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【絵本から専門書まで】 塾講師が、生徒やご父母におすすめする書籍のご紹介です。

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『マンガ嫌韓流』山野車輪

2006年02月28日 | 外国関連

話題の一冊を読みました。いくつもの出版社に断られたというフレコミでしたが、韓国批判はそれほどのタブーなんでしょうか?なかなか面白い内容でした。


山野氏はどうも、韓国が嫌いというより、日本中が国を挙げて『韓流ブーム』だと騒いでいることに危機感のようなものを感じている様子。いったいあのブームはどこから生まれて、誰が扇動したのでしょうかね。僕もNHKのニュースで“ヨンさま来日”が流れた時には驚きましたが。 それにしても反響はすごいらしいですね。今、アマゾンで見たらレヴューの数がなんと800も!普通多くて20くらいじゃいないですか(詳しくないですが)。

自分が勉強不足のために、本書が事実に基づいているかどうかの判断が下せないのが、残念です。マンガとはいえ、政治的な本ですから、気軽に“お薦め”とは言えませんが、読んだ方がいらっしゃれば、感想を教えていただけるとありがたいです。

マンガ嫌韓流

晋遊舎

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『教科書採択の真相』藤岡信勝

2006年02月24日 | 教育関連書籍
新しい歴史教科書を作る会の藤岡氏が、
またも厳しい採択結果になったことを受けて、
その間の経緯や裏側を語っています。
確かに、扶桑社の『新しい歴史教科書』の採択は、
全国の需要数約132万冊中のわずか521冊。
率に直すと0.039%と限りなく
ゼロの大敗北ですが、
ご存知のように市販された教科書は60万部も売れました。

コミックじゃあるまいし、
つまらない書物の代表のように言われる教科書が
これほど注目を集めた訳です。
やはりその影響は大きく、私も市販本を手にして、
『どこが右翼の本なんだろう?』と不思議に思いました。

いったいどういう理由で、どんな手口を使って、
扶桑社の本を排除したのかが
教科書採択の歴史から始まって、詳しく紹介されています。
自虐史観を批判した本はたくさん出ていますが、
採択を牛耳る連中のやり方を
丁寧に追った本は始めて読みました。

弱くなったとはいえ、共産党、旧社会党、
そして日教組というのは恐ろしいと感じました。
ぜひお読み下さい。非常に興味深いです。
こんなことがあっても良いのか?という感想です。

教科書採択の真相 かくして歴史は歪められる

PHP研究所

詳  細




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『夢に日付を!』 渡邉美樹 (ワタミ 社長)

2006年02月22日 | ビジネス書・マスコミ関連
ワタミの社長が書いた本です。
日曜朝の「がっちりマンデー」で
紹介されていたので読んでみました。

成功している人は目標に対する
強い意志を持っているんだなぁ
という感じがしました。

特に印象的だったのが、
目標を具体的に立ててその実現のために
今何をすべきかということを考える時に、
「緊急ではないが大事なこと」に
関心を向けることの大切さを
論じていたことです。

渡邉さん自身は相当な苦労人の
ようなので、とても説得力のある話でした。
夢に日付を! ~夢実現の手帳術~

あさ出版

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『東アジア「反日」トライアングル』古田博司

2006年02月20日 | 外国関連
トライアングルというのは言うまでもなく、
中国、韓国、北朝鮮の3国です。
筆者は韓国に6年住んだ経験があり、
現在は筑波大学の教授をしています。


最近は特に中国・韓国関係の書物が
気になってついつい読んでしまうのですが、
本書は独自の視点がありました。

日本がポスト近代になっているのだが、
韓国は近代化のさなかで、中国はその入り口、
北朝鮮に至っては中世である。
そういった異時代国家群に囲まれて、
中華思想による「過去からの攻撃」
に日本はさらされているというのです。


この考え方だと、
非常に分かりやすいと感じました。
筆者が日本の過去と酷似している部分を
それぞれ指摘し、なるほどと思ってしまいます。
そして、戦争中の韓国、中国と戦争の
終わり方のせいで、日本はずっとこの三国から、
過去の糾弾を受け続けるであろうと予測します。


それぞれの国の事情などを丁寧に分析、
解説していて、読みやすい一冊です。
韓流、嫌韓などに対する分析、中華思想の解説、

さらに在日で活躍している
柳美里氏や姜尚中氏に対するコメント、
靖国問題など読みどころが満載です。
東アジア「反日」トライアングル

文藝春秋

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『なぜ「できる人」は「できる人」を育てられないのか?』 吉田典生

2006年02月17日 | ビジネス書・マスコミ関連
タイトルに惹かれて買いました。
各章の見出しもかなり過激。
例えば第2章。
『「できる人」は、こうして組織をダメにする』

ビックリして、もしかしたら自分が考えている
「できる人」の定義と違うのかな?と思いきや、
読んでみるとそうではなく、
成功体験をもっている「できる人」と
そうではない「できない人」との間にある
イメージやコミュニケーションの
ギャップを問題にしています。

突飛な議論ではなかったのですが、
実践する難しさを感じました。
特に成果主義の下では
「できない人」のフォローをするよりも
自分でやってしまった方が
速いと思ってしまうので。

筆者は吉田典生という人で、
人材開発やキャリアコンサルを
行っているそうです。

様々な企業の経営者と話をして
得た実体験を元に本書は書かれており、
面白く読めました。

なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?

日本実業出版社

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サッカーの国際政治学

2006年02月15日 | サッカー関連
Jリーグの副会長で、
FIFAの理事である小倉氏が、
Jリーグ創設から、
フランス・日本のワールドカップ開催
に至る経緯や裏話を紹介します。

オリンピック同様
ワールドカップほどの規模の大会になると、
これは国家間の武器なき戦争だそうです。

とんでもない額のお金が動き、
様々な利権が発生するわけですから、
どこも必死です。

小倉氏が日本人として
FIFAの理事になったのも、
33年ぶりの快挙だったそうですが、
アジア理事選挙に辛勝しての上、
やっと2002年の8月に実現しました。

どこの国もしたたかで、
国家プロジェクト並みの意気込みですから、
日本も政治がもっと積極的に関わらなければ、
今後も厳しい状況で
活動するのではと思わされました。

そんな中でリーダーシップを発揮する
小倉氏や川口キャプテンは
日本のサッカー界には
絶対欠かせない存在だった
ということがわかりました。


サッカーの国際政治学

講談社

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『きらきらひかる』江國香織

2006年02月13日 | 小説
友人から薦められて読みました。
同性愛者の夫に、アル中で躁鬱の妻。
決してノーマルとはいえない夫婦の、ノーマルな夫婦以上の優しい関係。
ハッピーエンドですが、妙に切ない終わり方。
ですが、とても優しい気持ちにさせてくれます。
一日で読めますからご一読を。

きらきらひかる

新潮社

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『禁煙ファシズムと闘う』小谷野敦・斎藤貴男・栗原裕一郎

2006年02月10日 | 新書教養




すごい本です。帯には『本気で戦うから本気でかかって来い!』とあります。

喫煙者と非喫煙者である著者がいずれも昨今の禁煙運動をファシズムと化しているという主張を繰り広げます。

喫煙者の小谷野氏は明治大学で非常勤講師として働いていましたが、講師室が全面禁煙になったのに抗議して辞職したそうです。現在勤務する東大でもそれに近い状況が起こりつつあるようです。


非喫煙者の斎藤氏は、自身はずっとタバコ嫌いであったものの、禁煙運動の危うさ、暴力的言動に違和感を持っています。 私はお二人の著書を読んだことがあり、どちらも好意的に読んでいましたが、こんなところでタッグチームができるとは意外でした。


しかもかつて小谷野氏は斎藤氏の不平等に関する見解を鋭く批判していましたから。

お二人とも、基本的には、科学的に喫煙の害を証明できていないということ、特に受動喫煙、副流煙と呼ばれる『本人でなく周囲に及ぼす被害』、禁煙運動の活動のやり方、喫煙者を差別し、今や分煙やマナーを守った喫煙も許さないという風潮などを論じます。

よくもまぁこの時代にこんな本が書けたものだと思いますが、非常におもしろく読むことができました。
禁煙ファシズムと戦う

ベストセラーズ

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『曽根崎心中』近松門左衛門

2006年02月08日 | 教養
超有名なんですが、初めて読みました。
心中物です。

死ぬ覚悟があれば何でもできる、
頑張れる、という風に私は思うのですが、
この作品の味わい方は別のところに
あるなと、思いました。

「曽根崎心中」が著された近世封建社会で、
情死は「気弱な」主人公徳兵衛による
現実逃避というのはちょっと
不当な評価かなと思ったんです。

重視したいのは、徳兵衛が「心中」を
主体的に選択したことです。
なぜなら、主人の進めた縁談を蹴ってまで
遊女と結ばれることを望んだのは、
他ならぬ徳兵衛だからです。

また、「道行」の際、死を恐れる
お初を勇気付ける姿は普段の
「気弱な」徳兵衛らしさは
微塵もありません。

人から聞いた話でイメージしていた
主人公の姿が、
実際作品を読んでみると
随分違うように感じました。
面白いものです。
曽根崎心中・冥途の飛脚 他五篇

岩波書店

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『現代史の対決』秦郁彦

2006年02月06日 | 歴史
本書は文庫本で、その帯には、
『歴史をむしばむ「愉快犯」に鉄槌!』
とあり、思わず手にしました。


本書で取り上げている内容は
靖国問題、慰安婦、教科書問題、南京事件
などから夫婦別姓論、外務省(チャイナスクール)
改革など多岐に渡って取り上げています。


筆者は資料を徹底して読み解き、
分析しており、大変説得力があります。
その内容はとても細かく、
私には十分に理解できなかった部分が
多くありましたが、
反日運動家や左翼系の歴史家などが
自らのイデオロギーのために、
いかに歴史的事実を歪曲されてきたか、
都合よく解釈してきたのかはよく分かります。


きっと歴史に詳しい方なら
より面白く読んでいただけると思います。
現代史の対決

文藝春秋

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