ごきげんようでござる!
さあさあ今宵もフィリップチェンジ(一発変形!)なネタで、1999年の「ビーストウォーズ・ネオ」商品として販売された、エリマキトカゲに変形するデストロン・独立侵攻兵、クレイジーボルト(D-34、クレイジーボルト、750円)の紹介でござる!
本品は単品販売と猪に変形する、サイバトロン・突撃員、ランディ(C-34、ランディ、750円)との対決セット(VS-34、爆走の対決、1480円)の2種が販売されているでござるが、ドチラの商品仕様に変更はないようでござる。
商品自体は1995年に販売されたガビアルクロコダイルに変形するメガトロン(日本名、D-6、メガリゲーター、750円)の頭部を変更し、エリマキトカゲとして販売されたイグワナス(劇場限定販売、イグアナス、750円)の成型色変更品なのでござるよな。
なお、商品上は特長有るエリマキのおかげで、エリマキトカゲぽいでござるが、本物のエリマキトカゲとは全く異なる造形なのでござるよな。
まあ、前世がワニでござるから仕方が無いでござろう。 (笑)
おかげで、商品上のエリマキトカゲらしいギミックはなく、口の開閉と尻尾に隠されたシークレットウェポン(テイルライフル)が展開できる事くらいでござるな。
なお、この攻撃体制は気をつけないと、尻尾のレバーを上げてしまい、そのまま変形(一発変形!)してしまうので、説明書では記載されていない本当のシークレットウェポンなのでござるよな。 (笑)
ロボットモードは、あいかわらず頭の悪そうなデザインでワニ・・・
否、エリマキトカゲ(自称)の後足の処理には不満が残るでござる。
なお、「ビーストウォーズ・ネオ」商品の場合はサイバトロン=動物園VSデストロン=ジュラシックパーク(?)がコンセプトなのでござるが・・・
クレイジーボルトのみ、ジュラシックパーク(古代生物)とは異なる爬虫類なのでござるよな?
まあ、百歩ゆずって古代生物のエリマキトカゲの1種と考えてみても良いのでござるが・・・
クレイジーボルトの性格設定は、嘘つきで、逃げ足は早くデストロン内部でも評判がよくない兵士だそうなので、自称・古生代のエリマキトカゲと称して軍団に寄生しているのかもしれないでござるな?
そう!
そもそも、独立侵攻兵などと云う役職が胡散臭いのでござるよな?
まあ、本体とは別行動をとる意味合いであり、TVアニメ(第22話、奪われたガンホー)では、アンキロサウルスに変形する要塞守備兵のバズーカ(D-38、バズーカ、750円)とペアを組んでいたようでござるが、要塞守備兵は留守番役であり、侵攻兵とは全く役職が違うのでござるよな?
まあ、拙者もクレイジーボルトがアニメでの活躍を見ていないので、実際には如何様な悪事を働いたのか分からないでござるが・・・
独立侵攻兵ちゅーくらいでござるから、本体とは別に、勝手に他国に侵攻して自国の植物を勝手に植えて・・・
「我が国、自生の植物が生えているから、この島は我が国のものニダ!」とか、自国・他国の歴史を捏造したり、世界中の図書館で地図表記が間違っているとイチャモンをつけ、勝手に修正液で消して自国表記に上書きするテロ活動なのかもしれないでござる。
まあ、そう考えると、クレイジーボルトのネーミングは納得でるでござるか・・・
となると・・・ 本品にはデストロンのエンブレムは描かれていない理由は、都合のいいときだけデストロンを利用し、危うくなるとサイバトロンを名乗って逃げる最低な兵士なのかもしれないでござるな。 (笑)
なお、武器パーツ(テイルライフル)は、背中に背負った尻尾を取り外して使用する武器で、設定上は宇宙船の装甲も打ち破る威力があるそうでござるが、スペック値は、力4、知力7、速度7、耐久力6、階級6、火力7、技術6、なのでござる。
ふむ、ベラベラ喋る詐欺師てき性格という事は、スペック値もあてにならないかもしれないでござるよな。
しかし、「逃げ足だけはデストロン1素早い!」ちゅーのは、本当の事でござろうな。 (笑)
なお、拙者的余談でござるが、クレイジーボルトのロボットモードの配色が、何処かで見た名前の分からない植物に似ているのでござるよな?