歴史好きですか?日本史も世界史も分かれますね、好きな人と嫌いな人に。学校の歴史の勉強は嫌いだったけど、大人になってから好きになったという人も多いですね。
生徒諸君!大人になるとわかるんだけど、歴史の知識抜きには、今の世の中を生きていけないと感じるものなんです。確かに歴史のテストは暗記ばかりだけど、社会に出たらもっとも必要で役立つ科目じゃないかな。覚えておいてね。
さて、なかなか評判の良い日本史のテキストがあります。以前、『ゴロで覚える古文単語ゴロ565(ゴロゴ)』 を紹介していただいた K先生に書評をお願いしました。すばらしいです。どうぞ。
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社会科を好きでない皆さんに共通した認識は、学生生活を暗く染める試験直前、当該範囲を詰め込めるだけ只管詰め込んだのに、思った様な結果が得られず、あげく喉元過ぎて何とやらで、覚えたはずの事項は忘却の彼方という苦い経験の反復が基になっているのでは。
とりわけ厄介なのが日本史、世界史、虫食いの文章を埋めるだけでも虫唾が走り、ましてや知識をまとめて論ぜよなんて言われた日には…しかしそれもこれも社会科科目を暗記力ないしは勤勉さを試すものとする巷の偏見が禍してのこと。
歴史とは幸運にも現存している僅かな記録をつなぎ合わせ、綻びを繕いながら編まれた物語であることを思い出すなら、用語や数字を覚えるばかりが学習でないことは納得のいくところでしょう。
事はむしろ想像力に関わっているのです。
ここで紹介した参考書は、史実を政治的な変遷を軸に見やすい表形式で整理してあり、制度や文化や思想も加えられ、まさにこれから諸君が織るべき物語の型紙を提供しています。
かつて流れていた時間が如何なるものであったかを追う歴史の醍醐味を楽しむにはお勧めの1冊です。
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歴史嫌いに共通するのは、昔のことと今とがつながらない、すなわち “流れ” が無いんですよね。きっと。
現実問題として、ゆっくり解説する授業時間も足らないし、世界史なんかはすぐにあちらこちらに飛んでしまうので仕方のない部分もありますね。実際、世界史に履修漏れが多かった事実を見ても、なかなかやりきるだけの時間の確保が難しいんでしょう。
日本史は世界史に比べれば、もちろん“狭い”んだけど、その分 “深い”からね。しっかり流れを把握した上で、勉強をどこまで深められるかが勝負です。
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