原油価格はこの1年間で40%以上も上昇。油価上昇は産油業界にとって増益要因だが、電化が進む中で石化燃料の需要を冷やすマイナス面も持つ。
米シンクタンクの外交問題評議会でエネルギー安全保障・気候変動プログラムのディレクターを務めるアミー・メイヤーズ・ジャフェ氏は「原油価格の持続的上昇が世界経済にとって大きな問題となる段階に入りつつある。OPECとシェール業界は生産以外にもより大きな課題を抱えている」と指摘した。
OPECとシェール業界は今年に入ってから既に2回話し合いの場を持っており、来週の産油国会合で3回目の会合が設定されている。最適な原油の需給を見出すことが重要な議題になる。
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