こんばんは、ヨン様です。
小さいころに観た映画やテレビ番組というのは、非常に断片的なワンシーンの記憶だけ残っていて、肝心の話自体はあまり覚えていない、ということがありませんでしょうか。
そのワンシーンと言うのは、必ずしもストーリー全体として見て重要であるとは限りません。
話の展開として非常に些末なところであったりするのに、なぜか覚えているのです。
このように作品のシーンだけを断片的に覚えている場合、当然作品の名前自体は忘れていたりして、ほとんどの場合その記憶を追跡することができません。
「あー、あんなシーンのある作品があったなぁ」と思うだけで、その作品をもう一度見ることはかなわないこともよくあります。
最近は限られた情報からの検索可能性が上がってきているので、サルベージできるチャンスは増えているとは思いますが、さして重要でないシーンの記憶からではやはり限界があります。
ただし、特定キャラクターの作品など、例外的に作品の出自が追跡できる場合があります。
最近私が見た映画の場合もそれでした。
具体的には、『クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝』がそれです。
私が覚えていたシーンは、大したことはありません。
このお話では、しんちゃん一家が悪の組織の陰謀で「ブリブリ王国」という国に連れてこられるのですが、その際、組織はニセの福引を実施することで野原一家をブリブリ王国に招待します。
悪の組織が設置した福引(回すと玉が出るタイプ)は、中身全てが特賞を表す金の玉になっており、強引にブリブリ王国への旅行を押し付けることで、野原一家を罠にかけるというわけです。
私が覚えていたのは、まさにこの福引のシーン、その中でも、福引のガラガラの中身が金の玉で埋め尽くされているのが映されるカットです。
なぜ、このカットを鮮明に覚えていたのか、正直よくわかりません。
さして重要なシーンとも思えないのですが、子供のころには、こういったそれほど重要でないシーンが強烈に脳裏に焼き付いていたりするものです。
今回の場合は、「クレヨンしんちゃん」という比較的メジャーなキャラクター映画のシーンであったために、作品全体をサルベージすることができました。
しんちゃんの映画の中で、あらすじの中に福引が登場するものは他にないようなので、そういった意味でも特定のしやすい映画だったように思います。
これは比較的幸運な(?)ケースで、記憶の闇に葬られてしまう作品も少なくありませんし、記憶違いをしている可能性も捨てきれません。
ところで、作品全体を見返してみると、意外と「あ、そういえばこんな場面もあったな」というシーンに出くわすことがあります。
鮮明に覚えていたのは、先ほどの福引のシーンだったのですが、その他のシーンも、見返してみると案外覚えていたりするのです。
頭の中でどういう整理の仕方をしたらそのような記憶の仕方になるのかについては、見当もつきません。
人間の脳は無意識のレベルでかなり細かいところまで記憶しているとも聞きます。
映画を鑑賞したことがトリガーとなった、古い記憶が呼び覚まされるということがあるということなのでしょうか。
もう少し使い勝手の良い記憶装置だったら助かるんですけどね…。
皆さんにも、幼少期の断片的な記憶の中に眠る作品がありますでしょうか。
時がたって改めて探してみたら、思わぬ再開を果たせるかもしれませんね。
それでは!
小さいころに観た映画やテレビ番組というのは、非常に断片的なワンシーンの記憶だけ残っていて、肝心の話自体はあまり覚えていない、ということがありませんでしょうか。
そのワンシーンと言うのは、必ずしもストーリー全体として見て重要であるとは限りません。
話の展開として非常に些末なところであったりするのに、なぜか覚えているのです。
このように作品のシーンだけを断片的に覚えている場合、当然作品の名前自体は忘れていたりして、ほとんどの場合その記憶を追跡することができません。
「あー、あんなシーンのある作品があったなぁ」と思うだけで、その作品をもう一度見ることはかなわないこともよくあります。
最近は限られた情報からの検索可能性が上がってきているので、サルベージできるチャンスは増えているとは思いますが、さして重要でないシーンの記憶からではやはり限界があります。
ただし、特定キャラクターの作品など、例外的に作品の出自が追跡できる場合があります。
最近私が見た映画の場合もそれでした。
具体的には、『クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝』がそれです。
私が覚えていたシーンは、大したことはありません。
このお話では、しんちゃん一家が悪の組織の陰謀で「ブリブリ王国」という国に連れてこられるのですが、その際、組織はニセの福引を実施することで野原一家をブリブリ王国に招待します。
悪の組織が設置した福引(回すと玉が出るタイプ)は、中身全てが特賞を表す金の玉になっており、強引にブリブリ王国への旅行を押し付けることで、野原一家を罠にかけるというわけです。
私が覚えていたのは、まさにこの福引のシーン、その中でも、福引のガラガラの中身が金の玉で埋め尽くされているのが映されるカットです。
なぜ、このカットを鮮明に覚えていたのか、正直よくわかりません。
さして重要なシーンとも思えないのですが、子供のころには、こういったそれほど重要でないシーンが強烈に脳裏に焼き付いていたりするものです。
今回の場合は、「クレヨンしんちゃん」という比較的メジャーなキャラクター映画のシーンであったために、作品全体をサルベージすることができました。
しんちゃんの映画の中で、あらすじの中に福引が登場するものは他にないようなので、そういった意味でも特定のしやすい映画だったように思います。
これは比較的幸運な(?)ケースで、記憶の闇に葬られてしまう作品も少なくありませんし、記憶違いをしている可能性も捨てきれません。
ところで、作品全体を見返してみると、意外と「あ、そういえばこんな場面もあったな」というシーンに出くわすことがあります。
鮮明に覚えていたのは、先ほどの福引のシーンだったのですが、その他のシーンも、見返してみると案外覚えていたりするのです。
頭の中でどういう整理の仕方をしたらそのような記憶の仕方になるのかについては、見当もつきません。
人間の脳は無意識のレベルでかなり細かいところまで記憶しているとも聞きます。
映画を鑑賞したことがトリガーとなった、古い記憶が呼び覚まされるということがあるということなのでしょうか。
もう少し使い勝手の良い記憶装置だったら助かるんですけどね…。
皆さんにも、幼少期の断片的な記憶の中に眠る作品がありますでしょうか。
時がたって改めて探してみたら、思わぬ再開を果たせるかもしれませんね。
それでは!
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