トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

元祖 恐竜ロボ

2008-11-24 22:20:45 | ダイアクロン

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ごきげんようでござる!

さあ! いよいよ今宵は、サイバトロン・ダイノボット部隊砲撃戦士、スワープ(30、スワープ、1980円)の紹介でござる!

と! 言いたいところでござるが・・・

実は拙者・・・ 日本販売のトランスフォーマー版スワープは未入手なのでござる。 (笑)

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ちゅー事で今宵は、1984年に販売されたダイアクロン商品の、恐竜ロボプテラノドン(恐竜ロボ No.5、プテラノドン、1980円)の紹介でござる!

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本品は、ダイアクロン恐竜ロボ唯一、ダイアクロン隊員用のコクピットを持たない無人の恐竜ロボでござる。

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そう・・・ その為にダイアクロン隊員は付属しない商品でもあるのでござる。

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と、云うわけでトランスフォーマー版スワープとの違いは、ボディのダイキャスト製パーツの塗装が赤く塗装されて、サイバトロンマークとシークレットエンブレムが貼付されて武器パーツのメッキが廃止された商品なのでござるが、TVアニメではダイアクロン版のカラーリングで登場していたでござるな。

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ちゅー事で、当時・・・ TVアニメのイメージを優先していた為に、本品を購入していたモノでござるから、トランスフォーマー版は未購入に終わったでござる。 

故に、サイバトロンマークを貼り付けて代用していたのでござるな。 (笑)

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まあ、それでも本品は本来の付属シールを貼っていないでござる。

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さて本品は、プテラノドン(翼竜)系変形ロボとしては初の商品となる訳で、それ以前に存在していたプテラノドン(翼竜)型メカと同じく、折りたたみ式の着陸脚が存在しており、ダイキャスト製の車輪により転がし走行可能なのがロボット玩具の歴史を語るうえで興味深い商品でござる。

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故に、ロボットらしいデザインであり、翼にウィング・キャノンが2基装備されており、ミサイル(×3)をスプリング式で発射する当時としては当たり前のギミックが装備されていたでござる。

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まあ、このミサイルギミックの御蔭で、トランスフォーマーに転生したスワープは、砲撃戦士の役割を与えられたのでござろうな。

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ロボットモードも、他の恐竜ロボと比べれば細身であり、胴体部には車輪とプテラノドンの頭部を収納する為に、ダイアクロン隊員を乗せるスペースが無く無人の偵察用恐竜ロボとなったのでござる。

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なお、トランスフォーマー版のTVアニメでは、顔の作画はゴーグルの無いデザインである為に少々印象が異なるでござるな。

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付属武器の合金サーベルは翼竜モードでは余剰パーツでござるが、両翼に装備されたウイング・キャノンは取り外して手持ち武器とすることが可能でござる。

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変形ロボとしては、索敵と攻撃を併せ持つ、合理的なデザインだったりするのでござるな。

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しかし、変形ギミックの代償で、膝と爪先が可動するのでござるが、コレが曲者であり、関節部が固定できず、接地面積の狭さのおかげで立たせにくいのでござるよ。

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が、商品的にはスマートなカッコよさが受けて人気商品となったでござるな。

故にトランスフォーマーでも、ダイノボット部隊では人なっこい性格とされ、優遇というか人気の出やすい演出がなされたのでござるな。

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まあ、ダイアクロン隊員の付属しないプテラノドンが、人なっこい性格のスワープに成るとは、皮肉と言うか・・・ 「だって寂しかったんだもん!」と云うような裏返しな商品設定は、面白いものでござるよ。

なお、前回紹介した、アルマダ版テラザウラー(USAエディション、テラザウラー、1980円)と同型の「トランスフォーマー・マイクロン伝説」DVD(全13巻)に付属するコミックに登場する、ラヴィナス(未販売)の再構成された姿が、ダイアクロン恐竜ロボである本品のデザインのまま登場していたりするのも面白いところでござる。


マイクロン付きザンス!

2008-11-23 01:03:28 | TF・ARMADA

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ごきげんようでござる!

さあ、今宵もプテラノドン(翼竜)・ネタで、2002年に販売された、マイクロン対応の「TRANS FORMERS ARMADA」(日本名、マイクロン伝説)版、テラザウラー(USAエディション、テラザウラー、1980円)の紹介ザンス!

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本品は海外で販売された商品パッケージに日本語表示のシールを貼ったUSAエディションでござるが、何分アルマダ仕様のカマボコ型形状の箱と同じくブリスターパックにも半カマボコ型をデザインに取り入れた密着の大変いやらしく、商品の半分以上が空気であり、収納にも難儀する一品でござる。

そこで、先ずはアルマダ仕様のブリスターパックの開け方でござる。

パッケージ内の中皿は、接着されておらず、ブリスターの凸凹でこていされているでござる。

→側側面のカマボコ型の端に切り込みを入れてから、中皿を引き出せば、再利用可能な状態で開封できるでござる。

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なお、中皿の収納は凸凹が有るので、取り出し及び収納にはチョットしたコツが必要だったりするでござるな。

付属の台紙やカード(シール)は両面テープで止めておくと収納がしやすくなるで、是非にお試しくだされ!

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さてさて、本品は1999年に販売されたデストロン・空中戦闘兵、メタルス・テラザウラー(D-43、メタルス・テラザウラー、1800円)の成型色変更品であり、マイクロンジョイント凸を3箇所増設した商品でござる。

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が、マイクロンジョイントによる連動ギミックは追加されず、マイクロンが合体(エボリューション)が行なえるのみでござる。

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しかも、メッキは廃止されているのでござるが、何故か普通に塗装処理でいいものを、フォログラム処理を施しているのでござる。 ?

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そう・・・ メタルス転生組みのアルマダ商品は、非常に中途半端で、セールスポイントちゅーか、商品数を稼ぐにしろ何処か説明不足なのでござるな。

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無論、アルマダビースト(俗称)は、ライノックス(USAエディション、ライノックス、1980円)以外はTVアニメに登場せず・・・ ちゅーか・・・ライノックスも、1カットくらいしか登場していないのでござるが。 (笑)

そう・・・ 彼らの活躍はアメコミ版になるのでござるが・・・

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そのアメコミでも登場回数が少ないでござる。 (涙)

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何故に彼らがビーストモードであるかと云う理由は説明されておらず、「コレも個性也!」くらいの感覚でござるかな?

そういう意味では、第3形体であるヴィークルモードのあるメタルス転生組みの流用は正解なのかもしれないでござる。

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しかし、パートナーマイクロンは流用なので、イマイチ違和感が有るのでござるな。

まあ・・・ 正規のマイクロン付属トランスフォーマーも同じ様なモノでござるが。 (笑)

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で、テラザウラーのパートナーマイクロンは、戦闘用バギーに変形するアイアンハイドでござる。

う~む・・・ ミニコンにアイアンハイドの名前を付けてよかったのでござるかな?

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そう・・・ 日本展開中マイクロン伝説商品で既にアイアンハイド(MD-03、アイアンハイド、1980円)が存在するのでござるよ。 (笑)

・・・まあ、海外名はデモリッシャーなので、米国では問題がないのでござろうが・・・ コレも日米の名前表記の違いによる混乱でござる。

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なお、商品はアドベンチャーマイクロン(MM-16、アドベンチャーマイクロン、980円)の、スパイクの成型色変更品でござる。

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まあ、カラーリングはテラザウラーに合わせているので、色的には違和感は無いでござるな?

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なお、アイアンハイドのキャラクター設定な無く(?)コミック版にも登場していない(?)でござる。

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何故にテラザウラーが、アイアンハイドとペアを組んでいるのか謎でござるが、商品の外見上では、テラザウラーに火器類の武装が見られないので、一応は戦闘バギーであるアイアンハイドのキャノン砲(機関銃?)で武装面はパワーアップしたのかもしれないでござる。

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さて・・・ テラザウラーのロボットモードでござるが、カラーリングが変わればイメージが変わるもので・・・

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第一印象は、ビーストウォーズ版ライノックス(C-7、ライノックス、1500円)なんだな! (笑)

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う~む・・・ 何故に、このカラーリングが決定されたのでござろうか?

それとも確信犯でござるかな?

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まあ・・・ 拙者的には好きなカラーリングなのでござるが。

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商品は、両腕の翼を外して、ウィングブレードとして保持できるくらいの武装はなく、火力の面では劣っていそうにみえ、更に、追加されたマイクロンジョイント凸の御蔭で、背中にパーツや、翼のファン・カバーが綺麗に折りたためなく成っていたりするのが残念でござるな。

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なお、コミック版におけるテラザウラーの活躍は、ユニクロン(MX-00、ユニクロン、7980円)との決戦において、サイバトロンデストロン連合として、他のアルマダビースト4体と出動するものの、ユニクロンに捕獲されて姿を消す事になるでござる・・・ (?)

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以後の活躍はなく、次作の「ENERGON」(日本名、スーパーリンク)のテラーコンに改造されたとか、彼らを参考にテラーコンが創られたとか云われているでござるな。 (?)

う~む・・・ コミックでも活躍することなく退場とは・・・ (涙)

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余談でござるが、「トランスフォーマー・マイクロン伝説」DVD(全13巻)に付属するコミックには、テラザウラーと同型のラヴィナス(未販売)が登場するでござるが、DVDには応募券らしきモノがいんさつされており、ひょっとしたら全巻購入特典で、ラヴィナスが貰える企画があったのかもしれないでござるが・・・ 結局は全巻購入特典などはなく終了したでござる。

う~む・・・ やはり、アルマダビーストは謎な商品でござる。 ?


ガラクタ惑星の空爆兵

2008-11-19 23:35:58 | BW・ネオ

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ごきげんようでござる!

今宵は、ちゃんと皮付きのプテラノドン(翼竜)に変形する1999年にタカラより「トランスフォーマー・ビーストウォーズ・ネオ」商品として販売された、デストロン軍団・空爆兵、ハイドラー(D-33、ハイドラー、750円)の紹介でござる!

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本品は単品販売と、ロックバスター(C-33、ロックバスター、750円)との対決セット(VS-33、背水の対決、1480円)の2種が販売されているでござるが、日本販売品は、ドチラも同じ仕様でござる。

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そう・・・

本品は、テラザウラー(D-5、テラザウラー、750円)の成型色変更品でござるが、正確には、海外で販売されたテラソー(日本名、テラザウラー)の成型色変更品である、レーザービーク(日本未販売)に銀色の塗装を追加した商品なのでござるな。

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従って、レーザービークハイドラーは同一人物とする説もあるのでござるが、両方とも個々の設定を有し、外見上の違いもあるので別人と見るほうが説得力も有るのでござるが、彼等の活躍を結ぶ設定が無いので、空白時間を考えれば同一人物である可能性もあり、名前が違う事は日米の命名の違いにしか捉えられないという事でござる。

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そう・・・ ハイドラーは、ビーストウォーズ・ネオの劇中では、ゲストキャラ扱いであり、要塞惑星ポーキュパインを守備するデストロン兵士である為に、本体と行動を共にすることのないキャラクターでござる。

同じく、レーザービークも、「ビーストウォーズ」本編には登場しない玩具オリジナルの商品であり、活躍の場の無いレーザービークが、ビーストウォーズ・ネオの世界に渡って、独自の活躍をした姿こそが、ハイドラーであるという説でござるな?

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しかし! その説とは、別にレーザービークは、その名前と設定からG1のカセットロンであるレーザービーク(日本名、20、コンドル、680円)本人だという説もあるのでござる。 (?)

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う~む・・・

そうすると・・・ハイドラーこそが、コンドルであると云う事でござる。 (?)

まあ、ややこしいから、素直に別人にしておく方が良いと思うのでござるよ。 ・・・拙者的には。 (笑)

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さて、ロボットモードは一発変形により、簡易に変形できる優秀な商品でござるが、TVアニメやパッケージイラストは、「ビーストウォーズ」のCGによる劇中のテラザウラーと異なり、玩具のプロポーションで描かれているのでござるが・・・

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顔は玩具デザインではなく、CG版テラザウラー風に描かれているのでござるよ。

何故に?

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まあ・・・ 商品とアニメの顔が違う事は今に始まった事じゃないでござるから、深く考えないで置くでござるかな。 まあ、顔は丸いより長い方が人気がでそうでござるからな。 (笑)

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しかし・・・ 納得が行かないのが、彼が空爆兵であることでござる。

ハイドラーの武装は、設定でも記載されているように、武器は「ウィングショット」くらいで大型の武器はなく、デストロン1のスピード(10)と悪知恵に長けているそうでござる。

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そう・・・ 空爆兵である必要性のない設定だったりするのでござるよ。 (?)

妙に設定が不可解な存在なのでござる。

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更に不可解なのは、VSセットである。「背水の対決」でござるが・・・ 彼らは、その気に成れば水中だろうが空中だろうが、逃げ道は幾らでも作れそうな対決に「背水の対決」はないのではないのでござるかな? しかも、劇中では直接対決も無かったような?

う~む・・・理解に苦しむでござるな。 ?

まあ、某日本国総理大臣も、「背水の陣内閣」と言いながら何もしないで逃げたでござるからな~ 「背水の陣」とは、逃げ道の無い状態で戦う姿勢だと思ったのでござるが・・・ 意味が違うのでござろうか?


骨に返れ・・・

2008-11-18 21:55:26 | ダイノゾーン

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ごきげんようでござる!

今宵は前回と同じくバンダイより1999年に販売された「ダイノゾーン」より、敵側商品のデスイーター・シャドーウォーリア戦士、シャドープテラ(DE-6、シャドープテラ、980円)の紹介でござる!

Photo_2 本品は1998年に販売された、ダイノプテラ(DZ-5、ダイノプテラ、980円)の成型色変更品で、敵側商品として販売された商品でござる。

同一シリーズにおいて、敵・味方共に共通構造(デザイン)は、普通に考えれば有り得ない(?)事でござるが、生産側玩具メーカーから見れば、同一金型により、敵味方を生産できれば安上がりで、手間の掛からない商品であり、設定により何故に同一システムであるかを説明してしまえば、善・悪商品でも納得させてしまうモノでござる。 (?)

この、善悪共通商品を正当化させる技は、タカラの専売特許(?)だったのでござるが、このシステムまでも真似るとは流石にバンダイであると納得してしまうでござる。

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敵側であるデスイーターも、ダイノソルジャー側と同じく、恐竜化石を元にした為に同じ姿になると云う正当性(?)な理由で、シャドーウォーリアという悪のプログレス戦士を誕生させたのでござるな。

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しかも、ただパクるのであれば、可愛いモノでござるが、ソコはバンダイでござる。

ウチこそが本家といわんばかりか、ダイノゾーンのオリジナルアニメ(全5巻)の声優は、「トランスフォーマー」で聞いた事が有るようなキャストで・・・ 兼ね役でござるが、敵側総大将ダイモンリューグ(未販売)の声は、玄田哲章師匠なのでござるよ。 (笑)

もう、コレは喧嘩を売っているようなものでござるな。

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そういえば・・・ 某「セーラームーン」のライバル作品である「ウェディングピーチ」では、セーラームーン役の三石琴乃嬢を、敵側のポタモスの声優に起用していたでござるな。 (笑)

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まあ、マイナーな方がメジャーをオチョクるのであれば、反骨精神というか、強者に戦いを挑むチャレンジャーなのでござるが・・・

大手が行なえば嫌がらせ以外のナニモノでもないでござるな。 (笑)

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不人気となる敵側商品の販売を控え、売れそうなモノにのみで勝負するバンダイと違い、同じ商品でも敵として設定できるタカラは、如何に敵側商品を大事にしていると思われるでござる。

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まあ、ソコはキャラクター帝国であるバンダイらしいでござる。

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シャドーウォーリアーは、悪のプログレス戦士なので、漆黒のカラーリングに仕上がっており、より化石に近いイメージとなっているでござる。

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しかも、ただ成型色を変更したのではなく、プログレスモードの頭部を変更した事は大いに評価できるでござる。

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まあ、バンダイにもプライドが有ると云うことでござるな。 (笑)

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しかし、商品は同じ金型なので、使用する武器も同じでござるから、武器名もダークブーメランという何のヒネリも無いネーミングでござる。

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しかし、箱は勿論の事、ダイノプテラと異なり、別系統のデザインなのでござるが、付属説明書も、ほぼ同じながら、ちゃんと文字表記を変えた別モノを用意しているあたりが、バンダイらしいサービスでござるな。

ここは、タカラトミーも見習ってもらいたいモノでござる。

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さて、ダイノゾーンの商品にはキャラクター設定がなされており、シャドープテラは、どう猛で卑劣な性格だそうでござる。 ふむ・・・ 悪役定番の性格でござるな。

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それと・・・ 確信はないのでござるが、シャドーウォーリアは同型のプログレス戦士が多数存在する(?)という設定を何処かで見たような気がするのでござるが・・・ 公式設定で無いのか有るのかイマイチ思い出せないないでござるな?

まあ、デザインとカラーリングを見れば、複数存在している方が、似合いそうなキャラクターでござるな。

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と・・・云うのも、拙者はオリジナルビデオは玩具付属の4巻までしか見ておらず、5巻目の掲載雑誌による有料配布分の5巻は見ていないのでござる。

ちゅーのも、当時は5巻目の存在を知らなかった事が原因でござるな。

日本版ダイノゾーンの事も、完璧とは言えないでござる。 すまぬ!


蘇れ・・・! 骨のあるヤツ!

2008-11-17 12:08:04 | ダイノゾーン

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ごきげんようでござる!

今宵は、前回に封印を解いてしまったでござるから・・・

同じくプレラノドン(翼竜)ネタで、1998年にバンダイより販売された「ダイノゾーン」より、ダイノプテラ(DZ-5、ダイノプテラ、980円)の紹介でござる!

Photo_2 ダイノゾーンはバンダイが、タカラの「トランスフォーマー・ビーストウォーズ」の人気に便乗した・・・

否! 対抗した、全くオリジナルを主張する商品でござる。

そう! バンダイでは初(?)となるボールジョイント採用の変形玩具であり、わざわざCGによるオリジナルアニメも製作した2番宣旨のライバル商品であり、キャッチコピーが「蘇れ・・・! 骨のあるヤツ!」の如く、「ビーストウォーズ」と異なり、恐竜の骨格・・・ ちゅーか化石が進化(プログレスチェンジ)する商品で、化石超人の延長(?)らしい商品コンセプトで、決して「ビーストウォーズ」をパクった商品ではなく、たまたま似ていた商品だそうでござる。 (笑)

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ダイノプテラは、プテラノドンの化石より蘇ったプログレス戦士であり、商品はクリアオレンジのプラスチック成型パーツの上にメタリック塗装とメッキを施した商品で、CGらしさを強調した商品でござる。

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商品はクリアパーツと合いまい、一見オシャレにも見える商品は、なるほどバンダイらしいセンスの良さが光る商品でござる。

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しかも!

本品には特別なアクションギミックや武装等はない如何にも急造で設計しました的な工夫が感じれられない商品でもあるのでござる。

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まあね・・・ 恐竜や恐竜の化石には版権は無いし、商品名称は異なるので、偽物やコピー品ではなく、あくまで商品コンセプトを参考にしたオリジナル品なのでござるな。

そう・・・ 商品コンセプトには版権がないのでござるな。 (笑)

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従って、タカラの代名詞であったクリアパーツによる商品仕様も素直にパクれるのでござる。

そう・・・ タカラが他の商品コンセプトをパクる場合は、何だかの独自の解釈を入れてしまう為に、ちと変になってしまうのでござるな。

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ただ、商品コンセプトをパクるだけではなく独自の工夫を行なうタカラの商品には職人の意地を感じさせられるでござるが、正々堂々と他社の商品コンセプトを、そのままパクる潔さは、商売上手としかいえない手法でござる。 ソコはタカラトミーにも真似てもらいたいモノでござるな。 (笑)

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さて! 商品の肝である変形(プログレスチェンジ)は、到ってシンプルであり、一発変形の様なギミックも採用されていないでござる。

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プログレスチェンジ!

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首を折り曲げて、クチバシを開いて、羽から腕を放して、足を伸ばすだけの、単純な変形(?)でござる。

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プログレスモードの体型は、なかなかに良い方だと思うのでござるが、ダイノモードとパーツ構成が共通なのは、一昔前の商品とかわらないのでござる。

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そう・・・ 意外と可動箇所は少なく、商品的には造形とボールジョイントで騙されているでござるが、変形方法等は一昔前の変形方と変わらないのでござるよ。 (笑)

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しかし、体内に武器を隠し持つシークレットウェポンはパクられており、プテラノドンの尻尾を外してウィングブーメランにする事ができ、腕に保持可能でござる。

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まあ、ブーメラン系の武器は「ビーストウォーズ」では無かった(?)ので、パクリではなくオリジナルな武装なのでござるな。

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そう・・・ プログレスモードもロボットと呼ぶよりも怪人風であり、コレはコレで好きそうなデザインではないでござるかな?

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一応、ダイノプテラは正義側のプログレス戦士で、お節介で、寂しがりやな性格だそうでござる。

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さて・・・ 日本ではパチモン的に扱われる「ダイノゾーン」でござるが、日本では玩具にオリジナルビデオが付属していただけなのに対し、海外ではTVシリーズのアニメも放送され、日本未販売商品や、偽物やパチモンまで出回る人気だったそうでござる。

コレも日本文化と海外の価値観の差でござろうな。 (笑)