トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

伝説の戦士

2010-12-05 18:57:03 | TF・CYBERTRON

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ごきげんようでござる!

過去販売された商品を再販売するにあたり、ただの再販や復刻版では魅力が無いので仕様変更や商品背景(設定)を付ける事により付加価値を演出する場合もあるでござるが、再販売品の投入はセンスが要求されると思うでござるよな。

今宵は2006年に海外で展開された「トランスフォーマー ギャラクシーフォース」の後日談的な玩具オリジナルシリーズ「TRANSFORMERS CYBERTRON PRIMUS UNLEASHED」より、伝説のオートボット司令官、オプティマスプライム(USAエディション、アルマダコンボイ、2625円)の召喚でござる!

Photo_2 本作品は独立したシリーズである2005年展開の「トランスフォーマー ギャラクシーフォース」のアニメに合わせた玩具展開の「TRANSFORMERS CYBERTRON」でござるが、設定は日本と異なり「超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝説(海外名、TRANSFORMERS ARMADA)」「トランスフォーマー スーパーリンク(海外名、TRANSFORMERS ENERGON)」と連なる3部作であり、日本未販売の商品も多いでござる。

日本では成型色変更品の売れ行きが悪く、アニメ製作時にも成型色変更商品はアニメ本編に登場させない、商品は販売しない云う契約(?)だったらしいでござるが、そこは日本の事情であり海外展開のハズブロとは半径無く、アニメ終了後の玩具展開シリーズである「TRANSFORMERS CYBERTRON PRIMUS UNLEASHED」では閉経色変更のパワーアップ商品が多数販売される事になったでござる。 (笑)

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本品も日本ではトイズドリームプロジェクト第22弾商品として海外パッケージ(日本語説明書無)のまま、アルマダコンボイの商品名で限定販売されたでござる。

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商品は2003年に「超ロボット生命体 トランスフォーマー マイクロン伝説」商品として販売されたSTDコンボイ(MC-06、STDコンボイ、1980円)の成型色と塗装パターンを変更し、パートナーマイクロンのサージを削除して、専用のサイバープラネットキー(日本名、フォースチップ)を付属させた商品でござる。

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なお、カラーリングは赤いボディオートボット(サイバトロン)のエンブレムの他にアースプラネット(地球)、スピードプラネット(スピーディア)、ジャングルプラネット(アニマトロス)、ジャイアントプラネット(ギガロニア)のシンボルマークが描かれているでござる。

4惑星の協力を表す為のマーキングか4惑星よりの力を得る為のモノなのかは分からないでござる?

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なお、ヴィークルモードではサイバープラネットキー連動ギミックが使えないでござるが・・・

ミニコンジョイント凸に取り付けが可能でござる・・・

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そう! 本品はミニコン連動ゴミックをサイバープラネットキー対応に改造されたのではなく、サイバープラネットキーにミニコンジョイント凹を増設したサイバートロン・オートボット仕様のモノで海外販売のサイバープラネットキーと同様に裏側にハズブロのオフィシャルサイトで使用できるパスワードが描かれているでござる。

う~む・・・ 世界観を統一したいのは分かるでござるが、ミニコンとくらべるとチャチいでござるよな・・・

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さて、ロボットモードは元々可動重視の商品だった為にプロポーションも良く、色合いも良いでござる。

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ただ・・・ 残念なのは、4惑星のシンボルマークを背中に背負ってしまったことでござる。

見栄えでいえば、ロボットモード正面にシンボルマークをあしらうほうがハッタリが利くでござるが、元々それを意識して設計された商品ではないので仕方が無いでござる。 (笑)

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更に拙者が購入した本品は、度重なる商品流用の御蔭か金型が酷使されたらしく、関節部が硬い箇所があり、首のジョイント部は正面で固定できないクセが付いてしまっているでござる・・・

ただでさえ悪人顔の司令官が余計にガラが悪くなったでござるよ。 (笑)

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さて、本品は大胆不敵なオートボットのリーダーで、的確な指揮だけでなく戦闘に優れた恐ろしい戦士で、敵対する犯罪者にも名が知れ渡った存在らしいでござる?

能力値は、体力(10)、知力(10)、速度(9)、耐久力(10)、地位(10)、勇気(10)、火力(10)、技能(10)と設定されているでござるが、手持ち武器等の説明が記されていないでござる?

・・・おそらくは、両腕の拳のみが武器なのかもしれないでござる。 (笑)

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そう・・・ 本品は背中のミニコンジョイント凸に専用サイバープラネットキーをエボリューション(?)させて、サイバープラネットキーを上下させれば・・・

オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ・・・・・・

な連続パンチング・アクションが楽しめるでござる!

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さて、本品の存在でござるが本シリーズの時代には、ギャラクシーフォース・オプティマスプライム(日本版、GC-01、ギャラクシーコンボイ、5200円の塗装変更品)に進化しており、同時代に2人のオプティマスプライムが存在する事となるでござる?

単にサイズの異なる商品とか、進化前の姿とかの問題じゃないのでござるよな?

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一説には、プライマス(00、プライマス、8000円)が戦力を向上させるべく過去のオプティマスプライムを召喚したとか、プライマス自身が他のトランスフォーマーと共に行動するために過去のオプティマスプライムの姿を参考に作り出した分身とか言われているでござるが、同一人物だとしたら無限軍隊も可能だし、タイムパラドクスとかのSF的公証は如何したとツッコミを入れたいでござるし、プライマス自身だと、普通は商品名を変えると思うのでござるよな?

しかしまあ、どちらにせよ彼が伝説の戦士であることには変わりはないようでござる。

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しかしまあ、戦車(?)に変形するユニクロン(日本未販売)や爬虫類(?)に変形するレックルース(日本未販売)等の日本未販売商品は他にもイロイロあるのに、何故にトイズドリームプロジェクトでは態々仕様変更の再販商品を選択したのでござろうか?

訳の分からぬ海外商品よりは、実績のある人気商品を選んだのでござるかな・・・ まあ、そうだとしたら、トイズドリームプロジェクトの担当者はトランスフォーマーファンでわないでござるよな。