7月22日、晴天。6:00頂上山荘出発、6:30木曽駒頂上着。雲海の上に南アルプスの山々、富士山がくっきりと見える。
山頂からは360度の展望。御嶽山、乗鞍岳、穂高、槍ヶ岳がいずれも雲海の上に少し頭をのぞかせている。
雲海の上の八ヶ岳 木曽駒頂上から御岳、乗鞍が見える
眺望を楽しんだあと馬の背を将棊頭山に向かうが、余りにも景色が良く、足元に咲く花々も多く予定時間がオーバーしそうになった。8:15八合目分岐通過、8:45遭難記念碑着、ここで少し小休止、温かなコーヒーを飲みながら遭難した方々の事、その時代の事などに思いをはせ9:10出発、9:17将棊頭山通過、9:47分水嶺着。
ナナカマドの花越しに見る宝剣岳 越してきた稜線
10:50西駒山荘南に咲くコマクサを見たあと、8合目分岐に向かう。チングルマ、アオノツガザクラ、シャクナゲ、ミネズオウ、ミツバオウレン、など可憐な花に目を奪われつつも11:20分岐を通過し途中で昼食をとり濃が池に向かう。中央アルプス唯一の氷河湖といわれる濃が池は雪解け水をたたえ、周りにはクロユリ、シナノキンバイなどの花が咲いておりました。
いくつかの雪渓をトラバースし、短い梯子場を上り13:17駒飼の池に到着。
駒飼の池周辺にも残雪が多く吹く風も爽やかで、何時までもとどまっていたいとの思いを振り切り、お花畑に目をやりながら14:00宝剣山荘前到着。
千畳敷カールから木曽駒が岳のメインルートを少し外れただけで静かな山歩きが楽しめました。(8時間の山歩き中出遭ったのは4人)晴天にも恵まれ素晴らしい山歩きが出来た事を感謝します。今回は女性2名だけの登山だったので、事前にインターネット等で雪解けが遅く雪渓があることなどを入念に下調べをしておいてよかったと思いました。
今夜はホテル千畳敷でゆっくり、のんびり汗を流し冷えたビールで乾杯
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます