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トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

かってにシロクマ

2009-05-23 02:35:33 | BW

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独逸・ベルリン動物園の人気者であるシロクマのクヌートが、所有権がらみで金銭トラブルに巻き込まれているようでござる。

人気故に利権を貪る大人の計算は何処の国でも同じでござるな。

ちゅー事で今宵は1997年に販売された「トランスフォーマー・ビーストウォーズ」のシロクマ(北極グマ)に変形する、サイバトロン・歩兵戦指揮官、ホワイトクロー(C-2、ホワイトクロー、2280円)の紹介でござる!

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本品は海外では1995年にポーラークローの名前で販売された商品の日本版であり、商品上の違いは無いようでござる。

なお、日本販売ではスコルポス(D-2、スコルポス、2280円)とのVSセット(VS-2、北極の対決、4500円)も販売されているでござる。

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本品はコンボイ(C-1、コンボイ、2980円)に次ぐメガビースト(指揮官)級の商品であり、本来であればサイバトロンの副官を任されてもいい商品であり、デストロンの副官(砂漠戦指揮官)であるスコルポスとは、ライバル関係のハズでござるが・・・

何故かTVアニメ未登場になったビースト戦士でござる。

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う~む・・・ 非常に勿体無いキャラクターでござる。

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商品は北極グマと呼ぶには大味な造形でござるが、初期のビーストウォーズ商品では内蔵ギミック満載の商品であり、後足の可動に連動して口が開き牙が出現するギミックや左前脚に仕込まれたスプリングによるクロー攻撃ギミックなどなど楽しい商品なのでござるよな。

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まあ、ギミック的にもスコルポスと似ており、劇中での対決が無かったのが本当に残念でござる。

う~む・・・ VSセットの対決名では「北極の対決」であり、スコルポスが断然不利な対決場所のようでござるが、コレはアニメ未登場でござるから、せめて玩具では目だってほしいメーカー側の心意気でござるかな。 (笑)

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ロボットモードのデザインは数あるビースト戦士のなかでも、マッシブで見た目が格闘戦に強そうな事がハッキリ分かるデザインで、怖い顔と見るからに暖かそうな毛皮をまとったフワフワモコモコのラブリーで怖可愛いビースト戦士でござる。

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しかも!

広い背中が実に男らしい商品なのでござるよな。

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なお、ロボットヘッドの歯をむき出したモールドは、試作段階ではなく、急遽付け加えられたらしいでござる。

まあ、凶暴性を演出するうえではインパクトのある造形でござるな。

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因みに本品のロボットモードは北極グマの前脚をキャノン砲の如く両肩に装着した姿勢が正しいのでござるが、戦闘状態でもないかぎり前脚を突き出しているのがオカシイので、背中にまわしているでござる。

なお、拙者的にはパッケージイラストに描かれている北極グマの前脚の肉球が再現されていないのが残念でござる・・・

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玩具上の設定では、格闘技が得意な武道家で、コンボイを助ける経験豊富なベテラン戦士であり、常に修行に励んでいるそうでござる。

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北極グマの右前脚はスプリングにより射出し、瞬時に蝙蝠に変形するでござる。

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海外設定では、情報収集用のロボテック・バットとされており、自意識をもった独立した存在であるかわからず、蝙蝠型の自立型ロボットである可能性も高いでござる。

日本設定では残念ながら、武器(コウモリ)としてしか説明書に記載されておらず名前は無いと思われるのでござるが・・・

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ソニー・マガジンズより販売された「ビーストウォーズ・公式ガイドブック」によると、コウモリ型偵察メカのバット・スカウトと記載されており、コレが名前であると思われるでござる。

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バット・スカウトは、飛行能力を持ち偵察・索敵だけでなく、レーザーガンとして手持ち武器にもなる小さいながら頼れる相棒でござるな。

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なお、血吸い蝙蝠に代表される吸血蝙蝠のイメージは、蝙蝠全体では少数派で、植物や昆虫を捕食している種が大部分でござる。

故にサイバトロン所属の蝙蝠は吸血蝙蝠でない蝙蝠のはずでござるが・・・

北極グマと蝙蝠の組み合わせには疑問が湧かないでござるかな?

そう! 北極に蝙蝠は生息するのか(?)でござる。

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まあ、ネタ晴らしをすると、ホワイトクローは元々はハイイログマ(グリズリー1、未販売)として販売されるつもり設計されていたのでござるが、何故か北極グマに変更されたのでござるよな?

そう! 米国の森林で生息するハイイログマとコウモリであれば何の問題はないのでござるよな。

因みに↑の写真は1998年にボトコン・ジャパンにて限定販売されたグリスリー1(バーベァリアン、7800円)でござる。

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なお、本品にも頭部を反転させただけのビーストマスク(ミュータントヘッド)ギミックが設計されているでござるが、ビーストマスクに関する設定は特に無いでござる。

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なお、 公式の解釈もないので、お好きなように戦闘用マスクとするか、別人各のヘッドとするかは個人個人の解釈でござるかな?

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まあ、拙者も戦闘用マスクとして捉えているでござるが、通常のロボットヘッドの方が好きでござるな。

因みに極寒属性のビースト戦士では大型でござるから、タイガトロン(C-8、タイガトロン、1500円)や、ブレイク(C-32、ブレイク、880円)を率いる指揮官になれるハズでござるよな。

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ただ・・・ 残念なのがTV露出がない為に人気はイマイチでござるが、商品としての完成度は悪くないでござる。

まあ、モノは考えようで、シロクマの人気を考えれば便乗して再販しても良さそうでござるが・・・ それができないのでござるよな。 (笑)

しかし・・・ 他の小回りの利くメーカーであれば、シロクマ人気に便乗して販売されていた事でござろうな。


蝙蝠司令官

2009-05-13 03:06:05 | BW

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蝙蝠とは哺乳類であるか鳥類であるか分類が曖昧であり、中途半端なドチラにも属さない存在としてイメージ的にも悪く、夜行性であることから悪(闇属性)のイメージも強いのでござるが・・・ 悪を以って悪を征すの如く、正義(闇属性)側のモチーフとされる事も多々あるでござる!

無論トランスフォーマーでも、蝙蝠はラットバット(D-61、ラットバット、680円)、ワイプ(D-87、ワイプ、2300円)などのデストロン側、のモチーフだったのでござるが・・・

1995年の「トランスフォーマー ビーストウォーズ」にて、サイバトロン(海外名、マキシマルズ)側のモチーフに編入されてしまったのでござるな。

ちゅー事で今宵は日本では1997年に販売された「トランスフォーマー ビーストウォーズ」商品である、蝙蝠から戦闘ロボに変身するサイバトロン・アマゾン戦士、コンボバット(C-6、コンバボット、750円)の紹介でござる!

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本品は米国では1995年に、メガトロン(日本名、D-6、メガリゲーター、750円)とコミックを付属させたVSセット(コミック2パック、オプティマスプライマルVSメガトロン、日本未販売)の日本版であり、商品自体の変更は無いでござるが、単品販売と、コミックが付属しないVSセット(VS-6、アマゾンの対決、1480円)が販売されたでござる。

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そう! 彼の海外名は、オプティマスプライマルであり、本品こそ、最初のビーストウォーズのコンボイ司令官(C-1、コンボイ、2980円)の、もうひとつの姿であり、同一人物なのでござるよ。

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日本展開の「ビーストウォーズ」はTVアニメを中心に展開したものでござるから、本品は玩具オリジナル商品のイメージが強く、ゴリラのコンボイと区別する為に、コンボバットちゅー訳の分からない名前に改名されたのでござるが・・・ これってコンボイバットを略しているのでござるよな。 (笑)

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う~む・・・ せめてバットコンボイだったら、もう少し知名度が上がったと思うのでござるが・・・

しかも、総司令官ではなくアマゾン戦士ちゅー役職は完全な別物を狙っているのでござるかな?

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そう! 本品の設定は海外版の付属コミックに準じており、アマゾン(地球)のジャングルでメガリゲーターと戦う為に、小回りの利く小型の蝙蝠をスキャニングした姿だそうで、一時的な変形形態(?)だったようでござるな?

故にVSセットが「アマゾンの対決」であり、アマゾン戦士なのでござるよな。

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まあ、海外でもビーストウォーズはゴリラのコンボイが中心となった為に、蝙蝠をモチーフとした司令官の存在は薄れているでござるな。

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更に言えば、本品は黒歴史的な要素もあり、所期販売の数合わせで販売された傾向もあるのでござるよな。 (笑)

故に正確な資料が無く、ビーストモードの脚(腕)処理(位置)が曖昧で、説明書には記載がないのでござるが、↑の写真の位置が正しいそうでござる?

しかし、本品は変形機能の事を考えれば、説明書の位置(収納状態)の方がスムーズに変形できるのでござる。

そう! 本品は一発変形ギミックを搭載しており、蝙蝠のシッポを跳ね上げる事で変形するのでござるが・・・

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シパーーーン!

と、マントを広げたようなポージングで変形のでござるから、最初の変形は驚かされたものでござる。

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まあ、一発変形とはいえ、少々のパーツの位置を修整する必要があるでござるが・・・

ロボットモードのデザインは蝙蝠をモチーフにしているとはいえ・・・

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某蝙蝠男に似ているのでござるよな。 (笑)

まあ、初期販売のビーストウォーズ商品では、ここまでヒーロー風なデザインはなく、明らかに確信犯でござるな。

そう! コンボイ風の頭部もマスク状にわざわざアレンジしているのでござるよな。

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しかし、付属武器のツインブレード(エナジーソード)は両翼に取り付けられており、火器系の武器は付属しないでござる。

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まあ、ツインブレードはゴリラのコンボイと同じでござるから、流石は同一人物であり、キャラクター像が出来上がっていた訳でござるな。

因みに火器系の武器はないようでござるが、蝙蝠の口より、敵の頭脳を混乱させる超音波(バットサイクル)を発射するようでござるな。

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なお、本品は一応はコンボイ商品でござるから、サイバトロンのイメージカラーである赤色の成型色変更品であるCD-ROM付き限定版(VS-S1、アマゾンの対決・スペシャルバージョン、2980円)とか、海外でイベント販売された黒い成型色のオニクスプライマル(日本未販売)等のバリエーションが有るのでござるよ。

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まあ、流石は蝙蝠男の本場である米国では素直に受け止められたのかパロディとして認識されたのか不明でござるが、嫌いじゃない商品なのでござろうな。

ちゅー事で、良く似た米国を代表する蝙蝠男(ミクロアクションシリーズ・MA-07、バットマン・コミックバージョン、980円)とならべてみたでござる。 (笑)

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しかし・・・ コレで、立たせやすければよいのでござるが、商品は足首が固定できない為に立たせ難いのが欠点なのでござるよな。

何処♪ 何処♪ 何処から来たのか~ コンバ~ボッ~ト

蝙蝠だけが知っている~♪


じゃんじゃん猫!

2009-04-07 17:51:13 | BW

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幸せは~歩いてこない~♪ だ~から歩いていくんだよ~♪

さあ! 今宵は水前寺清子・・・ 否!チーターに変形するサイバトロン密林巡視員、チータス(C-3、チータス、1500円)の紹介でござる!

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チータス(海外名、チーター)は、1997年に「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ」商品として、販売されたでござるが、チータスには販売次期によるバリエーションが存在しており、1996年に米国で販売された目の色が青いチーター(第1期)と、赤い目チーター(第2期)、1997年販売の緑の目チーター(第3期)が存在しており、ブリスターパックの形状は前期型と後期型の2種類が存在するでござる。

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日本販売品は緑の目の第3期版が販売されており、単品販売とワスピーター(D-3、ワスピーター、1500円)との対決セット(VS-3、最速の対決、2980円)が販売されているでござるが、更に単品版の後期出荷分は目の色がメタリックグリーンに変更されたTVアニメをイメージした日本限定販売の第4期版が販売されているでござる。

拙者の購入品は第4期版でござるが、第4期版商品も箱は3期版と同じなので、素人には判別か難しい商品であり、一部の店舗ではテスト販売として赤目チータスも販売されたそうでござる?

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更に本品は成型色・塗装を変更し、タイガトロン(C-8、タイガトロン、1500円)や、シャドーパンサー(D-7、シャドーパンサー、1500円)の猫科猛獣のバリエーションとして販売されており、海外では1999年にFOX KIDSリペイントと称し、斑点模様や体色の色を変更したチーター(日本未販売)が販売され、2006年にはビーストウォーズ10周年記念版として、塗装を強化したチーター(日本未販売)が販売され、2007年には更に塗装が強化された決定版というべきテレもちゃ版チータス(TM-03、チータス、2625円)が販売されたでござる。

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まあ、これだけ日米にバリエーションが多いのは、チータスの人気だけではなく特別なキャラクターだった証拠でござるな。

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そう! チータスは、ビースストウォーズではコンボイ(C-1コンボイ、2980円)に次ぐキーキャラクターとなるべき存在でござるが、日本版ビーストウォーズはビースト劇団の独自の吹き替えにより、基本ストーリーは同じなのでござるが、キャラクターの雰囲気はガラッと変わったしまったでござる。 (笑)

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日本版チータスは、声優の高木渉氏のおかげで、何も考えず、その場のノリで行動する陽気な兄ちゃんのイメージが強いでござるが・・・ 海外版チーターは、最年少者で10代くらいのヤンチャな性格だが仲間想いで、数々の経験を経て次代のマキシマルス(サイバトロン)の指導者となるべき候補生的なキャラクターなのでござるよな。 (笑)

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日本版チータスは、「~じゃん!」「撃つべし!」「ガゥ!」などなどの口癖を残し、日本のファンには印象深く残ったのも、全て高木(じゃん)渉氏の御蔭であり、真面目な海外ファンが日本語を理解してみたら怒るかもしれないでござるが、日本独自の何処まで台本かアドリブか分からないビーストウォーズの展開は、間違いなく芸達者なベテラン声優達の御蔭で大ヒットした原因でござる。

そう! 普通に吹き替えしていれば、あそこまでビーストウォーズがヒットしなく、ビーストウォーズ・Ⅱやネオの様な完全日本製作アニメでさえ、ビーストウォーズの吹き替えによるノリを越える事ができなかったのもベテラン声優によるビースト劇団の力が大きいでござるよ!

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さて、商品は尻尾に隠されたレーザー・ライフル(クエーサー・ショット)と下腹部に隠されたガットガン(クエーサー・キャノン)が武器で、ガットガンには内臓のモールドがあり、水鉄砲として胃液(水)を発射する事が可能でござる。

このグロくて、ブラックユーモアーの利いたデザインもビーストウォーズの魅力でござるな。 (笑)

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商品のデザインはソコソコ良いのでござるが、胸部に納められるチーターの頭部は、更に折りたためそうなのでござるが、本品はコレ以上折りたためず少々不満のある商品でござる。

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本品の頭部はG1のフェアレデイZに変形する、プロール(06、プロール、1800円)系の頭部をイメージしているらしく、同じく3種のバリエーションが販売されているのが面白いでござるな。

なお、ロボットモードでも目の色にバリエーションが有り、1期・2期版は金色で、3期版が、4期版が橙色に塗装されているでござる。

因みに、TVアニメのチータスのCG画では顔には10代らしく、ソバカスが描かれており、如何にも米国(カナダ)製作らしいと感心するでござるが、商品にはソバカスのモールドは無いでござる。

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更に本品は頭部を倒す事によりミュータントヘッドに変形する事が可能でござるが、劇中では使用されていない為に、無くても困らないギミックの1つでござる。 (笑)

なお、チータスには「じゃんじゃん猫」とか「ジャン猫」の愛称があり、タイガトロンを「ござる猫」と称するでござるが、海外版チーターも、「リトルキャット」と呼ばれており、タイガトロンを「ビッグキャット」と呼び合っているそうでござる・・・ が!拙者のDVDは二ヶ国語仕様ではないので確認できないのでござるよな。 (残念!)

拙者的にも日本版ビーストウォーズは、ビースト劇団による吹き替えが成功だと思うし、以後のビーストウォーズ及びトランスフォーマーに大きな影響を与えた作品だと思うでござる。


性別不明のハヤブサ戦士?

2008-11-15 23:43:53 | BW

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ごきげんようでござる!

今宵は、1997年の「トランスフォーマー・ビーストウォーズ」商品として販売された、ハヤブサに変形するサイバトロン・空中偵察員、エアラザー(C-10、エアラザー、750円)の紹介でござる!

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エアラザーは、陸戦戦力主体のサイバトロンでは貴重な航空要員なのでござるが、その存在は日米で異なるために、非常にややこしい存在なのでござるな。

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そう・・・ 米国設定では女性なのでござるが、日本設定では男性になってしまったのでござるな。 (笑)

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まあ、その設定は置いておくとして、商品は小型ながらリアル系ビーストとしては良く出来ている商品でござる。 ・・・ちと脚が気になるでござるが。

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しかも、小さいながらクチバシが開閉できる仕様は嬉しいでござる。

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ハヤブサと云うビーストモードも珍しいでござるが、よーく見ると某バトロイドのガウォーク形体と同じ様なパーツ構成だったりするのでござるな。

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まあ、航空機変形ロボもハヤブサ変形ロボも原理は同じちゅー事でござるな。

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さて、ビーストモードのギミックは翼を展開してサイバーブレードを出現させる事でござるが、スーパーロボット系ならば、翼が刃物状になっているモノも少なくないでござるが、ビースト系の翼では若干強度に問題が有りそうでござる。 ?

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まあ、コレは突撃系の切断技ではなく、尻尾部にあるレバー引く事により開閉する事から、締め付け系の技なのでござろうな?

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非常に使いにくそうな接近技でござる。 (笑)

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さて・・・ ロボットモードでござるが、ビーストモードと同じく雌雄見分けにくいデザインで、女性だと言われなければ女性に見えないデザインでもあるのでござる。

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しかし・・・ 女性として見れば、足のデザインも爪先を細くした方を先にしているあたりとか、大きめの目なども見えなくもない、ドチラともに感じられる中性的なデザインでござる。

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さて、ビーストウォーズは元々、米国主体でTVアニメは製作された為に、男女平等の精神から、ビーストウォーズに女性が登場した訳でござるな。

しかし! 日本では、「女性型ロボットは売れない!」という、ジンクスが有り、ブラックウィドー(D-8、ブラックウィド、1500円)と違い、TVアニメでは中世的に描かれていたので、男性に変更されたのではないでござろうか?

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まさか・・・ 女性声優が確保できなかったからじゃないでござろうな? (笑)

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まあ・・・ それは、無い(?)でござろうが・・・ 男性と成った事は残念でござるな。

コレも中性的なデザイン故でござるな。 (涙)

まあ、その反対に商品を見て米国側が女性にした可能性もあるでござるが・・・

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商品はビーストモードと同じくサイバーブレードが開閉でき、尾羽部分に装備された武器を持ち変える事により、接近戦用クローや中距離用エア・ニードルガン(?)として使用できるようでござるが、TVアニメではエア・ニードルガン(?)は両腕に内蔵式で描かれていたでござる。

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まあ、TVアニメのエアラザーが、もっと女性的に描かれていたら日本でも、ブラックウィドーと同じく女性のままで販売されていたことでござろう。 (残念)

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ならば、日本設定では男性でも、脳内補完で女性にしてしまえば問題はないのでござるが・・・

一度、男性としてみてしまったので・・・ 男性も捨て難いのでござるよ。 (笑)

まあ・・・ 男ばかりのサイバトロン部隊に、女性一人だけで活動するのは、危険ゆえに男性として振舞っているという見解が一番いいのかもしれないでござる。

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そう・・・ タイガトロン(C-8、タイガトロン、1500円)とのラブロマンス(?)を考えた場合は、エアラザーは女性で有る方が好ましいのでござるが・・・

「だって、男同士のほうが萌えるじゃない!」

ちゅー腐女子的な発想で性別が変更されたであればイヤ~ンでござるな。

そう言えば・・・ 米国では「セーラームーン」のゾイサイトが女性に変更された理由は同性愛を誘発する為だと言われているでござるな。 

う~む・・・ やはり日本は腐っているのでござろうか?


お母さん嫌わないでね!

2008-09-25 03:47:53 | BW

ごきげんようでござる!

バンダイの昨今の玩具販売でござるが明らかにタカラトミーと異なっており、今の時代に合わせた上手な販売戦略と言えるでござる。

その1例が、「お母さん」でござるな。

いくら子供に気に入られる商品を作ったところで、過程のサイフを握る「お母さん」に気に入られなければ商品は売れないと言う事でござる。

その為に、某〇面ラ〇ダー・シリーズなどは、「お母さん」受けするイケメンヒーローを起用し、性格設定も男性が描く、汗臭く無駄に熱いヒーロー像などは、無視して「家事ができる」特技をもち、個人主義で戦い、他人の話は全く聞かず、話をややこしくする為に、子供の手本となるような昔ながらの孤高のヒーロ像から脱却し、時代に適したオシャレで普通なヒーローに仕上がっているのでござるな。

しかも、「お母さん」が嫌がる気持ち悪い怪人は商品化されず、敵も仮〇ラ〇ダーにしているから、安心というサービスぶりでござる。

旧来のファンからしてみらば、態々・・・仮〇ライ〇ーと名乗る必要性はない作品でも、商業主義的にみれば、仮〇ラ〇ダー・シリーズの魂を引き継いでいない作品であれ、仮〇ライ〇ーと名乗ってしまう訳でござるよ・・・

まあ・・・ 古い人間からしてみれば・・・ 「仮〇ラ〇ダーは死んだ!」でござるな・・・

しかし・・・ 今の子供にしてみれば、少々問題はあるが・・・新たな(平成)ヒーロー像なのでござろう。

まあ、内容は如何で有れ、売れている事はよいことでござるな。

魂まで売っちゃったとしても・・・

名前だけのシリーズは続いているのでござるから、何時か本来の魂を持ったラ〇ダーが復活するやもしれないでござる。 

・・・まあ、拙者は仮〇ラ〇ダー・シリーズから卒業してしまったでござるが。 (笑)

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ちゅー事で、今宵は「お母さん」から嫌われている率が高い、リアル昆虫系のトランスフォーマーである。1995年販売の「ビーストウォーズ」の、デストロン砂漠戦指揮官・スコルポス(D-2、スコルポス、2280円)の紹介でござる!

Photo_2 ビーストウォーズは、本来米国主体である為に、米国の子供(?)の趣向にあわせて製作されている為に、日本では不人気な昆虫が商品化されていたり、必要以上に大型商品で販売されているのも、日米文化の違いなのでござる。

特に、初期販売のサソリに変形するスコルポスや、ハチに変形するワスピータ(D-3、ワスピータ、1500円)とクモに変形するタランス(D-4、タランス、1500円)等は、サイバトロンの動物をシキャニングしたビースト戦士(C-5、ラットル、750円)よりも大きく、イメージは古典的SF映画(?)の定番である「放射能により巨大化した昆虫」であり、同じ放射能ネタであっても、日本だったら・・・ 爬虫類である「怪獣」に成る訳でござる。

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従って、トランスフォーマーにおけるタカラの販売戦略は、「お母さん」に媚びるちゅー行為は最初っから無いのでござるよ。 (笑)

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さてさて、本品はトランスフォーマーでは御馴染みのサソリなのでござるが、ビースト系としては初のサソリとなる商品でござるが、少々リアル差に欠ける造形でござる。

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サソリの頭部形状とか、尻尾、脚等は玩具的にアレンジされており、安全対策の為か、脚は短く一体形成で補強軸まで入っている点が少々不満でござるな。

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しかし、その分ギミック的には優れており、サソリの尻尾はレバー操作で毒針攻撃を再現するアクションギミックが仕込まれているのでござる。

尻尾のアクションギミックは、以後のサソリ系トランスフォーマーには何らかの形で搭載されるようになるでござる。

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そして、右のハサミ内にはミサイル(×2)が仕込まれており、ハサミを開く事によりスプリング式で発射されるでござる。

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左腕のハサミもスプリング式で射出し、射出されたハサミは、ハチ型のドローンである、サイバー・ビーに自動変形するのでござるが、コレがなかなか楽しいギミックでござる。

ライバル商品である、ホワイトクロー(C-2、ホワイトクロー、2280円)とは、ドローン射出ギミックを持つビースト戦士でござるが、セット販売(VS-2、北極の対決、4500円)されたにもかかわらず、TVアニメに登場したのは、スコルポスのみだという事実も米国らしい志向でござる。

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ロボットモードへの変形は簡易なれど、サソリの尻尾が、厄介なのでござる。

一応、頭の上に尻尾を上げた状態が基本のようで、毒針攻撃のアクションギミックも使用可能なのでござる。

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まあ・・・一応は、尻尾を後ろに垂らす事も可能でござるが、バランスが悪い事は変わらないでござる。

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しかし、TVアニメで御馴染みの「おらおらおらあ!」な顔をキッチリ再現している処がうれしいでござるが、本品にはTVアニメでは描写されていないビーストマスクによる別頭部があるのでござるが、コレも捨て難いデザインなのでござるな。

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なお、TVアニメでの設定は、メガトロン様(D-01、メガトロン、2980円)に忠実で、攻撃力も高いのでござるが、自分で物事を決められない性格で、部下としては重宝な存在でござるが・・・

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ビーストウォーズ・メタルスでは・・・

早々に・・・お亡くなりになったでござる。 (合唱)

惜しいキャラを亡くしたでござるな・・・

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さて、それは置いておくとして、商品はロボットモードとビーストモードでは左右の腕の位置が変わりポイズンミサイルは左手になるのでござるが、TVアニメではビーストモードと同じく右手に装着されているでござる。

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CGアニメの腕の位置は、間違いなのか試作品を参考にしたのか、ちと解らないでござるが、本品はロボットモードでは、肩にネジ穴が露出してしまうのでござる。

コレはビーストモードに重点を置いた結果だと思うのでござるが、分解すれば左右の腕を交換して取り付けられるので、CG版風に改造することも可能でござる。

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右腕の、サイバー・ビーは、ビーストモードでもロボットモードでも射出可能でござるが・・・

よ~く観察してみると、サイバー・ビーくらいの大きさのハチは存在するので、普通に転がっていたらビックリするかもしれないでござるな。

なるほど・・・ コレは「お母さん」には厳しいギミックかもしれないでござる。

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その為か、如何か解らないでござるが、本品は成型色変更でイベント販売(サンドストーム、日本未販売や、ダブルパンチ、ボトコン・ジャパンにて7800円にて販売)は、行なわれてもスコルポス(海外名、スコルポノック)として再販されていないような気がするのでござるが・・・?

う~む・・・ 考えすぎでござろうか?

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まあ・・・ この日本販売は、「お母さん」に媚びず、直接の販売対象である子供(?)にのみ向けられた商品展開なのでござろうな?

その辺の販売のヘタさが、タカラらしいでござるが、「媚びないコダワリ」ちゅーところはファンとし評価したいでござる。 (笑)

しかし・・・ そうも言っていられないのが現実でござるから、「お母さん」は大切にしないといけないでござるな。