ごきげんようでござる!
トランスフォーマーに限らず多段変形は、変形する事により性質を変え各種地形での適応性を高める理想的な変形ロボなのでござるが、万能型非変型ロボから見れば無駄の多い存在でござる。
しかし、ソレを言ってしまえば変形ロボット玩具の存在感が無くなってしまうので玩具的なハッタリでも多段変形は変形ロボット玩具の華でござる!
ちゅー事で今宵は2008年販売の「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」版、デストロン・補給兵、オクトーン(D-05、デストロンオクトーン、2310円)の紹介でござる!
本品は海外では「TRANS FORMERS UNIVERSE」商品として販売され、日本版は一部成型色の変更とメッキ処理を追加した商品であり、商品名のデストロンオクトーンは、商標権がらみでの変更と思われるでござるが、1986年販売の初代、オクトーン(D-72、オクトーン、2200円)の完全リメイクデザインによる商品でござる。
なお、デストロン側商品では本品より表面のパッケージ写真がイラストに変更されているでござる。
拙者的には嘘の無い写真よりも、イメージを重視したイラストの方が好きなので、パッケージの仕様変更は賛成だったりするでござる。 (笑)
さて、変形×2版オクトーンのヴィークルモードはジャンボジェットよりガンシップに改められたのでござるが・・・
プロペラ機は良いとしても、なんだか翼が短くて心配な造形なのでござるよな。 (笑)
う~む・・・ パッケージサイズに収める為に翼を短く設計したのでござろうか?
それとも・・・ 変形機能上、ジェットエンジンが邪魔になったのでござろうか?
まあ、それは置いておくとして問題は、ガンシップちゅーヴィークルモードなのでござるよな。
ガンシップとは兵員・物資の輸送やら、銃火器により対地攻撃を行う軍用航空機なのでござるが、確かにデストロン側のモチーフとしてはジャンボジェットよりも似合うのでござるが、機体のカラーリングが軍用機ぽくないので、違和感バリバリな商品なのでござるよな。 (笑)
しかし・・・ グレーやオリーブドラブの様な迷彩を施した軍用色ではオクトーンぽくなくなるので仕方が無い事でござるかな?
しかし・・・ 拙者的にはプロペラ機は珍しく、ガンシップでも良いのでござるが、ガンシップらしい翼下に装着された武器が火炎放射器ちゅー設定は何とかならなかったのでござろうか?
2連装×2の火炎放射器って、射程距離が短いので航空機不向きなうえに、低空飛行でもしないかぎりは攻撃力は期待できないのでござるよな。 (笑)
まあ、絵的には面白そうでござるが・・・
「いくぜ!トリプルチェンジ!」
ちゅー事で変形でござる!
初代オクトーンと同じく、タンクローリーにトリプルチェンジが可能なのでござるが・・・
何ともSFチックなデザインであり、一般的なタンクローリーには見えないでござる。
まあ・・・ 多段変形ロボの宿命で、何かは強引なデザインになるのでござるよな。 (笑)
取り敢えずは、火炎放射器は側面部に取り付けられるので、走行中の攻撃ならば威力を発揮しそうでござるな。
なお、日本販売品(変形×2版)では、タイヤの成型色が変更されてしまったので残念でござる。
拙者的には黒いタイヤが好みなのでござるが、何故に変更されたのでござろうか?
さあ! ロボットモードに変形でござる!
うむ、変形は初代オクトーンとは異なるものの、随所にリスペクトされたであろう箇所があり、ニヤリとさせられるでござるよな。
ロボットモードのデザインも旧玩具とTVアニメ(TF・2010)のイメージを上手く融合させているのでござるよな。
基本設定は初代オクトーンの設定を引き継いでいるでござる。
欲深く残忍で凶暴な兵士であるが、いまのところデストロン軍団を乗っ取るような野心は無いでござるな。 (?)
武器パーツは二丁の火炎放射器を組み合わせた武器であり、シールドを構える事により余剰パーツを無くす設計でござる。
しかも、シールドはトラバサミの様に開くツインブレードシールドであり、攻防共に使用できる武器でござるな。
まあ、ツインブレードと呼ぶには使い辛そうなデザインなので、トラバサミが有効な使い方でござろうな?
因みに、火炎放射器は両手に保持する事も可能であり、脚部に装着する事も可能でござる。
拙者的には火炎放射器を合体させて使用するよりも、一丁ずつ保持するほうが好みでござるよな。
なお、オクトーンは、トリプリチェンジでサイバトロンを翻弄し、仲間が燃料不足で動けず苦しんでいる姿を見るのが趣味という最悪な性格でござるが・・・
初代オクトーンの設定を受け継いでいるのであれば、カワイコちゃんのビデオ鑑賞ちゅー趣味も引き継いでいたりすると思うので、リメイク設定であるならばDVD観賞になるのでござるよな?
まあ、詳しくは解らないでござるが、現在連載中のコミックでのオクトーンの活躍に期待したいでござる。