ごきげんようでござる!
食玩はチープTOYの代名詞と言われていたのは十数年前の話・・・最近の食玩の完成度は高く、チープTOYと呼ぶよりもミニチュアと呼ぶに相応しい商品でござる。
今宵は、2004年販売のトランスフォーマー・スーパーリンクよりグランドコンボイ(SC-01、グランドコンボイ・スーパーモード、5229円)の食玩版であるKabaya製、DXトランスフォーマー(全3種、各300円)より、グランドコンボイ(①、グランドコンボイ、300円)とグランドフォース(②、グランドフォース、300円)の紹介でござる。
本商品は、組み立て塗装済みモデル(一部組み立て有り)で、チューインガムが付属して販売された商品でござる。
グランドコンボイ の完成度は、正にミニチュアと呼べる完成度でござる。
しかし、300円の食玩な為にメッキ部分や塗装は省かれているものの、武器であるコンボイガンが付属し、サイバトロンマーク等はプリント処理なので侮れないでござるよ。
残念な事に本商品のタイヤは無可動な為に転がし走行は出来ないでござる。
ロボットモードへの変形は、碗部と後部ユニットは取り外し組み換え式でござるが、正規品SC-01版に負けぬ、どすこ~い!なプロポーションを完全再現しているでござるよ。
そして、本商品は別売りのグランドフォースと組み合わせる事が可能でござる。
まあ、残念なのはトレーラー部分が無い事でござるな。
グランドフォースを別売りにする事により商品単価を下げ、商品のクオリティを維持させたKabayaの英断は称賛したいでござるな。 ・・・グランドフォースだけなら悲しいでござるが、多分2個セットで買うであろう抱き合わせ販売でござるな。 ちなみに、3種めは、ガルバトロン(③、ガルバトロン、300円)で、コチラも変形する商品でござる。
グランドコンボイの手足となるグランドフォースは、SC-01版と同じく変形し、マーキングはプリント処理でござる。
消防車であるファイヤー1はハシゴが可動し、収縮するでござる。
ヘリコプターであるジャイロ2はローターは可動するものの、回転はせず、折畳みは可能でござる。
ドリルタンクであるティガー3はドリルが回転しない・・・ 残念!
潜水艦であるサブマリン4は、アームは可動せず、プリント処理されたナンバーが見えにくいのが欠点でござる。
スーパーモードへの合体は、ほぼSC-01版と同じ方式で行なわれ、ミサイル発射ギキックとか、電子音ギミックが無くとも十分遊べる商品に仕上がっているでござるよ。
無論、手足は自在に入れ替える事も可能でござる。
これで、300円×2の600円は安いでござる!
SC-01版が、5229円のミニチュアとしては言う事なしでござる。
しかし、残念ながら本商品に対応したウィングセイバーや、オメガスプリームが販売されなかったでござる。 ・・・が、それこそ食玩! チープTOYらしい展開でござるよ。
食玩に多くを望む事なかれ! されど、安価なれど夢を与える商品で有ってほしいでござる。
カバヤのなかのひとは絶対解っているんだと思う。
本家の玩具に装備可能なマイクロンとか。
・・・拙者のドリラーとしてはマダマダでござるな・・・