1987年4月1日の国鉄分割民営化によるJR各社誕生から今年で34年が過ぎました。JR化直後に登場した車両でも一般的な鉄道車両の寿命(30〜45年)に近くなります。
実際の所は、車両の作りや運用により寿命は大きく異なるので、随分前に全廃されたJR時代の車両もいれば、未だ国鉄時代の車両も残っているのは、先日までの「今も残る現役国鉄形」シリーズで紹介したとおりです。
今回からは、JR化後の最初の10年間(1987年4月〜1997年3月)で登場した新形式車両を初期世代として、現状を交えて紹介していこうと思います。
JR化後しばらくは、205系や211系のように国鉄時代の車両をそのまま製造したものも多いため、JR化後の新形式のみを掲載します。
撮影できないままに廃車された車両もありますので、そちらは写真無しで文章だけ。また、事業用車や試験車両については、ほとんど写真が無いので省略させて頂きます。 . . . 本文を読む
前回で今も残る現役国鉄形シリーズも片付きましたが、オリンピックには興味がないので、関係なく少し前の写真でも。
2021/5/9の日曜日、この日は母の日でしたが、市川真間(いちかわまま)駅に行ってきました。
2019年に母の日装飾した際は見に行かなかったのですが、2020年は新型コロナで中止。今年は実施していたので行ってきました。 . . . 本文を読む
今も残る現役国鉄形シリーズ2021年版の5回目、今回でシリーズ最終回となります。
今回は、JR西日本、JR四国、JR九州範囲での機関車と客車です。JR貨物については、この範囲で見られる機関車となります。この範囲での私鉄・第三セクターでの国鉄形機関車、客車はそれほどありませんが、わずかに撮れているものだけ掲載します。
機関車では、JR西日本が色々残っていますが、JR四国とJR九州はDE10形のみ。客車はJR四国では皆無。JR九州も50系3両のみとなっています。
機関車については、東日本と同じく蒸気機関車もこちらで掲載します。 . . . 本文を読む
今も残る現役国鉄形シリーズ2021年版の4回目です。
今回の対象はJR西日本、JR四国、JR九州とその沿線の私鉄・第三セクターに譲渡された国鉄形気動車です。形式としての気動車の種類は多いわけでもないのですけど、車両の改造バリエーションが豊富で、結果として写真が多くなるので電車と分けました。
JR各社とも国鉄形気動車は老朽化により次々姿を消していますが、2017年と比較して意外にも消えてしまったのがJR九州キハ31形です。トイレ無しとは言え、国鉄末期製造のステンレス車体ですから、後藤寺線や原田線なら大して問題無かったと思いますが。また、今回の記事の直前に引退したキハ66・67形も掲載対象外となります。
前回も書きましたが、元々神奈川県民の私にとって西日本側はそんなに頻繁に訪問できる距離でも無いので、未撮影の車両がかなり多くあります。古い車両のままの写真で掲載するものや、写真の掲載自体がないものもありますので、ご容赦ください。 . . . 本文を読む
今も残る現役国鉄形シリーズ2021年版の3回目です。
今回の対象はJR西日本、JR四国、JR九州とその沿線の私鉄・第三セクターに譲渡された国鉄形電車です。当初気動車も載せようかと思ったのですが、西日本ではまだ国鉄型気動車の残存も多いので、分割することにしました。
資金力で国鉄形を早期に置き換えていったJR東海とJR東日本、資金はないけど老朽化で置き換えざるを得なくなったJR北海道に対して、資金がないけど北海道ほど過酷ではないJR西日本、JR四国、JR九州ではいまだ多くの国鉄形が活躍中です。とはいえ、前回の2017年よりは明らかに運用は激減しており、次の4年、5年のうちには、廃線も増えてさらに国鉄形が姿を消していることでしょう。
なお、元々神奈川県民の私にとって西日本側はそんなに頻繁に訪問できる距離でも無いので、未撮影の車両がかなり多くあります。古い車両のままの写真で掲載するものや、写真の掲載自体がないものもありますので、ご容赦ください。 . . . 本文を読む