ごきげんようでござる。
今宵は2008年現在、日本最新販売の変形!ヘンケイ!トランスフォーマー版のデストロン破壊大帝・メガトロン(D-01、メガトロン、3150円)の紹介でござる!
最新販売と言っても、海外では2006年にCLASSICシリーズ(日本未販売)として販売されており、遂に日本でも成型色と塗装を変更し、胸部パーツ等にメッキを施した仕様で販売されたでござる。
CLASSICシリーズは1985年展開のトランスフォーマー(G1)の主要キャラクターを現在の技術で再設計されたシリーズでござる。
故にG1キャラクターの最限度は高く、更に日本販売の変形!ヘンケイ!トランスフォーマー版ではTVアニメのイメージに近づけるべく塗装が変更されたでござるよ。
無論メガトロン様も、初代メガトロン様(16、メガトロン、2300円)のイメージ・・・と言うか、TVアニメのデザインを製品化したものでござるが・・・
初代メガトロン様には翼が無いでござる。
この商品上に特徴は、CLASSIC版メガトロン 様ではクリアーグリーンで成型されていた為に玩具ぽいカラーリングだったでござるが、日本販売版ではクリアーに変更されたので、イメージ的には、日本限定の1991年に雑誌展開されたザ★バトルスターズのスーパーメガトロン(未販売)やウルトラメガトロン(未販売)を思わせるカラーリングだったりするでござる。
しかも、可動に関しては拳と足首が可動しない事を除けば合格点でござるし、ミサイル発射や電子音などの余分なギミックが一切無いでござる!
コレが幸いし、プロポーションの良さと販売価格を抑える事に成功したでござるな。
なるほど・・・ コレは売れない訳がないでござるよ!
現在品薄で、プレミアが付いているのも頷けるでござる。
しかも、本品は日本よりも海外での人気が高く、海外での転売目的で売れたとか?
・・・まあ、初日完売も頷けるでござるよ。 (笑)
海外のトランスフォーマーファンも、より完成度の高い商品を求めるのは当たり前の事でござるし、拙者もCLASSIC版は買い損ねて悔しい思いをしているのと同じく、国外のファンも日本版の存在を知ったら、みすみす買い逃す行為は、同じ様に悔しい思いをするのがファン心理でござろう。
特に海外での銃型玩具に対する規制は日本以上に厳しいので、如何しても玩具らしさを強調させなければならないでござる。 故にCLSSSIC版メガトロン様は玩具ぽいカラーリングにならざるを得なかったでござるな。
ガンモードへの変形は、一見複雑でござるが、コレがなかなか良く出来ていて感心してしまうでござるが、やはりガンモードのデザインには問題があるでござるな?
まあ、SFガン・・・と言ってしまえば良いのでござるが、海外ではブラスター(光線銃?)で日本では拳銃(実体弾?)の表記でござる。
リボルバー式のシリンダーぽいデザインでは有るが・・・ 問題は銃身と・・・銃口が無い(?)事でござる。 一応は銃口部は有るのでござるが、穴が浅い・・・と言うか塞がっており、銃口内に4箇所の四角い穴が・・・ 如何いう意味でござるかな?
しかも、海外販売では銃口部は橙色でござるから、必要以上に本品は玩具で有る事を主張しているでござる。
まあ、如何に無駄にサウンドギミックを入れたがる米国産玩具でも、銃社会の米国に置いて銃型玩具より、弾丸や発射音が出るのはシャレにならないのでござろうな?
しかし、引き金はクリックが利いており、カチカチと心地よい音がするでござる。
が、・・・大人には少々小さいでござる。 もし本品が実銃として存在するのならば、もっと大型の商品になるのでござろう? う~む・・・この大きさも玩具表現でござるかな?
ちゅー事は、このメガトロン様のガンモードは、武器である融合カノン砲であるスコープ部分が武器であり、銃口からではなくスコープからエネルギー波を発射するのでござろうか?
因みにスコープ部は目と同じクリアレッドで成型されている為に、覗くとクロスゲージは見えるものの目標物は見えないでござる。 (笑)
ちゅー事で、変形!ヘンケイ!トランスフォーマー版メガトロン様は、ロボットモードでは文句のないデザインであり、商品的にも良作でござろう。
まあ、如何にインパクトのあるデザインを取り入れようと、ファンに理解されないシリーズ物で、同名を名乗るモノは考え物であると思うでござるが、ちょうどいい機会なので、しばらく歴代メガトロン様を紹介していくでござる!