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【絵本から専門書まで】 塾講師が、生徒やご父母におすすめする書籍のご紹介です。

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『戦争倫理学』 加藤尚武 

2006年07月31日 | 外国関連
 
イスラエルによる空爆で、子どもたちを含め、非戦闘員の多くの命が奪われています。避難所を空爆するなんて、平和慣れした日本人の感覚ではとても理解できませんよね。憎悪を呼び起こすだけですし、これこそ戦争犯罪じゃないのかと、怒りたくなります。

本書は、アメリカによるアフガニスタン空爆やイラク戦争が歴史的に、倫理的にどう位置づけられるのかの論点を明確にするために、2003年当時に緊急出版された一冊です。

完全平和主義としてカント、平和は人を堕落させると主張するヘーゲル、またマキャべリ、東京裁判で日本無罪論を主張し、戦争は国家の権利であるというパル判事、さらに当時の小林よしのり、西部邁などの考えを紹介、あるいは批判しながら戦争、戦争概念の歴史を振り返ります。

戦争に対して現代人が犯す誤解や善悪二元論の不毛さ、慣れの恐ろしさに警告を発します。

「戦争を論じ、いつか合意を作り出そうというのであれば、その前に互いが了解すべき基本的論点をしっかり確認しなければならない」という明確な意図で書かれています。

なぜ兵士は迷彩服を着たり、派手な軍服を着るのかという具体的、基本的なものから、上述の思想の変化、日本政府の憲法解釈の変化など内容は多岐にわたっています。

筆者も前書きで「戦争について考える上で必要な論点はすべて示したつもり」と述べています。既出の論文などを集めた上で、構成されていますので、全体を通すとやや雑な印象を受けますが、戦争を知らない我々には興味深い指摘が続きます。

加藤氏自身は平和主義者ですが、武力行使が認められる場合はあるという立場です。日本で一番有名な倫理学者だと、加藤氏を紹介しているサイトもありました。

とても、一度で本書のすべてを吸収できたとはいえませんが、戦争に関して考えるいくつかの座標軸のようなものをもらい、今後も参考にするであろう一冊です。



http://tokkun.net/jump.htm 



戦争倫理学

筑摩書房

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『算数パズル [出しっこ問題] 傑作選』 仲田紀夫

2006年07月30日 | 中学受験関連【算数・国語参考書など】

『 強育論 』 の宮本哲也先生が作った、『 合格パズル 』 や 『 強育パズル 』 も楽しく、学習効果も大きいと思いますが、本書もそれに劣らない、すばらしい一冊です。

宮本先生のパズルは、主に低学年用に、楽しみながら、算数の基礎力を鍛える、というような狙いだと思いますが、本書は 『 算数オリンピック問題集 』 に見られるような、発想力を伸ばすような内容です。

一見、算数と無関係のような問題文もありますし、算数アレルギーがある生徒も大人も大丈夫でしょう。発想の転換の練習です。夏休みに家族でどうぞ。全部で60問あります。

1問目を紹介しましょう。
【問い】
「正直村」と「うそつき村」があります。正直村の人は本当のことしか言わず、うそつき村の人はうそしか言いません。あなたが着いた村が「正直村」か「うそつき村」かを知るために、あなたは一度だけ、そこの住人に質問ができます。どう尋ねれば良いのでしょうか。

(実はこれ、ある大学の数学の入試問題としても出題されました。ビックリです)

【答え】は…

「あなたはここに住んでいますか?」です。さぁ、どうして、この答えになるか、考えてくださいね。


当教室 の生徒たちにも、評判が良いのですが、これが簡単すぎるという人には、同じシリーズの 『 論理パズル[出しっこ問題]傑作選 』 がありますし、仲田氏には他にも参考になる著作がたくさんあります。

http://tokkun.net/jump.htm


『算数パズル[出しっこ問題]傑作選』仲田紀夫
ブルーバックス:155P:750円


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算数パズル「出しっこ問題」傑作選―解けて興奮、出して快感!

講談社

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『日本はもう中国に謝罪しなくていい』 馬立誠

2006年07月30日 | 外国関連

日中関係も、今、最悪だといわれますが、生徒たちに接していて驚くのは、あっという間に、子どもたちの中に、中国嫌いが広まったことです。問題意識の高い子ほど、そうなってしまった印象を持ちます。

きっかけは、靖国問題や教科書ではなく、あの反日デモと、何といってもサッカーアジアカップです。決勝戦は胸のすくような日本の勝利でしたが、やはり中国のファンの応援態度は、日本人にとっては後味が悪く、生徒たちに強い嫌悪感を植え付けたようです。

田中角栄首相のころは、パンダも送られるなど、日中友好ムードは確かにあったと思いますが、今いったい中国政府は日本をどのように自国民に伝えているのでしょうか。筆者は中国“人民日報”の元高級評論委員です。

以前、このブログで書かせていただいた、『 〈反日〉からの脱却 』の著者です。前作で、馬氏は3本の論文を載せ、そのうちの一つで、反日感情を植えつけることは中国の利益につながらないと訴えました。そちらも非常に興味深い一冊でした。

氏の立場上、国の内外で非常に注目を集めた一冊でしたが、本書はさらにその根拠などを明確にしています。本書の原題を訳せば『謝罪を超えて』となるそうです。

現在の中国政府は、一応型どおりに、靖国問題や教科書問題に対してコメントするものの、基本的には日中関係の改善を望んでいるように思えます。『 中国が「反日」を捨てる日 』清水美和 を読んだ後もそう感じました。

日の丸に似たデザインの服を着たアイドルが、ステージから引きずりおろされ、糞尿をかけるなどという事件が起こるようでは、中国は

『ずうたいばかりはでかいが、脳みそは子供のまま』

と痛烈に反日感情を批判します。

国際社会における“謝罪”というものを定義し、天皇や首相を含め、日本は公式に20回以上も謝罪しているとして、そのすべてを列挙、その上で、日本に“土下座”を求める愚を指摘します。

そのように国民を教育したのは、間違いなく中国政府に責任があるのですが、毛沢東を含め、小平、李鵬、江沢民など、共産党の歴代の指導者たちに対して一言も批判していないのがまた特徴的です。

日本で話題になり、韓国では有害図書扱いになった『 親日派のための弁明(金完燮) 』のように、自国政府の無知、悪意を暴くという本とは対照的です。アジアカップで暴走しそうな国民を何とかなだめようと必死になっていた、中国政府の考えがわかるような気にさせる一冊です。


http://tokkun.net/jump.htm
日本はもう中国に謝罪しなくていい

文藝春秋

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『日本はもう中国に謝罪しなくていい』馬立誠
文藝春秋:223P:1500円


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『そして日本が勝つ』 日下公人

2006年07月29日 | 政治・経済・外交

今、日韓関係は最悪と言われますが、少し前(2003年)に韓国政府が、12万人もの中高生に行った、意識調査では、日本がダントツの第1位で『 好きな国 』に挙げられています!?当教室メルマガの“データの杜”でも取り上げました。

どういうわけか、このことは、あまり報道されませんでしたが、日本の『 韓流 』より、ひょっとしたら韓国の『日本流』 の方が、すごいかもしれませんね。

“日本が勝つ” というのは、文化の話です。ポケモンやもののけ姫は、韓国だけでなく、世界中で、ミッキーマウスをしのぐ人気を博しました。台湾や香港でも日本のアニメ、コミック、アイドルは大人気だということは知っていましたが、私はそれが不思議でした。

筆者はそういった、子ども用の文化だけでなく、自動車やハイテク装置などを含めて、日本的と思われるものが、世界に広がっているのは、その本質がこだわりの 『芸術品』 だからだと指摘します。

それは、一部の天才だけが持っている特質ではなく、日本人一人ひとりが共有している美意識みたいなものだと。そういえば少し前にご紹介した 『 和魂和才 』 に通じているのかなとも感じます。

“仕上げにこだわる” という日本人の国民性は、中国などの安価な人件費を利用しても、まねできるものではなく、超長期の芸術やその精神史があってこそ可能になるといいます。それがあるのだから、日本経済は心配するどころか、世界の最先端に躍り出ると予言までしています。

実際、本書が出された2004年当時、日経平均株価はたった1万円前後で苦しんでいたのが、今は1万5000円くらいに回復していますから、その点においては、氏の予想は今のところ、当たっているといえますね。

専門書ではありませんので難解な用語もまったくなく、高校生くらいでも、非常におもしろく、気持ちよく読める一冊だと思います(笑)。時々、妙な教育を受けてきたせいか、『日本は嫌い』などと言い切る高校生がいて、びっくりします。そういう生徒もぜひ。



http://tokkun.net/jump.htm 


そして日本が勝つ―精神から見た世界史

PHPソフトウェアグループ

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『そして日本が勝つ』日下公人
PHPソフトウェアグループ:267P:1575円


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『光と色の100不思議』 桑島幹

2006年07月28日 | 科学

虹や オーロラ という自然現象から、リモコンや液晶というハイテクまで、光や色に関する100の話題、疑問を非常に分かりやすく科学的に説明しています。おもしろいですよ。

難しい公式などは一切出てきません。それでいてアインシュタインの 光量子説 などの現代物理や現代の光工学の技術までも取り上げていますので、とても奥が深い本といえます。中学生以上なら、高校生、大人でも十分楽しめる内容に編集されています。さすが、教科書会社ですね。

また、こんな話題も出てきます。『 医師はなぜ手術室では白衣を着ないのか 』 
ご存知でしたか? 実は、赤色(血)を長時間凝視すると、白を見ても青緑色に見えてしまうからで、もし白衣を着ていると自分の手元が青緑色に見えてしまい、手術に集中できないので、先に青色の手術着を着ているそうです。

このような“なるほど” “へ~” と思うことが100も取り上げられていますから、夏休みの研究課題のヒントになるものが見つかると思います。本書の実験が、テレビで紹介されたこともあるそうです。

興味のある人は、本書のHP がありますので、目次 をご覧下さい。いくつかの実験、解説例も出ています。

夏休みですから、こういった本をなるべく、休み前半に、ご紹介したいと考えております。


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光と色の100不思議

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『日本の戦争力』 小川和久

2006年07月28日 | 政治・経済・外交
  
“右の人も左の人も読むべき”と、日経ビジネスで紹介されていました。確かに、本書にはかなりの客観性、説得力があると思います。中国も韓国も誤解しているし、そもそも日本人自身が気付いていない、アメリカだけが知っている自衛隊の本質とは…。

平和のために、平和国家として…、“戦争したらどうなるか”、日本の防衛や、世界の軍事情勢に関して、しっかりデータを元に押さえておくということです。

自衛隊に関して、ごくごく基本から非常に丁寧に、図や表などもふんだんに入れて解説していますので、日本の軍隊が置かれている現状が理解できます。護憲派も改憲派も、政治家も外交官も、軍事に関して正確な知識や常識がないまま、感情論に走っているという現状を憂いているわけです。以下いくつかの観点を紹介します。


【単独では戦争ができない自衛隊】

これは兵器や装備を見れば明らかで、世界最高レベルの掃海技術や警戒システムはあっても、攻める兵器は持っておらず、とても上陸(侵略)作戦などできない。アメリカ軍とのバランス(補完関係)からそうなっている。専守防衛の軍隊構造。中・韓も誤解している。

【アメリカにとっての日本の基地】

アメリカにとって日本の重要性は、はかり知れない。現実問題として、日本の基地がなければアメリカはイラク戦争は戦えない。日本が無事であれば、米本土が破壊されても、軍は戦えるほど。日本は、いやなら“出て行け” と言えるほど、優位な立場にあり、それを外交的に大いに利用すべし。

従って、北朝鮮だけでなく、中国、ロシアからでも、日本に攻撃があれば、アメリカ軍に対する攻撃と同義となるため、アメリカがそれを見過ごすことはありえない。

【北朝鮮の戦力】

とても闘えるしろものではない。ソウルにも日本にもミサイルを打つこともできない。打てば一瞬にしてアメリカ軍がその何倍もの軍事力で反撃するしくみになっている。こわいのは、北の、世界最強の特殊部隊が工作員として潜入して、日本をかく乱させること。すべてを想定、覚悟をしておく必要はある。


他にも、非常に多くの問題に関して、具体的な分析が随所に見られますが、氏は平和主義といっても、単に“平和宣言” などをしても無意味で、平和のために行動する、場合によっては戦うことが必要だという立場です。イラク戦争にも賛成ですし、憲法改正にも賛成です。

したがって、インタビュアーも言っているように、小川氏と同意見ではない人もかなりいるはずです。それはそうでしょう、日本の核武装まで想定しているくだりがあるほどですから(思考実験のように)。

それでも多くの人に読んでいただきたい一冊です。データが豊富ですし、何より考えたり、議論に使ったりする材料がたくさんあります。本書に反論するような、軍事専門家の本も読んでみたい気がします。


日本の「戦争力」

アスコム

詳 細


http://tokkun.net/jump.htm 


『日本の戦争力』小川和久
アスコム :295P: 1680円

P.S. すかいらいたあさんのブログ では、本書は☆4つでした。ぜひご覧下さい。また、これまでご紹介した、『自衛隊VS北朝鮮』 『兵士に聞け』 『宣戦布告』 などを参考にしていただければ幸いです。



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『さまよう刃』 東野圭吾

2006年07月27日 | 小説
  
少年犯罪に関して、残忍さの割に、刑が軽すぎるという指摘は絶えませんね。そして、加害者の人権よりも、被害者やその家族にもっと配慮すべきだという意見が増えていますが、本書のテーマもそれです。

普段、このような小説はあまり読まないのですが、非常に強く生徒から勧められ、また、何かの書評で高く評価していたので読んでみました。

夏休みといえば、我々塾講師は夏期講習で頭が一杯ですが、学校やご家庭からは、子どもの非行に関する心配の声が聞こえてきます。本書でも、事件は、主人公の娘が、花火大会から家に帰る途中に起こります。

一人娘を少年グループに蹂躙され、殺された父親の復讐が描かれています。推理小説ではないので、驚くような仕掛けはあるわけでなく、犯人は最初から分かっていて“極悪人”として描かれます。そしてそれを取り巻く人々、復讐心に理解を示す人、犯人グループのメンバーの親、保身だけを願う人、そして捜査関係者の行動や心理。

劇的なストーリー展開を想像しましたが、淡々と、ただし読者をはなさないように話が流れ、予想したのとは違ったおもしろさを味わいました。二段組になって、350ページほどもある長編でしたが、読み始めたらあっという間でした。

うまく表現できず、もどかしかったので、今、アマゾンをのぞいたら、もう30を越すレビューが出ていました。売れていて、注目度の高い作品だったのですね。生徒が薦めるはずです。話題になった、『容疑者Xの献身』 なども読んでみたい作品です。


http://tokkun.net/jump.htm


さまよう刃

朝日新聞社

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『さまよう刃』東野圭吾



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『テレビ報道の正しい見方』 草野厚

2006年07月27日 | ビジネス書・マスコミ関連
   

この前のボクシングのひどい判定、さらに、私は安倍晋三の支持者でも何でもありませんが、この前の今回のTBSの一件にはさすがにあきれました。安倍つぶしなんでしょうが、こんな時期に、日経新聞の天皇の発言メモのスクープといい、朝日新聞の広田元首相の遺族の談話といい、何か腑に落ちません。

いくら安倍氏の独走に危機感があるとしても、このTBSのやり方は幼稚というか、卑劣というか…。楽天でも何でも買収されりゃあマシになるかも(笑)とさえ考えてしまいます。

TBSは何度目でしょうか?オウム真理教による、弁護士一家殺人事件のきっかけを作ってしまったという反省はどこへいったのでしょう。

今、調べましたら、
★15年11月 「サンデーモーニング」で、石原都知事の「日韓併合の歴史を100%正当化するつもりはない」という発言を「100%正当化するつもりだ」と字幕を付けて放送。

★18年6月 「ニュース23」が、小泉純一郎首相の靖国神社参拝について「行くべきでないと強く感じているわけではない」と語った米下院国際関係委員長のコメントを、「行くべきではないと強く思っている」との日本語字幕を付けて放送。

そして、今回、明らかに同じ方向に“偶然” “間違えて” います。視聴者をバカにしてますよね。

まだ、こうして問題だと、明確に指摘されるものはましですが、それ以外に、どれだけ世論操作が入っているのかと考えるとぞっとします。

その前は、日テレの視聴率操作も発覚しましたね。アメリカのマスコミではイラク戦争当時、戦争反対の声はいっせいにかき消されてしまい、大規模な『 愛国報道 』がなされたことが話題になりました。

本書はニュース、報道番組はどこまで信頼できるのかを扱っています。私は夜、各局のニュース番組をはしごするのですが、あくまで個人としての感想は、

NHK:面白みに欠ける。ただBSの特集はおもしろい。
日本テレビ(今日のできごと):女性アナが事実を淡々と伝える。むしろ特集が興味深い。
TBS(ニュース23):常に結論ありき。特集も観点が独自。
フジ(ニュースジャパン):右寄りで伝え方が雑。時間も短く掘り下げが少ない。
テレ朝(ニュースステーション):内容はいつもおもしろいが、古館氏(かつては久米氏)と朝日新聞社員のコメントが不要。

本書で草野氏はこれらのニュース番組が、北朝鮮不審船の問題と、ガイドライン、森元首相の神の国発言をどう伝えたかを検証し、報道機関の意図を見抜けるように解説しています。

メディアリタラシーという言葉が最近使われるようになりましたが、その重要性を一層認識させてくれる一冊でした。非常に勉強になりました。ニュース番組をはしごされる方には特にお薦めします。


http://tokkun.net/jump.htm


テレビ報道の正しい見方

PHP研究所

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『確実に英語力が上がるシャドーイング&ディクテーション』 浅野恵子

2006年07月26日 | 英語リスニング

大学受験用ではありませんが、かなり良いリスニング教材だと思いますので、紹介します。大学受験生にはちょっとやりすぎになるくらいのレベルです。

つまり、英検準1級以上、トイック、トフル対策用という感じでしょうか。ただ、何かの受験に特化した作りではなく、利用者がより実践で使えるように、いろいろな例文を含みます。

大学受験生が使っても、悪くはないのですが、浅野氏は英語音声学の先生で、やや専門的に過ぎます。また、早口言葉や詩など入試には出そうもないものも含まれているという点、もちろん受験情報などは一切ありませんから、受験生なら以前ご紹介した、“灘高キムタツ先生”のテキストの方がずっと効率が良いでしょう。

ディクテーション(英語を聞いて、そのまま書き取ること)をしてから、シャドーイング(読まれる英語に、まるで影のようにぴったりと付いて遅れずに発音すること)をするという構成ですが、ポイントが明示されていますし、用語解説もこの種のものとしては充分でしょう。

中級から、上級者向けとなっていますが、英文自体は易しいもの(ただし聞き取りにくい)から含まれていますので、リスニングの訓練として、ディクテーションやシャドーイングをしたことのない人には絶好の一冊だと思います。

進め方やディクテーションやシャドーイングの効果などについても、丁寧に解説してありますので、その気になれば、誰でも使えそうです。やる気のある大学生、社会人にお薦めです。

当教室でも、トイック講座に使っています。

http://tokkun.net/jump.htm


『確実に英語力が上がるシャドーイング&ディクテーション』浅野恵子
DHC:172P:1680円

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確実に英語力が上がるシャドーイング&ディクテーション

DHC

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『やさしさの精神病理』 大平健

2006年07月26日 | 新書教養
 

「年寄りだとみなされる不快感を与えないように席を譲らないやさしさ」
「だまって返事をしないやさしさ」
「好きでなくても結婚してあげるやさしさ」
「友達には心理的な負担を与えたくないから悩み事を相談しないやさしさ」…

気をつかっているというのは、わかりますが、不可解な「やさしさ」 が若者の間に広がっているというのが、筆者の主張です。

本人は、それが本当の「やさしさ」 だと心から思っているのですが、“他人のことを思いやる” というより、“感情を害したくない” または逆に“自分が嫌われたくない” という思考回路でしょうか。

筆者は精神科医で、多くの症例で、患者とのやりとりを紹介しています。若者は互いに傷つくことを恐れ、負荷のない人間関係を求めようとするという指摘ですが、これはいろいろな評論家も指摘していることですし、私も生徒を見ていて、“つながっているけれど、それほど関係は深くない” と感じる場面は増えています。

精神的に思いつめた人は、筆者のような専門家に心理的な負担を委ねようとします、が、カウンセラーが「良い人」 だとやはり負担をかけることを回避する人もいるようです。

なにやらややこしい話になってきたなという印象です。ストーリーがありますので、読み物として読んでも面白いのです。「男らしい人」より「やさしい男の人」の方が今はモテるそうです。ハイ。


http://tokkun.net/jump.htm




P.S. 「真剣に叱ってくれる人が本当に優しい人なんだ!」、ということで、私はいつも生徒たちを本気で叱っております。すごい勢いでしかりますが、やっぱり怒られるのはイヤですよね(笑)。難しい。

やさしさの精神病理

岩波書店

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『和魂和才』 童門冬二

2006年07月25日 | 歴史

江戸時代の職人や学者を取り上げた一冊です。
“麻田剛立(あさだごうりゅう)” という人物をご存知でしょうか?ガリレオニュートンアインシュタイン にも劣らぬ江戸時代の大学者、と言ったらおおげさかな?

彼は、暦についての著作しかないために、業績をさぐるのは、弟子たちの著作などから推測するしかなく、彼の業績として確定できないような歯がゆさがあります。

というのも当時、天文学の目的はただ、農民のために正確な暦を作るためだけの“作業”に過ぎず、“学問”とすら見なされていませんでしたから。

幕府の暦に載っていない日食を予言、的中させたことで彼は有名になります。それ以前から西洋では天動説、地動説などをめぐって裁判沙汰になっていましたが、彼は幕府の出した日食の誤りを堂々と二度修正しました。

計算によって正確に日食の日を予想したのは世界初!西洋で計算によって日食が割り出されたのは、その150年後のことだそうですから、世界的偉業です。

ところがです。日本史の教科書には「江戸時代の暦は蘭学を学ぶことで進歩した」などと書いてあります。剛立はオランダ語を読むことすらできなかったんですよ。教科書間違ってますよね(笑)。本人の学問的資料が残っていない悲しさでしょうか。

さらに「惑星の公転周期の2乗は、恒星からの平均距離の3乗に比例する」というケプラーの第3法則と呼ばれるものを独自に理解していたと言われています。この難しそうな法則はニュートンの万有引力へとつながっていくという、現代物理学の大発見で、日本天文学史上最大級の快挙だそうです。

死後、彼の偉業は国際天文学連合によって、月のクレーターに「ASADA」と命名されたことで一部報われました。

この麻田に関連した本を探していたのですが、一般書籍も専門書もアマゾンでは入手不可能でした。古書に当たるしかないのかと思っていたのですが、偶然にも本書の中に江戸時代の偉人として紹介されていました。

うれしいことに麻田剛立に、一番多くのページを割いていました。ここには麻田の女性関係まで触れていて、彼の新しい魅力(笑)に接する思いがしました。

麻田の他には、三浦梅園大原幽学 など5人が取り上げられ、副題は『 世界を超えた江戸の偉人たち』 となっています。いずれ劣らず魅力的で、各人の特徴的なエピソードなどは、会話なども挿入されていて、読みやすくなっています。

気に入った人物を取り上げて、夏休みに自由研究をしてみたらどうでしょうか。

和魂和才―世界を超えた江戸の偉人たち

PHP研究所

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『和魂和才』 童門冬ニ
PHP研究書:238P:1575円


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『誇りと抵抗』 アルンダティ・ロイ

2006年07月24日 | 外国関連

インドという大国に、ここ数年、ますます注目が集まってきました。IT先進国として、経済が発展すれば、10億の人口があるだけに、底知れぬパワーがあるでしょうし、グローバル化の中で、英語が通じるという強みもあります。

先日は、テレビのサンデープロジェクトでも “インド社会と日本企業” の興味深い経済特集がありました。日本からの投資も急増しているようです。

政治的にも、日本にとっては、中国に対するけん制という意味もあるでしょうし、相性も今のところ、中国よりは良さそうです(笑)。実際、ビジネスや観光でインドを訪れる日本人は増える一方のようです。私もあこがれます。

しかし、政治家やマスコミが喧伝する “発展” や “正義” という言葉の裏には、いつも表に出にくい残酷な現実が隠されています。中国でも地方は悲惨なものだということをよく聞きますよね。

アメリカでの9.11のテロ直後、ノーム・チョムスキー は“アメリカには報復する資格がない” と言って、報復一色に染まっていたアメリカ世論の中で、政府相手に孤独な戦いを繰り広げました。彼は、戦後アメリカが行なった戦争の相手国を列挙することによって、非常に分かりやすくアメリカの本質的な攻撃性を示しました。

インドでは、ブッカー賞 を受けている大物作家である筆者が、現政権に必死の抵抗を続けています。本書で、アメリカの帝国主義的性格がインド社会の腐敗と結託が招いた、残酷な現実をアピールします。ロイ氏の示す未来像では、仮に経済発展が現実のものとなっても、貧富の差の激しいインドでは、最貧層は家、土地を奪われ、文盲のまま放置され、電気や水が供給されず、餓死者は増加するというのです。

外国巨大資本には莫大な富をもたらし、インドの役人が私服を肥やすだけ。巨大ダム建設と電力事業のために立ち退きを求められる住民には、意見を聞かれるどころか、保証金や代替の土地すらなく、建設決定の事実さえ知らされていないというのですから。

世界のダム建設の相当数がインドに集中しているそうですが、すでに建設されたダムを詳しくルポルタージュし、ちょっと信じられないほどの惨状、また環境破壊などのすさまじさも告発します。

本書の序にチョムスキーが、本書とロイ氏を 「屈服と死をひたすら拒絶する」「あっぱれな戦いぶり」だと賞賛しています。

核兵器を持ち、カースト制 もある、日本とはまったくしくみの違う社会ですから、安易に我々の基準で判断できませんし、私はインドについてほとんど知りませんが、 “インドは狂っている”、 正直、そう思わせるほど鮮烈な印象を与える一冊でした。


P.S. 夏期講習 に突入しましたが、力が入ってついつい長くなってしまいました(笑)。夏休みの自由研究で、インドを調べてみたらおもしろいかもよ。



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誇りと抵抗―権力政治(パワー・ポリティクス)を葬る道のり

集英社

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『誇りと抵抗』アルンダティ・ロイ著
集英社:173P:693円


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『人生を変える3分間の物語』 ミシェル・ピクマル

2006年07月23日 | 絵本
  
フランスでベストセラーになった、子ども向けの哲学的な本です。

私の高校時代の尊敬する先生は 『私は本を題名で判断する人間を軽蔑します』 と言っておられました。ただ、本書のような題名は、私なら、買わない(先生すいません)。他を探します。みなさんはいかがでしょう?

私の好きなある将棋の棋士が新聞紙上で、本書を薦めていたので、まぁいいかと思って読んでみました。子どもの率直な問いかけに、“哲学先生” が物語で答えるという形式です。

ちょっと脱線しますが…
フランスでは6月が大学入試のスタートです。“バカロレア” という、日本のセンター試験のような制度があり(厳密にはかなり違いますが)、50万人ほどが受験します。そして、理系、文系に関係なく、ほぼ全員、『哲学』 は必修です。しかも問題が半端ではありません。いくつかをご紹介しますと

「時間から逃れることに意味はあるか?」
「身の回りの人間以外に対する義務は存在するか?」
「真実よりも幸福を優先すべきか?」
「文化は普遍的価値を伝えることが出来るか?」 などなど…。

これを4時間かけて小論文にするのです。4時間ですよ!日本の高校生では、特別な訓練をしておかなければ、とても歯が立ちませんね。

さて、本書でも、テーマは親や家族、人生、美、気高さ、などさまざまです。

その中の一つの寓話です。

ある日十匹のカエルが、一生に一度、山のぼりをしようということになり、ふもとに集まりました。 出発したのですが、途中で、うさぎやヤギなどが忠告します。『できっこないよ』 『何年もかかりますよ』 『あまりにも無謀です』 などなどと…。

その度に、何匹かのカエルはあきらめて下山するのですが、とうとう最後の一匹だけが成功してしまいます。ふもとにもどったそのカエルにみんなが聞きます。『どうしてできたの?』 『こわくなかったの?』… するとそのカエルは『何?何?』 と聞き返すばかり。

実はそのカエルは、耳が聞こえないのでした。


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人生を変える3分間の物語

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『人生を変える3分間の物語』ミシェル・ピクマル
PHP研究所:204P:1418円



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『教師 大村はま96歳の仕事』 大村はま

2006年07月22日 | 教育関連書籍
          
さまざまな教育関係の書籍の中で、勉強になったものはもちろん数知れずありますが、本書はそれを通り越して、圧倒された一冊です。『 教えることの復権 』 大村はま/苅谷剛彦・夏子著もすばらしい本ですが、本書は迫力が違います。

昨年、98歳でお亡くなりになる前、はま先生が96歳の時で出されたものですが、その当時、子どものために依然として新しい教材を作っている、だけでなく、現役として、みなの前で子ども相手に授業を実践して見せておられます。

先生は指導をする際、生徒一人一人を心をつかむため、全員の誕生日を頭に入れてあります。さらにさらに、彼らをやる気にさせるために、いつでも疑問に答えられるように、学校の図書館にある本、すべてを読んだというのです。ちょっと想像を絶します。

今、世界レベルで グーグルがやろうとしていること を、はま先生は何十年も前に、すでに自分ひとりの頭で発想し、実践したわけです。生徒の興味が沸いた瞬間をのがさない、という意味です。

ゆとり教育に伴う『学力低下』は当たり前である。その原因はシステム以前に“教師が教えることをしないからである” といった指摘、総合的学習を有効に活用するための教員の心得など、学校・塾に関係なく、教師には示唆に富む一冊です。

そして、大村氏に薫陶を与えたのが、あの 『 武士道 』 の 新渡戸稲造先生(東京女子大学、卒業写真) です。こんな超人的先生に比べられたら、私のような塾講師は、ごみ、ホコリのようなものです。従って、本当は親ごさんに読まれると、ちょっとまずいかも(笑)。

一人でも多くの教師や、教師を志す学生に読んでもらいたい一冊ですし、私も日々、特に 夏期講習 など大きなイベントの前に強く意識するのが本書です。少しでも近付きたいと…。

教師大村はま96歳の仕事

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『南十字星に抱かれて』 福冨健一

2006年07月21日 | 歴史
 
 
昭和天皇の、A級戦犯や靖国神社に関するメモが見つかったことが、大きな話題になっています。主要新聞はすべてこのことを社説で取り上げました。それにしても、このタイミングでメモが出てくる事情が知りたいですね。

このブログでは、三土修平氏の『 靖国問題の原点 』 をご紹介しました。非常に緻密に調べて分析をしており、大作と呼べると思います。論点整理もできるのですが、最後、解決策はゆいいつ、首相が参拝をやめるしかない、すべて解決するには、まだ何十年もかかるというもので、“もう少し何かないのかな” と思いました。

本書はまったく逆です。分祀などとんでもないという立場です。こちらも京都大学の中西輝政教授が、「一級の資料的価値のある」 と述べたように、調査はものすごく綿密です。「“凛として死んだBC級戦犯の「遺言」” という副題からもわかるように、B級、C級戦犯とされた人々の記録をもとに、裁判の不当性を訴えたものです。

例えば、ワールドカップで負けると、『A級戦犯は○○だ 』 というような言い方をされるため、誤解している人が多いのですが、A・B・C級というのは罪の重さではなく、種類の違いです。ですから、A級で釈放された人もいれば、B・C級で死刑になった人もいるわけです。(人違いで死刑になってしまった人までいるそうです)

一応、A級が政治指導者、B級が軍部の指導者、C級は犯罪の実行者ということになっていますが、本書によれば、これすらかなり曖昧だということです。日本人を裁いたのは、アメリカ軍、イギリス軍、フランス軍、フィリピン軍、中国(国民政府)軍、オランダ軍、さらに記録が正確ではないのですが、ソ連、中国共産党の対日戦犯裁判もありました。裁判地も数十に及びます。

本書は死刑約千人を含め、裁かれた5千を超える人々の中から、本間雅晴中将と山下奉文中将、後藤大作大尉などを詳しく取り上げます。遺書なども紹介されますが、自らの命を惜しむのではなく、『戦争犯罪人』 の烙印を押されることの無念さがにじみ出ています。残される家族はもちろん、日本の将来を心配しているわけです。

実際に戦犯とされてしまった人々のその後の生活は悲惨だったようです。就職を拒否されたり、婚約解消、村八分などなど…。当時、これらの裁判に批判的な声はアメリカ内部にも相当あったにもかかわらず、それが報道されず、現在まで戦犯として扱われている人々に対する無念さが筆者から感じられます。
         
明らかに不備な裁判で、自分が無実だと主張しながらも、死んでいく姿は、涙を誘います。筆者は、自虐史観を痛烈に批判していますが、では日本国内の戦争責任の所在は?ということになると、触れられていません。そこを書いていただきたかったと思います。


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『南十字星に抱かれて』 福冨健一
講談社:270P:1600円



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南十字星に抱かれて―凛として死んだBC級戦犯の「遺言」

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