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トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

ヘリ基地

2007-12-14 19:29:49 | トランスフォーマー・Z

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ごきげんようでござる。

今宵も日本限定販売であるスカイハイパー(C-346、スカイハイパー、1800円)の紹介でござる。

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本商品は、1990年にトランスフォーマーZ商品として販売された武装ヘリコプターから迎撃基地に変型する日本オリジナルのサイバトロン商品でござる。

トランスフォーマーZは、マイクロトランスフォーマーによる基地遊びを重点においたZ計画を中心とする商品展開により、TVアニメにたよらず、OVAと雑誌展開により進められたシリーズでござる。

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 さて、Z計画とは別売りのロケットベース(C-330、ロケットベース、4800円)を中心に、付属のタラップで別売りの基地商品と連結させる事により、大型基地へと規模を広げていく遊びを奨励した日本独自の一大プロジェクトでござるな。

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しかし、このシリーズは基地を増大させるために、デストロン商品まで取り込みサイバトロン商品として販売されたでござるよ。

御蔭で1990年に販売されたデストロン商品は僅か2点で、サンダーアロー(海外名、スカイストーカー、TFS通販にて3000円で販売)や海外版インセクトロンが通信販売されたに留まったでござる。

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そう、本品も海外ではマイクロマスター商品として、デストロン航空強襲指揮官スカイホッパー(日本未販売)の搭乗する武装ヘリコプターとして、砂漠戦仕様(?)のカラーリングでデストロン商品として販売されているでござる。 海外では、マイクロマスター(日本名、マイクロトランスフォーマー)の名前で商品登録されており、武装ヘリコプターには特別な名前は無いようでござる。

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日本販売の本商品は、武装ヘリコプターの名前で商品登録され、海外とは異なるマイクロトランスフォーマーが付属するでござる。

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スカイハイパーの管理責任者であるデッドホイラー赤いカウンタック(スポーツカー)に変型するマイクロトランスフォーマーで、商品は、ホイルラン(C-334、レースカーパトロールチーム、800円)の成型色変更品でござる。

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海外版と違いサイバトロン商品となったことで、マイクロトランスフォーマーも自動車型に変更された訳でござるが、サイバトロンのイメージカラーである赤いボディとトランスフォーマーでは人気のカウンタックの組み合わせは、狙ったモノとしか思えず、海外版のスカイホッパーとは完全に別物として販売されているでござる。 

それだけに、スカイホッパーは日本でも販売して欲しかった一品でござる。

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スカイハイパーは迎撃基地に変型する訳でござるが、武装ヘリコプターとして行動もするので、移動基地と呼ぶ方が良いかもしれないでござる。

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商品自体にはロターとレーダーが手動回転する以外のギミックは無く、基地モードでは武装などが邪魔するので、レーダーやローターは回転できない欠点も有るでござる。

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他には、基地アイテムではお馴染みのカタパルトギミックは無いものの、パッケージのベロ部分にペーパークラフトとして、輪ゴムを使用する簡易カタパルト(?)が印刷されているでござる。 

まあ、コレは使用しないでござるが、本品の魅力は別売りのマイクロトランスフォーマーとの連動でござる。

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無論、翌年展開のバトルスターズとの連動も可能で、マイクロトレーラーと連結させる事も可能でござる。 

1990年度のサイバトロンの戦うべき相手は、過去販売されたデストロン兵士達だった事はOVAで証明された事実でござる。 

・・・嗚呼デストロン暗黒時代・・・


黒豹は日本限定販売

2007-12-13 22:58:35 | BW

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ごきげんようでござる。

我々コレクターが海外限定販売のトランスフォーマーが欲しいように、海外のコレクターは日本限定販売のトランスフォーマーを欲しているでござる。 コレクターの悩みは万国共通でござる。

そこで今宵は日本限定販売の、デストロン偽装兵、シャドーパンサー(D-7、シャドーパンサー、1500円)の紹介でござる!

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シャドーパンサーは黒ヒョウに変身(?)するデストロン兵士で、サイバトロン戦士に似た姿で、闇に溶け込み、暗闇からの奇襲攻撃を得意とする偽装兵でござる。

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無論TVアニメには登場しない玩具オリジナル兵士でござる。

商品は、チータス(C-3、チータス、1500円)の成型色変更品で、何故かライノックス(C-7、ライノックス、1500円)のライバル商品として、VSセット(VS-7、荒野の対決、2980円)も販売されたでござる。

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同じ金型で有りながら、カラーリングで別の動物に見えてしまうのは、さすが猫科の大型動物でござる。

シャドーパンサーの黒いボディに怪しく光る赤い目はアニメ版のジャガー(19、ジャガー、680円)を思わせる商品でござる。 そう、デストロンには黒ヒョウが似合うでござる。

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カセットロンであるジャガーの海外名はラヴェジと呼ばれ、海外でも人気があり、ビーストウォーズ・メタルスにはメタルス・ジャガー(X-9、メタルスジャガー、1800円)として出演するでござるが、これまた何故か日本限定販売だったりするでござる。

無論、シャドーパンサーメタルス・ジャガーは別人でござる。

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日本では、グリムロック(日本未販売)やK9(日本未販売)等が販売されず、悔しい思いをしたでござるが、海外ではシャドーパンサーメタルス・ジャガーが販売されず悔しい思いをしたようでござる。

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シャドーパンサーチータスと同じ金型なので、武器も全く同じでござる。

尻尾はパンサーショットと呼ばれるマシンガンで、胃液を発射する水鉄砲にはシャドーミストという名称が付いているでござる。

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黒いボディは黄色のチータスより無駄に強そうに見えるでござる。

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無論、同じ金型の白ネコ・・・ 否!シベリアタイガーに変身(?)するタイガトロン(C-8、タイガトロン、1500円)よりも強そうに見えるでござる。

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更にはビーストマスク(ミュータントヘッド)がチータスタイガトロン以上に似合う存在でもあるでござるよ。

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なお、シャドーパンサー や一部の日本販売のBW商品は日本版パッケージのまま、ハズブロのインターネットサイトで販売されたそうでござる。

所謂「ジャパン・エディション」と云うヤツでござるな?

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それにしても、「テレもちゃ」でシャドーパンサーが再販されても良さそうでござるが、タカラトミーは「テレもちゃ」を打ち切るつもりでいるのだろうか?

それ以前に現役のチビッコ達にビーストウォーズが受け入れられたのかも謎でござる。


堕落せし者

2007-12-12 18:29:54 | TITANIUM

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ごきげんようでござる。

送ればせながらハズブロより販売のタイタニウムシリーズに手を出してしまったでござる。

タイタニウムフィギュア(6インチ)はダイキャストを使用した変型アクションフィギュアでござる。 トランスフォーマー・タイタニウムフィギュアは2006年より販売され、日本では2007年より㈱トミーダイレクトより輸入販売が行なわれているでござる。

Photo_2 そこで今宵は、アメコミ版(ウォー・ウィズン)に登場した、フォールン(ウォーウィズン・フォールン、3150円)の紹介でござる。

タイタニウムフィギュアは独自のデザインの変型箱にロボットモードで収納されており、所属軍団のエンブレム付きディスプレー用の専用台座が付属するコレクター向け(?)の玩具でござる。

商品展開もアメコミ版(ウォー・ウィズン)に登場するトランスフォーマーを中心に展開されており、日本人には馴染みの薄いキャラクターも登場するでござる。

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はい! ソレが今宵紹介するフォールンでござる。

同時販売であるウルトラマグナス(ウルトラマグナス、3150円)やスタースクリーム(スタースクリーム・ウォーウィズンバージョン、3150円)等の日本でも知名度の高い商品は早々に売り切れ、現在ネット上で10000円くらいで取引されているでござるな。

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拙者の様な濃いトランスフォーマーファンなら、今まで商品化すらしたことのないキャラクターが販売される方が嬉しく、知名度の低さ故、売れ残ったフォールンを入手できた事は幸運と言えば幸運でござろう。

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では、フォールンに付いての説明でござる。

フォールンプライマスが最初に創造したトランスフォーマーで、「最初の13人」(オリジナル・サーティーン)と呼ばれる一人でござる。

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コミック(ウォー・ウィズン)は、コンボイ(オプティマスプライム・ウォーウィズンバージョン、日本未販売)達が、地球に来る前のセイバートロン星の内乱を描いたコミックで、日本語翻訳版も販売されているでござる。

トランスフォーマーウォー・ウィズィン (#1) (JIVE AMERICAN COMICSシリーズ) トランスフォーマーウォー・ウィズィン (#1) (JIVE AMERICAN COMICSシリーズ)
価格:¥ 3,045(税込)
発売日:2004-03-15

フォールンコンボイメガトロン(メガトロン・ウォーウィズンバージョン、3150円)が行方不明となり混沌としたセイバートロン星に舞い降りた堕落せし者でござる・・・

そう、フォールンはコミック版ウォー・ウィズン(#2)以降に登場するので、詳細は解らないでござる・・・

だーーー! JIVEは日本語版コミックの販売を再開せよ!

中途半端に放置するな! 1冊あたりの単価は高くともファンなら買うでござるよ! 序でに過去のコミックの日本語版販売を要求する。

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・・・結局のところ拙者もフォールンの詳細は解らないでござる(笑)。

ただ、解る事はフォールン自身よりエネルギー(?)が噴出しており、それを商品ではスリットのオレンジ色やペイントにより再現しているでござる。

なるほど・・・それはそれで、よいでござるが、問題は武器でござる。

商品上武器は両腕に接続されているでござるが、取り外して手に持たせるようにと説明書には指示されているでござるが、意味が有るでござるか? しかも、この武器は軟質素材の為、フニャフニャでござる。 しかも、拙者の購入したモノは曲がっているでござる・・・流石米国産というところでござるか・・・ しかし、拙者は男として許せん! 大きくてもフニャフャな武器は許せん!小さくても固く反り立つ武器こそが男の武器でござる! しかも、ニクヌキ穴が有るので変型や取り付けの際は左右逆に取り付けないとアナが目立つでござる。

ダイキャスト製フィギュアのくせに武器で安全性とは米国の安全基準は笑うしかないでござるな。 ホント、この武器の御蔭で完成度を落としているでござるよ。

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 ・・・フォールンのヴィークルモードは戦車(?)でござる。

変型方法は、マ〇ンロボ・6〇0シリーズとか、複雑なマイクロンを思わせる変型でござる。

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キャタピラには車輪が付いており転がし走行可能でござるが、ロボットモードではキャタピタを背中に折りたたむので、分割線が目立って完成度を落としているでござる。 更には折りたたんだキャタピラもロボットモードでは開いてしまいダラシナイ姿勢になってしまうでござる。

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砲塔は回転するでござるが、拳(?)が丸出しの為、変なデザインでござるな。 まあ、拳自体も変なデザインでござる。 砲身は取り付けているだけなので、角度を付けられるが、デザイン上変になるのと、曲がった砲身が貧弱としか言えないのが残念でござる。

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商品としては、胴体部の完成度が高いだけに、細部の中途半端さが全体の完成度を下げているいるのが残念でござる。 因みに、コレだけのダイキャストを使用した商品なら、十分にコレで殴れば鈍器となりうる硬さでござる。 米国の安全基準とは逃げる為の建前でしかない事が現れている事を証明する商品だったりするでござるよ。

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さて、拙者は今夏、いろいろ有りすぎて、タイタニウムの販売次期を逃してしまい後追いで購入するハメになったでござるが、現在、拙者が保有するタイタニウムフィギュアは3体・・・ 果たしてドレだけ購入が可能でござろうか? 

スタートダッシュが遅れれば後々に影響が及ぼすだけで、再販でもないかぎり取り返しがつかない状況でござる。 一番いいのはウォー・ウィズンがメジャーになり、再販輸入される事が望ましいでござる。 JIVEには、日本語翻訳版トランスフォーマーの復活を望むだけでござる。


ファイヤータンカーWチーム

2007-12-11 23:30:32 | トランスフォーマー・バトルスターズ

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ごきげんようでござる。

本日ガソリンを入れたところ、1リッター163円になっていたでござる・・・

自家用車が移動手段の地方在住者にとってはシャレにならないでござるよ。

原油高騰の昨今、値上がり続きの便乗値上げ、高速道路や駐車場料金が何故上がる?

トランスフォーマー商品も来年より価格を見直すそうでござるが、明らかな便乗値上げは止めて欲しいものでござるな。

まあ、本日政府は寒冷地の灯油代補助を決定したようでござるが、それって税金より支出でござろう? それでは意味が無いと思うでござるよ。

本気で景気回復を唱えるなら、「ガソリン税を廃止すべし!」無理なら税率を下げるだけでも確実に景気回復は行なえるハズでござるよ。

だいたい、消費税もとっておいて、道路整備にしか使えないガソリン税は必要でござるか? この時期は年末調整で道路工事のラッシュ・・・ もっと他にやる事が有る筈でござるよ。

景気回復より道路整備の方が大事でござるかな? 物価高騰により、一般企業では人件費を削っている始末・・・ 政府が行なうべき景気回復は人件費を上げる事により一般の消費サイクルを高める方が本当の景気回復ではないでござろうか?

さあ、そう言う事で今宵はタンクローリーネタで、1991年に販売されたマイクロトレーラーズのファイヤータンカーWチーム(C-365、ファイヤータンカーWチーム、1200円)の紹介でござる。

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本商品は、消防車に変形合体するファイヤーチームとタンクローリーに変形合体するタンカーチームの2チーム4体にマイクロトレーラー(MT-5)1台のセット商品でござる。

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商品設定は、水を使って火を消すファイヤーチームと油に火をつけて燃やす(オイオイ!)タンカーチームで編成。

「水と油」の中でケンカばかりしているが、戦うときには意気投合する迎撃戦士でござる。

なるほど、ケンカするほど中が良いということでチームワークがでござる。

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先ずは消防車に変形合体するファイヤーチームでござる。

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一見、電気会社の高所作業車の様に見えるでござるが、コレは消防車でござる。

消防車が赤いのは日本の常識であり、世界には様々な色の消防車が存在するでござるな。

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ファイヤーチームは先頭車に変形するホイールブリーズと後方の高所作業車(?)に変形するロードバーナーの2体で編成されるでござる。

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先頭車両であるホイールブリーズは単体でも消防車に見えなくも無いデザインでござる。

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ロボットモードのデザインは写真では判別でき辛いでござるが、頭部は消防士風だったりするでござる。 一応ホイールブリーズファイヤータンカーWチームのリーダーのようでござる。

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消防車後部の高所作業車(?)に変形するロードバーナーは作業アームが折畳み可能でバケツトには穴があり別売りのマイクロトランスフォーマーの凸ジョイトと合体可能でござるが、イマイチ使い勝手が悪いでござる。

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ロードバーナーのロボットモードのデザインは如何にもパワー系キャラクターを思わせるデザインでござるが、股間のモッコリが目立つマイクロトランスフォーマーでもあるでござる。

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このファイヤーチームは単体でも活躍しそうなチームでござる。

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続き、タンクローリーに変形合体するタンカーチームでござる。

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実にオーソドックスと言うかアメリカントラックのタンクローリーと言うか、本来なら牽引車の後輪が4輪であるべきでござるが、合体分割の為に牽引車部分の後輪をタンク部分の前輪に振り分けているのが面白いデザインでござる。 しかし、タンク部分の前輪はダミーの為に回転しないでござる。

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タンカーチーム は、トラック部分に変形するオイラーとタンク部分に変形するスライドの2体で編成されるチームでござる。

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先頭車両であるトラックに変形するオイラーは、後輪が2輪となってしまったので、単体では小型トラックの様なデザインでござる。 まあ、コレはコレでメーカーロゴとかペイントを施せば似合いそうでござる。

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オイラーのロボットモードへの変形は、他のマイクロトランスフォーマーと比べ凝っており、排気管が両腕に装備された武器に見える戦闘的なデザインでござる。

正式設定は無いでござるがオイラー の一人称は「おいら」だと思うでござるよ。

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さて、問題はトレラーのタンクに変形するスライドでござる。

果たして彼に自足能力は有るのでござろうか?

否? それ以前に戦場に出かけ行くのは大丈夫でござるか?

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スライドのロボットモードのデザインは背中に素のままタンクを背負っているし、武器らしい武器も無いでござるよ?

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しかし彼らタンカーチームには、敵を火責めにする「火炎フィールド」なる必殺技を持っているでござる。 スライドが油をブチ撒けて、オイラーが火を点ける担当でござろうか?

かなり物騒な攻撃でござるが、彼らの場合は輸送員か補給員にしておくべきではないでござろうか? まあ、ロボットモードでオイラーよりスライドの方が背が高いのは拙者的ツボでござる。

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無論、前後の取替え合体やマイクロトレーラーとの合体も可能でござる。

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更にファイヤーチームは大型ロボットモードに上下合体可能でござる! (嘘)

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まあ、コレからは「ガソリン1滴血の1滴」になる時代でござるが、景気回復より道路維持を優先させる道路交通省には日本の今後を観る気がないのでござろうな。

もっとソーラー電池が普及し一般化すれば良いものでござるよ。 日本政府は要らぬ道路事業や特別事業を行なうなら、もっとソーラー発電や電池自動車に開発費を回し、補助金政策をとるべきでござるな。


黒いアイアンハイド

2007-12-10 21:58:09 | 劇場版・TF

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ごきげんようでござる。

今月いよいよTFアンコールにて、まさかのアイアンハイド(TFアンコール05、アイアンハイド、3150円)が販売されるでござるが、これも単に劇場版トランスフォーマーのタマモノでござる。

Photo_2 しかし、果たして放送当時TVアニメとイメージが掛離れているという理由で販売されなかった商品が今更売れるのでござろうか?

しかも、予想していた通りe-HOBBYより黒いアイアンハイド(New Yeor Special e-HOBBY限定TFアンコール、アイアンハイド・プロテクトブラック、4725円)が4月に販売されるでござる。

黒いアイアンハイドはトランスフォーマーとなる前のダイアクロン・カーロボット、ワンボックスチェリーバネット(カーロボット、NO,2、ワンボックスチェリーバネット、1700円)の再現でござるが、今回の劇場版トランスフォーマーのアイアンハイド(MA-09、アイアンハイド、3675円)が黒いボディだった事による便乗商品と言って間違いの無い商品でござるよ。

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しかも! 販売価格が4725円!

通常販売のTFアンコール版が、3150円・・・ 明らかにボッタクリでござる。

そう、過去にe-HOBBYで限定販売されたアイアンハイド(98、アイアンハイド&99、ラチェット、6000円)でさえ単品3000円でござる。 復刻版商品は割高になる事は常識でござるが、元のダイアクロン版が1700円だったのに対し倍以上! コレまでにもe-HOBBY限定で販売された商品でも、メッキ仕様以外は通常販売商品と対して値段が変わらなかったでござるよ、しかるに1500円アップ! これ新規金型による少数販売でござるか?

原油高騰により値上げなんて言うのは便乗値上げ以外の何者でもないし、何か新要素でも取り入れた商品と言うわけではなく、箱もTFアンコール版の流用とか? オマケ的要素も紙製お面・・・

明らかにファンをバカにした行為でござるな。 TFアンコール版アイアンハイドが売れ残ったらファンに黒いアイアンハイドを売りつけ、元を取る算段でござるか? 「ファンなら高くても買う」と思い込んでいる殿様商売でござるか? 如何もタカラトミーに合併してから、トランスフォーマーに対する扱いが厳しくなった様な気がするでござるよ。

新規購入層の開拓だけ行い、後のフォローは無しで従来のトランスフォーマーを支えたファンには厳しい商品展開。  言ってしまえば「タカラトミーはトランスフォーマーで本気に商売する気があるのか?」でござる。

売れる商品は、販売。再生産せず、いらぬバリエーションを展開し、歴史の改変と呼ぶべき不可解な新設定?、購買意欲を失くすパッケージ、売れそうに無い商品を大量リリース・・・ タカラトミーのトランスフォーマーに置ける販売戦略が読めないでござる・・・

今季のクリスマス商戦にはトランスフォーマー関係の目玉商品すら無いでござる!

タカラトミーではトランスフォーマーが売れたらイケナイ理由があるでござるか? それともハズブロに吸収合併されることを望んでいるのでござるか・・・?

解らん・・・・ 何だかんだ言ったでござるが、拙者もe-HOBBYにて黒いアイアンハイドを予約しているでござる! 嗚呼、バカだ馬鹿でござるよ。

Photo_3 拙者はトランスフォーマー馬鹿一代。でござる!

さあ、そこで今宵はタカラトミーの販売戦略ミスとも呼ぶべきベーシック版アイアンハイド(BASIC、アイアンハイド、2625円)の紹介でござる。

ベーシック版アイアンハイドは、劇場版アイアンハイドの廉価版であり、変形方法の簡略化による低年齢層向き商品でござる。

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細かなパーツは省略され一体化されており、クリアパーツも仕様していないでござるが、劇場版アイアンハイドで目立った武器パーツが露出しておらず、同じデザインながら異なる魅力が有るのは流石でござる。

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無論完成度に置いては劇場版アイアンハイドに負けるものの、武器が露出してしまった劇場版よりも玩具的で有りながらリアル志向である事は評価するでござるな。

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写真の←側が劇場版で→側がベーシック版でござる。

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さて、ベーシック版の販売戦略のミスとは、パッケージでござる。

折角日本独自のデザインを採用したのに、ブリスターパックにした事が販売ミスでござるよ。

そう、日本では「てれもちゃ」と連動ストーリーを組んだ訳でござるから、「テレもちゃ」と同じ箱にすれば、相好効果が現れたのではないでござるかな。 最も、「テレもちゃ」の箱自体購入意欲を失くす箱でござるから、アノ箱の半分の大きさにしても十分に収納できたはずでござる。 スカスカの箱よりは小さくてもギッシリ詰まっている方が嬉しいものでござる。

決して拙者が、ブリスターパックが嫌いだから主張する訳ではないでござるよ!

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さてさて、商品のロボットモードは、ファンを唸らせた劇場版アイアンハイドの脚部のオートモフ機能は全く再現されておらず、フロント部(胸部)が割れるオートモフが組み込まれているでござる。 変形の単純さと強度はベーシック版アイアンハイドに軍配が上がるでござる。

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そう、変形方法は全く異なるでござるよ、しかし武器等の各部デザインは劇場版よりも劇中のCGに近いでござる。 付属のミサイルは1本のみでござるが、ヴィークルモードに変形する際は右足内側に取り付ける事ができるでござる。 因みに海外名称は、キャノンブラスト・アイアンハイドと言う商品名でござる。

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しかし・・・残念な事にベーシック版アイアンハイドの可動範囲は狭いでござる。

折角、関節が作られているにも関わらず、脚部は転倒防止の為か、横に開き膝が曲がるものの、前後に可動しないでござる。 しかも腕部は肩アーマーが干渉し、動きが限定され、頭部も若干にしか回らない・・・ 腰部のスイングギミックもイマイチの様な・・・

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でもまあ、頭部の大きさは略同じでござるが、ベーシック版アイアンハイドには瞳が描かれており寄り劇中CGに近い顔でござる。

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コレはコレで良いのでござるが、可動部が少ないのが致命傷でござる。

低年齢層向きとは云え、ここまで製作したのなら可動させても問題はないと思うのでござるが? まあ、商品に対する不満はソレナリの理由があるので厳しく言わないでござるが、問題は今後のベーシックシリーズでござる。

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そう・・・ まだ、ベーシック版のバンブルビーバリケードが販売されていない事でござる。

一応映画の主役であったバンブルビーが売れない訳がないし、バリケードデストロンと言えど、子供の好きなパトカーでござる。 何故売らない?

販売不振でシリーズを打ち切るなら、何故に売れそうなアイテムを販売しないかでござるよ?

後ろ向きな考えかたでござるが、やはりタカラトミーはトランスフォーマーで本気に商売する気が有るのかと考えてしまうでござるな。