そう、学校(school) というのはもともと暇な人たちが集まるところでした。日々、宿題や部活動に追われている生徒には意外でしょう。

古代ギリシャで、仕事をせずに学問ができるのは生活に余裕のある人々しかいません。そういう人々が余暇を利用して教養を身につけるためにできたのが school:学校です。

(余談ですが…、そうなると、時々、生徒たちが、塾で出された宿題ができなかった言い訳に使う、“学校の方が忙しくて…” というのは言葉の矛盾ですね(笑)。学校は暇な人が行く所ですから。)


さて、日本でも江戸時代から寺子屋はあったものの、今のように誰でも学校に行けるようになったのは、実は比較的最近のことです。われわれの一世代前、つまり生徒たちのおじいちゃん、おばあちゃんの世代は、家の仕事の手伝いがあるために学校へ行きたくても行けない子供は日本にもたくさんいました。

そういう意味では、現代の生徒たちは、仕事から解放されて学校に行けるだけで恵まれているのですが、では、その余暇を使って、学校で何をするのでしょうか。

今度は日本語の 『学校』 という言葉を見てみましょう。 『学』 はもちろん“まなぶ”こと。そして、“まなぶ” の元の意味は、 “まねぶ”、 つまり “マネをする” ことです。『校』 は “交” という字が示すように、人々が交わるところ。つまり、教える、学ぶ(まねる)の交流の場が学校です。

学習の 『習』 という字も “手本通りにすること” ですから、『学習』 というのは徹頭徹尾、人のものまねをするということ。それによって知識を身に付けるのが学習の目的です。


そうなると学校の先生と生徒の関係が実にわかりやすくなります。生徒たちは “先生のまねをするため” に学校に来る。そのお手本となるべき人たちがいなければ学校は、本来の学校ではなくなるということです。

日々の生活の中で、親が子の手本にならなければならないように、学校の先生方も生徒たちが 『学習』 したくなる手本でなければならない、そういう重い使命が課せられていることがわかります。そのために、みんなの税金でできているのが 『学校』 というものです。

難しい法律や複雑な教育のしくみが次々にできますが、やはりその根本にあるのは、『先生』 であると思います。優秀な若者が “教師になりたい” と思うような改革であること、そして “先生のようになりたい” と思う生徒がたくさん生まれる改革であることを願ってやみません。




◎“先生”というのは単に “先”に“生”まれただけでは務まらないんですね(笑)。もちろん、塾の先生である我々の自戒を込めて…。



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