*今回の計画は、昭和シェル、中期計画、100万kw、現在の50万kwの倍増の一環。
宇部興産と昭和シェルがメガソーラー事業で提携
2013/03/04 19:33
宇部興産と昭和シェル石油は4日、大規模太陽光発電所(メガソーラー)事業で提携すると発表した。宇部興産が遊休地を提供し、昭和シェル子会社の太陽光パネルを使って発電する。4月に出力21・29メガワットの発電所の建設に着手し、来年14/7月の稼働を目指す。
遊休地は山口県宇部市にある宇部興産の工場内の約30万平方メートル。発電所の運営は宇部興産と昭和シェルが2月に折半出資で設立した「ユーエスパワー」(同市)が担う。
年間発電量は一般家庭約6900世帯分に相当し、固定価格買い取り制度を使って全て中国電力に売る。年間の売上高は約9億円を見込む。
宇部興産の広報担当者は「両社の強みを最大限に生かして再生可能エネルギービジネスに取り組んでいきたい」と説明した。
電力事業倍増 昭和シェルが中期計画公表
2013/02/19 00:44
昭和シェル石油は18日に発表した新中期5カ年経営計画(平成25~29年度)の中で、電力事業の発電規模を現状の約50万キロワットから、原発1基分に相当する100万キロワットに倍増する方針を明らかにした。ガソリンなど石油製品の国内需要減少が続く中で発電ビジネスを事業の柱に育成する。
都内で会見した新井純社長は発電所の建設候補地として、23年に閉鎖した川崎市の製油所の跡地などをあげた。既存の石油や天然ガスによる火力発電のほか、「(木材など)バイオマスによる再生可能エネルギーも検討する」と述べた。 一方、赤字が続く太陽光パネル事業について新井社長は昨年7月に始まった固定価格買い取り制度により、25年12月期下期(7~12月)の営業黒字転換を予想。宮崎県内の主力工場の効率化や新製品投入で、「ライバルの中国メーカーに価格競争力でも勝てる」と強調した。
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