歴歩

歴歩 歴史は歩く。ゆっくりと歩く。それを追いかける。

京都市左京区・岩倉忠在地遺跡 古墳時代初頭の集落跡が出土

2009年04月22日 | Weblog
 同志社大歴史資料館は22日、岩倉忠在地遺跡で古墳時代初頭の竪穴住居跡が5棟見つかったと発表した。
 竪穴住居はいずれも一辺約5mの方形。掘っ立て柱建物跡1棟や大量の土器を捨てた沼跡も見つかった。土器の分布や地形からみて、集落の大きさは南北250m、東西150m。3世紀前半の集落とみられ、遺構の重複がないことや土器形式から、数10年ほど存続したらしい。
 同遺跡は岩倉で唯一の集落跡。近畿ではこの時期にはそれまでなかった所に集落が営まれることが分かっており、背景として人口増加などが指摘されている。
 現地説明会は25日、午後1時から。現場事務所Tel:075(712)3361。
[参考:京都新聞、同志社大学歴史資料館]
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シナイ半島北部 古代エジプト18-19王朝時代の神殿を発見

2009年04月22日 | Weblog
 エジプト考古最高評議会は21日、シナイ半島北部スエズ運河の東約4km付近で、古代エジプト18-19王朝時代(紀元前1550-同1186年ごろ)の軍事拠点だった神殿4カ所を発見したと発表した。古代エジプトの神や王の石碑も見つかっている。
 現場はエジプトとパレスチナを結ぶ古代の軍事道路「ホルスロード」沿いにあり、古代エジプトの東方遠征の拠点だったとみられている。
 4カ所のうち最大の神殿は縦80m、横70mの敷地にあり、泥レンガ製の神殿は、4mの重厚な防御壁に守られていた。内部には、長方形の 4つの部屋と34の柱があった。神殿には、ホルス神やハトホル神、トトメス2世、ラムセス2世などの姿も描かれており、壁はきれいに彩色されていたことをうかがわせるという。
[参考:共同通信、時事通信 ]

古代エジプトの神殿発見 シナイ半島の軍事拠点(共同通信) - goo ニュース
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