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キョーリン製薬、米、ブリストルマイヤーズに新薬ライセンス供与、最大3.7億$のマイルストーン付き

2015年12月10日 12時18分16秒 | thinklive

*ホトンドの報道がBMに共与したライセンスの内容を報道していない、ただ、「FPR2作動薬プログラム」という記事があり、それを検索した結果もヨクわからない、が、ステイロイドのような、抗炎症性の強い物質開発の手順書のようである、

キョーリン製薬  2,463前日比+233(+10.45%)

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キョーリン製薬HD(4569)が急反発した。10時34分、前日比279円(12.51%)高の2509円と東証1部の値上がり率トップに浮上した。 9日に傘下の杏林製薬と米ブリストル・マイヤーズスクイブ社が、「FPR2作動薬プログラム」創薬プログラムに関するライセンス契約を締結したと発表し、買い材料視された。杏林製薬がブリストルに対して、同プログラムに関する全世界での開発権と製造権、販売権など独占的な権利を付与し、3500万ドル(約43億円)の契約一時金や、開発の進展に応じて最大3億7000万ドル(約454億円)のマイルストンなどを受け取る。このため中・長期的な収益拡大期待が強まった。 株価は26週移動平均線で下げ止まり反発した格好となった。週足では足元の弱基調を示すデッド・クロスとなっているが、13週移動平均線が上向きに転じ、26週線に接近しており、ゴールデン・クロス示現の可能性が出てきている。

キョーリン製薬、米ブリストルマイヤーズスクイブ社に対して新薬候補のライセンス提供契約、キョーリン製薬 は9日、同社が創製した「FPR2作動薬プログラム」、 これにより、キョーリン製薬は、ブリストル社から契約一時金として3500万ドルが、 更に、開発から承認までの進展に応じたマイルストンペイメントとして最大3億7000 万ドルが、また、売上高に対する一定率のロイヤリティ及び販売マイルストンが受け られることとなる。

 キョーリン製薬では契約一時金の3500万ドルにつては今期に計上する予定としてい るが、業績に与える影響については「確定次第お知らせします」とだけ述べている。

*「FRP2作動薬」 FPR2作動薬はGタンパク質共役型受容体で抗炎症作用を持つ化合物。

*受容体(じゅようたい、receptor)とは、生物の体にあって、外界や体内からの何らかの刺激を受け取り、情報として利用できるように変換する仕組みを持った構造のこと。レセプターまたはリセプターともいう。下記のいずれにも受容体という言葉を用いることがある。

受容体に結合し,生体内物質と同様の細胞情報伝達系を作動させる薬物。アゴニスト受容体と結合すると受容体の立体配座の変化が起こって生体応答反応をひき起こす。生体内物質と同様に完全な活性を発揮するものをフルアゴニスト、部分的な活性しか示さないものを部分アゴニストと呼ぶ。環境ホルモンでは、合成ホルモン剤であるジエチルスチルベストロール(DES)やp-オキシPCB(PCB代謝物)は女性ホルモンアゴニストとして作用することが知られているが、その作用の強さは女性ホルモンに比べかなり弱い。(2005.10.25 掲載)(2009.1.16 改訂)




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