自然を愛して

田舎暮らし

木苺

2013-07-07 18:04:22 | Weblog
土手の側の畑に5年前植えた木苺がたくさん実をつけました。低木でつるが柵に沿って延び
近所の人も子供の頃桑イチゴや野いちごを摘んだことを思い出して楽しんで摘んでおられました。
茎や葉にとげがありますが、ラズベリーなのでブラックベリーほど鋭くありませんので幼児も摘んでいました。
果実は甘みと酸味が調和して香りもあって生食向きですが、私はジャムを作りヨーグルトにかけて食しています。
  

ジャムの作り方

木苺600g  グラニュー糖250g  レモン汁小さじ2
収穫したイチゴを洗い、ざるに取り水気を良く切ってから砂糖を半分入れて火にかけて煮ます。
沸騰したら中火から弱火にしてアクをとりながら焦がさないように10分位煮ます。
ザルにあけて種を漉して取りボウルの木いちごを鍋に戻し、残りの砂糖を入れ、レモン汁を加えて
再び火にかけて煮詰めます。
容器は家にある瓶を煮沸して水滴が取れてからジャムを保存します。
瓶のふたは必ず焼酎で拭いてからふたをします。
1回目のジャムは水分が多かったので2回目に作ったジャムは水分をペーパータオルでふき取ってから
粒をつぶさないで短時間で煮詰めましたので色もきれいで硬さも良いジャムになりました。
  


◆木苺は耐寒性も強く、家庭での栽培は容易です。鉢植えでも栽培できます。
 夫は接木をして植木鉢でも栽培しております。

◆栄養面ではラズベリーはポリフェノールが豊富でブルーベリーの約2倍だそうです。
 動脈硬化や癌の原因となる活性酸素の働きを抑え、血栓の予防にもなる成分です。
 また、エネルギーの燃焼を促すクエン酸や肌の調子を整えるビタミンCも含んでいるそうです。

ハナショウブ

2013-06-23 15:01:44 | Weblog
菖蒲の咲く頃にはつばめたちの巣作りが始まりますが、我が家もつばめが4年ぶりにやってきました。
ヒナに与えるハエ、アブなどの昆虫を捕食してえさを運んでいますが、
庭には3年前株分けして育てたハナショウブが植木鉢に見事に咲きました。
その大空に颯爽と飛ぶツバメの姿が気品ある菖蒲とよく似合います。
菖蒲のアヤメ、ハナショウブ、カキツバタはアヤメ科、アヤメ属で良く似て違いが判りにくいこともあります。
しょうぶ湯に使用するショウブはサトイモ科で独特の芳香があります。
特徴
◆ ハナショウブ

水辺など湿った場所に群生。
植木鉢で育てる場合は底に水を張ったものに沈めて育てます。
園芸種には花色や花形が変化したものが多くありますが、全て花弁に黄色い目型模様があるのが特徴です。
開花後3日間の生命ですが、苞(ほう)に包まれた子房の中でふくらむ蕾からまた開花します。
葉は葉幅の広いものから細いものまで様々ですが、葉の主脈が葉の中央に表に1本、裏に2本はっきりと突出しています。
    開花期 5月下旬から6月
  
  

◆ アヤメ
排水の良い草原に生えます。我が家は畑のあぜ道の近くで育てました。
ハナショウブほど変化がありませんが、最近は数多くの改良品種が見られます。花弁の弁元に網目状の模様があります。
葉はハナショウブに比べ細く葉の主脈はほとんど目立ちません。
     開花期 5月上中旬


◆ カキツバタ
湿原に生えます。国立公園三瓶山の姫逃池では毎年“カキツバタまつり”が開催され、今年は6月2日でした。
葉は一般的な花菖蒲よりやや幅広で、葉の主脈は目立ちません。
     開花期 5月中下旬


新聞で知った菖蒲
●キショウブ
松江市堀川沿いに5月下旬にキショウブが咲き誇ったそうです。
遊覧船に乗って楽しむのも良いし、松江城バス停から武家屋敷方向へ散策しながら眺めるのも良いと思います。


●ヒオウギアヤメ
長野県以北の寒冷地や高地などに分布する多年草ですが、
島根県隠岐の島町卯敷地区海岸から70m内陸に入った湿地にヒオウギアヤメが群生しているそうです。
西日本では初めて自生が確認されたそうです。

ことわざ
昔から『何れ菖蒲か杜若』(いずれあやめかかきつばた)とはどちらもすぐれていて、選択に迷うこと。
優雅で美人の形容詞にも使われます。
花言葉
「良き便り」「やさしさ」「あなたを信じます」

堂本印象展

2013-06-20 19:15:08 | Weblog
  
  交響曲                      メトロ
~古典から抽象へ 華麗に変貌重ねた美の巨人!! 堂本印象展が島根県美術館で
4月26日~6月10日(月)まで開催されています。
日本画家堂本印象(1891年~1975年)は京都で生まれ、大正から昭和後期にかけて
帝展・日展を中心に活躍し、昭和31年に文化勲章を受章しています。
画業の前期は様々な古典に影響を受け、仏教画を中心に幅広いモチーフの傑作を発表。
戦後は世相を反映したモダンな風俗画を発表したのち、抽象画の世界に展開、欧米でも高い評価を
得ました。特定なジャンルに拘らず幅広くエネルギッシュな美術活動は日本のピカソと称されています。
特に心に残った作品
◆「華厳」
会場に入ってすぐ目に付いたのは曼荼羅の「華厳」です。
初期の大作、サイズは軸寸が縦4,5m、横4mもあります。
作品の内容は華厳宗の説話に基づいており、主人公の「善財童子」が53人の人生の師に
指導を請いながら修業を積む「菩薩道」を表しているそうです。
四角形のマスは全部で55あり、文殊菩薩が修行の必要性を童子に説く場面、
最後は普賢菩薩が修業を終えた童子を褒めいたわる場面があります。
童子が修業を終えてたどり着いたのは、画面中央に大きく描かれた華厳宗の
本尊毘蘆遮那仏のお膝元です。
仏の周囲には、幾多の観音菩薩を中心に飛天、地蔵菩薩、鳥や像の頭を付けた八部衆も繊細に描かれています。
作者は日本の仏典に親しみ造詣があるそうですが、近代日本画における仏教画としてもモニュメンタルな位置を占めた作品です。
◆木華開耶媛(このはなさくやひめ)
『古事記』『日本書紀』に登場する美しい女神は天照大神の孫である邇邇芸命の妻になった人物。
満開の桜花が咲き誇る野辺にたたずみ、女性らしいしとやかさや身のこなし、桜色の肌に
鮮やかな口紅が官能的です。そして、長い黒髪が純潔さと白い衣が神聖さを醸し出しています。
この作品はどこかで見た気がするのですが中々思い出しません。
昨年発行された「古事記編纂1300年」記念切手の図柄に採用されたのでそう感じたのでしょうか?
「兎春野に遊ぶ」も切手になっています。
◆ 交響曲
「楽譜を私なりに解釈して、絵の中に私の交響曲を表現したい」と制作れたそうです。
情感溢れる墨線、効果的な金色を使用。日本の固有の素材である紙本や顔料の微妙な質感や
色調が交錯し、重なり、結合する線の濃淡が三次元的空間を創り出しています。
◆ 静風自在
法然院にある襖絵12面の内左より8面展示されていましたが、今まで観たことがない感じの抽象画の襖絵です。
色使いが好きです。
智積院の襖絵『婦女喫茶』も展示されていましたが、寺院の襖絵としては前代未聞の奇抜な主題で、
金地の豪華絢爛です。大胆さより、『静風自在』を好みます。
会場では代表作60点を展示され、多彩な印象芸術の魅力を味わいました。
記念講演の「堂本印象の世界」を聴講すればもっと理解できたと後悔しました。
次回のギャラリートークは6月8日(日)午後2時からです。

宍道湖の夕日
   

松江イングリッシュ・ガーデン

2013-06-19 19:39:55 | Weblog
松江イングリッシュ・ガーデンは松江市西浜佐陀町にあり、宍道湖の湖畔に広がって面積は1万㎡あります。
英国の伝統的な造りと、四季折々の草花や木々を楽しむことができ、松江に行くときは時々立ち寄ります。
5月25日~6月9日まで「ローズフェスティバル」が開催され、多彩な薔薇の花が木々の緑に映え輝いていました。
薔薇は70種類、2000株あり、ちょうど見頃です。
イベントは展示イベント、体験イベント、ステージイベントがあります。
当日は回路では「陶山広之 花の切り絵展」「さつき盆栽」「創作フラワー展」
「押し花・レカンフラワー」があり観賞しました。
屋内ガーデン(多目的ホール)では、ヴァイオリンとピアノの演奏を聴きやすらぎました。
演奏曲目の中で東日本大震災を応援するテーマソングの「花は咲く」を弾かれましたが
いつ聴いても心に伝わり「花は花は咲く・・・・」と口ずさんでしまいました。


庭園の薔薇

  
                                            ニュートン              


 
バラは種類が多く名前が中々覚えられません。最近バラの愛好家も多く
バラの講習会が開催されることもありますので一度参加して見たいと思います。
写真の中で一番すてきなバラは『ニュードーン』でした。
咲き初めの花びらに淡いピンクが清楚ですてきでした。

庭園の花々

ガザニア                                  バレリーナ


キングサリ                   睡蓮の葉の間からカエルが見えます

  
ニフォフィア アルカバ                          デルフィニュム                                  
           
                                           ジギタリス
                                             
熱帯植物
  
メディニラ・マグニフィカ(ノボタン科)

  
ニューギニア・インパチェンス                           アンスリューム                    


グズマニア

寄せ植え

              
創作フラワー展
  

憩いの広場
       
芝生とボーダー・ガーデンに囲まれ宍道湖を眺めながら休憩できる広場です。
子供連れの家族や若者ものんびり楽しんでいました。素晴らしい景色です。                        
                                                
バラの切花
                      
レッドコート     リブプールエコー   プリンセスミチコ   アイスバーグ     パットオースチン

                    
ロイヤルサンセット スイートリディア   ミーュジック      ノバラ         スノーダンス

                    
コンパッション   シューティングスター トゥインクルイエロー  プリシラ      パーティー  

                    
グラハムトーマス  ゴールデンシャワ   ボーヌール    ニューミラクル      アバランチェ

          
カンパネラ     サニーベイブ      スイートアバランチェ  

展示してある切花に名前が記してありました。
聞きなれた名前と花を照り合わせ勉強になりました。
切花の写真はクリックすると大きくなります。


花言葉(色によって違います)
赤は情熱、愛情、貞節 黄色は嫉妬、不貞
白は尊敬、私は貴女にふさわしい ピンクは上品、愛を持つ、しとやかなどですが・・・・
売店では切花、鉢植え、植木など色々販売していました。
プレゼントの花束は何色を頂くとうれしいでしょうか!

山野草楽園

2013-06-19 14:29:37 | Weblog
島根県邑南町布施の山林に2haで150種類の山野草が約2万株管理され、
開放されていることを知りました。
今井美術館で院展を鑑賞して帰りに山野草を観賞してきました。
小高い山ですが、ひんやりした空気と小鳥のさえずりを聞きながら散策を楽しみました。
山野草の展示会と違って自然の中にある花々は今咲き誇っている花、
これから咲く花など多彩な姿を見せてくれます。
当日はクマガイソウが一番美しく感動しました。また、ユキモチソウは初めて見る花で
珍しくて花の角度を変えて眺めたりもしました。
帰りのコースは三江線が走っている川本から美郷町、大田市方面にドライブをしましたが、
新緑が最高に美しく所々で山藤も垂れ下がっている景色が素晴らしく満足。充実した一日でした。
開園期間は5月1日~5月31日まで

クマガイソウ(熊谷草)
  
ラン科アツモリソウ属の多年草
葉は対生するように二枚つき、それぞれ扇形の特徴的な形をしています。
花はその間から伸びた茎の先につき、横を向いています。
花弁は細い楕円形で緑色を帯び、唇弁は大きく膨らんだ袋状で、白く紫褐色の模様があります。
環境省のレッドデータブックで絶滅危惧Ⅱ類されています。

ユキモチソウ(雪餅草)
  
サトイモ科 テンナンショウ属の多年草 日本固有種
草丈は15㎝~30cmで、球茎のから伸びた茎を偽茎と言って、
そこから葉の柄を2本出し、楕円形の小葉3枚から5枚を鳥足状につけます。
葉の緑のギザギザ(鋸歯)のあるものとないものがありますが
葉には白い斑の入っているものもあります。
葉の間から肉穂花序(にくすいかじょ)をたて、紫褐色の仏炎苞(ぶつえんほう)をつけます。
仏炎苞の外側には白い縦の筋が入り、内側は黄白色です。
真ん中に白い棍棒のような形で先が丸くふくれているのは付属体です。
雪のように白く、お餅のようにやわらかく見えます。
*肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)
*仏炎苞(棒状の花を包み込む苞を仏像の背景にある飾りに見立てたもの)
環境省のレッドデータブックで絶滅危惧Ⅱ類に登録されています。


えびね(海老根)               キエビネ
     
ラン科 エビネ属 
日本、中国、台湾、マレーシア、ヒマラヤなどに150種以上が分布しています。

カッコウソウ

サクラソウ科 サクラ属 杉の植林などによる環境変化で激減し、
絶滅危惧ⅠA類に指定されています。

ヒメシャガ

アヤメ科 
                 
フタリシズカ(二人静)          ミヤマキケンマン
        
センリョウ科                   ケシ科

その他
ハナイカダ、キレンゲショウマ、ヤブラン、サワハコベ、マツカゼソウ、ユキワリイチゲ
モミジガサ、ニオイスミレ、シラネアオイ、ズダヤクシュ ホソバギボシ、色々ありました。

藤の花

川本町で見た藤は、藤色が写真以上に綺麗でした。

サクランボ

2013-06-19 14:06:38 | Weblog
     
収穫1日目                        収穫2日目

小さな恋人と言われているサクランボが庭で可愛い赤い実をたくさんつけました。
和名:桜桃(おうとう) 科名:バラ科 属名:サクラ属です。
生産地は山形県が全国の収穫量の7割を占め、青森県・山梨県が主に生産しているそうです。
寒冷地を好み、暖地では落下しやすいと聞いていましたが、耐寒性,耐暑性は強いそうです。
近所の人たちが珍しがって少々賞味して下さいました。
受粉の質問をされましたがお隣の畑にサクランボの樹が植えてあり、そこから受精できたようです。
サクランボは同じ品種の花粉を受粉しても受精せず品種の組み合わせが大事です。
我が家の樹は佐藤錦ですのでお隣は高砂かナポレンの品種だと思います。
お店よりまだ小粒ですので夫に肥料のことを聞きましたら2月と10月にあげているそうです。
これからは樹を大切に守り、害虫、病気対策に気をつけます。
昨年は小鳥に全部食べられたので、今年は傘をかけたりして気をつけていましたが、
今年もヒヨドリがやって来て収穫が少なくなり、シロップ付けは作ることができませんでした。
来年は網を早くかけないといけないと反省しています。

浜田城跡

2013-06-19 11:08:47 | Weblog
     
 津和野藩武家屋敷より移築された門               浜田城跡

3月に島根県立美術館で開催された須田国太郎の風景作品〔浜田〕を鑑賞したとき
実際の風景を見たいと思って浜田城跡に行ってきました。
浜田城跡は別名亀山城とも呼ばれ、北に松原湾と南から西にかけて流れる浜田川よって囲まれた
標高68mの丘陵上に築かれ平山城です。
元和6年(1620年)古田重治が築城して、慶応2年(1866年)第二次長州征伐のとき長州藩の大村益次郎が進軍。
藩主松平武聡(たけあきら)は戦わずして退場。敗残の兵が浜田城を放火し灰燼に帰しました。
現在は城山公園として本丸から三の丸にかけて階段状に石垣が残り、護国神社の右側から進んで行くと登城口に津和野藩武家屋敷より移築された門があって側に司馬遼太郎の碑文「浜田藩追懐の碑」があります。
碑文を読むとよく表現してあって次のように書いてありました。
~城あとは苔と草木と石垣のみである。それらに積もる風霜こそ、歴史の記念碑といっていい。~

  
            松原湾                       外ノ浦
 頂上では外ノ浦の湊や松原湾の景色が良く見え、須田国太郎作品の「入江」は松原湾を描かれた作品だと判りました。
作家特有の茶褐色の色味でなく明るい寒色で描かれ山陰風景が心に残りました。



城山公園にある木口小平銅像、ノモンハン事件戦没者慰霊碑、抱月碑、政治家俵孫一、
大達茂雄の胸像について
       
      
●木口小平
 明治27年の日清戦役でラッパを口にあてたまま息絶えた歩兵第21浜田連隊の勇士
●ノモンハン事件 1939年(昭和14年)
 5月から9月にかけて満州国とモンゴル人民共和国の間の境界線をめぐって発生した 
 日ソ両軍の国境紛争事件。
 五味川純平の小説『ノモンハン』があります。
●島村抱月 1871年(明治4年)~1918年(大正7年)
 島根県那賀郡金城町に生まれ旧姓「佐々山滝太郎」言い小学校卒業後は浜田市に出て、
 裁判所の給仕をしながら独学に励み、
 当時検事だった島村文耕に認められて上京し島村家の養子になった。
 東京専門学校文学部(現早稲田大学)に学び、イギリス、 ドイツに留学。
 帰国後自然主義文芸論を展開し自然主義運動の指導者としてまた評論家、劇作家、詩人として活躍した。
 大正2年女優松井須磨子を擁して芸術座を創立、「人形の家」「復活」
 などの翻訳劇を演出、上演し、新劇に大衆化に貢献した。
●俵孫一1869年(明治2年)~1944年(昭和19年)
 浜口雄幸内閣の商工大臣
 立憲民政党幹事長
●大達茂雄 1892年(明治25年)~1955年(昭和30年)
 第5次吉田内閣の文部大臣 教育二法を成立

モクレン

2013-04-06 16:39:12 | Weblog
  
         シモクレン                                  花びら

  
      ハクモクレン(雄しべ雌しべ)                 ハクモクレン

  
春風に散った花びら          春の雨一夜にして散った花びら

3月から4月にかけて木の枝いっぱいに花を咲かせていた
紫木蓮(シモクレン)、白木蓮(ハクモクレン)も春風や春の雨にあって一夜にして
大きな花びらが散ってしまいました。

モクレンは原産地中国、耐寒性あって育てやすい樹木です。
我が家の紫木蓮は樹高3m、花は枝先に上向いて赤紫から桃色になりました。
花弁は6枚、ガクは3枚、花びらは舌状で長いです。

ハクモクレンは樹高が同時に植樹しましたのに4mになり、乳白色の花は精美です。
雄しべ、雌しべも螺旋状につきモダン美を感じます。

       満開に咲いた花桃

モクレンが散った後は花桃、ユキヤナギ、チューリップが咲き誇っています。

フジコ・ヘミングの松江公演

2013-03-20 13:35:14 | Weblog
3月17日に県民会館で開かれたフジコ・ヘミング演奏会に行きました。
ピアニスト、フジコ・ヘミングの名前を知ったのは1999年NHKのドキュメント番組の「フジコ~あるピアニストの軌跡~」を見たときです。
夫は感激し「奇蹟のカンパネラ」のCDが発売されるとすぐ購入してよく聴いておりましたので、島根会場のチケットの販売を知らせましたら
私に行っても良いからと薦めてくれました。

共演はトビアス・ゴスマン指揮、スペイン・カメラー21オーケストラ
演奏曲目は良く知っている親しみやすい曲でした。

モーツァルト  序曲《フィガロの結婚》
ベートーヴェン ピアノ協奏曲 第5番《皇帝》 変ホ長調 作品73
モーツァルト  ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 作品467より 第2楽章
リスト ピアノ独奏 ラ・カンパネラ パガニーニによる大練習曲 作品141-3
ドヴォルザーク チェコ組曲 ニ長調 作品39

●ベートーヴェン ピアノ協奏曲 第5番《皇帝》
ピアノ協奏曲は大好きですが、そのうち《皇帝》は1番のお気に入りです。
第1楽章:アレグロ(変ホ長調 独奏協奏曲風 ソナタ形式)
第2楽章:アダージョ・ウン・ポーコ・モッツ(ロ長調 変奏曲形式)
第3楽章:ロンド、アレグロ(変ホ長調 ロンドとソナタの結合形式)
〔第1楽章はいきなりピアノの独奏で始まりますが、展開部は木管が第1主題を奏して始まり、豪快に協奏しながら
第1主題を中心に全合奏で力強く奏し華麗に締めくります。第2楽章は穏やかな旋律が広がり、
第3楽章は快活なリズムで始まり、終わり近くにティンパニが伴奏する中で、ピアノが静まっていく部分が印象に残っています。〕

●〔モーツァルト  ピアノ協奏曲 第21番〕 
第2楽章はモーツァルトの一番の人気曲だそうです。
スウェーデン映画『みじかくも美しく燃え』に使用され美しく流れる曲にうっとりします。

●〔ラ・カンパネラ パガニーニによる大練習曲 作品141-3〕
ラ・カンパネラと聞くと「魂のピアニスト、フジコ・ヘミング」と言われ圧倒的な存在感があります。
当日は風邪を引いてあまり耳が聞こえないとおしゃっていましたが、熱演で魂の響きが心に残る音楽会でした。
81歳ですが、いつまでもお元気でご活躍を祈っています。勇気をいただきました。

●〔ドヴォルザーク チェコ組曲 ニ長調 作品39〕
第1曲:前奏曲(バグパイプの音楽を思わせる牧歌的な調べ)
第2曲:ポルカ(叙情的で、中間部は浮き立つような明るい調べ)
第3曲:メヌエット(ボヘミアの民族色の濃いソウセツカー舞曲)
第4曲:ロマンス(フルートが弦をバックに感傷的に歌う夜想曲)
第5曲:フィナーレ(ボヘミアンの民族舞曲フリアントのリズムによる高揚感が溢れるフィナーレ)
初めて聴く曲だと思いますが、親しみやすい旋律で管弦楽も良いですね。

●アンコールで演奏された「ふるさと」は福島第一原発事故の影響を懸念して2011年に日本ツアーを断念した経緯がある
オーケストラ団が復興への願いを込めて演奏されただけあって心のこもった演奏で自然と目が潤んできました。
音楽はすばらしい

春の訪れと共に咲いた花たち
   
フラワーアレンジメント(山茶花、水仙)                 庭に咲いた桃の花

サルの作物被害

2013-03-10 15:21:17 | Weblog
  
3年前近所の屋根にいた猿     山影から様子を見ている猿

中山間地域ではサル、イノシシによる農作物の被害が多発しているそうですが、住宅地の中の農地にもサルがやって来ます。
山地の柿の収穫が終わると平地に降り始めるので注意をしていますが、今年は人参、大根、夏みかん、椎茸の一部を食べられて
しまいました。
さっそく簡単防護柵をしたり、網掛けをしたりして被害を防いでいます。
嗜好的に嫌う農作物は、タカノツメ、コンニャク、クワイ、ゴボウだそうですが、夏みかんは上手に皮をむいて食べているのに
レモンには近寄りません。他にピーマン、サトイモ、ショウガなどの被害も聞いていません。
夏には近所の人が、きゅうり、吊るして干していたたまねぎを採られそうです。
そのときは爆竹を鳴らして逃がしておられますが、サルは賢くて毎年同じ場所に出てくるそうです。
小猿は可愛いので写真を撮りたいと思ってもすばしっこいのでカメラを持って出たときはもう逃げられています。

寒アヤメ

2013-02-02 12:05:31 | Weblog
 
最初に見つけた寒アヤメ        前日は蕾だった寒アヤメ

みぞれ交じりの寒空の朝、庭の片隅にひっそりと咲いているアヤメを見つけました。
アヤメは初夏の花と思っていましたので狂い咲きかしらと思い、夫に話をしましたら知人に頂いて植えた寒アヤメだそうです。
初夏のアヤメの花びらは深紫ですが、寒アヤメは薄青紫で柔らかい感じです。
花弁は外花被片3枚、広倒卵形、舷部は円形、基部は爪状黄色と紫の網目模様です。
内花被片3枚楕円状、倒披針形で細く直立しています。
雄しべは花糸は平たく、外側に彎曲葯は暗紫色縦に裂けています。
雌しべは花柱の先は3深裂して、裂片には鋸歯があります。
茎は16cm、葉っぱは長さ20cm~40cm、幅は5~10mm、初夏のアヤメより小ぶりで剣状で中脈は目立ちません。
蕾が一輪ついていましたので咲く日を楽しみに毎日庭に出て咲き始めの花も撮影できました。
今は水仙、蝋梅も咲き早春の香りが庭にいっぱい漂っています。

蝋梅

リース作り

2013-01-10 19:54:45 | Weblog
   
     20012年制作                      20011年制作

花の教室で昨年10月末に山に行き、かずらの蔓を採集して温かな雰囲気が魅力な自然素材のリースを作りました。
普通長さ3m位の蔓が必要ですが、長い蔓がないので外周のサイズを決めてから蔓を何本か合わせて交互に重ねすき間に
くぐらせます。先端の部分は飛び出やすいので、蔓を隠すように入れ込み形を整えます。
秋の山中で落ち葉を踏みしめながら進みかずらの木の側で皆さんと制作するのは課外授業みたいな感じで楽しい時間です。

1ヵ月後に教室で飾り付けをしましたが、材料は先生、生徒さんたちが家庭や山で採集したもの、ドライフラワーなどを
持参して自分の好きな材料を使って作りました。
材料は、松カサ、ナナカマド、ドライフラワー、どんぐり、とうがらし、つばきの実など・・・
材料を決めたらレイアウトするとまとまった作品になります。
松カサなどはベースに取り付け用のワイヤーを引っかけ、実元でワイヤーをねじり留めます。
ボンドも使用しますが、私はグールガンを使用する方があっという間に固まるので便利だと思います。
仕上がりにネオ・ルシール硬化液スプレーをかけます。(アートフラワーの型くずれ防止、ドライフラワーの保護)

1昨年はクリスマス用にリボンをつけて華やかにしましたが、今回はお正月用に縁起の良いふくろうをつけました。
ふくろうは不老長寿の象徴です。

2011年の材料は梅もどき、松かさ、どんぐり、すずかけの実、サルトリイバラの実、麦の穂、ししとう
バラのドライフラワー、リボン

リボンの作り方
1、リボンの端を親指に1週巻いてセンターループを作ります。
2、親指を1週したらリボンが重なった部分で1度ねじります。
3、センターループより大きめな輪を作り、2、と同様にリボンが重なる部分で1度ねじります。左右で繰り返します。
4、2回目にリボンは、最初のリボンの輪より長く整えます。
5、センターループに地巻きワイヤー#26を通し、リボンが重なっている部分をねじりとめます。
  リボン作りは慣れないので難しく大変でしたので練習してからつけるといいでしょう。

クリスマス後はクリスマスケーキについていたサンタクロース、ヒラギの葉、鐘(装飾品)も付けて可愛くしました。


リースをデザインするのは楽しいので暇なとき、また作りたいと思い土手の近くで蔓を取ってきました。
緑を多く使いリースの下を中心に制作したり、大胆なデザインも良いのではないかと考えています。
                                             

家庭用シイタケ栽培

2012-12-22 11:46:04 | Weblog
椎茸は食材として料理に幅広く使用されていますが、我が家も生椎茸、干し椎茸を良く使った料理をしますのでシイタケの原木栽培を始めました。
最近は園芸的感覚で栽培する人も増えているそうで、園芸店で原木、種駒も販売しております。

 
ぼた木にシイタケ              干し椎茸作り

11月のある日、まだ今年は出来ないと思っていましたシイタケがぼた木に生えていました。
大きさが直径20cmになっているのもあり、ナメクジでしょうか穴があいているシイタケもありました。
最近は毎日裏庭に出て観察しながら少々ですが収穫しております。

栽培方法
1、原木・樹種
  広葉樹のうちナラ・クヌギ・クリ・シデ・シイなどです。原木の太さは10cm前後、長さ90cm~1m
  ナラがきのこの発生量が多く比較的管理が容易ですので10本ほど購入して、後は山からナラの木を伐採して、
  種駒だけ購入しました。
2、種駒(シイタケの品種)
  にく丸(290号)は菌が強いため栽培が楽で、他の品種に比べて収量が多く、肉厚で大型のシイタケが収穫でき高品種です。
3、種駒の打ち込み作業
  種駒の打ち込み(接種)作業は11月頃から翌年の5月頃までの間にします。
  原木への穴あけ作業は専用キリで深さ25mm~30mm、あけます。1m長さの原木の場合は30個くらい打ち込みます。
4、保湿管理(仮伏せ)
  種駒の菌糸が確実に原木に移ってまん延を始めるように原木にたっぷりと水分を含ませるため散水します。
  その後高さ30cm~50cmの横積みか10本程度を縦積みして、遮光ネット、ブルーシートなどを使って覆います。
  4月下旬には仮伏せを終了します。
5、本伏せ
  シイタケ菌は高温に弱く夏の直射日光に当ててはいけません。
  東南向きの山腹のゆるい傾斜地が最適です。庭先や畑の場合は支柱を立て、遮光ネットやヨシズなどで日影を作ってやります。
  本伏せの方法もよろい伏せ、合掌伏せ、井桁積みがありますが、我が家はよろい伏せにしています。
6、本伏せの管理
  害菌を防いでシイタケ菌を早くまん延させるため、原木の天地返しをして菌糸を上下平均にまん延させます。
7、しいたけの発生
  一般的に夏を2回経過した後の秋からシイタケが収穫できます。
  シイタケが発生するようになった原木はホダ木と言うそうです。

料理
生シイタケは鍋物、お味噌汁の具、てんぷら、炒め物、肉挟み焼、焼肉、網焼き、焼そば、お吸い物、和え物、豚汁
干し椎茸
煮しめ、佃煮、茶碗蒸し、混ぜすし、巻き寿司、釜飯、卵料理、けんちん汁、佃煮など特に精進料理には欠かせません。
中華料理(春巻き、春雨スープ、中華丼、八宝菜、色々な炒め物など)
旨み成分としてグアニル酸やグルタミ酸を豊富に含んでいますので出汁にも良く使います。
出来るだけ良質な香りのいいものを選び道の駅などで購入することもあり、いつも常備しています。

トケイソウ

2012-11-22 15:29:16 | Weblog
 
5月から10月に咲くトケイソウが11月に咲きました。
昨年、庭のヒノキを剪定したとき、トケイソウの蔓が樹に絡み合っていましたのでそのまま切ってしまい花は諦めていましたが
花数は少々ですがきれいな紫の花弁を楽しませてくれました。
品種は“アメジスト”(別名ラベンダー・レディー)です。花茎:約9~11cm耐寒性があり丈夫で育てやすい植物です。


初夏に近所の方から真っ白なトケイソウ“品種コンスタンス・エリオット”を頂き玄関の細窓に蔓を流して活けましたが、優雅で、さわやかな香りがしました。
そのお家は山の側に高く幅広く緑のカーテン仕立てに植えてあって見事に咲いていました。緑と言うより真白なカーテンのように素晴らしい景色でした。
我が家も来年は支柱を立て、植物ネットを張ってカーテン仕立てにしたいと思っています。

トケイソウについて
【科名・属名】 トケイソウ科 トケイソウ属
【園芸分類】  熱帯性、つる植物
【原産地】   中央~南アメリカの熱帯、亜熱帯(アジア・オーストラリア・アフリカ)
【草丈 樹高】 5m以上
【品種】    種類は約500 花、クダモノトケイソウ(パッションフルーツ)
【学名】    パッシフローラ
和名は時計草と言い副花冠などの構造を時計に見立てたものです。
英名パッションフラワーは「キリストの受難の花」の意味を持っています。
子房とその先に伸びる花柱を十字架に見立て、3つに分かれる雌しべはキリストが十字架にかけられたときの釘に
ひげのように広がる副花冠を茨の冠に、5枚のずつの愕と花弁をキリストの10人の使徒に見立てたそうです。




青春18きっぷの旅

2012-11-01 15:49:51 | Weblog
9月に帰省した子供が三江線の旅に誘ってくれましたので、2日間で島根県、広島県、山口県の旅を満喫しました。
青春18きっぷは日本全国JRの普通列車に乗り放題の切符です。
一枚で1日有効×5回分あって11,500円です。年齢制限なし乗り降り自由ですので、グループでローカル線の旅などに
使用すると格安で良いです。
■1日目
◎三江線
今回の第一目的は江の川を添うように走るローカル線の三江線から雄大な景色をゆったり眺めながら三次まで楽しむことです。
島根県の江津市を早朝6時に出発、広島県の三次までは3時間20分です。
小雨の降るなか天気を気にしながら乗車。車窓に雨粒が付いていても朝焼けを見ることが出来ました。
窓にはカゲロウがずっと張り付き珍しくて見つめていましたが、そのうち飛立ちました。
三江線の風景は山に霧がかかり、川面の映る景色はまさに水墨画の世界です。
川本駅の近くになると雨も上がり初秋の田んぼの色彩が美しく素晴らしいです。

 
三江線観光キャンペン 平成24年10月1日(月)~12月31日(月)途中下車の旅
三江線神楽街道三十五次(三江線35駅に神楽愛称駅名を命名
駅などに置いてあるパフレットを持参すると沿線施設の割引があります。

 


◎三次駅から芸備線で広島市内を見物のため広島駅で下車1時間56分です。
芸備線では天気もすっかり良くなり、山の景色と雲の流れを楽しみ写真を何枚か撮りました。
広島に近づくと町が開発されていて住宅が写っていましたので太田川の土手と雲を載せました。

◎広島城
お城は太田川の河口の三角州に、毛利輝元が築いた典型的な平城です。
子供は説明文に時間をかけて読み、天守閣では東西南北の景色を眺め街の中心的な建物を確認できました。
もちろん原爆ドームも見えました。
復元された二の丸御門橋・表御門
平櫓・多聞櫓・太鼓櫓は平成6年までに復元され白壁が青空に映えてきれいでした。


◎原爆樹木 ユーカリ
爆心地から740mの位置にある樹は原爆にも耐え生き残り、1971年の台風で地上2,5mところで折れましたが、
再び根元から新芽が吹き返し育った樹だそうです。大木に細長い葉と実が沢山ついていました。
今まで葉は円形に近いと思っていましたが、ユーカリの種類は600位あるみたいです。
オーストラリアでは森林の9割以上がユーカリと言われ、かわいいコアラの好物です。
◎縮景園
広島城から歩いて15分位の所にあります。広島県立美術館からも入園でき便利です。
広島藩主浅野長晟(ながあきら)が別邸の庭として築成した江戸時代の回遊式大名庭園で、中国杭州の西湖を模して宿景したと伝えられています。
濯英纓池(たくえいち)を掘って大小10余りの島を浮かべ、周囲に山を築き、渓谷、茶室、あずまやなど配置されて、池の中央に跨虹橋(ここうきょう)があります。
何回か訪れていますのでとっても懐かしく、訪れたことを友人に話してあげたいと思いました。

広島から山口下車 3時間7分
(広島駅から山陽本線の新山口駅から山口線に乗り換え山口駅)
瀬戸内海の海は日本海と違ってとても静かな海で、遠方の山が印象的でした。

始めの計画は岩国の錦帯橋へ行く予定でしたが広島で時間を取りすぎ、当日の宿泊地の山口で下車しました。
子供はホテルに着いてから瑠璃光寺の夜景を見に出かけましたが幻想的で良かったと言っていました。

■2日目
◎国宝 瑠璃光寺の五重塔
西の京・山口のシンボルです。応永の乱で倒れた大内義弘の菩提を弔うため、嘉吉2年(1442年)建立。
塔は全国10番目に古く、日本三名塔のひとつで、室町中期におけるもっとも優れた建造物と評されています。
総桧造りで、二層目に縁勾欄を設け三層以上は無く他に見られない特色です。そのため塔が細く見え、屋根の出が深く
各層の間を詰めていてバランスが良くとれているのでとても美しい塔です。

若山牧水の歌碑
近くに歌碑がありました。明治46年牧水が21歳のとき、東京から郷里の宮崎県に帰省の途中五重塔を訪れて詠んだものです。
はつ夏の 山になかなる ふる寺の
 古塔のもとに 立てる旅人

このときに詠んだものに「山静けし山のなかなる寺古りし塔みて胸ほのかに鳴る」があります。
山口の街は大内文化の香りと明治維新の面影を残している名所が多くあるそうですが
次はゆったりと県立歴史館、常栄寺雪舟庭園、山口サビエル記念聖堂など訪れたいと思っています。

日本三大の塔は奈良の法隆寺、京都の醍醐寺、山口の瑠璃光寺

◎山口駅から山口線で終点益田駅下車 1時間21分
山口線の風景は山が多く新山口から津和野までSL「やまぐち」号が走っている線です。(運行は11月17日の土曜、日、祝日まで)
津和野で下車しないで子供が一度も訪れていない益田駅に下車しました。
途中で機関車を見ました。DD511043は貨物列車の機関車のようです。子供は大喜び撮影。

益田市には雪舟が作庭したと伝えられている万福寺、医光寺など広くゆったりした日本庭園が有名ですが
全国でも珍しい美術館とホールの複合施設、島根県芸術文化センター行きました。
◎島根県芸術文化センター「グラントワ」
中庭広場を取り囲むように大小4つの展示室がある「島根県立石見美術館」と
1500席の大ホール、400席の小ホールがある「島根県立いわみ芸術劇場」があります。
建物は屋根と外壁を覆う28万枚の石州瓦が光に輝く素晴らしい建物です。
レストラン「ポニイ」はフレンチをベースにしたお料理が美味しく私好みのお味です。
当日の企画展は「巨匠たちの英国水彩画」展が開催されていましたが、イギリスの「国民的美術」といえる水彩画は
今まで観た水彩画と違った深みのある画でした。コレクショ展は「わんこ・にゃこ」は親しみやすい画でした。
帰り際にミュージアムショップで、J.M.Wターナー《ルツェルン湖の月明かり、彼方にリギ山を望む》のファイルを購入しました。
益田駅からは上りの山陰本線に乗車して夕方には帰宅しました。子供が「島根県は素晴らしい所だね。」と満足した様子でした。