ごきげんようでござる!
実在するメーカー車種で日本展開した「TRANSFAORMERS ALTERNITY」は商品的には対象年齢15歳以上を狙った商品としての完成度は評価するものの、いかんせんシリーズ設定が厨二病というか何と云うか・・・ 難しい専門用語を使えばSFに成るとでも思ったのか理解しがたい世界観でござる?
う~む、拙者も「オルタニティ」の世界観を簡単に説明せよと云われても説明できなかったものでござるが・・・
「ボクと契約してオルタニティになってよ」
言えてて妙な言葉ででござるがコレで説明できる事が最近分ったでござる! (笑)
ちゅー事で今宵は日産フェアレディZに変形する「トランスフォーマー オルタニティ」版デストロン破壊大帝、メガトロン・ダイヤモンドブラック(A-02、NISSAN FAIRLADY Z / メガトロン ダイヤモンドブラック、4725円)の紹介でござる!
本品は2009年6月に販売されたメガトロン・ブレードシルバー(A-02、NISSAN FAIRLADY Z / メガトロン ブレードシルバー、4725円)、メガトロン・プレミアムルマンブルー(A-02、NISSAN FAIRLADY Z / メガトロン プレミアムルマンブルー、4725円)に次ぐ3色目のカラーバリエーションで2009年10月に販売されたでござる。
なお、商品番号は共通でござるが、箱やキャラクター設定が記された説明書は専用のモノが用意されているでござる。
さて、本品のヴィークルモードはデストロンには似つかわしくない日産フェアレディZ34型だったりするのでござるが、そこは大人の事情諸々で実車メーカーとのタイアップであり、何より悪側商品として販売許可を出してくださった日産には感謝したい商品でござる。
特に漆黒ボディの本品はメガトロン(16、メガトロン、2300円)のイメージとは異なるでござるがダークヒーローぽいイメージがあるでござるな。
なお、本品のカラーイメージとしては2001年にe-HOBBYより限定販売されたメガトロン・ブラックバージョン(16-S、メガトロン・ブラックバージョン、5000円)でござるかな?
そう、本品は成型色の関係で車内にも赤いパーツが配置されてしまったでござるが、これはコレでオシャレな内装だったりするでござる。
1/32スケールモデルで展開されオルタニティ商品らしい完成度は万人にお勧めしたい商品でござるが販売価格や変形の複雑さ等々で初心者には敷居が高く勧められない事が残念でござる。
それにオルタニティのシリーズ設定も初心者に説明するのは恥ずかしいでござるよな~
せめて、「ボクんちの車はトランスフォーマーだ!」くらいのホノボノ日常系な設定にするほうが一般ウケすると思うのでござるが・・・
何故に難解なストーリーにしたがるのでござろう?
意味は分らずとも専門用語カッコイイ!
簡単に説明できないほど難しい話の方がSFらしいと考えているのであれば、絶対ほころびがでてきて叩かれるのがオチだったりするでござるな。
さてさて、ロボットモードの変形は直感的にユーザーに、次に何処を変形させる部分を伝えるシンクロテック連動機能なのでござるが、本品の場合は変形説明書をを見た上で不適切な説明をユーザーの直感に頼る変形と云う方法が正しいでござろうな。
そう、初心者御免の変形機能でござる!
しかしまあ、ロボットモードのデザインは鎧武者を思わせるデザインであり、漆黒のボディも漆塗りの鎧のようで実に通向きのデザインでござる。
拙者的には赤銅色のテセラクタルソードの色合いが何ともいえない味があると思うでござるよな。
さて、オルタニティ版メガトロンとは多重次元に君臨する高次の生命体に進化したメガトロンであり、各次元に存在するメガトロンと精神を共有するメガトロンの集合体だそうでござる?
各次元の地上にて猛威を振るう再に使われるのがオートアバターと呼ばれる本品でござる?
一応能力値は体力(10)、知力(10)、速度(9)、耐久力(10)、地位(10)、勇気(10)、火力(8)、技能(10)でござるが、武器は空間距離を無視して斬ることができるテセラクタルソード二本と空間を切裂き、時間流を止める両腕のグラビタルブレードとチート武器のオンパレードでござる。 (笑)
まあ、カラーバリエーション全てを本人であるために考えだされた強引な設定でござるが、はたしてどれだけの御仁が納得しているのでござろうか?
設定上のメガトロン・ダイヤモンドブラックは1986年販売のファミコンゲーム「トランスフォーマー コンボイの謎」(4900円)出身のメガトロンのようで、ゲーム中無茶苦茶強いデストロン軍団はオルタニティがテコいれしたと設計されているでござる。
拙者ゲームは未プレ-でござるが、トランスフォーマーファン以外にも難易度が高いゲームの代名詞にされる「コンボイの謎」を絡ませるとはなかなかにニクいマニアックな設定でござるが、初心者置いてけぼでござるよな。
しかし、拙者も本品の二刀流が気になっていたのでござるが、よくよく考えれば「ビーストウォーズⅡ」のガルバトロン(D-16、ガルバトロン、2980円)とか「アニメイテッド」版メガトロン(TA-26、メガトロン ライト&サウンド、7140円)の意匠を含んだ奥深いデザインでもあるのでござるよな。
これで脚部関節の保持力が強ければ立たせやすいのでござるが、ダイキャスト製ボディの重量で膝と踵がヘタってしまうのでござるよな・・・
商品的欠陥を除いても本品は濃いトランスフォーマーファン向けの商品なのが残念で仕方が無いでござる。
そう、最初から天上知らずのチートキャラを登場させた時点で、「オルタニティ」の世界観は行き詰まってしまったわけでござるから、より強いキャラクターなど登場ができないと新商品すら開発ができないものでござる。
まあ、「トランスフォーマー オルタニティ」の終焉は最初から決まっていたも同然でござる。
もう少しシリーズ設定を柔軟に考えていたらシリーズも続いていたと思うだけに残念でござるな。
徹底した中二設定、個人的には嫌いではないです。
元の路線に帰ると言う選択肢はなかったのかしら?
個人的にコンボイの謎の話が出てきた時はすごく吹きました(笑)よりによってあのマゾゲーかよと
設定を知らずに商品だけなら凄くかっこいいのに。銀色や、青色より断然黒色がかっこいい。
メガ様に見えないのが特に良い。
しゅんけ殿、ズッツトン殿、用はありふれた素材でも如何料理するかでござるよ!
今、「魔法少女 まどか★マギカ」の10話を見たばかりでござるが、まさに予想はしていた展開が更にななめ飢えの展開だったので心拍数上がりっぱなしでござる。 神回とは正にコレでござるな。
TF馬鹿一代様やTF馬鹿一代様の御家族の皆様は御無事でしたか?
別のネタに変更するのでご期待くだされ!
緑成分は無いものの赤が異様に強調されてそれっぽく見えます。