歴歩

歴歩 歴史は歩く。ゆっくりと歩く。それを追いかける。

近つ飛鳥博物館 特別展開幕 「卑弥呼死す、大いに冢をつくる-前方後円墳の成立-」 25日から開催中

2009年04月26日 | Weblog
 大阪府立近つ飛鳥博物館平成21年度春季特別展・開館15周年記念「卑弥呼死す、大いに冢をつくる-前方後円墳の成立-」が4月25日から6月28日までの間、開催されている。
 特別展では、福岡県前原市・平原(ひらばる)方形周溝墓の内行花文鏡や、神戸市・西求女塚古墳の銅鏡、島根県・西谷2号墓のガラス釧など、12府県の27遺跡から国宝と重文計6件を含む前方後円墳の成立につながる遺物約300点が並ぶ。 
[参考:読売新聞、近つ飛鳥博物館HP]
写真は近つ飛鳥博物館の桜時期の一風景
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岡山市・南方遺跡 現地説明会実施 弥生時代前期の井戸跡

2009年04月26日 | Weblog
 4月25日現地説明会が開催された。約160名が訪れた。
 南方遺跡(岡山市北区南方1-3)は、県庁街にある弥生時代の大集落遺構。東西1km、南北800mで、東西2つの集落によって構成されたと考えられている。
 今回は東側集落跡などで、弥生時代前期後半(約2500年前)の集落と外部を区画する大溝や柵跡が確認された。溝は幅2・5m、深さ1mで内側には等間隔に並んだ直径20cmの柱穴跡や、柱穴跡が途切れた底部からは集落に入るための橋板の支柱跡が見つかった。
 集落側からは、県内最古級の井戸が出土した。直径1・2m、深さ1mの素掘りで地下の湧水層に通じている。井戸からは弥生時代前期の壷型の土器が出土した。集落に入る際の祭祀行為などに使われたのではとみている。
[参考:4/25産経新聞、4/19山陽新聞]


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