ごきげんようでござる!
トランスフォーマーとは地域・環境により、姿を変え異なるエネルギーにより無節操にパワーアップする何でも有りな実に御都合主義・・・ 否! 超ロボット生命体でござる。
今宵は2004年に日本限定で展開されたロボットマスターズより、バーニングビーストコンボイ(RM-21、バーニングビーストコンボイ+DVD、1980円)の紹介でござる。
ロボットマスターズとは、トランスフォーマーの歴代戦士達がソリタリウムの影響により、時間と空間を飛び越え、G1時代(2004年)の地球に集結するストーリーでござる。
本商品は、ビーストコンボイ(RM-11、ビーストコンボイ、1480円)の成型色変更品であり、ロボットマスターズ・スペシャルDVD(Vol.2)が付属したセット商品でござる。
スペシャルDVDには、ロボットマスターズの世界観と完全新作のCGアニメによるオリジナルストーリーを集録しているでござるが、TV版の声優とは異なっているのが残念でござるよ。 ・・・今思えば、コレは「テレもちゃ」の先駆け的商品でござるな。
無論ビーストコンボイは、1997年展開のビーストウォーズ時代のコンボイ(C-1、コンボイ、2980円)が、惑星エネルゴアより参戦した本人でござる。
ロボットマスターズ版では、TVアニメに似せた新造形によるダウンサイズの商品が販売されたでござる。
バーニングビーストコンボイは、ビーストコンボイが超変身(パワーアップ)した姿でござるが、コレは日本オリジナル設定でごあり、元ネタは1998年に公開された映画版ビーストウォーズ・スペシャル「ビーストウォーズⅡ・ライオコンボイ危機一髪!」に登場したライオコンボイ(C-16、ライオコンボイ、2980円)とコンボイのマトリクスが反応してパワーアップした姿がバーニングコンボイ(C-1、バーニングコンボイ、2980円)でござる。 本商品はコレをリスペクトした商品でござる。 因みに、ライオコンボイがパワーアップしたフラッシュライオコンボイ(C-16、フラッシュライオコンボイ、2980円)はロボットマスターズ版では販売されていないでござる。
本品は、ロボットモード重視な為にプロポーションは良く、ロボットモードのマスク部分も開いた状態で口が露出しているでござるな。
装備面では、ロボットマスターズ版オリジナルの共通デザインのクリアブルーで成型されたミサイルランチャーが装備されているでござるが、ボディカラーに合わせてキャンディレッドで成型されているでござる。
サイバーブレード(×2)も金色で塗装処理されているでござるが、ビーストコンボイと違い、サイバーブレード用の接続パーツが付属していないので、サイバーブレードど連結させることは出来ないでござる。 何故に?
・・・まあ、パーツが有ったとしても、接続が緩い為に無駄と判断されて削除されたでござるかな?
ロボットマスターズはロボットモード重視で、ロボットを前面に打ち出した為に、ヴィークルモード・ビーストモードにシワ寄せがきており、本品もビーストモードはイマイチで不満の残る商品と言えざるを得ないでござるな。
胸部には、金色の炎が描かれ、正に灼熱のコンボイでござるが、バーニングコンボイと違い、拳まで炎の塗装模様は無く、ビーストコンボイと違い、左腕のG1サイバトロンマークが無いでござる。
幾らTVアニメに似せたとはいえ、キャンディレッドというカラーリングも有るでござるが、ゴリラの瞳が描かれていない為に、違和感が残るでござる。 まあ、ビーストモードで言えば瞳の描かれたテレもちゃ版(TM-01、コンボイ、2625円)が1番良いでござるな。
しかし、拙者的にはロボットマスターズは好きでござるし、途中打ち切りの様なシリーズ終了は納得がいかないでござるな。 是非ともシリーズ再開を願いたいでござる。