チックの道草・きのこ            

春の山菜から秋のきのこ&庭の野鳥と草花など
小さなコンデジで撮ってます(*^-^*)
 

キナメツムタケとチャナメツムタケ

2007-10-28 11:05:00 | きのこ

25日、庶路でキナメツムタケとチャナメツムタケを採った。

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キナメツムタケはエノキタケを採っていて、ふと隣を見ると、まるで案内人みたいに倒木の上に1本だけ出ていたので、あたりを探すと落ち葉の中からわずかに顔を覗かせていた。更に手で落ち葉を掻き分けると、10本ほど見つかった。(写真は白っぽく見えるけど、実際はもう少し黄色が強い)

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道の反対側の林に入ると、こちらは倒木にチャナメツムタケが出ていたけど、虫食いが多く、3分の1は土に返してきた(ナイフを入れる前に分かるといいのに)。

黄色いからキナメツムタケで、茶色だからチャナメツムタケ!それに茶白色のシロナメツムタケがあるけど、こちらはいまだにお目にかかったことがない。キもチャも少し土臭いというか枯れ木臭いので、苦手なキノコだけどタックは好き。


キヌメリガサ 07.10.25

2007-10-27 08:10:00 | きのこ

25日、庶路でキヌメリガサを採ってきた。

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秋、カラマツの葉が落ちるころ、落ち葉の間から黄色い3センチぐらいのキノコが出てくる。

小さいかさに落ち葉をのせ、採る(量)のも処理も大変なので、コンキタケともいうとか。ピンセットで落ち葉を一つ一つ取り除く作業は、確かに根気が要るのでイライラしてくるかも。

231それでも、このキノコの可愛らしさに引かれ、やはり採りに行く。

黄葉した葉がサラサラと音を立てながら落ちてくる葉吹雪の中で、ただ一人、時間が過ぎるのも忘れ、黙って手を動かす・・・というのが昨年までの姿。今年はタックと一緒で、会話をしながらのキノコ採りもまた一人とは違った楽しさでした。

料理は味噌汁のほか、色を生かして、澄まし汁や酢の物、大根おろし和えで食べると美味しいよ。タメシテミテ(^o^)v


フッキソウとタチイヌノフグリ

2007-10-26 21:01:00 | 草花

25日、今年初めて庶路にキノコ採りに行って来た。

227春から初夏にかけて咲く花・タチイヌノフグリが、何処で間違えたのやら、秋のお日様をいっぱい浴びて咲いていた。

漢字は「立犬陰嚢」。なんとも花に似合わない、可哀そうな字が使われている。

花は青紫色で小さくて5ミリぐらい。インターネットで調べたら、「晴天のお昼前後の数時間しか開らかない」と、いうことなのでラッキー。

228こちらはフッキソウの実。春、山菜採りに行くと、絨毯みたいにあたり一面に生えているので、草だと思っていたけど、草本状の常緑小低木と書いてある。

ふ~ん、そうなんだ!秋の大粒の真珠みたいな実は、存在感があって花より好き。(食べると甘みがある)

肝心のキノコは、留守にしている間にしっかりと採られてた。それでも、そこそこ収穫はあり、タックと久々のドライブだったので楽しかった!


ムキタケ

2007-10-23 05:01:00 | きのこ

22日、エノキタケとムキタケを採ってきた。

225シーズン真っ最中で、大量のムキタケが・・・意外と少なかった。前日が秋晴れのお天気だったので、乾いてるし手ごろな大きさで、ベーコン巻きにちょうどよかった。

ベーコン巻きは、ムキタケをあらかじめフライパンかグリルで火を通してからベーコンで巻くと、縮むこともないし、ベーコンが焦げず見た目がいい!

226それになんといっても、下ごしらえ(ベーコンを巻いておくまで)をしておけば、食べる直前にフライパンでジュッと焼き、アツアツを食べられる。仕上げにお醤油をたらす程度で、ベーコンの塩味で食べる。あとは、汁物=味噌汁・キノコ汁、炒め物が好きだけど、友達はおでんに入れたり、キムチで食べるとか。

小さめのムキタケは、汚れを取って、生のまま冷凍保存(食べるとき、煮立てただし汁に凍ったまま入れる)。


赤い実・イチイ(オンコ)とニシキギ

2007-10-20 16:32:00 | 草花

タックのオンコの剪定も終盤を迎え、可愛らしい実が美味しそう!

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イチイの実で果実酒を作ったことがあったけど、どうしたんだっけ?味も何も記憶にない・・・。生で食べると甘い!あ、種は有毒ってどこかに書いてあったけど、タックはちゃんと吐き出してるかな・・・。

冬になると、この実をスズメはもとよりヒヨドリが食べに来て、イチイの枝に逆さまになって啄ばむ姿もかわいい。

右隣のニシキギは紅葉がとても美しい v(^o^)v。我が家に居ながら紅葉が楽しめるなんて、し・あ・わ・せ(まぁ、半分は負け惜しみ。例年だとキノコ採りしながら紅葉を愉しんでる)。

とはいえ、一雨ごとに気温も下がり、街路樹のナナカマドの実も真っ赤に色づき、秋の深まりを感じさせる今日この頃です。


アカモミタケとキショウゲンジ

2007-10-17 08:12:00 | きのこ

2週間前に採ったアカモミタケとキショウゲンジ。

220アカモミタケをトドマツ林で見つけたけど、表面に土や枯葉が付いてて綺麗じゃなかった。(タックが好きなので採る)

あ~、でも帰宅後、濡れ布巾で汚れを取り除いたら驚くほど美しい。

で、記念撮影(そうかそういうことか。現地で写す場合、濡れティッシュで表面の汚れを取ればいいのね)。味噌汁で食べたけど、出汁が出て美味しかった。

222221 もう一つのキショウゲンジは、かなりよれよれ。

でも、はじめてなのでタックに見せようと持ち帰った。そして、ごみ箱に入れようとしたら、タックが一言、

「記念にデジカメで写したら」。それで、ブログ登場。


チャナメツムタケ

2007-10-15 23:41:00 | きのこ

14日、釧路町森林公園で行われた、「釧路キノコの会」の採集会に参加して、チャナメツムタケを採った。

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初めてチャナメツムタケを見たのは、キノコを採り始めた10年くらい前?カラマツ林の縁で、タックが美味しそうな茶色のキノコを大量に見つけた。

何となく食べられそうだと、動物的な勘で持ち帰って図鑑を見たら、チャナメツムタケと分かった。あのときの光景をタックは今も覚えてて、チャナメツムタケを採って帰ると話題になる。(写真は、左が14日、倒木に出ていた。右が3年前のカラマツ林)

採集会の目玉はなんといっても、会長さんが何処かで採ってきた、ベストな状態の「オオモミタケ」は圧巻でした。(会長さん、朝が早いので採集会の前に、どこぞの山へ行ってきたそうです)

図鑑には発生量が少ないとあり、「薄切りの天ぷらは食通好みの味」と書かれている。すごく気になるんですけど・・・。我が家の夕食は、昨日のエノキ・シイタケ・ムキタケで豆腐のあんかけ。美味しかったよ!


深山のきのこ

2007-10-14 05:37:00 | きのこ

12日。深山へキノコ採りに行って来た。

2142167時に出発。2時間30分という時間があるのでゆっくり歩く。歩き出して直ぐ、エノキタケが目に飛び込んでくる。大きさも色もいろいろで、お日様色に染まったオレンジ、日陰の八頭身&色白美人など。(写真左)

さすがナラタケ(ボリボリ)は、もう終盤らしく少ない。干しナラタケは、むかし姑が作ってくれたけど、生とは違った味で美味しかった。

215217 ムキタケは、これからが本番で1、2センチ足らずの幼菌があちこちに出始めている。大きいものはベーコン巻き、小さいのは汁物で食べるのが好き。(写真左)

ヌメリスギタケモドキは、ここ深山のは枯れ木くさくて不味い!どこか他を・・・そうだ東遠矢のは癖がなく美味しいんだった!食べたい。


初めてのフチドリツエタケ

2007-10-13 21:37:00 | きのこ

12日。初めて見た!

213エノキタケを採りおえて、今日も大量・・・目じりが下がりつつも途中でストップ。

なぜか、春にヒラタケを採った樹が、「こっちこっち、ここよ!私のこと忘れないで、あ、帰らないで」と、心からの叫びが聞こえてくる。

会いに行きました!

両側を壁に囲まれ、川の中をジャブジャブと小走りに(熊に会わないだろうな)。

「あ~ぁ、フチドリツエタケだ。しかも10数本!」

212感慨にふけった・・・あっ、姑の付添がある(10:30分までに帰らなければ)。デジカメと老眼鏡を取り出し、画面を覘くが、悲しいことにお日様が横から差し込む。あと2時間すれば・・・だめもとでシャッターを押す。

写真は来年に期待しよっと!


ハナイグチ(ラクヨウ)

2007-10-09 21:09:00 | きのこ

久々のハナイグチ!

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午前9時20分、お日様を浴びて1本だけ立っていた。

今年は、とうとうハナイグチを採りに行けなかった(:_;)シクシク。例年だと何度か味噌汁やキノコ汁で食べて、冷凍庫にもフリーザパックで何個か入ってるはずなのに・・・まあ、仕方ない、来年があるさ。

それでも、買い物ルートにある公園へ行ったら出ていたよ。このくらいのが好き!さてこの1本のハナイグチをどうしよう・・・眺めてる。いいなあ!