同市教育委員会は17日、屋代遺跡群地之目(じのめ)遺跡(同市屋代)の水田跡から、約1100年前の灰釉陶器14点がほぼ完形で見つかったと発表した。豊作を祈る祭りなど、重要な儀式に使われた跡ではないかしている。
同遺跡は、888(仁和4)年の大洪水で条理区画の水田が砂に埋まったもので、その砂の下から見つかったことなどから、9世紀後半のものとみられる。(更埴条理水田址と呼ばれる遺構が地表1・5~2・5m下で見つかっている。)
出土品は、皿が10点、碗が2点、壺が2点。当時、愛知県と岐阜県の境あたりで焼かれた灰釉陶器で、水田の畦の法面に伏せた状態で見つかった。
儀式で使った皿などが洪水でそのまま埋まったのではないか。農耕儀礼にかかわる貴重な発見といえるとする。
現地説明会は18日午前9時~正午。
[参考:毎日新聞、朝日新聞]
同遺跡は、888(仁和4)年の大洪水で条理区画の水田が砂に埋まったもので、その砂の下から見つかったことなどから、9世紀後半のものとみられる。(更埴条理水田址と呼ばれる遺構が地表1・5~2・5m下で見つかっている。)
出土品は、皿が10点、碗が2点、壺が2点。当時、愛知県と岐阜県の境あたりで焼かれた灰釉陶器で、水田の畦の法面に伏せた状態で見つかった。
儀式で使った皿などが洪水でそのまま埋まったのではないか。農耕儀礼にかかわる貴重な発見といえるとする。
現地説明会は18日午前9時~正午。
[参考:毎日新聞、朝日新聞]