みやしたの気まぐれblog

鉄道とか野球とか食べ物とかMacとか、日々の気まぐれ記録。更新も気まぐれ。

現役のSLはどれだけいるのか? 2017年版

2017-11-18 11:41:19 | 鉄道その他
旅行記ばかり続けてきて、実際まだストックもあるんですが、そろそろ他の記事も書きたくなったので閑話休題。

このブログ、記事を書いた当日はその記事が一番アクセスが多くなるのですけど、記事を書いていない日にアクセス数が多いのは、5年前の2012年に書いた「現役のSLはどれだけいるのか?」と、今も残る現役国鉄車両シリーズです。
5年の間にだいぶ状況も変わってきてしまいましたので、ここらでもう一度取り上げてみたいと思います。

現在現役のSLは、本線走行が可能な鉄道車両と言う限りで下記の17両です。

JR北海道:C11 171、C11 207(東武鉄道へ貸し出し中)
JR東日本:D51 498、C57 180、C61 20、C58 239
JR西日本:C57 1、C56 160、D51 200
JR九州:58654
真岡鐵道:C12 66、C11 325
秩父鉄道:C58 363
大井川鐵道:C10 8、C11 190、C11 227、C56 44

2012年当時に比べて2両(C58 239とD51 200)増えるという、時代に逆行する増加現象が起こりました。ただし、JR西日本のC56 160はD51 200の復活による再度の引退が予定されています。

2012年当時以降撮影できていない車両もあるので、当時と同じ写真もありますが、再度各車両の写真を掲載していきましょう。


JR北海道 C11 171。数年前までは、「SL函館大沼号」「SLニセコ号」でも運行されていましたが、JR北海道の保守体制悪化に伴い、維持費削減のため「SL冬の湿原号」にのみ運転されることになりました。写真は五稜郭駅で撮影した「SLはこだてクリスマスファンタジー号」


JR北海道 C11 207。前照灯を横並びに2つ持つという全国的にも珍しいSL車両。C11 171と2両体制だったJR北海道がSL列車の運行を大幅縮小したため、余剰となってきていたところを東武鉄道にまさかの貸し出し。2017年から「SL大樹」を牽引しています。写真は「SL函館大沼号」で、函館駅での撮影


東武鉄道に貸し出されたC11 207の「SL大樹」。この写真は鬼怒川温泉駅にて試運転を車内から無理矢理撮った写真なので、11月にあらためて撮りに行ったら故障でDE10形代走という始末でした・・・・


JR東日本D51 498。1000両以上作られたにもかかわらず、D51 200が今年復活するまでは唯一の現役D51という状態でした。高崎を起点に、「SLみなかみ」「SL碓氷」を中心に運行されています。以前はJR東日本の各地で出張運行されていましたが、C61 20の復活後は主にC61 20が出張するようになりました。写真は沼田駅で撮影した「SLみなかみ」です


JR東日本C57 180。「SLばんえつ物語号」で主に運行されますが、新潟/新津を起点として、羽越本線でも運行されることがあります。以前は郡山にも顔をよく見せていましたが、最近は会津若松から先に来ることがあまり無くなりました。近年お供の客車が大幅にリニューアルされ、まだまだ活躍が期待されます。写真は会津若松駅で撮影した「SLばんえつ物語号」


JR東日本C61 20。製造数が33両だけというC61形で唯一の現役。D51 498の故障時に代替機関車の不足が問題となって新たに復活させられました。復活後は、D51 498と同じく「SLみなかみ」「SL碓氷」で活躍していますが、SL臨時列車としてもよくJR東日本管内で貸し出されています。写真は宮城DCで貸し出された時の「SL仙台宮城DC号」を松山町で撮影した物


JR東日本C58 239。東日本大震災で大きな被害を受けた東北に新たな観光列車をとのことで、C58 239を新たに修復して2014年から「SL銀河」として運行を開始しました。かつて、D51 498が不定期に臨時運行していた釜石線を運行し、勾配補助のために、"元"客車のキハ141系気動車をJR北海道から購入して専用客車としています。写真は遠野駅で撮影した「SL銀河」



JR西日本C57 1。国鉄が最初に復活させた元祖復活SL列車「SLやまぐち号」を牽引しています。貴婦人とも呼ばれるC57形1次型の車両です。あまり他の路線に出向くことも無く、「SLやまぐち号」以外は「SL北びわこ号」でまれに運行される程度です。長年の運転で故障も多発しており、D51 200の復活は負担軽減の意味もあるでしょう。写真は上が「SLやまぐち号」を新山口駅、下が篠目駅付近で撮影したもの



JR西日本C56 160。C12形に炭水車を取り付けたのがC56形ですが、ポニーの愛称でも親しまれています。主に「SL北びわこ」の牽引機として活躍しているほか、「SLやまぐち号」の予備機、他社への貸出機としても活躍してきました。D51 200が2017年に復活したことで、再度引退の方向性と報道されていますが、動態保存を維持するのか、静態保存になるのかは興味深いところです。写真は上が米原駅、下が「SL北びわこ」を田村駅で撮影した物



JR西日本D51 200。C56 160の老朽化に伴い、代替機として梅小路機関車館の「SLスチーム号」牽引機として運用されていたD51 200が本線走行用に修理され、2017年11月から山口線で営業運転を開始します。今後は「SL北びわこ」でも運用される予定です。写真は上が梅小路機関車館だったころに扇形車庫に入っているところ。下が、京都鉄道博物館となってから本線走行用に修理中のところです


JR九州58654。現在現役のSLでは唯一、CとかDという動輪数を示すローマ字が付かない、大正時代の8620形蒸気機関車。8620形は旅客用の機関車で、同時期に貨物用に作られたのが9100形です。動輪数は3つですので、その後の基準だとCにあたるのでしょうね。「SLあそBOY」として復活した機関車でしたが、台枠の破損で再度引退。台枠を新製して最復活後は「SL人吉」で運行されています。なお、製造こそ大正時代なのですが、ボイラー、台枠、運転台のほとんどが昭和/平成に作り直されており、実質的には一番新しい国鉄型蒸気機関車となっています


真岡鐵道C12 66。国鉄真岡線を引き継いだ第三セクター、真岡鐵道が集客の目玉として復活させたSLです。C12形は小型軽量が特徴の小さな機関車で、地方の簡易線向けなどに製造されました。C12形は、以前は大井川鐵道にC12 164が動態保存機として存在していましたが、現在はC12 66だけです。ほとんど「SLもおか」のみで運行されていますが、かつてNHK朝の連続テレビ小説「すずらん」の撮影のためにJR北海道へ貸し出されたことがあります。また、JR東日本大宮工場での全般検査時にも試乗に利用されたことがあります


真岡鐵道C11 325。C11形はC10形の改良機として、より線路規格の低い丙線でも走行できることを目的に製造されたタンク式機関車です。C12 66の予備車として復活した車両ですが、C12 66と一緒に「SLもおか」を重連運行することもあります。JR東日本への貸し出しが毎年行われており、主に只見線の臨時列車「SL会津只見」等として運行されています。写真は真岡駅の車両基地で撮影したもの


秩父鉄道C58 363。秩父鉄道の看板列車「SLパレオエクスプレス」を牽引しています。東京に一番近いSL列車(東京から熊谷は、東京から下館より15kmほど直線距離的に近い)ということで人気も高く、本来の営業区間は熊谷〜三峰口ですが、近年西武鉄道との連絡線を利用して西武秩父発の「SLパレオエクスプレス」も臨時運行されています。写真は広瀬川原車両基地で撮影したもの


大井川鐵道C10 8。小型軽量の都市近郊旅客列車用機関車で、現役では唯一のC10形車両がC10 8です。大井川鐵道で「かわね路」を運行する機関車のうちの1両で、大井川鐵道の車両でも最も古い車両です。大井川鐵道は4両の現役SLがいますが、あまり遭遇運が無くて、過去3度の訪問で営業運転は1度しか見られませんでした。写真は神尾駅にて車内より撮影した「SL川根路」


大井川鐵道C11 190。大井川鐵道のC11形2両の中で、「トーマス」にされなかった方の機関車。私的に一番よく遭遇する大井川鐵道の蒸気機関車で、過去3回の訪問でいずれもこの車両に遭遇しています。同僚のC11 227が「トーマス」になってしまっため、「かわね路」についてはこの車両の運行が多くなっているようです


大井川鐵道C11 227。大井川鐵道のC11形2両の中で、「トーマス」になった方です。あいにく、「トーマス」時以外の写真が無いので、「トーマス」の写真だけ掲載。「トーマス」となっているときは、塗装変更、前面の前照灯位置変更、ボイラーの蓋に「トーマス」の顔を取り付け、装飾の取り付け、除煙板の撤去などが行われています。ちなみに、目は手動で動かすことが出来るようです。「トーマス」としての運行時以外は、通常のC11形の姿に戻されます。写真は川根温泉笹間渡駅付近で撮影



大井川鐵道C56 44。戦時中にタイ国に渡った機関車が里帰りを果たして運行されている唯一の機関車です。大井川鐵道の4両のSLで唯一炭水車を持つ車両と言うことで、機関車トーマスに登場する「ジェームス」に抜擢されました。見た目こそ「トーマス」より大きいですけど、実際にはC56よりC11の方が性能が良いので、「トーマス」より非力だったりします。上は通常状態のC56 44を新金谷機関区で撮影したもので、下は「ジェームス」を川根温泉笹間渡駅付近で撮影した物

以上、現役17両の写真でした。
まだD51 200の運行状態の写真は撮影できていないので、今後撮影しに行きたいですね。


2017年版
今も残る現役国鉄型電車 東日本編 2017年版
今も残る現役国鉄型気動車 東日本編 2017年版
今も残る現役国鉄型電車 西日本編 2017年版
今も残る現役国鉄型気動車 西日本編 2017年版
今も残る現役国鉄型電気機関車・ディーゼル機関車・客車 2017年版
現役のSLはどれだけいるのか? 2017年版

2012年版
今も残る現役国鉄形客車
今も残る現役国鉄特急形電車・気動車
今も残る現役国鉄一般形・通勤形・急行形気動車 西日本編
今も残る現役国鉄一般形・通勤形・急行形気動車 東日本編
今も残る現役国鉄近郊形・急行形電車
今も残る現役国鉄通勤形電車
現役のSLはどれだけいるのか?



ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 9/30-10/1 突発的な撮影旅行... | トップ | 今も残る現役国鉄型電車 東... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

鉄道その他」カテゴリの最新記事