みやしたの気まぐれblog

鉄道とか野球とか食べ物とかMacとか、日々の気まぐれ記録。更新も気まぐれ。

今も残る現役国鉄型電気機関車・ディーゼル機関車・客車 2017年版

2017-12-28 00:49:56 | 鉄道その他
今も残る現役国鉄型シリーズ2017年版、最終回は電気機関車、ディーゼル機関車、客車です。

国鉄時代、まず列車とは蒸気機関車が牽引する客車でした。そして徐々に電車、気動車が一般的となり、客車を牽引するのも電気機関車、ディーゼル機関車となり、客車は一部の寝台特急や臨時列車用の物が残るだけとなりました。その寝台特急も国鉄時代の物はこの5年間で消え失せ、残った客車は臨時列車用の物だけになりました。
一方、電気機関車、ディーゼル機関車も客車が無くなったことや、老朽化による世代交代で随分と数を減らし、JR貨物がHD300形、DD200形が導入されたことで、最後まで置きかえの遅かったDE10形も今後は姿を消していくでしょう。
特に機関車関係は追いかけ切れていないので、写真が不足勝ちですが紹介していきたいと思います。

EF60形
EF60形は1960年に登場した平坦線向け直流電気機関車。ED60形、ED61形の新性能電気機関車の製造を踏まえ、F級電気機関車として設計された物。1960〜64年に合計143両が製造されたが、現存しているのはJR東日本のEF60 19のみ。この他、3両がEF67形に改造されたが、これらの3両もうち2両は廃車されている。


JR東日本のEF60 19。この写真はけっこう前の物のため前照灯が現在の姿と異なる。現在は2灯シールドビームではなく、1灯の白熱灯になっている。主に高崎近辺の臨時列車牽引や、工臨などの運用に着く。


EF65形
EF65形は1965年に登場した平坦線向け直流電気機関車。国鉄電気機関車で最大の308両が製造された。EF60形をベースに再設計された0番台、高速列車牽引用に改良を加えた500番台は旅客用P形と貨物用F形、両方に対応してさらに改良を加えた1000番台PF形が登場した。経年により廃車が進み、JR貨物ではEF210形への置きかえにより大幅に数を減らし、寝台特急の廃止によりJR東日本、JR西日本でも車両数を減らし、JR東海では消滅。旅客用は臨時列車や工臨の運転が主体となっている。


JR東日本のEF65 501。現存する唯一の現役EF65形500番台。主に高崎地域の臨時列車や工臨牽引で使用される。


JR西日本のEF65 1133。主に臨時列車の牽引や工臨に使用される。「SL北びわこ」の回送用で12系客車を牽引していることもあり、国鉄然とした姿を見られる


JR貨物のEF65形2000番台。赤いプレートはコキ50000形改造の100km/h運転対応の常用減圧促進改造を行っている車両であることを示す。


JR貨物のEF65形2000番台。JR貨物の2色塗装となった姿。青いプレートは常用減圧促進改造を行っていない車両。


広島更新色のEF65形2000番台。2000番台は1000番台へ運転状況記録装置を取り付けた車両である。


EF66形
1966年に試作車EF90形が登場後、1968年から製造された国鉄最強の直流電気機関車。国鉄時代に55両が製造された。貨物および旅客列車の牽引用に活躍し、東海道・山陽本線系統の寝台特急牽引に活躍した。しかし、寝台特急の廃止に伴い、JR西日本のEF66形は運用を失い廃車またはJR貨物へ売却。現在はJR貨物でわずかな車両が残るのみ。また、JR化後に設計を見直した100番台がJR貨物によって33両製造され、主に東海道・山陽の高速貨物で運用されている。



EF66形の0番台。JR貨物では更新工事に伴って、前面下部の飾りステンレス帯、ナンバープレートの特急シンボルを取り外した車両が多い。現在稼働しているのは、27号機(原型維持)と30号機の2両だけらしい。写真はすでに廃車された26号機(上)と33号機(下)


EF66形100番台。JR化後の1989年から製造されたEF66形。性能上はおおむねEF66形の最終増備車をベースにしているが、車体デザインが大幅に変更され、すっきりした感じになった。


EF64形
1964年に製造開始された勾配路線用直流電気機関車。0番台79両が製造されたほか、大幅に設計を見直した1000番台53両が1980年から製造された。1000番台は最後に製造された国鉄電気機関車で、本来なら別系式を名乗ってもよいくらいの設計見直しが行われているが、国鉄労使関係で別系式を名乗らず既存系式の改良車という扱いになったと言う。上越線、中央本線、伯備線系統へ投入されたが、近年JR貨物でのEH200形への置きかえが進み、JR貨物では0番台が消滅。主な運用路線は中央西線、伯備線となっている。


JR東日本のEF64 37。現存する唯一の0番台で、茶色塗装されている。臨時列車や配給輸送で使用される。


JR東日本のEF64 1001。茶色塗装されている1000番台で、主に高崎線/上越線/信越本線系統の臨時列車や配給輸送で使用される。


JR東日本のEF64 1053。国鉄色を保っている貴重な車両。


JR貨物のEF64形1000番台。国鉄色を保っている車両は少なく、ほとんどは更新塗装になっている


JR貨物のEF64形1000番台更新色。大宮車両所で更新された車両の塗装で、現在のEF64形1000番台で多数派となっている。


JR貨物のEF64形1000番台更新色。広島車両所で更新された車両の塗装で少数派。


EF67形
山陽本線瀬野〜八本松、通称セノハチにある連続した22.6‰において、上り貨物列車の後方補機として運用するために、EF60形とEF65形0番台から転用改造された車両。EF67形0番台は3両(元はEF60形)、EF67形100番台は5両(元はEF65形)製造された。EF210形300番台の製造に伴い、運用が置き換えられて廃車進行しており、すでに0番台は2両が廃車され1両が保留車。100番台は2両が廃車されている。


保留車となっているEF67 1。元はEF60 104。両端で正面扉の有無に差異がある。


EF67 101。現在稼働状態にあるEF67形はEF67 101、102、105の模様だが、EF210形300番台への置きかえが予定されており、遠からず姿を消す物と見られる。


ED75形
1963年から製造された交流電気機関車。主に東北向けに製造されたが、一部は九州でも運用された。合計308両が製造された交流電気機関車の標準形式と言える車両。また、700番台の一部はED79形に改造され、青函トンネルでも運用されたが、すでにED79形も含めて大半の車両が廃車された。現在はJR東日本で臨時列車および工臨、配給輸送向けに使用されているのみ。


JR東日本のED75 757。仙台に所属している。東北本線では以前は当たり前のように貨物列車で見られた系式だが、現在は見られる機会は限られている。


ED76形
1965年から製造された交流電気機関車。ED72形、ED73形の置きかえ用に九州向けに投入された。九州用、北海道用で合計139両が製造されたが、北海道用の500番台はすでに全廃。九州用の0番台、1000番台も、九州内旅客列車での運用が無くなり、JR貨物が運用する車両がわずかに残るのみとなっている。


ED76形0番台。現存する0番台の稼働車は写真の81号機と83号機のみで、元々はJR九州の旅客用だった車両を、JR貨物が購入した物である


ED76形1000番台。1000番台は高速列車牽引用にED76形のマイナーチェンジを行った車両。


EF81形
1968年から製造された3電源対応の交直流電気機関車。EF65形を交直流に設計し直した車両で、汎用性の高さからJR東日本、JR西日本、JR九州、JR貨物に車両が引き継がれたが、すでにJR九州の車両は全廃されている。0番台の他、関門トンネル用300番台、重連対応の400番台の他、JR化後もJR貨物によって500番台、450番台が製造された。主に東北から日本海側で関西まで、山陽から九州にかけて貨物では運用されているが、日本海側ではEF510形の増備によってだいぶ姿を消した。一方で、JR東日本では配給輸送や工臨、臨時「カシオペア紀行」の運用でもまだまだ健在。JR西日本ではトワイライトエクスプレス塗装の車両がわずかに残っている。


JR東日本のEF81 151。0番台の再末期製造の車両で、写真は長岡所属の151号機。


JR貨物のEF81形300番台。元々関門トンネル用に製造された300番台は車体がステンレス外板となっているが、写真の様に赤く塗装されたものも多かった。写真の301号機はすでに廃車済みで、現在は303号機が残るのみとなっている


JR貨物のEF81形600番台。元々0番台であった車両に更新工事を施して元番号に600を足した物。写真の746号機は、元は146号機だったことになる。なお、146号機は元々JR東日本の車両だったものが、JR貨物に売却されたもの


JR貨物のEF81形400番台。関門トンネル向けの車両で、九州内でも運用されている。写真は鹿児島中央駅で撮影した物。


JR貨物のEF81形500番台。JR化後に製造された車両で、塗装がJR貨物塗装になっているが、外観はほぼ0番台を踏襲している。


JR貨物のEF81形450番台。400番台の増備車としてJR化後に登場した車両で、写真の454号機は500番台とほぼ同じだが、451、452だけ前照灯の位置が異なる。


DD51形
1962年から製造された本線用ディーゼル機関車。安定した性能で、非電化区間の蒸気機関車の置きかえとして649両が製造された。貨物列車では、北海道や関西本線で重連を組むことも多く、その均整の取れたスタイルから人気も高いが車両だったが、北海道ではDF200形への置きかえが進んで姿を見られなくなった。また、寝台列車の廃止により、JR北海道からも姿を消し、現在は関西本線の貨物列車と、JR東日本およびJR西日本で臨時列車牽引や配給輸送等に用いられるのみである。


JR東日本のDD51 897。高崎に残る4両のDD51形で唯一お召し仕様になっていない車両。写真は、高崎車両センターの公開イベントで、点検扉を開放した状態である。


JR西日本のDD51 1193。写真は関西本線用キハ120形を配給輸送しているところ。


JR貨物のDD51 825。関西本線向けの更新車で、今後全般検査を行わず廃車される予定。後継としてDF200形が投入される予定である。


DE10形
DD51形の実績を元に1エンジン化して、車体長を短縮。1966年から合計708両が製造された。汎用性の高さから、JR7社全てに唯一継承された車両でもある。ローカル線での貨物輸送、臨時列車運行、工臨や配給輸送など、様々な用途へ投入されていたが、JR東海からはすでに姿を消しており、JR貨物でもHD300形、DD200形の投入で今後姿を消していくことになる。一方、旅客会社側では塗装変更されたものもあり、しばらくは姿を見られる物もあるだろう。




JR北海道のDE10形。標準的な赤色白帯塗装から、黒色白帯塗装となった物もいる。ノロッコ塗装は緑色系である。


JR東日本のDE10形。非電化路線での配給輸送や工臨などに用いられているが、臨時列車を牽引することもある


JR九州のDE10形。元々は標準塗装であったが、「ななつぼし」の運行開始に伴い、一部区間での牽引を担当することから在籍する車両はみなこの塗装になっている


JR貨物のDE10形。更新塗装となっているものが多く、一部は入れ替え専用に別の塗装となっているものもあった。


JR貨物のDE10形3500番台。DE15形からの改造編入車で、JR東日本で余剰となったDE15形を購入し、ラッセルヘッドの装着装備などを撤去している。


真岡鐵道のDE10形。主に「SLもおか」を真岡駅〜下館駅で回送牽引するのに使用されている。


わたらせ渓谷鉄道のDE10形。「トロッコわたらせ渓谷号」の牽引機で、塗装が変更されている。なお、もう1両いるDE10形は国鉄色のままである


嵯峨野観光鉄道用のDE10形。トロッコ列車牽引用の車両は2機あり、1104が嵯峨野観光鉄道所属。写真の1156はJR西日本所属の予備機である


東武鉄道のDE10形。「SL大樹」の運行時の補助機関車としてJR東日本から購入した車両で、C11 207の故障時は写真の様に代わりに先頭に立つ姿が見られる。この時は、「DL大樹」として運行される。


衣浦臨海鉄道のKE65形。DE10形の譲渡車で、写真の5号機はDE10形573号機を国鉄清算事業団から購入したもの


DE11形
1967年から、DE10形をベースに重入換専用機関車として製造されたのがDE11形。入れ替え専用で本線での客車牽引は想定されていない。主に貨物駅での貨車入れ替えや、車両基地での構内車両移動に用いられているが、経年による廃車が進み、わずか5両が残るのみとなっている。


JR東日本のDE11 1041。現存する唯一の1000番台で、高崎所属。


JR貨物のDE11 2003。更新塗装になっている。相模貨物駅で主に使用されている


DE15形
1967年から、DE10形をベースに製造された除雪用機関車。軸重制限の厳しいローカル線でも走行できるように設計されており、ラッセルヘッドを取り外せば、冬期以外は普通のDE10形と同様に運用できるようになっている。近年は老朽化と積雪量の減少から廃車が進行している。北海道と西日本ではジョイフルトレイン向けに塗装変更された車両も存在している。


JR北海道のDE15形。北海道では除雪車の主力形式である。


JR西日本のDE15形。山陰本線の除雪車であるが、近年は降雪の減少により、活躍の機会は少ない


ラッセルヘッド取り付け装置を撤去したJR北海道のDE15 1520。もっぱら、臨時SL列車の補機として使われている


「奥出雲おろち」用DE15 2558。専用塗装となっているが、ラッセルヘッドは残っているので、冬期はラッセル運転も行う


以上が機関車の紹介でしたが、だいぶ数は減ってきた物の、種類は意外と残っている感じ。
ただ、これからJR貨物ではどんどん姿を消していくので、残るのは運用が少ない旅客会社の車両だけになっていくだろう。

ここからは客車の紹介だが、客車も廃車が大幅に進行。特に、この5年間で客車寝台特急が消え失せたのが非常に大きい。
旧型客車はオハ35形、スハフ42形、オハ47形等複数系統が残っている物の、基本的に混結されているので、まとめて紹介する。
なお、24系も保留車が一部残っているのだが、保留車状態での写真を撮れていないので、省かせて頂lく。


旧型客車
10系以前の戦後に製造された旧型客車は、がっちりとした構造で、ほとんどが茶色に塗られている。これはSL牽引でのすすによる汚れ対策であったが、青色の車両も存在した。
現在は、JR東日本、大井川鐵道、津軽鉄道に残っている。津軽鉄道では、「ストーブ列車」として冬期の観光用に用いられている。
JR東日本では旧型客車を使った臨時列車には「レトロ」の文字列が付けられている琴が多い。大井川鐵道では、近年「トーマス」の牽引客車として黄土色に塗られた車両も登場している。


JR東日本の旧型客車。オハ47形3両、スハフ32形1両、スハフ42形2両、オハニ36形1両が高崎車両センターに所属しており、そのうちの何両かを組み合わせて臨時列車に用いられている




大井川鐵道の旧型客車。オハ47形4両、オハ35形5両、オハフ33形2両、スハフ42形4両、スハフ43形2両が在籍。一番下の黄土色は「トーマス号」用の客車


津軽鉄道の旧型客車。オハフ33形1両、オハ46形2両が所属し、冬の風物詩となっている「ストーブ列車」で使用される。

この他にJR北海道にスハシ44 1があるのだが、実質14系の一部として運用されているので省略する。


12系
1969年から製造された急行形客車。冷房の搭載や自動ドアの装備により、客車の近代化を行った。大阪万博の輸送に向けた大量投入により603両が投入され、元々波動輸送用に製造されたこともあり、老朽化もそこまで進行していないのか、現在でも比較的多くの車両が残っている。
譲渡された車両や改造された車両も多く、原型のままという車両はあまりない。


JR東日本の12系。主に「SLみなかみ」などのSL列車の客車に使用されている。


JR西日本の12系。主に「SL北びわこ」に使用されている。


わたらせ渓谷鐵道の12系客車。「トロッコわたらせ渓谷号」の控え車として、4両の客車の両端に位置している。なお、中間車2両は京王5000系の車体を流用した物で、12系ではない。


秩父鉄道の12系客車。「SLパレオエクスプレス」用の客車で、塗装の変更のほか、車内もリニューアル工事を受けている。



JR東日本の「SLばんえつ物語号」用の12系客車。内装をレトロ調にリニューアルしてあるが、特徴的なのは両端の展望先頭車と、中間展望車。新潟寄りの先頭車はグリーン車になっている。



JR西日本の「SLやまぐち号」用12系レトロ調客車。2017年に後継車として35系客車が登場しており、現在は下関で留置されている。今後廃車される物と思われる。


JR西日本の「奥出雲おろち」用12系。トロッコ客車となっており、宍道側の客車には、後方のDE15形を操作する運転台が取り付けられているという珍しい改造車。


14系
1971年から製造された特急列車向け客車。12系をベースに開発されたが、座席車と寝台車の両方が製造された。ただし、寝台車はすでに全滅している。
現在は定期運用を持つ車両はなく、臨時列車向けとなっている。一方で、この5年間でJRから私鉄譲渡が2つ発生したことは特筆される。


JR北海道の14系。「SL冬の湿原号」向けの14系で、1両だけスハシ44 1の旧型客車が含まれる。写真はかつての「SLクリスマスファンタジー号」での運用時の物。


JR西日本の14系「サロンカーなにわ」。JR西日本では人気の客車で、お召し列車として走ることもある。


急行「はまなす」時代の14系。この車両の一部が大井川鐵道に譲渡されたが、大井川鐵道では整備の遅れ等により、まだ運用に入っていない。また、東武鉄道にも4両譲渡されているが、こちらも運用されていないことから、部品扱いかもしれない。


東武鉄道「SL大樹」用14系客車。JR四国がJR東海から購入した物の、ムーンライト系列の廃止でほぼ未使用のままだった14系4両を購入したもの。通常は、そのうち3両を使用し、1両は下今市で留置されている。



50系
1977年から製造された一般形客車。主に地方線区で客車列車として運行されていた列車で、旧型客車の置き換え用に投入された。しかし、投入時点ですでに電車化、気動車化がそれなりに進行していたため、ほんの数年で余剰気味になり、JR化後は電車、気動車への置きかえが進んだ。このため、より車齢が高いが設備に勝る12系、14系が残され、新しい50系は次々と消えていくという皮肉な状態になった。現在残っている車両は、改造車か譲渡車で、いずれも臨時列車用となっている。


JR北海道の「くしろ湿原ノロッコ号」用の50系。トロッコ改造車4両、一般車1両の編成で、トロッコの先頭車にはDE15形の遠隔操作ができる運転台がある。


JR北海道の「富良野・美瑛ノロッコ号」用の50系。一部、貨車改造のナハ29000形も含まれる。機関車と反対側の先頭車は、DE15形の遠隔操作ができる運転台がある。


JR九州の50系700番台。「SL人吉」用の客車で、両端に展望室を持ち、車内は木材多用のボックスシートになっている。


JR東日本のキハ141系。車両としては気動車だが、50系客車を改造して気動車化したものであり、もっぱら「SL銀河」の客車として運用されているのでここに含めた(キハ141系でも紹介しているけど)


真岡鐵道の50系。「SLもおか」用の客車で、塗装こそ変更されているが車内はほぼオリジナルに近い


おまけ コトラ152462

国鉄時代にトラ45000形貨車を改造してトロッコ列車「清流しまんと」に投入された車両。その後のトロッコ列車の元祖となった車両である。現在では貴重な二軸貨車なので、とにかくよく揺れる。
2013年に水戸岡デザインへ改造され、車内のリニューアル、外装のリニューアルが行われた。ただ、外装の木材は剥離が目立ってきている。牽引機は専用塗装のキハ54形。


おまけ カヤ27 501

E26系「カシオペア」の電源車に不具合が生じた場合の予備車両としてカニ24 510から改造されたもの。この車両を使用すると、カハフE26-1のラウンジカーが連結されないことになる。


おまけ キ100形

1928年から製造された国鉄初の単線用鋼製ラッセル除雪車。蒸気機関車で後押ししながら除雪を行うという車両。JRには残っておらず、写真は弘南鉄道に譲渡された物。


2017年版
今も残る現役国鉄型電車 東日本編 2017年版
今も残る現役国鉄型気動車 東日本編 2017年版
今も残る現役国鉄型電車 西日本編 2017年版
今も残る現役国鉄型気動車 西日本編 2017年版
今も残る現役国鉄型電気機関車・ディーゼル機関車・客車 2017年版
現役のSLはどれだけいるのか? 2017年版

2012年版
今も残る現役国鉄形客車
今も残る現役国鉄特急形電車・気動車
今も残る現役国鉄一般形・通勤形・急行形気動車 西日本編
今も残る現役国鉄一般形・通勤形・急行形気動車 東日本編
今も残る現役国鉄近郊形・急行形電車
今も残る現役国鉄通勤形電車
現役のSLはどれだけいるのか?
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今も残る現役国鉄型気動車 ... | トップ | 10/7-9 広島・山口撮影旅行... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

鉄道その他」カテゴリの最新記事