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20985、大京(オリックス傘下)、穴吹工務店買収、マンション受託管理戸数首位へ

2013年03月12日 15時15分07秒 | thinklive

*チョット旧いニュースだが、オリックスのパワーを認識する面で転載、

*オリックスは05/1月31日、大京が05/3月に実施する約230億円の第三者割当増資を引き受け、企業再生のスポンサーになることを発表した。さらに額面200億円の優先株式も取得して、大京の総議決権数の約43.98%を保有する筆頭株主になる予定だ。

*大京株価 268 前日比+13(+5.10%)

高値284 13/3/4 安値153 12/1/6

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穴吹工務店、大京が買収/更生手続き終結へ
2013/03/12 09:29

 分譲マンション大手の大京(東京)は11日、経営再建中の穴吹工務店(香川県高松市)を100%子会社化すると発表した。穴吹工務店は同日、東京地裁に会社更生手続きの終了を申し立てており、再建終結に合わせ、穴吹再建を支援する投資ファンドから4月1日付で全株式を取得する。取得金額は307億円。

 都市部を中心にライオンズマンションを展開する大京は、地方都市でサーパスマンションを手掛ける穴吹工務店をグループ化することで、顧客基盤の拡大を図り、事業の多角化につなげる。マンションの管理受託戸数は両社合わせて50万戸を超え、業界首位になるという。

買収後も穴吹工務店とサーパスの名称は継承。本社は高松市に置き、雇用も継続する方針。物件管理の穴吹コミュニティなどのグループ4社も引き継ぐ。

 東京都内で会見した大京幹部は「資材の調達の一本化などで効率化も見込める。穴吹を含めた新生グループとして、さらなる発展を目指す」とした。

 穴吹工務店は2009年11月に会社更生法の適用を申請。10年9月に更生計画の認可決定を受け、投資会社のジェイ・ウィル・パートナーズ(東京)が約95%、大京が約5%出資する投資ファンドをスポンサーに経営再建を進めている。

 更生第2期にあたる12年9月期には売上高318億700万円、経常利益66億9千万円、純利益170億7900万円を計上。純資産は136億5900万円と黒字化し、債務超過の状態から脱却している。

 更生計画策定後、マンション販売が順調に進み、14年9月までに約700億円を返済予定だった債務は、12年9月時点ですでに約600億円を返済。こうした再建の進ちょくを踏まえ、同日、更生手続きの終了を申し立てた。今後も残る債務の返済を進める。

 [東京 08/9/7日 ロイター] オリックスは7日、大京の優先株100億円を引き受けると発表した。大京は、不動産市況の悪化などで毀(き)損した自己資本比率を少なくとも15%確保する方向で筆頭株主のオリックスと協議し、優先株の発行を決めた。

  優先株の払い込みは2009年3月13日。大京は、不採算事業の見直しや人員の合理化を進める費用に充当するほか、グループ事業の柱となるストック事業の収益拡大のための資金に充当する予定。

 大京は、昨年来の地価、建築費の高騰で主力のマンション分譲事業の収益性が低下。加えて、不動産市場を取り巻く環境の落ち込みで、販売期間の長期化や売れ行きの鈍化で利益率が低下している。このため、棚卸不動産の評価の見直しを行い、評価損の計上、繰越税金資産の取り崩しを行ったことで、2009年3月期は510億円の当期赤字に転落、自己資本を毀損する見通しとなった。

  オリックスでは、大京の業績悪化は一過性と見ており「引き続き厳しい事業環境を乗り切るために、大京の再生プランを継続して支援していく」という。

 また、オリックスの100%子会社でビルやマンション管理を行うオリックス・ファシリティーズ(OFC)を大京の子会社とする形で経営統合することも発表した。大京グループによるOFC株式の取得方法については、増資等の資金調達も含め、具体的手法を協議中、としている。

 

 



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