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トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

サイボーグイヌ

2010-11-01 13:39:22 | BW・Ⅱ

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ごきげんようでござる!

11月1日は「ワン ワン ワン」で「犬の日」だそうでござる・・・

まったく日本人は語呂合わせ記念日が好きでござるな。

日本語が分からない外国人に語呂合わせ記念日を紹介する場合は如何するのでござろうか?

ちゅーか・・・ 外国にも語呂合わせな記念日が存在するのでござろうか? (笑)

まあ、トランスフォーマーにも犬に変形するビースト戦士(Kー9、日本未販売)がいるのでござるが、拙者は入手していないでござる。

今宵は1998年展開の「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズⅡ」より、サイボーグイヌに変形するデストロン・護衛隊長

マックスビー(D-24、マックスビー、2200円)の紹介でござる!

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本品は1996年販売のオオカミに変形するマキシマルズ(サイバトロン)ビースト戦士、ウルファング(C-9、ハウリンガー、1500円)の一部パーツを変更(別金型説有?)して1997年にジャーマンシェパードに変形するマキシマルス・ビースト戦士、K-9として販売された商品を更に新規製作パーツを大幅に交換した商品でござる。

結果的に使用しないパーツを含めて販売価格が上乗せされた凶悪な商品となったでござる! 流石は悪のデストロン商品でござる。 (笑)

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ビーストウォーズ・Ⅱのコンセプトはビースト戦士VSマシン兵士でござるから、デストロン側としては動物を超えた機械ちゅー事で、トランスメタルとは異なるサイボーグビーストなる商品を急造した訳でござる。

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普通サイボーグちゅーのは生体内部に機械を埋めこんだものなので見た目は普通の生物と変わらないデザインでござるが、商品上サイボーグである事を目立たせる為に機械を露出させ弱点を曝け出した左右非対称のデザインが採用されたようでござる。

タカラのサイボーグ商品と来ればクリアボディに透けて見える内部メカニックがお約束でござるが、改良商品でござるから仕方が無いでござろう。 (笑)

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なお、当初の企画案では捕獲したサイバトロンのビースト戦士達を強引に改造してデストロン兵士に仕立てたという案もあったそうでござるが、結果的にはデストロン・空爆兵、BB(D-13、スタースクリーム&BB、2500円)がギガストーム(D-22、ギガストーム、4980円)により落とされたアンゴルモアエネルギーの中で恨みと悪の心が作用して進化した姿(パワーアップ?)となった訳でござるが・・・ 随分と無理のある転生でござる。 (笑)

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まあ、確かに強引に改造したぽいデザインでござるが、流石にステルス爆撃機を進化(改造)したら何故にサイボーグイヌなのでござるかな?

しかも、「サイボーグイヌ」ちゅー表記も何だか間が抜けているでござる。

・・・せめて、サイボーグドックなら語呂がいいのでござるが・・・ 「サイボーグドック」って何処かで商標登録されているのでござろうか?

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まあしかし、劇中ではサイボーグイヌの姿のままで空を飛んでいたぶん、飛行能力を無くしてまでパワーアップしたスラストール(D-26、スラストール、2200円)よりかマシなのでござるかな?

なお、一説にはマックスビーはビーストモードではなく、サイボーグイヌ型爆撃機のヴィークルモードに変形するという強引な説もあるでござる。 (笑)

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ビーストモードでの商品ギミックは背中に装着された万能武器バックスラップよりミサイルを発射すると同時にクローが展開するアクションギミックを内蔵しているでござる。

ただし、右後足の向きによってはクローが展開できない欠陥があるでござるな!

流石は強引な後付け武器ギミックでござる。

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ロボットモードの変形は元となったハウリンガーの変形方式と同じでござるが胸部デザインなどはK-9のモノなので、本品はK-9改造と断言できるでござる!

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しかしまあ、ロボットモードは左右非対称でカッコイイとは言えないでござるが、拙者的には胸毛付きプロレスラー体系のシルエットがツボでござるな。 (笑)

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なお、サイボーグビーストの頭部造詣は怖い顔ばかりで凶暴さを表現しているでござるが、マックスビーの顔はBBと似ても似付かぬデザインなので同一人物とは思えないのが残念でござるよな!

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しかしまあ、マックスビーのキャラクター設定はBBと略同じでござるが、悪のアンゴルモアエネルギーの影響で更に凶暴性が増し、破壊行動を好む「歩く破壊マシーン」と成ったでござるが、ヘルスクリーム(D-23、ヘルスクリーム、2200円)への忠誠には変化が無いようでござる。

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能力値はパワー(9)、知力(4)スピード(7)、耐久力(9)、階級(5)、勇気(8)、火力(9)、テクニック(7)であり、あまりパワーアップしたような感じではないでござる。

そりゃあステルス爆撃機1機とサイボーグイヌ1匹じゃ戦力的に違いが有り過ぎるでござるよな。 (笑)

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しかしまあ、近接戦闘能力は上がったようで尻尾パーツはミサイルランチャーとして背中に収納された碇状のミサイルを打ち出す事が可能でござる。

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更に尻尾を逆に持ち帰れば打撃武器のハンマーになるでござる!

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万能武器のバックスラップは盾として保持するだけではなく、ミサイルも発射しクロー攻撃も行えるでござる。

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大型武器が好きな御仁には琴線に触れる商品でござるが、そこは大型武器を保持する玩具の宿命である武器重量の為に保持するポージングが限られてしまう事でござるな。

本品も両肩のボールジョイントが悲鳴を上げているのでポージングが辛いでござる。 (笑)

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いや~ホント、凶暴なキャラクターである事は商品からも読み取れる見事な造形でござるよな!

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なお、拙者的にはマックスビーの存在は・・・ 「俺のBBを返せ!」なのでござるが、商品はキライになれない魅力があるのでござるよ。 (笑)

嗚呼・・・ マツクスビーBBが別人だったらどんなに良かった事か・・・

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しかしまあ、マックスビーのネーミングはBBの進化型であるために語呂が似た名まえに改名されたようでござるが・・・ イヌにつける名前じゃないでござるよな! (笑)


クリアボディの対決

2010-08-06 19:36:20 | BW・Ⅱ

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ごきげんようでござる! クリアカラー仕様の限定販売商品の魅力は、通常版を上回る見た目の美しさにあり、通常版商品と並べてこそ美しさが引き立てられるものでござる。

今宵は、1998年に「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズⅡ」として販売された組み立て式キット商品、ビーストチェンジャーよりライオコンボイVSガルバトロン クリアボディセット 史上最大の対決(ビーストチェンジキット限定クリアボディセット、980円)の紹介でござる!

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本品は同年に販売されたビーストチェンジャー商品、ライオコンボイVSガルバトロン(ビーストチェンジキットVol.1 史上最大の対決、500円)の成型色変更商品でござるが、販売価格は倍近くなっているでござる。

う~む・・・ 一応、箱や説明書は専用のモノが用意されており、販売方法も通常店舗販売だったのでござるから限定版を演出するする上での販売価格でござろうか?

まあ、通常版の方は組み立てキットとはいえ2体で500円でござるから当時の物価価値でも安すぎた感じがある商品だったでござるからバランスをとったのでござるかな? (笑)

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先ずはライオコンボイ・クリアボディでござる。

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本品はクリアブルーで成型された軟質パーツのボディをコアにプラスチック製の手足のパーツを組み替えて変形させる接着剤不要の設計で、商品は未塗装状態で付属のシールを貼り付けただけでござる。

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本品は部品数削減の為に、首と腰は一体化されているので動かない欠点はつらいでござるが、ライオンンの尻尾や武器は取り外して組み替えればポージングの幅が広がるでござる。

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なお、本品は今回の撮影の為に組み立ててみたでござるが、やはりクリアボディは美しいでござるな。

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さあ、ロボットモードでは余剰パーツとなっていたライオンの前足と両腕を取り替えて組み換え変形させたビーストモードの白いライオンならぬ透明なライオンでござる。 (笑)

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うむ、ディフォルメされたデザインとクリアパーツで中身が透ける造形は、不気味ながら神秘的な美しさがあるでござるよな。

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本品には特殊な設定が付加されていないでござるが、パッケージには「クリアボディにパワーアップ!」と描かれているので何らかのパワーアップ形態かもしれないでござるな?

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なお、拙者は資料性重視の無改造派なので、手を加えていないでござるが、サイバトロンのマークくらいは銀色で塗装する方が見栄えが好くなるでござろうな。

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続いてはガルバトロン・クリアボディでござる!

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本品もビーストチェンジキット版ガルバトロンの成型色変更品のクリア仕様でござるが、配色はライオコンボイ・クリアボディと同じ3色で成型されているでござる。

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故にガルバトロン(D-16、ガルバトロン、2980円)のディフォルメ商品でござるが、やや配色によるイメージが異なるのが残念でござる。

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しかし、本品はライオコンボイ・クリアボディ以上に部品数も多く可動箇所も多いのでござるが、首が動かせないのが辛いでござるが、敵役商品は主人公側商品以上に魅力的に仕上げるタカラの精神が活かされているでござる。

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そう! パーツを大幅に組み替えて変形させたドリルタンク型のヴィークルモードでござる。

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ただ残念なのは、ガルバトロンの頭部やガルバアックスが余剰パーツに成ってしまう事でござるよな。 (笑)

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ドリルやキャタピラ造形にも問題はあるでござるが、そこはディフォルメ玩具ゆえの宿命でござるな。

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本品もライオコンボイと同じく胴体部分のクリアブルーのパーツは軟質素材で成型されているでござる。

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そして、最強のドラゴンモードに組み替え変形が可能でござるよな。

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玩具版ガルバトロンと同じように3段変形できる設計は凄いと思うでござるが、ドラゴンの頭部を別パーツにしているので興ざめ感が隠せないでござるよな・・・

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しかしまあ、本品は食玩の拡大商品と考えれば全く問題は無くなるでござる。

そう! 2体で500円なら儲けものでござるが、2体980円に成ってしまうと工夫が欲しいと思うのでござるよな。 (笑)

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う~む・・・ 限定販売品の場合は生産数も少なくなるので少々販売価格は上乗せされる場合も多いのでござるが、本品の場合は少々高いと思うのでござるよな。 (笑)

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まあ、販売価格は限定商品ゆえのプレミアでござるから拙者も納得済みでござる。

が、拙者的に本品購入時に大きな過ちを犯しているのでござる!

そう・・・ コレクターとしては初歩的なミス

「限定版を買って通常版を買い忘れる!」

でござる・・・ 

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そう、拙者はビーストチェンジキットVol.1 史上最大の対決は未入手なのでござるよ。

う~む・・・ 限定版は比較対象である通常版が有ってこそ、真価を高めるモノであり史料価値でいえば単品の場合、通常販売品の方が高いのでござるよな。

もし、通常版と限定版が同じように2個あった場合で、どちらか1個しか購入できない場合であれば、後から通常版を購入できる環境にある場合じゃないかぎり、優先して通常版を購入するのがコンプリート目的のコレクターなのでござるよな。

そう、基本なくして限定版は無く、限定版を買い損ねても諦めがつくが、通常版だと諦めきれない複雑なコレクター心理なのでござる! (笑)


怒りの第三形態!

2010-07-26 23:44:08 | BW・Ⅱ

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ごきげんようでござる!

「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズⅡ」は、日本でのビーストウォーズ人気が高まり、米国での新シリーズ展開期間までの穴埋めとして急遽製作された日本オリジナルのシリーズは玩具の大部分は日本未販売のビーストウォーズやマシンウォーズ及びG2商品などなどで構成されており、完全新作であるライオコンボイ(C-16、ライオコンボイ、2980円)などはアニメ放送開始に間に合わず、アニメ本編での当初のは行方不明などという楽屋落ち的なストーリーだったでござる。 (笑)

そこで今宵は、ライオコンボイ総司令官(サイバトロン宇宙警備隊・部隊指揮官)の不在をサポートした副指令のアパッチ(C-12、アパッチ、2280円)の紹介でござる!

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本品は1998年に「ビーストウォーズⅡ」商品として単品販売とメガストーム(D-12、メガストーム、2980円)との対決セット(VS-12、大砲の対決、5200円)の2種が販売されたでござるが、商品自体は1997年に海外で販売されたバムームをそのまま箱と名前及び玩具設定を変更して販売された商品でござる。

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本品は前シリーズの司令官コンボイ(C-1、コンボイ、2980円)がウルトラサイズで販売されたゴリラである為か同じ類人猿であるマンドリルもリーダーに近いメガサイズで販売されたでござる。

う~む・・・ マンドリルがメガサイズでバッファロー(C-13、ビッグホーン、1500円)がデラックスサイズなのは納得がいかないでござるが、商品サイズは人気に比例していたりするので、日本での人気動物が海外でも人気という訳でもない文化の違い実感させられる商品でござる。 (笑)

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しかも、マンドリルのイメージも異なるようで、海外設定ではゲリラ戦スペシャリストでマクシマルズ(日本名、サイバトロン)屈指の荒くれモノで密林では敵なしのようでござるが、日本設定だと普段は冷静沈着な重鎮でござるが、キレると牙をむくエキセントリックな性格で酒癖(オイル癖)の悪い親父キャラなのでござるよな。

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商品も日本人がサルに懐くユーモラスナイメージよりも凶暴なイメージで設計されており、マンドリルの右耳を押すと下あごが開き目をむく、かなり怖いギミックを内蔵しており、更に背中のレバー操作で口内の大砲(アパッチバズーカ)が迫出しミサイルを発射する強烈な玩具なのでござるよな。

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しかも、ビーストウォーズ商品では珍しく予備ミサイルも付属し、口内に2本収納が可能なのでござるが・・・

誤飲防止の為に長いミサイルを搭載せねばいけない安全対策のはずが、マンドリルの口内にミサイルと武器を収納するブラックユーモアーは流石というか皮肉が利きすぎているでござる。 (笑)

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う~む・・・ 日本人向けでマンドリルを設計していたらメガサイズにも成らなかったでござろうな?

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さてさてロボットモードのデザインは同じ類人猿のコンボイとの差別化もあり、身軽そうな体系と胸部のミサイルボット(アパッチランチャー)や背中に背負った武器・ミサイルなどの造形はゲリラ戦スペシャリストの役職にふさわしく、数あるビースト戦士のなかでもモヒカンでたるんだシワ顔は怖い部類の悪人顔でござる。

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まあ、日本側はアパッチの顔を頑固親父と捉えたようでござるが、日本名のアパッチは何だかアパッチ族を侮蔑したような感じでござるが・・・ 捉え方の違いでござろうな?

しかしまあ、海外名のバムームもヒヒ(Baboon)と砲声(Boom)の合成語らしいでござるからヒネリがないでござるかな?

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さて、日本設定でのアパッチは、その昔、訓練時代にライオコンボイに助けられた事があり、以来ライオコンボイへの忠誠心は揺ぎ無いものとなったそうでござるが・・・ この二人って同期なのでござろうか?

明らかにアパッチの方が老けているのでござるが・・・ 当時は立場が逆だったとか?

う~む・・・ 考えれば面白い人間関係になるのが「ビーストウォーズⅡ」の魅力でござるな。

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まあ、接近格闘戦を主体とするライオコンボイを強力な火器で援護アパッチは良いパートナーであり、まったくのイエスマンではなく自分の意見も主張する良い関係のようでござる。

「ビーストウォーズⅡ」がヤオイ好きのお姉ちゃんに人気が高かったのも納得できるでござる。 (笑)

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ロボットモードでの商品ギミックは背中に収納されたアパッチバズーカにミサイルをセットして発射させる他にはアパッチランチャーに収納された砲身を引き出すことが可能でござる。

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なお、アパッチバズーカは口内収納式でござるから、面白みのないデザインでござるが、持ち方を逆にすればトンファーぽくなるでござる。

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しかし、残念ながら商品はクセのある開き手でござるから逆手に保持できないのでござるよな。 (残念)

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更にアパッチにはメガサイズ商品に採用された第3形態のアタックモードが組み込まれており、日本版アニメでは隠し必殺技として披露したのが印象深いでござる。

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そう! アパッチの怒りいが頂点に達した時!

本人すら知らない封印が解かれる!

それが、究極の砲撃形態!

アングリーファイヤーでござる!

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アパッチも持つ火力武器すべてを集中させる真のアタックモードでござるが・・・

そのデザインは内側から崩壊した物体Xでグロいとしかいえないでござるよな。 (笑)

なお、説明書の変形順はビーストモード→アタックモード→ロボットモードの順で変形レベルも難しい方に分類いされるでござる。

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設定では、アタックモード展開中はアパッチの記憶が全くないそうで、アパッチ自身も自分の意識で故意に変形できないそうでござる。

はた迷惑な必殺技でござるが、早々簡単に必殺技を連発されても有り難味がないので拙者的には賛成でござるな。

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なお、商品のアタックモードでは専用の頭部が造形されているでござるが、ミュータントヘッド(ビーストマスク)に相応する進化したギミック(?)らしいでござる。

まあ、設定上ライオコンボイ部隊最強の火力を有したことで、戦車であるメガストームとはライバル関係の商品と成ったのは恐ろしい偶然でござる。

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そう、「ビーストウォーズⅡ」商品は別シリーズの玩具を組み合わせて急増したシリーズながら、人間関係や商品のライバル関係など考え抜いて組み立てられている侮りがたいシリーズでござる。

まあ、アニメ本編の完成度は抜きにしてもDVDかBlu-rayでBOX化してもらいたいでござるよな。


とある科学の超打蜂砲

2009-12-27 13:54:31 | BW・Ⅱ

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ごきげんようでござる!

1998年展開の「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズⅡ」は、ビーストウォーズ人気の為、急遽日本で展開された日本オリジナルのビーストウォーズでござるが、スタート時は商品が間に合わず、日本未販売の「ビーストウォーズ」や「マシンウォーズ」および「G2」商品等で構成されており、シリーズ中盤になりデストロン側はパワーアップとしてサイボーグビースト商品が販売されたでござる。

今宵はサイボーグ・ハチに変形するデストロン航空隊長!

ダージガン(D-25、ダージカン、2200円)の紹介でござる!

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ダージガンは設定上、ラファールジェット機に変形するデストロン航空士官、ダージ(D-14、ダージ、750円)がギガストーム(D-22、ギガストーム、4980円)により、悪のアンゴルモアエネルギーを注入されてパワーアップした姿なのでござるが・・・ ジェット戦闘機から蜂では、まったく面影がなく説得力がないのでござるよな。 (笑)

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まあ、青い体色と蛍光ピンクの目がダージぽいのでござるがデザインは全く異なるでござる。

強いて言えば商品サイズが大型化したことでパワーアップしたと見るべきでござろうな?

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商品は左右非対称のメカニックが露出したサイボーグ表現(?)の蜂でござるが、本品は前年に販売されたデストロン空中攻撃兵、ワスピーター(D-3、ワスピーター、1500円)の金型を流用し、新規製作のサイボーグパーツと交換した商品なのでござる。

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まあ、しかし交換パーツが多い為、販売価格が1500円から2200円に跳ね上がっており、正直レギュラーサイズ商品並の交換パーツを組み替える為に、元のパーツを大部分無駄にした勿体無い商品なのでござるよな。 ・・・捨てたパーツもコンパチで付属して欲しかったと思う拙者も貧乏性でござるよな。 (笑)

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なお、商品コンセプトはメタルス化による絶版商品の流用で、ビースト戦士とメタルス戦士の中間であるヒューザー戦士(?)でサイボーグビーストだそうでござる?

まあ、後に機械とビーストの融合はトランスメタル2のカテゴリーに受け継がれるので、プロトタイプとも呼べる商品で、当初は捕獲されたビースト戦士が洗脳・改造された姿としての企画もあったそうでござる?

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しかしまあ、サイボーグ表現で機械を露出させるのは、ムリヤリ感とか分かりやすいデザインでござるが、コードとかの極端に弱点になりやすそうなモノを露出させるのは実用性が乏しいでござるよな。 (笑)

まあ、見えなきゃ普通のビースト戦士と変わらないわけでござるが・・・

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で、商品ギミックは背中に折りたたまれたキャノン砲((ニードルランチャー)を展開させて、翼の下に収納されたミサイルを発射するでござる。

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因みにミサイルは槍状のデザインなのでござるが、安全対策で先端部が丸められており、何だか分からないデザインでござる。

なお、ミサイルはオシリに収納されているニードルショットと共用でござる。

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設定では、ニードルランチャーは敵のコンピューターを狂わすコンピューターウィルスを発射する武器で、羽よりはブラストリーダーと呼ばれる超音波攻撃を行うようでござる。

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ロボットモードへの変形工程はワスピーターと大差なく、ミュータントヘッドは廃止された代わりの新造形頭部は左右非対称の凶悪なデザインでござる。

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本品のと黒のパーツは元々の部品でござるが、銀色スモークグレーの部品は新造パーツでござる。

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特長ある羽と廃部のキャノン砲のおかげで全く別物の様な印象でござる。

まあ、コレはコレで良いのでござるが・・・

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元のダージの顔には全くにていないのでござるよな。 (笑)

おそらく、本品もダージとして設計されたものではない流用品なのでござろう。 (うん!)

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まあ、何事も設定さえ付けてしまえば、それっぽくなる理論でござるから、ダージガンダージより悪のアンゴルモアエネルギーにより全てがパワーアップした姿となったので、航空士官から航空隊長にランクアップしていたりするでござる!

・・・しかし、部下が誰一人いないので事実上は只の航空兵でござる。 (笑)

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なお、手持ち武器のニードルショットは連射性に優れており、敵を痺れさせるなどの攻撃が可能でござる。

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ダージガンのアタックモードは背中のニードルランチャーを展開させて砲台(?)となるのでござるが・・・

何だか一気に雑魚ぽっなるのでござるよな。

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まあ、拙者は好きなデザインでござるが。 (笑)

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因みに、本品は意外と遊べる設計であり、説明書にはない第4の変形パーンぽいアナザーフォーム風の変形も可能なのでござるよな。

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まるで物質転送マシンの実験で蜂と合成されてしまった科学者ぽい姿になるのでござるよな。 (笑)

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まあ、使い道はないのでござるが、なんとなく拙者的には好きなオレ変形なのでござるよ!

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拙者的にはダージのパワーアップ版としての説得力が無いが意外と遊べる商品でお気に入りなのでござるが、、本品は製造コストが悪い為か、再販や成型色変更品は販売されていないのでござるよな。

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まあしかし、一言言える事は・・・

最初から新規で金型を起こす方が安上がりだったのではないでござるかな?

商品流用の実験としては評価したい一品でござる。 (笑)


昆虫忍者

2009-11-03 23:35:09 | BW・Ⅱ

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ごきげんようでござる!

前回に続き今宵も「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズⅡ」ネタで、カマキリに変形するインセクトロン・忍者、マンティス(C-20、マンティス、1500円)の紹介でござる!

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本品は1998年国内展開の「ビーストウォーズⅡ」サイバトロン側商品として、単品販売とデストロン突撃親衛隊、オートランチャー(D-20、オートランチャー、1500円)との対決セット(VS-20、円盤の対決、2980円)の2種が販売されたでござるが、ドチラも箱以外の仕様変更はない商品でござる。

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なお、商品自体は1997年に海外で販売された「BEAST WARS」版プレダコンズ(デストロン)奇襲攻撃スペシャリスト、マンテラー(日本未販売)の成型色の一部(触角、羽、後脚、円盤)の色合いを変更し、シークレットエンブレムをマキシマルズ(サイバトロン)に変更した商品でござる。

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一見、マンテラーマンティスは見分けが付きにくく、シークレットエンブレムで見分ける事が相応しい商品だったりするでござる。 (笑)

なお、本品のビーストモードのカマキリの前肢の肩部位置は説明書ではロボットモードと同じ位置である為に、肩幅が広くなっているのでござるよな?

故に、説明書に従っておらず、パッケージ写真を参考にしているでござる。

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さて、マンティスを含むビーストウォーズⅡ版インセクトロン部隊は、デストロンにも所属していた傭兵で、戦場を転々とした末に安住の地である惑星ガイアに辿り着いたわけでござるが、ふたたび戦闘に巻き込まれてサイバトロンの協力者になった訳でござる。

ビースト戦士VSマシン軍団の図式を再現する為の方便でござるよな。 (笑)

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なお、商品ギミックはカマキリの口が開く他に、両腕の鎌に収納された円盤型手裏剣を押し出し式で発射するのでござるが・・・

実在のカマキリを模したギミックじゃないのでござるよな。 (笑)

う~む・・・ 如何にしてディスク発射ギミック搭載は決められたのでござろうか?

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しかし・・・

商品サイズは実物のカマキリより少々大きいサイズ・・・ 否! コレくらいの大きさは実在するかもしれない大きさであり、無駄にリアルなのでござるよな。

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そう! カマキリ自体の体型や習性は、他にもイロイロ奇異なデザインの昆虫は存在するものの、飛びぬけ怖いイメージーが強く・・・ 多くの作品に人間と敵対する宇宙生物(カマキリ型宇宙人)などのモデルとして登場しているのでござるよな。 (笑)

故に拙者も、大型のカマキリは怖い(嫌い)ので、拙者の愛猫が捕まえて持ってくるカマキリは素手で触る事ができないでござる・・・ (年に数回ある!)

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ロボットモードの変形は、凝っているのでござるが、ビーストモードと差ほど変わらないイメージでござる。

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ちゅーか・・・

正義のサイバトロンには絶対に見えないデザインでござる!

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そう! 役職は忍者でござるが、忍者と呼ぶよりは暗殺者(アサシン)でござるよな。

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確かに蜘蛛(D-4、タランス、1500円)の場合は忍者兵のイメージがあるでござるが、拙者的にはカマキリの場合は忍者のイメージが無いのでござるよな。

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まあ、細身で身軽そうなイメージと手裏剣を思わせるディスク発射ギミックが忍者とダブったのでござろうな。

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なお、マンティスの商品設定では「単独行動の多いインセクトロンの中でも、特にクールな侍」と記されているでござるが、忍者なのでござるよな?

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しかも、縄張り意識が強く、眠りを妨げるものを許さない性格らしいでござるが、TVアニメでは、寝起きが悪く自己中心的なイメージだったでござるよな。 (笑)

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両腕の鎌は斬鉄剣カマキリマルで、円月殺法で相手の目を撹乱し、「一撃必殺!円空烈斬」でトドメを刺すようでござる。

なお、円盤型手裏剣はテレパシーにより自在に操る事が可能だそうでござる。

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奇しくも、販売時期や商品コンセプトの異なるオートランチャーが、同じディスク発射ギミックを有している為にライバル関係になるのでござるよな。

まあ、トランスフォーマーでは忍者の役職は珍しくもないでござるが・・・

マンティスの場合は、正義の忍者には見えないでござる。 (笑)