神奈川県海老名市のJR海老名駅西口の再開発が本格的に動き出す。市は7日、 土地区画整理組合の設立が認可を受け、2月に造成工事に着手すると発表した。 区域は14.1ヘクタールで、組合の総事業費は54億500万円にのぼる。中核となる 大規模商業施設として三井不動産が「ららぽーと」の進出を計画している。 田畑が広がっていた西口がにぎわいの拠点となりそうだ。
再開発を主導するのは「海老名駅西口土地区画整理組合」で、昨年12年末に設立認可を 受けて市街化区域に編入された。大規模商業施設のほか、商業・業務と住宅の 複合施設、マンション、戸建て住宅などを整備する計画だ。計画人口は3000人。大規模商業施設は2015年秋ごろのオープン予定で、それに合わせてまちびらきとなる。
組合に対して海老名市は21億9500万円を助成し、市が単独で道路や駅前広場などを 整備する計画だ。
東口と再開発区域を結ぶ連絡通路も市が整備する。総事業費は約36億円で、 まず小田急電鉄・相模鉄道線とJR線の駅舎間の自由通路の整備に今春、着手する。 動く歩道や蓄電池付きの太陽光発電システムなども設置する計画だ。15年3月に 工事が完成する予定という。
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