幸せは~歩いてこない~♪ だ~から歩いていくんだよ~♪
さあ! 今宵は水前寺清子・・・ 否!チーターに変形するサイバトロン密林巡視員、チータス(C-3、チータス、1500円)の紹介でござる!
チータス(海外名、チーター)は、1997年に「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ」商品として、販売されたでござるが、チータスには販売次期によるバリエーションが存在しており、1996年に米国で販売された目の色が青いチーター(第1期)と、赤い目のチーター(第2期)、1997年販売の緑の目のチーター(第3期)が存在しており、ブリスターパックの形状は前期型と後期型の2種類が存在するでござる。
日本販売品は緑の目の第3期版が販売されており、単品販売とワスピーター(D-3、ワスピーター、1500円)との対決セット(VS-3、最速の対決、2980円)が販売されているでござるが、更に単品版の後期出荷分は目の色がメタリックグリーンに変更されたTVアニメをイメージした日本限定販売の第4期版が販売されているでござる。
拙者の購入品は第4期版でござるが、第4期版商品も箱は3期版と同じなので、素人には判別か難しい商品であり、一部の店舗ではテスト販売として赤目のチータスも販売されたそうでござる?
更に本品は成型色・塗装を変更し、タイガトロン(C-8、タイガトロン、1500円)や、シャドーパンサー(D-7、シャドーパンサー、1500円)の猫科猛獣のバリエーションとして販売されており、海外では1999年にFOX KIDSリペイントと称し、斑点模様や体色の色を変更したチーター(日本未販売)が販売され、2006年にはビーストウォーズ10周年記念版として、塗装を強化したチーター(日本未販売)が販売され、2007年には更に塗装が強化された決定版というべきテレもちゃ版チータス(TM-03、チータス、2625円)が販売されたでござる。
まあ、これだけ日米にバリエーションが多いのは、チータスの人気だけではなく特別なキャラクターだった証拠でござるな。
そう! チータスは、ビースストウォーズではコンボイ(C-1コンボイ、2980円)に次ぐキーキャラクターとなるべき存在でござるが、日本版ビーストウォーズはビースト劇団の独自の吹き替えにより、基本ストーリーは同じなのでござるが、キャラクターの雰囲気はガラッと変わったしまったでござる。 (笑)
日本版チータスは、声優の高木渉氏のおかげで、何も考えず、その場のノリで行動する陽気な兄ちゃんのイメージが強いでござるが・・・ 海外版チーターは、最年少者で10代くらいのヤンチャな性格だが仲間想いで、数々の経験を経て次代のマキシマルス(サイバトロン)の指導者となるべき候補生的なキャラクターなのでござるよな。 (笑)
日本版チータスは、「~じゃん!」「撃つべし!」「ガゥ!」などなどの口癖を残し、日本のファンには印象深く残ったのも、全て高木(じゃん)渉氏の御蔭であり、真面目な海外ファンが日本語を理解してみたら怒るかもしれないでござるが、日本独自の何処まで台本かアドリブか分からないビーストウォーズの展開は、間違いなく芸達者なベテラン声優達の御蔭で大ヒットした原因でござる。
そう! 普通に吹き替えしていれば、あそこまでビーストウォーズがヒットしなく、ビーストウォーズ・Ⅱやネオの様な完全日本製作アニメでさえ、ビーストウォーズの吹き替えによるノリを越える事ができなかったのもベテラン声優によるビースト劇団の力が大きいでござるよ!
さて、商品は尻尾に隠されたレーザー・ライフル(クエーサー・ショット)と下腹部に隠されたガットガン(クエーサー・キャノン)が武器で、ガットガンには内臓のモールドがあり、水鉄砲として胃液(水)を発射する事が可能でござる。
このグロくて、ブラックユーモアーの利いたデザインもビーストウォーズの魅力でござるな。 (笑)
商品のデザインはソコソコ良いのでござるが、胸部に納められるチーターの頭部は、更に折りたためそうなのでござるが、本品はコレ以上折りたためず少々不満のある商品でござる。
本品の頭部はG1のフェアレデイZに変形する、プロール(06、プロール、1800円)系の頭部をイメージしているらしく、同じく3種のバリエーションが販売されているのが面白いでござるな。
なお、ロボットモードでも目の色にバリエーションが有り、1期・2期版は金色で、3期版が緑、4期版が橙色に塗装されているでござる。
因みに、TVアニメのチータスのCG画では顔には10代らしく、ソバカスが描かれており、如何にも米国(カナダ)製作らしいと感心するでござるが、商品にはソバカスのモールドは無いでござる。
更に本品は頭部を倒す事によりミュータントヘッドに変形する事が可能でござるが、劇中では使用されていない為に、無くても困らないギミックの1つでござる。 (笑)
なお、チータスには「じゃんじゃん猫」とか「ジャン猫」の愛称があり、タイガトロンを「ござる猫」と称するでござるが、海外版チーターも、「リトルキャット」と呼ばれており、タイガトロンを「ビッグキャット」と呼び合っているそうでござる・・・ が!拙者のDVDは二ヶ国語仕様ではないので確認できないのでござるよな。 (残念!)
拙者的にも日本版ビーストウォーズは、ビースト劇団による吹き替えが成功だと思うし、以後のビーストウォーズ及びトランスフォーマーに大きな影響を与えた作品だと思うでござる。